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No37955 の記事


■37955 / )  超越論的分析論\−9
□投稿者/ うましか -(2024/07/21(Sun) 23:12:07)
    2024/07/21(Sun) 23:13:13 編集(投稿者)

    うましかのこのこ。。。

    (;・∀・)

    https://www.youtube.com/watch?v=kgM53bfd_L0&t=41s

    pipitさん、こんばんはー

    お久しぶりです〜m(__)m


    *******

    T 超越論的原理論
    第二部門 超越論的論理学
    第一部 超越論的分析論
    第一篇 概念の分析論
    第一章 全ての純粋悟性概念を発見する手引きについて 〔済〕
    第二章 純粋悟性概念の演繹について

    第一節 (第十三項) 超越論的演繹一般の諸原理について

    ◇これに反して、純粋悟性概念≠ニ共に、純粋悟性概念自身のみならず、空間についても超越論的演繹をもとめる不可避な要求が起こってくる。
    というのも、純粋悟性概念が諸対象についての述べるのは、直観及び感性の述語によってではなく、ア・プリオリな純粋思考の述語によってであるので、
    純粋悟性概念は感性のあらゆる条件無しで諸対象と普遍的に連関するからであり、
    また、純粋悟性概念は経験に根拠づけられていないので、ア・プリオリな直観においても全ての経験に先立って己の綜合の根拠となっているいかなる客観をも呈示することができず、
    だから己の客観的妥当性や制限に関して疑惑を引き起こすのみではなく、あの空間の概念≠曖昧ならしめもするからである。
    このように、空間の概念が曖昧ならしめられるのは、純粋悟性概念がこの空間の概念を感性的な直観の諸条件を越えて使用しがちであることによってであり、それ故にまた、先にも空間の概念について超越論的演繹が必要だったのである。
    そこで読者は、そうした超越論的演繹の不可避な必然性について、読者が純粋理性の分野のうちで最初の一歩を踏み出す前に確信しなければならない。
    というのは、さもなければ読者の行動は盲目的となり、あちこち迷い歩いたあげく、彼がそこから出発した無知へと再び戻ってこざるを得ないからである。
    しかし、読者はまた不可避な困難をもあらかじめ判然と洞察していなければならないが、それは問題自身が深く隠されている場合に、曖昧であると嘆いたり、或いは場外の除去にあまりに早くうんざりしたりしないためである。
    というのは、問題は、最も愛好されている分野、つまり全ての可能的な経験の限界を越え出ている分野に他ならない純粋理性を洞察しようとする全ての要求を完全に放棄するか、それともこの批判的研究を完成するかのいずれかに帰着するからである。

    ―― No.37409の続き ---

    ◇ 私たちは、先に空間・時間の概念ではいかにしてこれらの概念がア・プリオリな認識であるにもかかわらず、諸対象と必然的に連関せざるを得ないのかを、また諸対象の綜合的認識を全ての経験に依存せずに可能ならしめるのかを、大して苦労せずに明らかにすることができた。

    ◇何故なら、感性のそうした純粋形式を介してのみ、私たちには対象が現象し得るから、
    換言すれば、対象は経験的直観の客観となり得るからには、空間と時間は純粋直観だからである。この純粋直観は現象としての諸対象の可能性のア・プリオリな条件を含み、この純粋直観における綜合は客観的妥当性を持っている。


    † 原佑訳上巻、p.240参照。 原典はMeiner, p.169
    † その他、以下を参照。中山元 訳2,p.99〜p.100、石川文康 訳 上巻, p.149
    †≠ナ囲まれた言葉は、カントが『純粋理性批判』文中で強調したものです。
    † 翻訳はしますが、◇〜は私が便宜上用いた区分けであり文章は原文・訳文の通りではありません。
    † 文中〔〕内は私による挿入、*1、*2〜や、※1、※2〜は私の覚書とします。これらは後に訂正、削除、修正等することがあります。
    † ◆〜は原典における段落とします。

    *******

    \−7 No.37244、\−8 No.37409、\−9 No.37955
    \−4 No.36646、\−5 No.36657、\−6 No.36908
    \−1 No.36429、\−2 No.36501、\−3 No.36600
    [−4 No.36127、[−5 No.36266
    [−1 No.35606、[−2 No.36085、[−3 No.36113
    Z−4 No.34874、Z−5 No.34919、Z−6 No.35259
    Z−1 No.33825、Z−2 No.33829、Z−3 No.34795
    Y−10 No.33776
    Y−7 No.33016、Y−8 No.33658、Y−9 No.33668
    Y−4 No.32398、Y−5 No.32507、Y−6 No.32849
    Y−1 No.31693、Y−2 No.32053、Y−3 No.32302
    X−4 No.30943、X−5 No.31146、X−6 No.31639
    X−1 No.30542、X−2 No.30550、X−3 No.30874
    W−1 No.30139、W−2 No.30154、W−3 No.30529
    V−1 No.29992、V−2 No.30063
    U−1 No.29963
    T−1 No.29833、T−2 No.29850

    *******

    第一部 No.29833,29850
    第一篇 No.29963
    第一章 No.29992,30063
    第一節 No.30139,30154,30529
    第二節 No.30542,30550,30874,30943,31146,31639
    第三節No.31693,32053,32302,32398,32507,32849,
    No.33016,33658,33668,33776,33825,33829,34795,
    No.34874,34919,35259,35606,36085,36113,36127,36266
    第二章 
    第一節 No.36429,36501,36600,36646,36657,36908,37244,37409,37955

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