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■15407 / inTopicNo.1)  Re[34]: 物体の概念
  
□投稿者/ pipit -(2021/08/03(Tue) 21:30:10)
    まあ、たしかに、

    すべての物体、に、空間においての延長(ひろがり)は定義として組み込まれてる気はするけど、
    重さ。。。

    感覚的な重さ。。。

    うーん、謎の森のまま、24終わりますー

    ありがとうございます!
引用返信/返信 削除キー/
■15406 / inTopicNo.2)  物体の概念
□投稿者/ pipit -(2021/08/03(Tue) 21:21:49)
    みなさま、こんばんはー

    物体にどんな概念が組み込まれてるかは、その時代の定義が関わってると私は思うのですが、
    カント愛の強そうな御子柴善之先生は、

    例えば宇宙では物体に重さ無いもん、
    (めっっっちゃpipitの意訳です。御子柴先生すみません)

    というかんじに、物体に重さという概念が含まれていないことを説明されてるっぽいかも?
    (角川選書『カント純粋理性批判』御子柴善之先生、p67.68参照)

    ※もし、該当箇所のちゃんとした引用を読んでみたい方がおられたら、引用しますので、どなた様でもおっしゃってくださいませー。

引用返信/返信 削除キー/
■15405 / inTopicNo.3)  おくたがわさんへ
□投稿者/ うましか -(2021/08/03(Tue) 19:07:03)
    おくたがわさん、皆さん、こんにちはー
    pipitさん、おじゃまします(・ω・)ノ

    *******

    >「(拡がりをこの概念と結びついているものとして私が見いだすためには、)私は、物体という言葉と結合している概念〔*2〕から出てゆく必要はなく」
    ですね。

    ありがとうございます!

    そう読めば、すっきりしますよねー

    >なぜなら、私は、物体という言葉と結合している概念から、拡がりをこの概念と結びついているものとして私が見いだすためには、出てゆく必要はなく

    ただ、私には「私が概念から出ていく」というのがよく分からないです(´;ω;`)ウッ…

    >難解とされる原文をいやがうえにも解読困難な日本語にしてしまう原マジックとしておそれられている手法


    ええっ!! (;゚Д゚) そうなんですね! 


    >引用してみて面白く思うこと。

    いつも複数の翻訳の比較分析、ありがとうございます!

    ちなみに、、、

    石川文康訳と天野貞祐訳には第一版序論はおさめられているのかな?(;´・ω・) 
    中山元訳1には「序論(初版)」がおさめられています。

    ただ、中山元訳1p.11-p.12の序論と同p.230-p.231の序論(初版)の該当箇所は全く同じ訳文のような…
    (;´・ω・)

    >広がりを持たなければ物体であり得ないってことかなぁ 空間の一部を占めることが無いものは物体ではない、と。一方、重さは、そのように自明とは言えない、と。

    (-ω-;)ウーン、、、この物体の諸性質についての区別は、カントが学んできた知的背景に元ネタがあるのかもしれませんね。テキトーです。



    >上手し加算

    (・∀・)♪



    それでは〜




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■15404 / inTopicNo.4)  おくたがわさんへ
□投稿者/ pipit -(2021/08/03(Tue) 17:46:32)
    おくたがわさん、こんにちは!

    いろいろな先生の訳文を載せていただいて、ありがとうございます!
    興味深いです_φ(・_・
引用返信/返信 削除キー/
■15395 / inTopicNo.5)  Re[27]: カント沼番外地:第一版序論 X−3
□投稿者/ おくたがわ -(2021/08/03(Tue) 08:07:42)
    No15341に返信(うましかさんの記事)
    うましかさん、皆さん、おはようございます。
    少し前の部分についての返信です。すみません。

    > ◇「すべての物体は拡がりをもつ」と私が言えば〔*1〕、これは一つの分析的判断である。なぜなら、私は、物体という言葉と結合している概念〔*2〕から、拡がりをこの概念と結びついているものとして私が見いだすためには、出てゆく必要はなく〔*3〕、物体という概念を分析しさえすれば、換言すれば、私がいつでもこの概念において思考している多様なものを意識しさえすれば、拡がりという述語はそのうちに見いだされるからである。
    >
    >  *3 「出てゆく必要はなく」。
    >   何がどこから出てゆくということなのかな?(;´・ω・)

    「(拡がりをこの概念と結びついているものとして私が見いだすためには、)私は、物体という言葉と結合している概念〔*2〕から出てゆく必要はなく」
    ですね。
    難解とされる原文をいやがうえにも解読困難な日本語にしてしまう原マジックとしておそれられている手法ですね。

    石川『「広がり」を、物体と結びついたものとして見出すために、私は自分が物体と結びつける概念を超え出るにはおよばないからである。』
    天野『延長性が物体という語で私の現す概念と結び付いて居ることを知るためには、此の概念を越えて外に出る必要はない。』
    中山『物体の概念と結びついている<広がり>という概念をみいだすためには、物体という主語と結びついている概念を越えて、外に出る必要はないのである。』

    引用してみて面白く思うこと。
    「広がり」が結びついているのは
    石川「物体」
    天野「物体という語で私の現す概念」
    中山「物体の概念」
    原「物体という言葉」


    >  ※ 物体一般について何かしらの判断を言述する場合、私たちは、物体とはいかなるものかという物体についての概念の−うちに−、"拡がり"、"重さ"といった性質が含まれるか否かを何を根拠に考え、区別しているのかな?(;´・ω・)

    広がりを持たなければ物体であり得ないってことかなぁ
    空間の一部を占めることが無いものは物体ではない、と。
    一方、重さは、そのように自明とは言えない、と。
    テキトーです。


    面白かった変換
    上手し加算
    だからうましかさんは計算の話をしてたのか。。ちゃう。


引用返信/返信 削除キー/
■15394 / inTopicNo.6)  Re[30]: 日記・主語について
□投稿者/ pipit -(2021/08/03(Tue) 07:53:45)
    思考対象として、まず、のせる

    そして、それについての、判断。
引用返信/返信 削除キー/
■15393 / inTopicNo.7)  Re[29]: 日記・主語について
□投稿者/ pipit -(2021/08/03(Tue) 07:51:39)
    思考対象が、主語

    主語への見解が、述語

    見解が主語概念に含まれてるなら分析判断

    外に出て付け足された見解なら、総合判断
引用返信/返信 削除キー/
■15387 / inTopicNo.8)  日記・主語について
□投稿者/ pipit -(2021/08/02(Mon) 23:06:46)
    みなさまこんばんはー。
    今日は、主語ということについて考えていました。

    私見ですが、
    思考という行為において、その時の思考対象とするものが『主語』になるのではないかと思いました。
    その思考対象に対して、判断をする。それが知性の働きであり、その働きを判断と名づけ得る。

    『見ているものの一部分』を思考対象としたとき、
    『見ているものの一部分』は、『時計』だ。と判断する。

    『時計』を思考対象としたとき、
    『時計』は『時間を知る道具』だ。と判断する。

    言語化以前でも、思考対象は主語化することが可能なまとまりになっているということ。

    言語化以前では、概念と概念の動き(動かし)としたとき、

    Aがその一瞬の思考する対象としたら、次の瞬間は、BにAを包摂させる判断(位置決定)。
    その動きを言語化すれば、AはBです。

    ※※※※※※※※

    Bが、Aの概念にもともと組み込まれてる場合は、分析判断。

    Bが、Aから出て経験などを経てAに結びつけるものの場合は、総合判断。

    そんなことを考えていました。

    んー、思考対象かぁ。
    見てるものの中にないんだけど、見てる主体という概念を思考対象としたとき、主体が主語になるということなんかなー。
    ややこしく思うな。

    見てる主体、考えてる主体 という思考対象は、概念になるのかなー。
    推論と直知、ややこしくおもう

    はてな?

    おやすみなさーい ☆彡





引用返信/返信 削除キー/
■15366 / inTopicNo.9)  カント沼番外地:第一版序論 X−4
□投稿者/ うましか -(2021/08/01(Sun) 14:06:59)
    2021/08/01(Sun) 14:16:25 編集(投稿者)

    pipitさん、こんにちはー。
    おじゃまします。

    *******

    ◇分析的判断によっては、私たちの認識は全然拡張されず、私たちがすでにもっている概念は分析されて、私自身に理解しやすいものになる。

    ◇綜合的判断のさいには、私は主語の概念のほかになお何か別の(X)をもっていなければならず、悟性は、主語の概念のうちには潜んでいない或る述語を、それでもこの主語の概念に属するものとして認識するためには、この何か別のものに、たよるということである。

    ◇経験的判断または経験判断〔empirischen oder Erfarungsurtailen〕のさいには、この点に関してはいかなる困難も全然ない。なぜなら、このXは、私が概念Aによって思考する対象についての完璧な経験〔die vollstaendige Erfahrung〕であって、その概念Aはこの経験の一部分をなすに過ぎないからである。

    ◇なぜなら、たとえ私が物体一般の概念のうちに重さ〔Schwere〕という述語を全然含ませていないにせよ、物体一般の概念は経験の一部分をつうじてその完璧な経験を表示しており、それゆえ私は経験のこの一部分に、まさに同一の経験のなお他の諸部分をも、その完璧な経験に属するものとして付加することができるからである。

    ◇私は物体という概念を、すべてこの概念において思考されるところの、拡がり〔Ausdehnung〕、不可入性〔Undurchdringlichkeit〕、形態〔Gestalt〕などという諸徴表〔Merkmale〕によって、あらかじめ分析的に〔analytisch〕認識することができる。ところが、私が私の認識を拡張してみると、私が物体というこの概念をそこから引きだした経験を振りかえって見ることによって、私には前記の諸徴表と重さもまたいつでも結びついていることがわかる。

    ◇それゆえ経験が、概念Aの外にあるあのXに他ならないのであって、このXに重さという述語Bと概念Aとの綜合〔Synthesis〕の可能性がもとづいているのである。

    →原佑訳上巻、p.101〜p.103参照(※翻訳は参照するが、◇〜は原文・訳文の通りではありません (;´・ω・))。文中〔〕内は私による挿入。


    *******

    V−1 No.15143, V−2 No.15340, V−3 No.15341
    W−1 No.14848, W−2 No.14849
    V−7 No.14620, V−8 No.14662
    V−4 No.14271, V−5 No.14415, V−6 No.14455,
    V−1 No.13815, V−2 No.14009, V−3 No.14097,
    U−1 No.13643 
    T−1 No.13389, T−2 No.13436, T−3 No.13576

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■15351 / inTopicNo.10)  Re[27]: 主語
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2021/07/31(Sat) 19:26:14)
    pipitさま、お邪魔するね。

    あ、っていうか、馬鹿ちゃんに、なんだけどね。
    ◇って、あなたの?それとも抜粋?
    誰が何いってるのかよくわかんないのよね。

    で、馬鹿ちゃんに聞くね、
    馬鹿ちゃんにとって、「主語」っていうのどんなの?




引用返信/返信 削除キー/
■15341 / inTopicNo.11)  カント沼番外地:第一版序論 X−3
□投稿者/ うましか -(2021/07/31(Sat) 15:12:40)
    2021/08/02(Mon) 19:24:05 編集(投稿者)

    続きです(・ω・)ノ

    *******

    ◇「すべての物体は拡がりをもつ」と私が言えば〔*1〕、これは一つの分析的判断である。なぜなら、私は、物体という言葉と結合している概念〔*2〕から、拡がりをこの概念と結びついているものとして私が見いだすためには、出てゆく必要はなく〔*3〕、物体という概念を分析しさえすれば、換言すれば、私がいつでもこの概念において思考している多様なものを意識しさえすれば、拡がりという述語はそのうちに見いだされるからである。

     *1 私が「〜」と"言う"ことが"判断"とされている。※判断内容「〜」と区別したい。
     *2 「概念」とは、対象(物体)を表現する言葉(「物体」)と"結合している"ところのもの。
     *3 「出てゆく必要はなく」。
      何がどこから出てゆくということなのかな?(;´・ω・)

    ◇これに反して、「すべての物体は重さをもつ」と私が言えば、この述語は、私が物体一般のたんなる概念において思考しているものとは、まったく別の或るものである。それゆえ、そうした述語を付加することが、綜合的判断を与えるのである。

     ※ 物体一般について何かしらの判断を言述する場合、私たちは、物体とはいかなるものかという物体についての概念の−うちに−、"拡がり"、"重さ"といった性質が含まれるか否かを何を根拠に考え、区別しているのかな?(;´・ω・)

    ◇以上のことから次のことが明瞭となる。

    ◇分析的判断によっては、私たちの認識は全然拡張されず、私たちがすでにもっている概念は分析されて、私自身に理解しやすいものになる。

    ◇綜合的判断のさいには、私は主語の概念のほかになお何か別の(X)をもっていなければならず、悟性は、主語の概念のうちには潜んでいない或る述語を、それでもこの主語の概念に属するものとして認識するためには、この何か別のものに、たよるということである。

     ※或る判断を分析的/綜合的とあらかじめ決めておくことは可能なのかな?
     順番としては、或る対象について判断され言述されたさいの何かしらの述語概念に対し、それが主語概念(対象の性質)に属していないか否かを分析してからでないと、分析的か綜合的かを決められないようにおもいます(;´・ω・)

    →原佑訳上巻、p.100〜p.102参照(※翻訳は参照するが、◇〜は原文・訳文の通りではありません (;´・ω・))。文中〔〕内は私による挿入。*1〜、*2〜、、は私による覚書。※〜は私による覚書。


    *******

    V−1 No.15143, V−2 No.15340
    W−1 No.14848, W−2 No.14849
    V−7 No.14620, V−8 No.14662
    V−4 No.14271, V−5 No.14415, V−6 No.14455,
    V−1 No.13815, V−2 No.14009, V−3 No.14097,
    U−1 No.13643 
    T−1 No.13389, T−2 No.13436, T−3 No.13576

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■15340 / inTopicNo.12)   カント沼番外地:第一版序論 X−2
□投稿者/ うましか -(2021/07/31(Sat) 15:10:18)
    pipitさん、こんにちはー
    おじゃまします。

    編集していたら間違えて削除してしまいました(´;ω;`)ウゥゥ

    *******

    §分析的〔analyticher〕判断と綜合的〔synthetischer〕判断の区別について

    ◇すべての判断〔allen Urteilen〕においては、主語〔Subjekts〕と述語〔Praedikat〕との関係がそのうちで思考されている。この関係は二種類の様式で可能である。

    (私は肯定判断〔die bejahende〕だけを考察する。否定判断〔die verneinende〕への適用は容易だからである。)

    ◇述語Bは、主語Aのうちに(隠れて)含まれている或るものとして、この概念Aに属しているか、あるいはBは、たとえ概念Aと結びついているにせよ、この概念のまったく外にあるかのいずれかである。

    ◇前者の場合、その判断を私は分析的と名づけ、後者の場合には、綜合的と名づける。

    ◇それゆえ分析的(肯定)判断〔analytische Urteile (die bejahende)〕は、述語と主語の結びつきがそこでは同一性〔Identiaet〕によって思考されるような判断であるが、この結びつきがそこでは同一性なしで思考されるような判断は、綜合的判断と呼ばれるべきである。

    ◇分析的判断は解明〔Erlaeuterungs-〕判断と、綜合的判断は拡張〔Erweiterungs-〕判断と呼ばれうるかもしれない。それは以下のような理由からである。

    ◇分析的判断は、述語によって主語の概念に何ものをも付加せず、主語の概念を分析によって、ほかならぬこの主語の概念においてすでに思考されていたその部分概念へと分解するにすぎない。

    例) 「すべての物体は拡がりをもつ〔All Koerper sind ausgedehnt〕」と言うsage場合の判断
       
       「物体」という言葉Wortと結びつく概念を分析 → 拡がり ||

    ◇これに対して、綜合的判断は、主語の概念において全然思考されておらず、したがって主語の概念をいかに分析しても引きだせられなかったはずの一つの述語を付加する。

    例) 「すべての物体は重さをもつ〔All Koerper sind schwer〕」と言う場合の判断

       「物体」という言葉と結びつく概念を分析 || ← 重さ

    →原佑訳上巻、p.98〜p.100参照(※翻訳は参照するが、◇〜は原文・訳文の通りではありません (;´・ω・))。文中〔〕内は私による挿入。

    *******

    V−1 No.15143
    W−1 No.14848, W−2 No.14849
    V−7 No.14620, V−8 No.14662
    V−4 No.14271, V−5 No.14415, V−6 No.14455,
    V−1 No.13815, V−2 No.14009, V−3 No.14097,
    U−1 No.13643 
    T−1 No.13389, T−2 No.13436, T−3 No.13576

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