□投稿者/ うましか -(2025/10/27(Mon) 23:57:42)
| 2025/11/04(Tue) 01:35:16 編集(投稿者)
T 超越論的原理論 第二部門 超越論的論理学 第一部 超越論的分析論 第一篇 概念の分析論 第一章 全ての純粋悟性概念を発見する手引きについて 〔済〕 第二章 純粋悟性概念の演繹について 第一節 (第十三項) 超越論的演繹一般の諸原理について 〔済〕 第十四項 カテゴリーの超越論的演繹への移り行き 〔済〕
第二節 経験の可能性のためのア・プリオリな諸根拠について【初版】
◆ 2. 構想における再生産の綜合について〔2. Von der Synthesis der Reproduktion in der Einbildung〕
◆ 次のことが或る単純で経験的な法則に従うことは確かである。すなわち、しばしば継起し〔gefolgt〕、または随伴してきた〔begleitet haben〕諸表象が、最後には互いに連合し合い〔vergesellschaften〕、このことによって連結し合う〔Verknuepfung〕に至り、このような連結の後に、その対象の存在がなくても、これらの諸表象の一つが、心の他の表象へ移行することを、或る恒常不変の規則〔einer bestaendigen Regel〕に従って引き起こすのである。 しかしこうした再生産の法則〔Gesetz der Reproduktion〕が前提しているのは、諸現象自身が実際にそうした規則に従っているということ、また、それらの諸現象の表象の多様なものにおいては、或る種の規則に適った随伴乃至は継起〔Begleitung, oder Folge〕が起こるということである。 というのも、こうしたことが無ければ、私たちの経験的な構想力〔unsere empirische Einbildungskraft〕は、何か己の能力に適ったことを決して為すことができず、それ故、死んだ、私たち自身に未知の能力のように、心の内部に隠されたままでいるに違いないからである。 辰砂〔Zinnober〕が、ときには赤くときには黒く、ときには軽くときには重く、人間が、ときにはこの動物の姿に、ときにはあの動物の姿に変化したり、夏至になって土地が、ときには作物で、ときには氷雪でおおわれたりすれば、私の経験的な構想力〔meine empirische Einbildungskraft〕は、赤い色を表象する際に重い辰砂を思い浮かべる機会を決して持ち得ないだろう。 また、或る言葉が、ときにはこの物に、ときにはあの物に与えられたり、さらにまた、同一のものが、あれこれ名づけ変えられて、そこに、諸現象が既に自ずから従っている或る規則が支配していないとすれば、再生産〔der Reproduktion〕のいかなる経験的な綜合〔empirische Synthesis〕も起り得ないだろう。
―― No.44186 の続き ---
◇ それ故、諸現象のこの再生産そのものを可能にする或るものがなければならない。すなわち、それは、この或るものがそれらの諸現象の必然的な綜合的統一のア・プリオリな根拠であることによって可能にするものでなければならない。
◇ しかし人は、諸現象は諸物自体ではなく私たちの諸表象の単なる戯れであって、これらの諸表象が結局は内的感官の諸規定に帰着するということを省察するや否や、直ちにその或るものに気づくのである。
◇ ところで、私たちが、私たちのア・プリオリで最も純粋な直観でさえ、それが、再生産の一貫した綜合を可能にするような、多様なもののそうした結合を含まなければ、いかなる認識も与えないということを立証できるならば、構想力のこの綜合も全ての経験に先立ちア・プリオリな諸原理に根拠付けられていることになり、だから構想力の純粋な超越論的綜合が想定されなければならないが、この綜合は、全ての経験の可能性(これは諸現象の再生産を必然的に前提とする)の根底にあるものである。
† 原佑訳上巻、p.263〜p.264参照。 原典はMeiner,p.211 † その他、以下を参照。中山元 訳2, p.192〜p.193、石川文康 訳 上巻, p.161、宇都宮監訳 上巻p.168 †≠ナ囲まれた言葉は、カントが『純粋理性批判』文中で強調したものです。 † 翻訳はしますが、◇〜は私が便宜上用いた区分けであり文章は原文・訳文の通りではありません。 † 文中〔〕内は私による挿入、*1、*2〜や、※1、※2〜は私の覚書とします。これらは後に訂正、削除、修正等することがあります。 † ◆〜は原典における段落とします。
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XI−10 No.44534 XI−7 No.43813、XI−8 No.43877、XI−9 No.44186 XI−4 No.41315、XI−5 No.43407、XI−6 No.43622 XI−1 No.40347、XI−2 No.40360、XI−3 No.40741 ]−7 No.40294、]−8 No.40300 ]−4 No.40101、]−5 No.40235、]−6 No.40240 ]−1 No.39171、]−2 No.39245、]−3 No.39943 \−13 No.38896 \−10 No.38144、\−11 No.38253、\−12 No.38689 \−7 No.37244、\−8 No.37409、\−9 No.37955 \−4 No.36646、\−5 No.36657、\−6 No.36908 \−1 No.36429、\−2 No.36501、\−3 No.36600 [−4 No.36127、[−5 No.36266 [−1 No.35606、[−2 No.36085、[−3 No.36113 Z−4 No.34874、Z−5 No.34919、Z−6 No.35259 Z−1 No.33825、Z−2 No.33829、Z−3 No.34795 Y−10 No.33776 Y−7 No.33016、Y−8 No.33658、Y−9 No.33668 Y−4 No.32398、Y−5 No.32507、Y−6 No.32849 Y−1 No.31693、Y−2 No.32053、Y−3 No.32302 X−4 No.30943、X−5 No.31146、X−6 No.31639 X−1 No.30542、X−2 No.30550、X−3 No.30874 W−1 No.30139、W−2 No.30154、W−3 No.30529 V−1 No.29992、V−2 No.30063 U−1 No.29963 T−1 No.29833、T−2 No.29850
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第一部 No.29833,29850 第一篇 No.29963 第一章 No.29992,30063 第一節 No.30139,30154,30529 第二節 No.30542,30550,30874,30943,31146,31639 第三節No.31693,32053,32302,32398,32507,32849, No.33016,33658,33668,33776,33825,33829,34795, No.34874,34919,35259,35606,36085,36113,36127,36266 第二章 第一節 No.36429,36501,36600,36646,36657,36908,37244, No.37409,37955,38144,38253,38689,38896,39171,39245, No.39943,40101,40235,40240,40294,40300 第二節 No.40347,40360,40741,41315,43407,43622,43813, No.43877,44186,44534
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