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No33668,33776,33825,33829,34795,34874,34919,35259, の記事


■33668 / )   超越論的分析論Y−9
□投稿者/ うましか -(2023/10/02(Mon) 23:21:56)
    2023/10/02(Mon) 23:24:05 編集(投稿者)

    pipitさん、こんばんはー


    (=_=)ね、、眠いっす。。。


    *******

    T 超越論的原理論
    第二部門 超越論的論理学
    第一部 超越論的分析論
    第一篇 概念の分析論
    第一章 全ての純粋悟性概念を発見する手引きについて

    □全ての純粋悟性概念を発見する超越論的な手引き
    第三節 (第十項) 純粋悟性概念またはカテゴリーについて

    ◆ それ故、この根源的な概念のためになお注意しておくべきことがある。
    カテゴリーは、純粋悟性の真の基幹概念≠ニして、己の同じく純粋な派生的な概念≠も持っている。そうした派生的な概念は、超越論的哲学の完璧な体系においては断じて見落とされることはできないが、しかし私は、ここではもっぱら批判を試みているのであるから、そうした派生的な概念に関しては単に言及することで満足してよいであろう。

    --- No.33658からの続き ---

    ◇ こうした純粋ではあるが派生的な悟性概念を、純粋悟性の準賓辞=i賓辞に対して)と名付けることを許されたい。

    ◇ 根源的で本源的な諸概念が得られるなら、派生的で従属的な諸概念は容易に付加されることができ、純粋悟性の系譜は完全に描きあげられる。

    ◇ しかし、ここでの私の問題は、この体系の完璧さにあるのではなく、一つの体系のための諸原理にあるに過ぎないので、私はこのような補足は別の仕事として取っておく。

    ◇ しかし、人が存在論の教科書を手に取り、例えば、原因性というカテゴリーには力、能動、受動という準賓辞を従属させ、相互性というカテゴリーには現在、抵抗という準賓辞を従属させ、様相の賓辞に、発生、消失、変化その他の準賓辞を従属させるなら、その目的は、かなり達成されるのである。

    ◇ 諸カテゴリーを純粋感性の諸様態modiと結合したり、或いはまたこれらの諸カテゴリー相互を結合したりすると、多数のア・プリオリで派生的な概念が生ずる。それら多数の派生的な概念に注意し、また可能なら完璧に明示することは、有用で、不愉快ではない骨折りではあるが、ここでは必ずしもやってみる必要の無いことであろう。


    † 原佑訳上巻、p.226〜p.227参照。
    † その他に、中山元訳2、p.76〜p.77、石川文康訳上巻、p.138を参照。
    †≠ナ囲まれた言葉は、カントが『純粋理性批判』文中で強調したものです。
    † 翻訳はしますが、◇〜は私が便宜上用いた区分けであり文章は原文・訳文の通りではありません。
    † 文中〔〕内は私による挿入、*1、*2〜や、※1、※2〜は私の覚書とします。これらは後に訂正、削除、修正等することがあります。
    † ◆〜は原典における段落とします。

    *******

    Y−7 No.33016、Y−8 No.33658、Y−9 No.33668
    Y−4 No.32398、Y−5 No.32507、Y−6 No.32849
    Y−1 No.31693、Y−2 No.32053、Y−3 No.32302
    X−4 No.30943、X−5 No.31146、X−6 No.31639
    X−1 No.30542、X−2 No.30550、X−3 No.30874
    W−1 No.30139、W−2 No.30154、W−3 No.30529
    V−1 No.29992、V−2 No.30063
    U−1 No.29963
    T−1 No.29833、T−2 No.29850

    *******

    第一部 No.29833,29850
    第一篇 No.29963
    第一章 No.29992,30063
    第一節 No.30139,30154,30529
    第二節 No.30542,30550,30874,30943,31146,31639
    第三節 No.31693,32053,32302,32398,32507,32849,33016,33658,33668

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■33776 / )  超越論的分析論Y−10
□投稿者/ うましか -(2023/10/07(Sat) 10:44:28)
    2023/10/07(Sat) 10:45:19 編集(投稿者)

    pipitさん、おはようございますー

    今朝は久しぶりの沼浴です(;´・ω・)

    秋〜(*‘∀‘)♪

    *******

    T 超越論的原理論
    第二部門 超越論的論理学
    第一部 超越論的分析論
    第一篇 概念の分析論
    第一章 全ての純粋悟性概念を発見する手引きについて

    □全ての純粋悟性概念を発見する超越論的な手引き
    第三節 (第十項) 純粋悟性概念またはカテゴリーについて

    ◆ こうした純粋ではあるが派生的な悟性概念を、純粋悟性の準賓辞=i賓辞に対して)と名付けることを許されたい。根源的で本源的な諸概念が得られるなら、派生的で従属的な諸概念は容易に付加されることができ、純粋悟性の系譜は完全に描きあげられる。しかし、ここでの私の問題は、この体系の完璧さにあるのではなく、一つの体系のための諸原理にあるに過ぎないので、私はこのような補足は別の仕事として取っておく。
    しかし、人が存在論の教科書を手に取り、例えば、原因性というカテゴリーには力、能動、受動という準賓辞を従属させ、相互性というカテゴリーには現在、抵抗という準賓辞を従属させ、様相の賓辞に、発生、消失、変化その他の準賓辞を従属させるなら、その目的は、かなり達成されるのである。
    諸カテゴリーを純粋感性の諸様態modiと結合したり、或いはまたこれらの諸カテゴリー相互を結合したりすると、多数のア・プリオリで派生的な概念が生ずる。それら多数の派生的な概念に注意し、また可能なら完璧に明示することは、有用で、不愉快ではない骨折りではあるが、ここでは必ずしもやってみる必要の無いことであろう。

    --- No.33668からの続き ---

    ◇ 私はこれらの諸カテゴリーの定義を本書で定義づけたいと思うのだが、故意に省くこととする。後ほど私はこれらの諸概念を、私が論ずる方法論との連関において十分な程度まで分析するだろう。純粋理性の体系においては、そうした定義は当然私に要求され得ることであるに違いない。

    ◇しかし、本書の場合には、そうした定義は疑惑や攻撃を引き起こすことによって、その研究の要点を見失わせるだけのことであり、これらの疑惑や攻撃に答えることは、その本質的な意図からいくらかでも外れること無しに、確かに別の仕事へと振り向けられることができるのである。

    ◇ にもかかわらず、私がこの点について述べたわずかなことからも、なんとしても判然と明らかになるのは、そのために必要な全ての説明を伴った一つの完璧な辞典が可能であるのみならず、容易に感性され得るということである。

    ◇ 諸カテゴリーの区画は既に決定されている。必要なのは、その区画を充たすことだけであり、本書が示したような一つの体系的な位置づけは、それぞれの概念が属する特有の位置をやすやすと誤らせるようなことはないのと同時に、まだ空いている位置を容易に気づかしめるのである。


    † 原佑訳上巻、p.227参照。
    † その他に、中山元訳2、p.77〜p.78、石川文康訳上巻、p.138〜p.139を参照。
    †≠ナ囲まれた言葉は、カントが『純粋理性批判』文中で強調したものです。
    † 翻訳はしますが、◇〜は私が便宜上用いた区分けであり文章は原文・訳文の通りではありません。
    † 文中〔〕内は私による挿入、*1、*2〜や、※1、※2〜は私の覚書とします。これらは後に訂正、削除、修正等することがあります。
    † ◆〜は原典における段落とします。

    *******

    Y−10 No.33776
    Y−7 No.33016、Y−8 No.33658、Y−9 No.33668
    Y−4 No.32398、Y−5 No.32507、Y−6 No.32849
    Y−1 No.31693、Y−2 No.32053、Y−3 No.32302
    X−4 No.30943、X−5 No.31146、X−6 No.31639
    X−1 No.30542、X−2 No.30550、X−3 No.30874
    W−1 No.30139、W−2 No.30154、W−3 No.30529
    V−1 No.29992、V−2 No.30063
    U−1 No.29963
    T−1 No.29833、T−2 No.29850

    *******

    第一部 No.29833,29850
    第一篇 No.29963
    第一章 No.29992,30063
    第一節 No.30139,30154,30529
    第二節 No.30542,30550,30874,30943,31146,31639
    第三節 No.31693,32053,32302,32398,32507,32849,33016,33658,33668,33776

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■33825 / )  超越論的分析論Z−1
□投稿者/ うましか -(2023/10/09(Mon) 12:30:44)
    2023/10/09(Mon) 12:31:28 編集(投稿者)

    pipitさん、こんにちはー

    世間は「スポーツの日」、、私うましかはまったり休日、どっぷり沼(゚Д゚;)?

    秋〜(*‘∀‘)♪

    *******

    T 超越論的原理論
    第二部門 超越論的論理学
    第一部 超越論的分析論
    第一篇 概念の分析論
    第一章 全ての純粋悟性概念を発見する手引きについて

    □全ての純粋悟性概念を発見する超越論的な手引き
    第三節 (第十一項) 

    ■ カテゴリー表 ■

    1 量〔Der Quantitaet:〕
     ・単一性〔Einheit〕
     ・数多性〔Vielheit〕
     ・全体性〔Allheit.〕

    2 質〔Der Qualitaet:〕
     ・実在性〔Realitaet〕
     ・否定性〔Negation〕
     ・制限性〔Limitation.〕

    3 関係〔Der Relation:〕
     ・内属〔der Inhaerenz〕≠ニ自体存在〔Subsistenz〕 
      (実体と偶有性 substantia et accidens)
     ・原因性〔der Kausalitaet〕≠ニ依存性〔Dependenz〕
      (原因と結果〔Ursache und Wirkung〕)
     ・相互性〔der Gemeinschaft〕
      (能動的なものと受動的なものとの間の相互作用〔Wechselwirkung zwischen dem Handelnden und Leidenden〕)

    4 様相〔Der Modalitaet:〕
     ・可能性〔Moeglichkeit〕=|不可能性〔Unmoeglichkeit〕
     ・現存在〔Dasein〕=|非存在〔Nichtsein〕
     ・必然性〔Notwendigkeit〕=|偶然性〔Zufalligkeit〕


    ◇ このカテゴリー表については、しかるべき考察が試みられ得るのであり、そのような考察はもしかすると全ての理性認識の学的形式について重大な結果をもたらすかもしれない。

    ◇ なぜならば、この〔カテゴリー〕表は、哲学の理論的な部門において、学全体を目論む計画≠、その学がア・プリオリな諸概念に基づく限り完璧に立案し、その学を数学的に一定の諸原理に従って区分する≠フに甚だしく有効であるどころか不可欠であることは、既に次のことから自ずと明白だからである。

    ◇ すなわち、それは、前述の表が、悟性の全ての基本概念どころか人間的悟性におけるそうした基本概念の体系の形式すら含んでおり、従って目論まれる思弁的学の全ての諸契機=Aいや、その上それらの諸契機の秩序≠ノ対してすら指示を与えるということに他ならない。このことについては私が他の著作〔*1〕で見本を示したとおりである。

     *1 『自然科学の形而上学的原理』(1786年)。 ちなみに『純粋理性批判』は1781年、第二版は1787年に出版されており、この第11項は、第二版で加筆されたもの。

    ◇ ここでは、これらの注解のいくつかを挙げておく。


    † 原佑訳上巻、p.228参照。
    † その他に、中山元訳2、p.79〜p.80、石川文康訳上巻、p.139を参照。
    †≠ナ囲まれた言葉は、カントが『純粋理性批判』文中で強調したものです。
    † 翻訳はしますが、◇〜は私が便宜上用いた区分けであり文章は原文・訳文の通りではありません。
    † 文中〔〕内は私による挿入、*1、*2〜や、※1、※2〜は私の覚書とします。これらは後に訂正、削除、修正等することがあります。
    † ◆〜は原典における段落とします。

    *******

    Z−1 No.33825
    Y−10 No.33776
    Y−7 No.33016、Y−8 No.33658、Y−9 No.33668
    Y−4 No.32398、Y−5 No.32507、Y−6 No.32849
    Y−1 No.31693、Y−2 No.32053、Y−3 No.32302
    X−4 No.30943、X−5 No.31146、X−6 No.31639
    X−1 No.30542、X−2 No.30550、X−3 No.30874
    W−1 No.30139、W−2 No.30154、W−3 No.30529
    V−1 No.29992、V−2 No.30063
    U−1 No.29963
    T−1 No.29833、T−2 No.29850

    *******

    第一部 No.29833,29850
    第一篇 No.29963
    第一章 No.29992,30063
    第一節 No.30139,30154,30529
    第二節 No.30542,30550,30874,30943,31146,31639
    第三節 No.31693,32053,32302,32398,32507,32849,33016,33658,33668,33776,33825

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■33829 / )  超越論的分析論Z−2
□投稿者/ うましか -(2023/10/09(Mon) 16:26:41)
    2023/10/09(Mon) 16:28:12 編集(投稿者)

    pipitさん、こんばんはー

    どっぷりカント沼(/・ω・)/

    *******

    T 超越論的原理論
    第二部門 超越論的論理学
    第一部 超越論的分析論
    第一篇 概念の分析論
    第一章 全ての純粋悟性概念を発見する手引きについて

    □全ての純粋悟性概念を発見する超越論的な手引き
    第三節 (第十一項〔第二版,1787年〕) 

    ◆ このカテゴリー表については、しかるべき考察が試みられ得るのであり、そのような考察はもしかすると全ての理性認識の学的形式について重大な結果をもたらすかもしれない。
    なぜならば、この〔カテゴリー〕表は、哲学の理論的な部門において、学全体を目論む計画≠、その学がア・プリオリな諸概念に基づく限り完璧に立案し、その学を数学的に一定の諸原理に従って区分する≠フに甚だしく有効であるどころか不可欠であることは、既に次のことから自ずと明白だからである。
    すなわち、それは、前述の表が、悟性の全ての基本概念どころか人間的悟性におけるそうした基本概念の体系の形式すら含んでおり、従って目論まれる思弁的学の全ての諸契機=Aいや、その上それらの諸契機の秩序≠ノ対してすら指示を与えるということに他ならない。このことについては私が他の著作〔『自然科学の形而上学的原理』(1786年)〕で見本を示したとおりである。
    ここでは、これらの注解のいくつかを挙げておく。

    --- No.33825 からの続き ---

    ■ カテゴリー表 ■

    1 量〔Der Quantitaet:〕
     ・単一性〔Einheit〕
     ・数多性〔Vielheit〕
     ・全体性〔Allheit.〕

    2 質〔Der Qualitaet:〕
     ・実在性〔Realitaet〕
     ・否定性〔Negation〕
     ・制限性〔Limitation.〕

    3 関係〔Der Relation:〕
     ・内属〔der Inhaerenz〕≠ニ自体存在〔Subsistenz〕 
      (実体と偶有性 substantia et accidens)
     ・原因性〔der Kausalitaet〕≠ニ依存性〔Dependenz〕
      (原因と結果〔Ursache und Wirkung〕)
     ・相互性〔der Gemeinschaft〕
      (能動的なものと受動的なものとの間の相互作用〔Wechselwirkung zwischen dem Handelnden und Leidenden〕)

    4 様相〔Der Modalitaet:〕
     ・可能性〔Moeglichkeit〕=|不可能性〔Unmoeglichkeit〕
     ・現存在〔Dasein〕=|非存在〔Nichtsein〕
     ・必然性〔Notwendigkeit〕=|偶然性〔Zufalligkeit〕

    ◇ 第一の注解。この〔カテゴリー〕表は、悟性概念についての四つの部類を含んでいるおり、まずは二つに区分される。その第一区分〔「量」と「質」〕は直観(純粋直観ならびに経験的直観)の諸対象へと向けられている。第二区分〔「関係」と「様相」〕はこれらの諸対象の現存〔Existenz〕(これらの諸対象相互の連関における、さもなければ悟性との連関における)へと向けられている。

    ◇ 私は前者の部類を数学的<Jテゴリーの部類と名付け、後者の部類を力学的〔dynamischen〕<Jテゴリーの部類と名付ける。表で見られるように、前者〔数学的カテゴリー〕の部類は相関者〔Korrelate〕を持たず、相関者が見いだされるのは後者〔力学的カテゴリー〕の部類においてのみである。この相違はやはり、悟性の本性のうちに根拠を持っているに違いない。


    † 原佑訳上巻、p.228〜p.229参照。
    † その他に、中山元訳2、p.80〜p.81、石川文康訳上巻、p.140を参照。
    †≠ナ囲まれた言葉は、カントが『純粋理性批判』文中で強調したものです。
    † 翻訳はしますが、◇〜は私が便宜上用いた区分けであり文章は原文・訳文の通りではありません。
    † 文中〔〕内は私による挿入、*1、*2〜や、※1、※2〜は私の覚書とします。これらは後に訂正、削除、修正等することがあります。
    † ◆〜は原典における段落とします。

    *******

    Z−1 No.33825、Z−2 No.33829
    Y−10 No.33776
    Y−7 No.33016、Y−8 No.33658、Y−9 No.33668
    Y−4 No.32398、Y−5 No.32507、Y−6 No.32849
    Y−1 No.31693、Y−2 No.32053、Y−3 No.32302
    X−4 No.30943、X−5 No.31146、X−6 No.31639
    X−1 No.30542、X−2 No.30550、X−3 No.30874
    W−1 No.30139、W−2 No.30154、W−3 No.30529
    V−1 No.29992、V−2 No.30063
    U−1 No.29963
    T−1 No.29833、T−2 No.29850

    *******

    第一部 No.29833,29850
    第一篇 No.29963
    第一章 No.29992,30063
    第一節 No.30139,30154,30529
    第二節 No.30542,30550,30874,30943,31146,31639
    第三節 No.31693,32053,32302,32398,32507,32849,33016,33658,33668,33776,33825,33829

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■34795 / )  超越論的分析論Z−3
□投稿者/ うましか -(2023/10/28(Sat) 21:56:13)
    2023/10/28(Sat) 21:57:23 編集(投稿者)

    pipitさん、こんばんはー

    (/・ω・)/

    *******

    T 超越論的原理論
    第二部門 超越論的論理学
    第一部 超越論的分析論
    第一篇 概念の分析論
    第一章 全ての純粋悟性概念を発見する手引きについて

    □全ての純粋悟性概念を発見する超越論的な手引き
    第三節 (第十一項) 

    ◆ 第一の注解=Bこの〔カテゴリー〕表は、悟性概念についての四つの部類を含んでいるおり、まずは二つに区分される。その第一区分〔「量」と「質」〕は直観(純粋直観ならびに経験的直観)の諸対象へと向けられている。第二区分〔「関係」と「様相」〕はこれらの諸対象の現存〔Existenz〕(これらの諸対象相互の連関における、さもなければ悟性との連関における)へと向けられている。

    ◆私は前者の部類を数学的<Jテゴリーの部類と名付け、後者の部類を力学的〔dynamischen〕<Jテゴリーの部類と名付ける。表で見られるように、前者〔数学的カテゴリー〕の部類は相関者〔Korrelate〕を持たず、相関者が見いだされるのは後者〔力学的カテゴリー〕の部類においてのみである。この相違はやはり、悟性の本性のうちに根拠を持っているに違いない。

    --- No.33829 からの続き ---

    ■ カテゴリー表 ■

    1 量〔Der Quantitaet:〕
     ・単一性〔Einheit〕
     ・数多性〔Vielheit〕
     ・全体性〔Allheit.〕

    2 質〔Der Qualitaet:〕
     ・実在性〔Realitaet〕
     ・否定性〔Negation〕
     ・制限性〔Limitation.〕

    3 関係〔Der Relation:〕
     ・内属〔der Inhaerenz〕≠ニ自体存在〔Subsistenz〕 
      (実体と偶有性 substantia et accidens)

     ・原因性〔der Kausalitaet〕≠ニ依存性〔Dependenz〕
      (原因と結果〔Ursache und Wirkung〕)

     ・相互性〔der Gemeinschaft〕
      (能動的なものと受動的なものとの間の相互作用〔Wechselwirkung zwischen dem Handelnden und Leidenden〕)

    4 様相〔Der Modalitaet:〕
     ・可能性〔Moeglichkeit〕=@− 不可能性〔Unmoeglichkeit〕
     ・現存在〔Dasein〕=@   − 非存在 〔Nichtsein〕
     ・必然性〔Notwendigkeit〕 − 偶然性 〔Zufalligkeit〕


    ◇ 第二の注解=Bあらゆる部類のカテゴリーは、全て同数、つまり三つであるが、このことも同じく熟考を促すことである。というのも、一般に、概念による全てのア・プリオリな区分は二分法でなければならないからである。その上しかも、それぞれの部類の第三のカテゴリーはどこでも第一のものと第二のものとの結合から生ずるということが、付け加わる。

    ◇ というわけで、
    全体性〔Allheit〕 (総体性〔Totalitaet〕)は、単一性〔Einheit〕と見なされた数多性〔Vielheit〕以外の何ものでもなく、
    制限性〔Einschraenkung〕≠ヘ、否定性〔Negation〕と結合した実在性〔Realitaet〕以外の何ものでもなく、
    相互性〔Gemeinschaft〕≠ヘ、他の実体と相互に規定し合う実体〔Substanz in Bestimmung der andern wechselsetig〕の原因性〔Kausaltaet〕であり、
    最後に、
    必然性〔Notwendigkeit〕≠ヘ、可能性〔Moeglichkeit〕自身を通じて与えられている現存〔Existenz〕以外の何ものでもない。


    † 原佑訳上巻、p.229参照。
    † その他に、中山元訳2、p.81〜p.82、石川文康訳上巻、p.140を参照。
    †≠ナ囲まれた言葉は、カントが『純粋理性批判』文中で強調したものです。
    † 翻訳はしますが、◇〜は私が便宜上用いた区分けであり文章は原文・訳文の通りではありません。
    † 文中〔〕内は私による挿入、*1、*2〜や、※1、※2〜は私の覚書とします。これらは後に訂正、削除、修正等することがあります。
    † ◆〜は原典における段落とします。

    *******

    Z−1 No.33825、Z−2 No.33829、Z−3 No.34795
    Y−10 No.33776
    Y−7 No.33016、Y−8 No.33658、Y−9 No.33668
    Y−4 No.32398、Y−5 No.32507、Y−6 No.32849
    Y−1 No.31693、Y−2 No.32053、Y−3 No.32302
    X−4 No.30943、X−5 No.31146、X−6 No.31639
    X−1 No.30542、X−2 No.30550、X−3 No.30874
    W−1 No.30139、W−2 No.30154、W−3 No.30529
    V−1 No.29992、V−2 No.30063
    U−1 No.29963
    T−1 No.29833、T−2 No.29850

    *******

    第一部 No.29833,29850
    第一篇 No.29963
    第一章 No.29992,30063
    第一節 No.30139,30154,30529
    第二節 No.30542,30550,30874,30943,31146,31639
    第三節 No.31693,32053,32302,32398,32507,32849,33016,33658,33668,33776,33825,33829,34795


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■34874 / )  超越論的分析論Z−4
□投稿者/ うましか -(2023/11/02(Thu) 00:34:19)
    2023/11/02(Thu) 12:05:49 編集(投稿者)


    pipitさん、こんばんはー

    (/・ω・)/

    *******

    T 超越論的原理論
    第二部門 超越論的論理学
    第一部 超越論的分析論
    第一篇 概念の分析論
    第一章 全ての純粋悟性概念を発見する手引きについて

    □全ての純粋悟性概念を発見する超越論的な手引き
    第三節 (第十一項) 

    ◆第二の注解=Bあらゆる部類のカテゴリーは、全て同数、つまり三つであるが、このことも同じく熟考を促すことである。というのも、一般に、概念による全てのア・プリオリな区分は二分法でなければならないからである。その上しかも、それぞれの部類の第三のカテゴリーはどこでも第一のものと第二のものとの結合から生ずるということが、付け加わる。

    ◇ というわけで、
    全体性〔Allheit〕 (総体性〔Totalitaet〕)は、単一性〔Einheit〕と見なされた数多性〔Vielheit〕以外の何ものでもなく、
    制限性〔Einschraenkung〕≠ヘ、否定性〔Negation〕と結合した実在性〔Realitaet〕以外の何ものでもなく、
    相互性〔Gemeinschaft〕≠ヘ、他の実体と相互に規定し合う実体〔Substanz in Bestimmung der andern wechselsetig〕の原因性〔Kausaltaet〕であり、
    最後に、
    必然性〔Notwendigkeit〕≠ヘ、可能性〔Moeglichkeit〕自身を通じて与えられている現存〔Existenz〕以外の何ものでもない。

    --- No.34795 からの続き ---

    ◇ しかし、だからといって、第三のカテゴリーは純粋悟性の単なる派生的な概念であって、基幹概念ではないとは、決して考えてならない。

    ◇ というのも、第三の概念を産み出すためには、第一の概念と第二の概念との結合は悟性の或る特殊な活動を必要とし、この活動は、第一および第二の概念の際に行使されるものとは同一ではないからである。

    ◇ そういうわけで、数〔Zahl〕 (これは全体性のカテゴリーに属する)の概念は、多数と単位という概念があるからといって、必ずしも可能ではなく(例えば無限なもの〔Unendlichen〕の表象のように)、
    或いは、私が原因≠フ概念と実体≠フ概念との両者を結合するということからは、その限りではまだ、影響=A換言すれば、いかに或る実体が他の実体のうちの或るものの原因となり得るかは、理解することはできない。

    ◇ このことから明白なのは、そのためには悟性の或る特殊な活動が必要であるということであり、そして残余の場合についても同様である。


    *******

    ■ カテゴリー表 ■

    1 量〔Der Quantitaet:〕
     ・単一性〔Einheit〕
     ・数多性〔Vielheit〕
     ・全体性〔Allheit.〕

    2 質〔Der Qualitaet:〕
     ・実在性〔Realitaet〕
     ・否定性〔Negation〕
     ・制限性〔Limitation.〕

    3 関係〔Der Relation:〕
     ・内属〔der Inhaerenz〕≠ニ自体存在〔Subsistenz〕 
      (実体と偶有性 substantia et accidens)

     ・原因性〔der Kausalitaet〕≠ニ依存性〔Dependenz〕
      (原因と結果〔Ursache und Wirkung〕)

     ・相互性〔der Gemeinschaft〕
      (能動的なものと受動的なものとの間の相互作用〔Wechselwirkung zwischen dem Handelnden und Leidenden〕)

    4 様相〔Der Modalitaet:〕
     ・可能性〔Moeglichkeit〕=@− 不可能性〔Unmoeglichkeit〕
     ・現存在〔Dasein〕=@   − 非存在 〔Nichtsein〕
     ・必然性〔Notwendigkeit〕 − 偶然性 〔Zufalligkeit〕


    † 原佑訳上巻、p.229〜p.230参照。
    † その他に、中山元訳2、p.82〜p.83、石川文康訳上巻、p.140〜p.141を参照。
    †≠ナ囲まれた言葉は、カントが『純粋理性批判』文中で強調したものです。
    † 翻訳はしますが、◇〜は私が便宜上用いた区分けであり文章は原文・訳文の通りではありません。
    † 文中〔〕内は私による挿入、*1、*2〜や、※1、※2〜は私の覚書とします。これらは後に訂正、削除、修正等することがあります。
    † ◆〜は原典における段落とします。

    *******

    Z−4 No.34874
    Z−1 No.33825、Z−2 No.33829、Z−3 No.34795
    Y−10 No.33776
    Y−7 No.33016、Y−8 No.33658、Y−9 No.33668
    Y−4 No.32398、Y−5 No.32507、Y−6 No.32849
    Y−1 No.31693、Y−2 No.32053、Y−3 No.32302
    X−4 No.30943、X−5 No.31146、X−6 No.31639
    X−1 No.30542、X−2 No.30550、X−3 No.30874
    W−1 No.30139、W−2 No.30154、W−3 No.30529
    V−1 No.29992、V−2 No.30063
    U−1 No.29963
    T−1 No.29833、T−2 No.29850

    *******

    第一部 No.29833,29850
    第一篇 No.29963
    第一章 No.29992,30063
    第一節 No.30139,30154,30529
    第二節 No.30542,30550,30874,30943,31146,31639
    第三節 No.31693,32053,32302,32398,32507,32849,33016,33658,33668,33776,33825,33829,34795,34874

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■34919 / )  超越論的分析論Z−5
□投稿者/ うましか -(2023/11/04(Sat) 19:25:35)
    2023/11/04(Sat) 19:27:57 編集(投稿者)

    pipitさん、こんばんはー

    >うましかさん、カント文章おつかれさまです!

    この辺り、正直分からな過ぎて挫けそうです〜( ノД`)シクシク…

    (;´・ω・)沼深くうましか溺れる秋

    *******

    T 超越論的原理論
    第二部門 超越論的論理学
    第一部 超越論的分析論
    第一篇 概念の分析論
    第一章 全ての純粋悟性概念を発見する手引きについて

    □全ての純粋悟性概念を発見する超越論的な手引き
    第三節 (第十一項) 

    ◆第二の注解=Bあらゆる部類のカテゴリーは、全て同数、つまり三つであるが、このことも同じく熟考を促すことである。というのも、一般に、概念による全てのア・プリオリな区分は二分法でなければならないからである。その上しかも、それぞれの部類の第三のカテゴリーはどこでも第一のものと第二のものとの結合から生ずるということが、付け加わる。

    ◆ というわけで、
    全体性 (総体性)は、単一性と見なされた数多性以外の何ものでもなく、
    制限性≠ヘ、否定性〔と結合した実在性以外の何ものでもなく、
    相互性≠ヘ、他の実体と相互に規定し合う実体の原因性であり、
    最後に、必然性≠ヘ、可能性自身を通じて与えられている現存以外の何ものでもない。
    しかし、だからといって、第三のカテゴリーは純粋悟性の単なる派生的な概念であって、基幹概念ではないとは、決して考えてならない。というのも、第三の概念を産み出すためには、第一の概念と第二の概念との結合は悟性の或る特殊な活動を必要とし、この活動は、第一および第二の概念の際に行使されるものとは同一ではないからである。
    そういうわけで、数 (これは全体性のカテゴリーに属する)の概念は、多数と単位という概念があるからといって、必ずしも可能ではなく(例えば無限なものの表象のように)、或いは、私が原因≠フ概念と実体≠フ概念との両者を結合するということからは、その限りではまだ、影響=A換言すれば、いかに或る実体が他の実体のうちの或るものの原因となり得るかは、理解することはできない。このことから明白なのは、そのためには悟性の或る特殊な活動が必要であるということであり、そして残余の場合についても同様である。

    --- No.34795,34874 からの続き ---

    ◇ 第三の注解=Bただ一つのカテゴリー、すなわち、第三の部類のうちに見出される相互性≠フカテゴリーについては、論理的機能の〔カテゴリー表に対応する判断〕表において、このカテゴリーと対応する選言判断〔「Aは、BであるかCであるかDであるかのいずれかである」〕の形式との合致は、残りの場合におけるほど目立ってはいない。

    ◇ この合致を確かめるためには人は次のことに注意しなければならない。すなわち、全ての選言判断においては、その圏域(その選言判断のもとに含まれている全てのものの集まり)は、諸部分(諸下位概念)に分割された一つの全体と見なされる。だから、それらの諸部分の一つは、他の部分のもとに含まれていることはあり得ないので、それらの諸部分は、互いに並存的なもの≠ニして考えられ、従属的なもの≠ニしては考えられず、従って、一つの系列≠ノおけるように、一方的に′ンいを規定しあっているのではなく、一つの集合≠ノおけるように、相互的に′ンいを規定しあっている(区分の一項が定立されると、その他全てのものは排除され、またその逆も同様である)と考えられるのである。


    † 原佑訳上巻、p.230〜p.231参照。
    † その他に、中山元訳2、p.83〜p.84、石川文康訳上巻、p.141を参照。
    †≠ナ囲まれた言葉は、カントが『純粋理性批判』文中で強調したものです。
    † 翻訳はしますが、◇〜は私が便宜上用いた区分けであり文章は原文・訳文の通りではありません。
    † 文中〔〕内は私による挿入、*1、*2〜や、※1、※2〜は私の覚書とします。これらは後に訂正、削除、修正等することがあります。
    † ◆〜は原典における段落とします。

    *******

    Z−4 No.34874、Z−5 No.34919
    Z−1 No.33825、Z−2 No.33829、Z−3 No.34795
    Y−10 No.33776
    Y−7 No.33016、Y−8 No.33658、Y−9 No.33668
    Y−4 No.32398、Y−5 No.32507、Y−6 No.32849
    Y−1 No.31693、Y−2 No.32053、Y−3 No.32302
    X−4 No.30943、X−5 No.31146、X−6 No.31639
    X−1 No.30542、X−2 No.30550、X−3 No.30874
    W−1 No.30139、W−2 No.30154、W−3 No.30529
    V−1 No.29992、V−2 No.30063
    U−1 No.29963
    T−1 No.29833、T−2 No.29850

    *******

    第一部 No.29833,29850
    第一篇 No.29963
    第一章 No.29992,30063
    第一節 No.30139,30154,30529
    第二節 No.30542,30550,30874,30943,31146,31639
    第三節 No.31693,32053,32302,32398,32507,32849,33016,33658,33668,33776,33825,33829,34795,34874,34919

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■35259 / )  超越論的分析論Z−6
□投稿者/ うましか -(2023/12/03(Sun) 16:49:59)
    2023/12/03(Sun) 16:50:44 編集(投稿者)

    pipitさん、こんばんはー

    復活とまではいきませんが、リハビリがてら足だけカント沼につかります。

    あ〜カント沼が足湯のようだ(*‘∀‘)

    しみるなあ。。。


    *******

    T 超越論的原理論
    第二部門 超越論的論理学
    第一部 超越論的分析論
    第一篇 概念の分析論
    第一章 全ての純粋悟性概念を発見する手引きについて

    □全ての純粋悟性概念を発見する超越論的な手引き
    第三節 (第十一項) 

    ◆第三の注解=Bただ一つのカテゴリー、すなわち、第三の部類のうちに見出される相互性≠フカテゴリーについては、論理的機能の〔カテゴリー表に対応する判断〕表において、このカテゴリーと対応する選言判断〔「Aは、BであるかCであるかDであるかのいずれかである」〕の形式との合致は、残りの場合におけるほど目立ってはいない。

    ◆ この合致を確かめるためには人は次のことに注意しなければならない。すなわち、全ての選言判断においては、その圏域(その選言判断のもとに含まれている全てのものの集まり)は、諸部分(諸下位概念)に分割された一つの全体と見なされる。だから、それらの諸部分の一つは、他の部分のもとに含まれていることはあり得ないので、それらの諸部分は、互いに並存的なもの≠ニして考えられ、従属的なもの≠ニしては考えられず、従って、一つの系列≠ノおけるように、一方的に′ンいを規定しあっているのではなく、一つの集合≠ノおけるように、相互的に′ンいを規定しあっている(区分の一項が定立されると、その他全てのものは排除され、またその逆も同様である)と考えられるのである。

    --- No.34919 からの続き ---

    ◇ ところで、同様の結びつきは、諸物の全体≠ノおいても考えられる。
    というのも、結果としての或る物が、この物の現存在の原因として他の物に従属している≠フではなく、他の諸物を規定するということに関しては原因として、同時に、かつ相互的に
    随伴している≠ゥらである(例えば、その諸部物が互いに相互に〔引力によって*1〕牽引し合うとともに、また〔反発力によって*1〕抵抗し合う物体におけるように)。

     *1 中山元訳2、p.85参照

    ◇このようなことは、原因と結果との(根拠と帰結との)単なる関係において見出されるのとは全く別の種類の結び付きであり、
    根拠と帰結との関係においては、帰結は相互的にこれまた根拠を規定するということはなく、それ故に根拠と共に(世界創造者が世界と共にといったふうに)一つの全体を成すということもない。

    ◇悟性が、〔選言判断において*2〕或る区分された概念の圏域を表象するときの、その悟性の同じ手続きを、
    悟性はまた、或る物を分割可能なものとして考えるときにも遵守する。
    だから、前者の場合の区分された概念における諸項が互いに排除しあうにも関わらず、一つの圏域のうちで結合し合っているように、
    悟性は、後者の場合の或る物の諸部分を、それぞれの部分が残余の諸部分から排除されても己の現存(実体としての)を持つにも関わらず、一つの全体のうちで結合しているような諸部分として表象する。

     *2 中山元訳2、p.85参照


    第三節 (第十二項) 

    ◇ しかし、古人の超越論的哲学のうちには、純粋悟性概念を含んでいるもう一つの章が見出される。

    ◇それらの純粋悟性概念はカテゴリーのうちには数え入れられないにも関わらず、彼らによれば、対象についてのア・プリオリな概念とみなされるべきであるが、しかしその場合にはそのためにカテゴリーの数は増大してしまうことになり、これはあり得ないことである。

    ◇このような諸概念を述べているのはスコラ哲学者のうちでは極めて有名な命題、即ち、「何であれ、存在するものは、一、真、善である quodlibet ens est unum,verum,bonum」という命題である。


    † 原佑訳上巻、p.231〜p.232参照。
    † その他に、中山元訳2、p.85〜p.87、石川文康訳上巻、p.141〜p.142を参照。
    †≠ナ囲まれた言葉は、カントが『純粋理性批判』文中で強調したものです。
    † 翻訳はしますが、◇〜は私が便宜上用いた区分けであり文章は原文・訳文の通りではありません。
    † 文中〔〕内は私による挿入、*1、*2〜や、※1、※2〜は私の覚書とします。これらは後に訂正、削除、修正等することがあります。
    † ◆〜は原典における段落とします。

    *******

    Z−4 No.34874、Z−5 No.34919、Z−6 No.35259
    Z−1 No.33825、Z−2 No.33829、Z−3 No.34795
    Y−10 No.33776
    Y−7 No.33016、Y−8 No.33658、Y−9 No.33668
    Y−4 No.32398、Y−5 No.32507、Y−6 No.32849
    Y−1 No.31693、Y−2 No.32053、Y−3 No.32302
    X−4 No.30943、X−5 No.31146、X−6 No.31639
    X−1 No.30542、X−2 No.30550、X−3 No.30874
    W−1 No.30139、W−2 No.30154、W−3 No.30529
    V−1 No.29992、V−2 No.30063
    U−1 No.29963
    T−1 No.29833、T−2 No.29850

    *******

    第一部 No.29833,29850
    第一篇 No.29963
    第一章 No.29992,30063
    第一節 No.30139,30154,30529
    第二節 No.30542,30550,30874,30943,31146,31639
    第三節 No.31693,32053,32302,32398,32507,32849,33016,33658,33668,33776,33825,33829,34795,34874,34919,35259

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