□投稿者/ うましか -(2024/08/03(Sat) 18:08:50)
| 2024/08/03(Sat) 18:09:35 編集(投稿者)
pipitさん、こんばんはー
>うましかさん、暑い日が続きますが、どうぞご自愛くださいますように。
ありがとうございます(´;ω;`)ウッ…
pipitさんも、くれぐれもお身体に気をつけてください!
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T 超越論的原理論 第二部門 超越論的論理学 第一部 超越論的分析論 第一篇 概念の分析論 第一章 全ての純粋悟性概念を発見する手引きについて 〔済〕 第二章 純粋悟性概念の演繹について
第一節 (第十三項) 超越論的演繹一般の諸原理について
◆私たちは、先に空間・時間の概念ではいかにしてこれらの概念がア・プリオリな認識であるにもかかわらず、諸対象と必然的に連関せざるを得ないのかを、また諸対象の綜合的認識を全ての経験に依存せずに可能ならしめるのかを、大して苦労せずに明らかにすることができた。 何故なら、感性のそうした純粋形式を介してのみ、私たちには対象が現象し得るので 換言すれば、対象は経験的直観の客観となり得るので、空間と時間は純粋直観であって、この純粋直観は現象としての諸対象の可能性のア・プリオリな条件を含み、だからこの純粋直観における綜合は客観的妥当性を持っているからである。
―― No.37955の続き ---
◇ これに反して悟性のカテゴリーは、諸対象がそのもとで直観において与えられる諸条件を私たちには全く示さない。従ってもちろん諸対象は私たちに現象することはできるが、それらの諸対象が悟性の機能〔Funktionen des Verstandes〕と必然的に連関しなければならないということはなく、それ故悟性は諸対象のア・プリオリな諸条件を含んでいるということもない。
◇だからここでは、私たちが感性の分野においては直面しなかった困難、即ち、いかにして思考の主観的な諸条件〔subjektive Bedingungen des Denkens〕≠ェ客観的妥当性〔objeltive Gueltigkeit〕≠持つのか、換言すれば、〔いかにして、思考の主観的な諸条件が〕諸対象の全ての認識の可能性の諸条件となるのかという困難が示されている
◇何故なら、悟性の機能無しでも諸現象が直観において与えられ得るということは言うまでもないからである。
◇ 例えば、原因という概念を取り上げてみよう。原因という概念は、或る特殊な種類の綜合を意味するが、それは或るものAに、これとは全く異なったものBが或る規則に従って定立されるからである。
† 原佑訳上巻、p.240〜p.241参照。 原典はMeiner, p.169 † その他、以下を参照。中山元 訳2,p.100〜p.101、石川文康 訳 上巻, p.149〜p.150 †≠ナ囲まれた言葉は、カントが『純粋理性批判』文中で強調したものです。 † 翻訳はしますが、◇〜は私が便宜上用いた区分けであり文章は原文・訳文の通りではありません。 † 文中〔〕内は私による挿入、*1、*2〜や、※1、※2〜は私の覚書とします。これらは後に訂正、削除、修正等することがあります。 † ◆〜は原典における段落とします。
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\−10 No.38144 \−7 No.37244、\−8 No.37409、\−9 No.37955 \−4 No.36646、\−5 No.36657、\−6 No.36908 \−1 No.36429、\−2 No.36501、\−3 No.36600 [−4 No.36127、[−5 No.36266 [−1 No.35606、[−2 No.36085、[−3 No.36113 Z−4 No.34874、Z−5 No.34919、Z−6 No.35259 Z−1 No.33825、Z−2 No.33829、Z−3 No.34795 Y−10 No.33776 Y−7 No.33016、Y−8 No.33658、Y−9 No.33668 Y−4 No.32398、Y−5 No.32507、Y−6 No.32849 Y−1 No.31693、Y−2 No.32053、Y−3 No.32302 X−4 No.30943、X−5 No.31146、X−6 No.31639 X−1 No.30542、X−2 No.30550、X−3 No.30874 W−1 No.30139、W−2 No.30154、W−3 No.30529 V−1 No.29992、V−2 No.30063 U−1 No.29963 T−1 No.29833、T−2 No.29850
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第一部 No.29833,29850 第一篇 No.29963 第一章 No.29992,30063 第一節 No.30139,30154,30529 第二節 No.30542,30550,30874,30943,31146,31639 第三節No.31693,32053,32302,32398,32507,32849, No.33016,33658,33668,33776,33825,33829,34795, No.34874,34919,35259,35606,36085,36113,36127,36266 第二章 第一節 No.36429,36501,36600,36646,36657,36908,37244,37409,37955,38144
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