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■34944 / inTopicNo.73)  Re[18]: 純粋理性批判B166
  
□投稿者/ pipit -(2023/11/05(Sun) 23:51:14)
    次の箇所の原文のDeepL英訳です。

    Now there are only two ways in which a necessary correspondence between experience and the concepts of its objects can be conceived: either experience makes these concepts, or these concepts make experience possible.

    また明日以降に考えて日訳したいです。

    おやすみなさいー (_ _).。o○
引用返信/返信 削除キー/
■34943 / inTopicNo.74)  Re[17]: 純粋理性批判B166
□投稿者/ pipit -(2023/11/05(Sun) 23:45:43)
    No34942の英訳をpipitが日訳しました。

    経験の対象に限定されたこの認識は、

    しかしながら、全てを経験から借り受けたのではなく、

    純粋直観と純粋悟性概念の両方に関する限りは、

    私たちの中にアプリオリに見出される認識の要素である。
引用返信/返信 削除キー/
■34942 / inTopicNo.75)  Re[16]: 純粋理性批判B166
□投稿者/ pipit -(2023/11/05(Sun) 23:35:32)
    みなさまこんばんは。
    No34784の続きで、純粋理性批判B166の原文をDeepLで英訳したものです。

    But this knowledge, which is merely limited to objects of experience, is therefore not all borrowed from experience, but, as far as both pure views and pure concepts of understanding are concerned, are elements of knowledge that are found in us a priori.
引用返信/返信 削除キー/
■34927 / inTopicNo.76)  Re[5]: 超越論的分析論Z−5
□投稿者/ pipit -(2023/11/04(Sat) 20:33:40)
    うましかさん、こんばんはー(^O^)

    No34919
    > (;´・ω・)沼深くうましか溺れる秋<

    深すぎですよねー(;o;)

    > ◇ 第三の注解=Bただ一つのカテゴリー、すなわち、第三の部類のうちに見出される相互性≠フカテゴリーについては、論理的機能の〔カテゴリー表に対応する判断〕表において、このカテゴリーと対応する選言判断〔「Aは、BであるかCであるかDであるかのいずれかである」〕の形式との合致は、残りの場合におけるほど目立ってはいない。
    >
    > ◇ この合致を確かめるためには人は次のことに注意しなければならない。すなわち、全ての選言判断においては、その圏域(その選言判断のもとに含まれている全てのものの集まり)は、<

    ふむふむ、圏域は、

    >諸部分(諸下位概念)に分割された一つの全体と見なされる。<

    圏域においての分割パートそれぞれに下位概念が当てはめられる


    >だから、それらの諸部分の一つは、他の部分のもとに含まれていることはあり得ないので、<

    排他的な在り方、、、

    >それらの諸部分は、互いに並存的なもの≠ニして考えられ、従属的なもの≠ニしては考えられず、<

    実体と偶有性ではなく、
    実体と実体として断絶している

    >従って、一つの系列≠ノおけるように、一方的に′ンいを規定しあっているのではなく、一つの集合≠ノおけるように、相互的に′ンいを規定しあっている(区分の一項が定立されると、その他全てのものは排除され、またその逆も同様である)と考えられるのである。<

    a と 非a

    非b と b

    、、、沼ですねー 

    どこまで潜れる秋の沼  (´-`).。oOヌマ

引用返信/返信 削除キー/
■34919 / inTopicNo.77)  超越論的分析論Z−5
□投稿者/ うましか -(2023/11/04(Sat) 19:25:35)
    2023/11/04(Sat) 19:27:57 編集(投稿者)

    pipitさん、こんばんはー

    >うましかさん、カント文章おつかれさまです!

    この辺り、正直分からな過ぎて挫けそうです〜( ノД`)シクシク…

    (;´・ω・)沼深くうましか溺れる秋

    *******

    T 超越論的原理論
    第二部門 超越論的論理学
    第一部 超越論的分析論
    第一篇 概念の分析論
    第一章 全ての純粋悟性概念を発見する手引きについて

    □全ての純粋悟性概念を発見する超越論的な手引き
    第三節 (第十一項) 

    ◆第二の注解=Bあらゆる部類のカテゴリーは、全て同数、つまり三つであるが、このことも同じく熟考を促すことである。というのも、一般に、概念による全てのア・プリオリな区分は二分法でなければならないからである。その上しかも、それぞれの部類の第三のカテゴリーはどこでも第一のものと第二のものとの結合から生ずるということが、付け加わる。

    ◆ というわけで、
    全体性 (総体性)は、単一性と見なされた数多性以外の何ものでもなく、
    制限性≠ヘ、否定性〔と結合した実在性以外の何ものでもなく、
    相互性≠ヘ、他の実体と相互に規定し合う実体の原因性であり、
    最後に、必然性≠ヘ、可能性自身を通じて与えられている現存以外の何ものでもない。
    しかし、だからといって、第三のカテゴリーは純粋悟性の単なる派生的な概念であって、基幹概念ではないとは、決して考えてならない。というのも、第三の概念を産み出すためには、第一の概念と第二の概念との結合は悟性の或る特殊な活動を必要とし、この活動は、第一および第二の概念の際に行使されるものとは同一ではないからである。
    そういうわけで、数 (これは全体性のカテゴリーに属する)の概念は、多数と単位という概念があるからといって、必ずしも可能ではなく(例えば無限なものの表象のように)、或いは、私が原因≠フ概念と実体≠フ概念との両者を結合するということからは、その限りではまだ、影響=A換言すれば、いかに或る実体が他の実体のうちの或るものの原因となり得るかは、理解することはできない。このことから明白なのは、そのためには悟性の或る特殊な活動が必要であるということであり、そして残余の場合についても同様である。

    --- No.34795,34874 からの続き ---

    ◇ 第三の注解=Bただ一つのカテゴリー、すなわち、第三の部類のうちに見出される相互性≠フカテゴリーについては、論理的機能の〔カテゴリー表に対応する判断〕表において、このカテゴリーと対応する選言判断〔「Aは、BであるかCであるかDであるかのいずれかである」〕の形式との合致は、残りの場合におけるほど目立ってはいない。

    ◇ この合致を確かめるためには人は次のことに注意しなければならない。すなわち、全ての選言判断においては、その圏域(その選言判断のもとに含まれている全てのものの集まり)は、諸部分(諸下位概念)に分割された一つの全体と見なされる。だから、それらの諸部分の一つは、他の部分のもとに含まれていることはあり得ないので、それらの諸部分は、互いに並存的なもの≠ニして考えられ、従属的なもの≠ニしては考えられず、従って、一つの系列≠ノおけるように、一方的に′ンいを規定しあっているのではなく、一つの集合≠ノおけるように、相互的に′ンいを規定しあっている(区分の一項が定立されると、その他全てのものは排除され、またその逆も同様である)と考えられるのである。


    † 原佑訳上巻、p.230〜p.231参照。
    † その他に、中山元訳2、p.83〜p.84、石川文康訳上巻、p.141を参照。
    †≠ナ囲まれた言葉は、カントが『純粋理性批判』文中で強調したものです。
    † 翻訳はしますが、◇〜は私が便宜上用いた区分けであり文章は原文・訳文の通りではありません。
    † 文中〔〕内は私による挿入、*1、*2〜や、※1、※2〜は私の覚書とします。これらは後に訂正、削除、修正等することがあります。
    † ◆〜は原典における段落とします。

    *******

    Z−4 No.34874、Z−5 No.34919
    Z−1 No.33825、Z−2 No.33829、Z−3 No.34795
    Y−10 No.33776
    Y−7 No.33016、Y−8 No.33658、Y−9 No.33668
    Y−4 No.32398、Y−5 No.32507、Y−6 No.32849
    Y−1 No.31693、Y−2 No.32053、Y−3 No.32302
    X−4 No.30943、X−5 No.31146、X−6 No.31639
    X−1 No.30542、X−2 No.30550、X−3 No.30874
    W−1 No.30139、W−2 No.30154、W−3 No.30529
    V−1 No.29992、V−2 No.30063
    U−1 No.29963
    T−1 No.29833、T−2 No.29850

    *******

    第一部 No.29833,29850
    第一篇 No.29963
    第一章 No.29992,30063
    第一節 No.30139,30154,30529
    第二節 No.30542,30550,30874,30943,31146,31639
    第三節 No.31693,32053,32302,32398,32507,32849,33016,33658,33668,33776,33825,33829,34795,34874,34919

引用返信/返信 削除キー/
■34877 / inTopicNo.78)  Re[3]: 超越論的分析論Z−4
□投稿者/ pipit -(2023/11/02(Thu) 19:46:53)
    うましかさん、こんばんはー(^O^)

    No34874
    > ◇ しかし、だからといって、第三のカテゴリーは純粋悟性の単なる派生的な概念であって、基幹概念ではないとは、決して考えてならない。
    >
    > ◇ というのも、第三の概念を産み出すためには、第一の概念と第二の概念との結合は悟性の或る特殊な活動を必要とし、この活動は、第一および第二の概念の際に行使されるものとは同一ではないからである。

    > ◇ そういうわけで、数〔Zahl〕 (これは全体性のカテゴリーに属する)の概念は、多数と単位という概念があるからといって、必ずしも可能ではなく(例えば無限なもの〔Unendlichen〕の表象のように)、<


    全体性-------数

    例えば「無限な・もの」という対象の表象を可能にするためには、第三の知的活動により生じる純粋悟性概念(全体性)が必要ということ?

    [単]の加算の無限の集合 を 「数」という概念として表象することが 全体性という純粋悟性概念のおかげで可能となっているということ?

    ちがうかなぁ…


    > 或いは、私が原因≠フ概念と実体≠フ概念との両者を結合するということからは、その限りではまだ、影響=A換言すれば、いかに或る実体が他の実体のうちの或るものの原因となり得るかは、理解することはできない。
    >
    > ◇ このことから明白なのは、そのためには悟性の或る特殊な活動が必要であるということであり、そして残余の場合についても同様である。<

    実体 と 実体 が 因果関係により 影響し合う。
    この影響し合う、という概念は、第三の『相互性』という純粋悟性概念がないと出てこない表現、ということかなぁ…

    (T ^ T)?


    うましかさん、カント文章おつかれさまです!
引用返信/返信 削除キー/
■34874 / inTopicNo.79)  超越論的分析論Z−4
□投稿者/ うましか -(2023/11/02(Thu) 00:34:19)
    2023/11/02(Thu) 12:05:49 編集(投稿者)


    pipitさん、こんばんはー

    (/・ω・)/

    *******

    T 超越論的原理論
    第二部門 超越論的論理学
    第一部 超越論的分析論
    第一篇 概念の分析論
    第一章 全ての純粋悟性概念を発見する手引きについて

    □全ての純粋悟性概念を発見する超越論的な手引き
    第三節 (第十一項) 

    ◆第二の注解=Bあらゆる部類のカテゴリーは、全て同数、つまり三つであるが、このことも同じく熟考を促すことである。というのも、一般に、概念による全てのア・プリオリな区分は二分法でなければならないからである。その上しかも、それぞれの部類の第三のカテゴリーはどこでも第一のものと第二のものとの結合から生ずるということが、付け加わる。

    ◇ というわけで、
    全体性〔Allheit〕 (総体性〔Totalitaet〕)は、単一性〔Einheit〕と見なされた数多性〔Vielheit〕以外の何ものでもなく、
    制限性〔Einschraenkung〕≠ヘ、否定性〔Negation〕と結合した実在性〔Realitaet〕以外の何ものでもなく、
    相互性〔Gemeinschaft〕≠ヘ、他の実体と相互に規定し合う実体〔Substanz in Bestimmung der andern wechselsetig〕の原因性〔Kausaltaet〕であり、
    最後に、
    必然性〔Notwendigkeit〕≠ヘ、可能性〔Moeglichkeit〕自身を通じて与えられている現存〔Existenz〕以外の何ものでもない。

    --- No.34795 からの続き ---

    ◇ しかし、だからといって、第三のカテゴリーは純粋悟性の単なる派生的な概念であって、基幹概念ではないとは、決して考えてならない。

    ◇ というのも、第三の概念を産み出すためには、第一の概念と第二の概念との結合は悟性の或る特殊な活動を必要とし、この活動は、第一および第二の概念の際に行使されるものとは同一ではないからである。

    ◇ そういうわけで、数〔Zahl〕 (これは全体性のカテゴリーに属する)の概念は、多数と単位という概念があるからといって、必ずしも可能ではなく(例えば無限なもの〔Unendlichen〕の表象のように)、
    或いは、私が原因≠フ概念と実体≠フ概念との両者を結合するということからは、その限りではまだ、影響=A換言すれば、いかに或る実体が他の実体のうちの或るものの原因となり得るかは、理解することはできない。

    ◇ このことから明白なのは、そのためには悟性の或る特殊な活動が必要であるということであり、そして残余の場合についても同様である。


    *******

    ■ カテゴリー表 ■

    1 量〔Der Quantitaet:〕
     ・単一性〔Einheit〕
     ・数多性〔Vielheit〕
     ・全体性〔Allheit.〕

    2 質〔Der Qualitaet:〕
     ・実在性〔Realitaet〕
     ・否定性〔Negation〕
     ・制限性〔Limitation.〕

    3 関係〔Der Relation:〕
     ・内属〔der Inhaerenz〕≠ニ自体存在〔Subsistenz〕 
      (実体と偶有性 substantia et accidens)

     ・原因性〔der Kausalitaet〕≠ニ依存性〔Dependenz〕
      (原因と結果〔Ursache und Wirkung〕)

     ・相互性〔der Gemeinschaft〕
      (能動的なものと受動的なものとの間の相互作用〔Wechselwirkung zwischen dem Handelnden und Leidenden〕)

    4 様相〔Der Modalitaet:〕
     ・可能性〔Moeglichkeit〕=@− 不可能性〔Unmoeglichkeit〕
     ・現存在〔Dasein〕=@   − 非存在 〔Nichtsein〕
     ・必然性〔Notwendigkeit〕 − 偶然性 〔Zufalligkeit〕


    † 原佑訳上巻、p.229〜p.230参照。
    † その他に、中山元訳2、p.82〜p.83、石川文康訳上巻、p.140〜p.141を参照。
    †≠ナ囲まれた言葉は、カントが『純粋理性批判』文中で強調したものです。
    † 翻訳はしますが、◇〜は私が便宜上用いた区分けであり文章は原文・訳文の通りではありません。
    † 文中〔〕内は私による挿入、*1、*2〜や、※1、※2〜は私の覚書とします。これらは後に訂正、削除、修正等することがあります。
    † ◆〜は原典における段落とします。

    *******

    Z−4 No.34874
    Z−1 No.33825、Z−2 No.33829、Z−3 No.34795
    Y−10 No.33776
    Y−7 No.33016、Y−8 No.33658、Y−9 No.33668
    Y−4 No.32398、Y−5 No.32507、Y−6 No.32849
    Y−1 No.31693、Y−2 No.32053、Y−3 No.32302
    X−4 No.30943、X−5 No.31146、X−6 No.31639
    X−1 No.30542、X−2 No.30550、X−3 No.30874
    W−1 No.30139、W−2 No.30154、W−3 No.30529
    V−1 No.29992、V−2 No.30063
    U−1 No.29963
    T−1 No.29833、T−2 No.29850

    *******

    第一部 No.29833,29850
    第一篇 No.29963
    第一章 No.29992,30063
    第一節 No.30139,30154,30529
    第二節 No.30542,30550,30874,30943,31146,31639
    第三節 No.31693,32053,32302,32398,32507,32849,33016,33658,33668,33776,33825,33829,34795,34874

引用返信/返信 削除キー/
■34808 / inTopicNo.80)  Re[15]: 純粋理性批判B166
□投稿者/ pipit -(2023/10/29(Sun) 17:55:21)
    みなさまこんばんは。
    No34784の文章を読んでの感想を書きます。

    カントは
    @思考物の〔客観としての規定〕には、直観が必須条件であるが、
    A直観が欠けていても、〔主観と意志の規定〕に有用な思考物はある、と言っているのかなと思いました。

    Aの箇所のカントのドイツ語原文を、DeepLで英訳&日訳したものをコピペします。
    In the absence of intuition, our thought of an object may still have true and useful consequences in regard to the exercise of reason by the subject.
    But as this exercise of reason is not always directed on the determination of the object, in other words, on cognition thereof, but also on the determination of the subject and its volition, I do not intend to treat of it in this place.
    直観がなくても、ある対象について考えることは、その主体による理性の行使に関して、真実で有益な結果をもたらすかもしれない。
    しかし、この理性の行使は、常に対象の決定、言い換えればその認識に向けられるものではなく、主体の決定とその意志にも向けられるものであるため、この場ではそれを扱うつもりはない。

    (pipit感想)
    この箇所を読みながら、「理念」という言葉を思い浮かべました。
    目標はまだ実現できてなくても、その目標が自分の在り方や意志を規定する。
    でもここらへんのことは『実践理性批判』で書かれるのかな?と思いました。

引用返信/返信 削除キー/
■34797 / inTopicNo.81)  Re[2]: 超越論的分析論Z−3
□投稿者/ pipit -(2023/10/29(Sun) 00:14:45)
    うましかさん、こんばんはー(^ ^)

    No34795
    > ◇ 第二の注解=Bあらゆる部類のカテゴリーは、全て同数、つまり三つであるが、このことも同じく熟考を促すことである。というのも、一般に、概念による全てのア・プリオリな区分は二分法でなければならないからである。その上しかも、それぞれの部類の第三のカテゴリーはどこでも第一のものと第二のものとの結合から生ずるということが、付け加わる。<

    本当にカントは変わったこと考えるなぁと思っています....


    > ◇ というわけで、
    > 全体性〔Allheit〕 (総体性〔Totalitaet〕)は、単一性〔Einheit〕と見なされた数多性〔Vielheit〕以外の何ものでもなく、
    > 制限性〔Einschraenkung〕≠ヘ、否定性〔Negation〕と結合した実在性〔Realitaet〕以外の何ものでもなく、<

    ここまではなんとなくわかる気もするけど、

    ---------------------
    > 相互性〔Gemeinschaft〕≠ヘ、他の実体と相互に規定し合う実体〔Substanz in Bestimmung der andern wechselsetig〕の原因性〔Kausaltaet〕であり、<
    ---------------------

    えーと、

    > 3 関係〔Der Relation:〕
    >  ・内属〔der Inhaerenz〕≠ニ自体存在〔Subsistenz〕 
    >   (実体と偶有性 substantia et accidens)
    >
    >  ・原因性〔der Kausalitaet〕≠ニ依存性〔Dependenz〕
    >   (原因と結果〔Ursache und Wirkung〕)<

    ↑この上記二つが結合したものが、↓


    >  ・相互性〔der Gemeinschaft〕
    >   (能動的なものと受動的なものとの間の相互作用〔Wechselwirkung zwischen dem Handelnden und Leidenden〕)


    それで最後は、
    ---------------------------
    > 4 様相〔Der Modalitaet:〕
    >  ・可能性〔Moeglichkeit〕=@− 不可能性〔Unmoeglichkeit〕
    >  ・現存在〔Dasein〕=@   − 非存在 〔Nichtsein〕
    >  ・必然性〔Notwendigkeit〕 − 偶然性 〔Zufalligkeit〕
    ----------------------------

    の、

    > 必然性〔Notwendigkeit〕≠ヘ、可能性〔Moeglichkeit〕自身を通じて与えられている現存〔Existenz〕以外の何ものでもない。


    うーん、わかりません.....
    勉強してたらわかるようになるのかなぁ(・・;)

    うましかさん、カント文章への取り組みおつかれさまです!
引用返信/返信 削除キー/
■34795 / inTopicNo.82)  超越論的分析論Z−3
□投稿者/ うましか -(2023/10/28(Sat) 21:56:13)
    2023/10/28(Sat) 21:57:23 編集(投稿者)

    pipitさん、こんばんはー

    (/・ω・)/

    *******

    T 超越論的原理論
    第二部門 超越論的論理学
    第一部 超越論的分析論
    第一篇 概念の分析論
    第一章 全ての純粋悟性概念を発見する手引きについて

    □全ての純粋悟性概念を発見する超越論的な手引き
    第三節 (第十一項) 

    ◆ 第一の注解=Bこの〔カテゴリー〕表は、悟性概念についての四つの部類を含んでいるおり、まずは二つに区分される。その第一区分〔「量」と「質」〕は直観(純粋直観ならびに経験的直観)の諸対象へと向けられている。第二区分〔「関係」と「様相」〕はこれらの諸対象の現存〔Existenz〕(これらの諸対象相互の連関における、さもなければ悟性との連関における)へと向けられている。

    ◆私は前者の部類を数学的<Jテゴリーの部類と名付け、後者の部類を力学的〔dynamischen〕<Jテゴリーの部類と名付ける。表で見られるように、前者〔数学的カテゴリー〕の部類は相関者〔Korrelate〕を持たず、相関者が見いだされるのは後者〔力学的カテゴリー〕の部類においてのみである。この相違はやはり、悟性の本性のうちに根拠を持っているに違いない。

    --- No.33829 からの続き ---

    ■ カテゴリー表 ■

    1 量〔Der Quantitaet:〕
     ・単一性〔Einheit〕
     ・数多性〔Vielheit〕
     ・全体性〔Allheit.〕

    2 質〔Der Qualitaet:〕
     ・実在性〔Realitaet〕
     ・否定性〔Negation〕
     ・制限性〔Limitation.〕

    3 関係〔Der Relation:〕
     ・内属〔der Inhaerenz〕≠ニ自体存在〔Subsistenz〕 
      (実体と偶有性 substantia et accidens)

     ・原因性〔der Kausalitaet〕≠ニ依存性〔Dependenz〕
      (原因と結果〔Ursache und Wirkung〕)

     ・相互性〔der Gemeinschaft〕
      (能動的なものと受動的なものとの間の相互作用〔Wechselwirkung zwischen dem Handelnden und Leidenden〕)

    4 様相〔Der Modalitaet:〕
     ・可能性〔Moeglichkeit〕=@− 不可能性〔Unmoeglichkeit〕
     ・現存在〔Dasein〕=@   − 非存在 〔Nichtsein〕
     ・必然性〔Notwendigkeit〕 − 偶然性 〔Zufalligkeit〕


    ◇ 第二の注解=Bあらゆる部類のカテゴリーは、全て同数、つまり三つであるが、このことも同じく熟考を促すことである。というのも、一般に、概念による全てのア・プリオリな区分は二分法でなければならないからである。その上しかも、それぞれの部類の第三のカテゴリーはどこでも第一のものと第二のものとの結合から生ずるということが、付け加わる。

    ◇ というわけで、
    全体性〔Allheit〕 (総体性〔Totalitaet〕)は、単一性〔Einheit〕と見なされた数多性〔Vielheit〕以外の何ものでもなく、
    制限性〔Einschraenkung〕≠ヘ、否定性〔Negation〕と結合した実在性〔Realitaet〕以外の何ものでもなく、
    相互性〔Gemeinschaft〕≠ヘ、他の実体と相互に規定し合う実体〔Substanz in Bestimmung der andern wechselsetig〕の原因性〔Kausaltaet〕であり、
    最後に、
    必然性〔Notwendigkeit〕≠ヘ、可能性〔Moeglichkeit〕自身を通じて与えられている現存〔Existenz〕以外の何ものでもない。


    † 原佑訳上巻、p.229参照。
    † その他に、中山元訳2、p.81〜p.82、石川文康訳上巻、p.140を参照。
    †≠ナ囲まれた言葉は、カントが『純粋理性批判』文中で強調したものです。
    † 翻訳はしますが、◇〜は私が便宜上用いた区分けであり文章は原文・訳文の通りではありません。
    † 文中〔〕内は私による挿入、*1、*2〜や、※1、※2〜は私の覚書とします。これらは後に訂正、削除、修正等することがあります。
    † ◆〜は原典における段落とします。

    *******

    Z−1 No.33825、Z−2 No.33829、Z−3 No.34795
    Y−10 No.33776
    Y−7 No.33016、Y−8 No.33658、Y−9 No.33668
    Y−4 No.32398、Y−5 No.32507、Y−6 No.32849
    Y−1 No.31693、Y−2 No.32053、Y−3 No.32302
    X−4 No.30943、X−5 No.31146、X−6 No.31639
    X−1 No.30542、X−2 No.30550、X−3 No.30874
    W−1 No.30139、W−2 No.30154、W−3 No.30529
    V−1 No.29992、V−2 No.30063
    U−1 No.29963
    T−1 No.29833、T−2 No.29850

    *******

    第一部 No.29833,29850
    第一篇 No.29963
    第一章 No.29992,30063
    第一節 No.30139,30154,30529
    第二節 No.30542,30550,30874,30943,31146,31639
    第三節 No.31693,32053,32302,32398,32507,32849,33016,33658,33668,33776,33825,33829,34795


引用返信/返信 削除キー/
■34785 / inTopicNo.83)  Re[16]: アートポットさんへ
□投稿者/ アートポット -(2023/10/27(Fri) 22:47:12)
    No34783に返信(pipitさんの記事)
    > アポちゃん、こんばんはー(^ ^)
    >
    > ■No34780
    >>No33764 の曲をどうしてもピピットさんに聴いて感想をいただきたいですにて。
    >>エイベックスのアマチュアプロブランド向けのレーベル神椿レーベルにて。女性ボーカルの歌にて、3分30秒の短い曲ですにて。<
    >
    > ボカロっぽい曲調だね!
    > pipitの好みとは少し路線が違ってたけど、アポちゃんはこの曲が好きなん?

    曲名を日本語に訳すと「汚名」にて、汚名を着せた側も着せられた側もどちらも苦しんでいたのかもって。。好きな歌です。

    聴いていただきありがとうございます。m(__)m。
引用返信/返信 削除キー/
■34784 / inTopicNo.84)  純粋理性批判B166
□投稿者/ pipit -(2023/10/27(Fri) 22:38:48)
    No34777
    > 今日はカントの文章、一文くらいはがんばっちゃおうかなー?<

    とりあえずは、英訳とDeep日訳を(^◇^;)
    No34643のカント自身による註釈みたいですね。

    [25] Lest my readers should stumble at this assertion, and the conclusions that may be too rashly drawn from it, I must remind them that the categories in the act of thought are by no means limited by the conditions of our sensuous intuition, but have an unbounded sphere of action. It is only the cognition of the object of thought, the determining of the object, which requires intuition. In the absence of intuition, our thought of an object may still have true and useful consequences in regard to the exercise of reason by the subject. But as this exercise of reason is not always directed on the determination of the object, in other words, on cognition thereof, but also on the determination of the subject and its volition, I do not intend to treat of it in this place.

    [25] この主張と、そこから軽率に導き出される結論に読者がつまずかないように、私は読者に、思考行為における範疇は、私たちの感覚的直観の条件によって制限されることは決してなく、無制限の作用領域を持っていることを思い出させなければならない。直観を必要とするのは、思考の対象の認識、つまり対象の決定だけである。直観がなくても、ある対象についての思考は、主体による理性の行使に関して、真実で有用な結果をもたらすかもしれない。しかし、このような理性の行使は、常に対象の決定、言い換えればその認識に向けられるのではなく、主体の決定とその意志にも向けられるのであるから、この場ではそれについて論じるつもりはない。

    _φ(・_・ またゆっくり見ていきます♪
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