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■36106 / inTopicNo.97)  Re[4]: 超越論的分析論[−2
  
□投稿者/ pipit -(2024/01/08(Mon) 23:34:58)
    うましかさん、こんばんはー(^O^)

    No36085
    > 久しぶりに『純理』目を通しましたが、かるく眩暈が…(´;ω;`)ウッ…<

    眩暈治りますように ( ; ; )

    > ◇ 超越論的な述語と思い誤られたところの、物≠フこれらの〔一、真、善である等の〕諸述語は、諸物一般の全ての認識≠フ論理的要求と標識〔基準〕以外の何ものでもなく、<

    (*_*)?
    とりあえず先へ....


    > これらの諸述語は、量のカテゴリー、即ち、単一性=A数多性=A全体性≠フカテゴリーをそうした認識の根底に置くのであるが、
    > ただ彼ら〔スコラ哲学者〕は、本来は実質的に諸物自身の可能性に属するものと解されなければならなかったこれらの諸カテゴリーを、<

    諸物自身の可能性として単一性=A数多性=A全体性=H


    >実際は形式的な意味においてのみ、あらゆる認識に関する論理的欲求に属するものとして使用し、
    > しかも思考のこれらの諸標識〔基準〕を軽率にも諸物自体そのものの固有性足らしめたのである。<


    あまりにわからないので、中山元先生の解説見てみました(ーー;)
    第二巻p317

    ふむー...
    もう一度うましかさんの投稿を読んでみると

    > ◇ 超越論的な述語と思い誤られたところの、物≠フこれらの〔一、真、善である等の〕諸述語は、<

    ↑ここが勘違いだとカントはしてるのかな

    >諸物一般の全ての認識≠フ論理的要求と標識〔基準〕以外の何ものでもなく、<

    ↑カント的にはこうだ、と?


    > これらの諸述語は、量のカテゴリー、即ち、単一性=A数多性=A全体性≠フカテゴリーをそうした認識の根底に置くのであるが、<

    一、真、善であるの根底に各カテゴリーが置かれている?


    > ただ彼ら〔スコラ哲学者〕は、本来は実質的に諸物自身の可能性に属するものと解されなければならなかったこれらの諸カテゴリーを、<

    諸カテゴリーは、物自身の(量の?)可能性として理解されなければならないということ??

    >実際は形式的な意味においてのみ、あらゆる認識に関する論理的欲求に属するものとして使用し、<

    本来は量の可能性として使用されるはずの諸カテゴリーを、全ての物の認識形式として論理的に欲求されるものとして使用してるということ????


    > しかも思考のこれらの諸標識〔基準〕を軽率にも諸物自体そのものの固有性足らしめたのである。<

    人間の思考の諸標識(基準)を、諸物自体の固有性と勘違いした、と言ってるの???????

    「何であれ、存在するものは、一、真、善である quodlibet ens est unum,verum,bonum」という命題......のカント解釈....の大沼解釈......

    うましかさん、おつかれさまです ( ; ; )ウッ
引用返信/返信 削除キー/
■36085 / inTopicNo.98)  超越論的分析論[−2
□投稿者/ うましか -(2024/01/07(Sun) 23:38:05)
    2024/01/08(Mon) 07:52:22 編集(投稿者)

    pipitさん、こんばんはー

    久しぶりに『純理』目を通しましたが、かるく眩暈が…(´;ω;`)ウッ…

    *******

    T 超越論的原理論
    第二部門 超越論的論理学
    第一部 超越論的分析論
    第一篇 概念の分析論
    第一章 全ての純粋悟性概念を発見する手引きについて

    □全ての純粋悟性概念を発見する超越論的な手引き
    第三節 (第十二項) 

    ◇ しかし、古人の超越論的哲学のうちには、純粋悟性概念を含んでいるもう一つの章が見出される。
    それらの純粋悟性概念はカテゴリーのうちには数え入れられないにも関わらず、彼らによれば、対象についてのア・プリオリな概念とみなされるべきであるが、
    しかしその場合にはそのためにカテゴリーの数は増大してしまうことになり、これはあり得ないことである。
    このような諸概念を述べているのはスコラ哲学者のうちでは極めて有名な命題、即ち、「何であれ、存在するものは、一、真、善である quodlibet ens est unum,verum,bonum」という命題である。
    ところで、たとえ、この原理を使用したところで得られる結論(これは純然たる同語反復の命題しか与えなかった)は極めて乏しいものに終わったので、近代においてはほとんど単に、体面上、形而上学のうちで挙げられるのが常であるほどであるにせよ、
    このように長い期間保存されてきた思想は、どれほどそれが空虚なもの見えようとも、常にその起源を研究している価値はある、
    だから、この思想は何らかの悟性規則のうちにその根拠を持ってはいるが、その根拠が、しばしばあることだが、誤って解釈されたに過ぎないのではなかろうか、と推測されてよい。

    --- No.35606からの続き ---

    ◇ 超越論的な述語と思い誤られたところの、物≠フこれらの〔一、真、善である等の〕諸述語は、諸物一般の全ての認識≠フ論理的要求と標識〔基準〕以外の何ものでもなく、
    これらの諸述語は、量のカテゴリー、即ち、単一性=A数多性=A全体性≠フカテゴリーをそうした認識の根底に置くのであるが、
    ただ彼ら〔スコラ哲学者〕は、本来は実質的に諸物自身の可能性に属するものと解されなければならなかったこれらの諸カテゴリーを、実際は形式的な意味においてのみ、あらゆる認識に関する論理的欲求に属するものとして使用し、
    しかも思考のこれらの諸標識〔基準〕を軽率にも諸物自体そのものの固有性足らしめたのである。


    † 原佑訳上巻、p.232〜p.233参照。
    † その他に、中山元訳2、p.87〜p.88、石川文康訳上巻、p.143を参照。
    †≠ナ囲まれた言葉は、カントが『純粋理性批判』文中で強調したものです。
    † 翻訳はしますが、◇〜は私が便宜上用いた区分けであり文章は原文・訳文の通りではありません。
    † 文中〔〕内は私による挿入、*1、*2〜や、※1、※2〜は私の覚書とします。これらは後に訂正、削除、修正等することがあります。
    † ◆〜は原典における段落とします。

    *******

    [−1 No.35606、[−2 No.36085
    Z−4 No.34874、Z−5 No.34919、Z−6 No.35259
    Z−1 No.33825、Z−2 No.33829、Z−3 No.34795
    Y−10 No.33776
    Y−7 No.33016、Y−8 No.33658、Y−9 No.33668
    Y−4 No.32398、Y−5 No.32507、Y−6 No.32849
    Y−1 No.31693、Y−2 No.32053、Y−3 No.32302
    X−4 No.30943、X−5 No.31146、X−6 No.31639
    X−1 No.30542、X−2 No.30550、X−3 No.30874
    W−1 No.30139、W−2 No.30154、W−3 No.30529
    V−1 No.29992、V−2 No.30063
    U−1 No.29963
    T−1 No.29833、T−2 No.29850

    *******

    第一部 No.29833,29850
    第一篇 No.29963
    第一章 No.29992,30063
    第一節 No.30139,30154,30529
    第二節 No.30542,30550,30874,30943,31146,31639
    第三節 No.31693,32053,32302,32398,32507,32849,33016,33658,
    No.33668,33776,33825,33829,34795,34874,34919,35259,
    No.35606,36085

引用返信/返信 削除キー/
■35979 / inTopicNo.99)  pipitさんへ (;´・ω・)
□投稿者/ うましか -(2024/01/02(Tue) 01:12:19)
    こんばんはー(;´・ω・)

    *******

    ■35978 / inTopicNo.1)  うましかさんへ
    ▼■
    □投稿者/ pipit -(2024/01/02(Tue) 00:41:51)
    うましかさん、こんばんは。
    昨年は大変お世話になりました。
    どうぞ今年も宜しくお願いいたします。m(_ _)m

    大変な地震が起きてしまいましたね。
    地震の被害に遭われた方の環境の一刻も早い復旧、安全確保が望まれますね。

    *******

    新年を祝う地元の方はもちろん、里帰りしている方や観光の方も、、、いったいなんてタイミングなんだとおもいます。

    >地震の被害に遭われた方の環境の一刻も早い復旧、安全確保が望まれますね。

    そうですね。




引用返信/返信 削除キー/
■35638 / inTopicNo.100)  パニチェさんへ
□投稿者/ pipit -(2023/12/20(Wed) 20:48:59)
    こんばんは(o^^o)

    いつもありがとうございます!(^人^)

    52!も、どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m
引用返信/返信 削除キー/
■35635 / inTopicNo.101)  純粋理性批判を読んでみる。52
□投稿者/ パニチェ -(2023/12/20(Wed) 20:21:54)
    トピ主:pipitさん


    よろしくお願いします。


引用返信/返信 削除キー/

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