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■12057 / inTopicNo.85)  Re[15]: 分節されたものの呼び名
  
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2021/04/20(Tue) 19:52:49)
    あ、ちょっと、カント、思い出した。受動的総合の世界に入る前に。

    現象学では、意識の「総合」を大きく二つに分節したものへの名称が「受動的総合」と「能動的総合」。

    ここでカントのを見て見ます。カントのについてpipitさまから教わったのは、

    『導入のためのこの序論としての役割においては、人間の認識には二つの〈幹〉があることを指摘しておくだけで十分であろう。この二つの〈幹〉とは感性と知性[=悟性]であり、これらはおそらく、まだわたしたちには知られていない一つの共通の〈根〉から生まれてきたものである。感性によって、わたしたちに対象が与えられ、知性によってこの対象が思考されるのである。』中山元先生訳『純粋理性批判1』p63----(K)

    でした。

    なんかこういうの、現象学の意識の分節の仕方と似てる感じがする。

    カントの場合、『人間の認識』ってあるけど、わたしのばあい「認識」を〈真正な判断〉(狭義の意味でね)(No11053)ってしてるから、「認識」ってしないで、「意識」として、人間の意識をまず大きく「感性」と「知性」の二つに分けている、ってわたし見た。
    ただ、カントの場合、意識をゲシュタルトとして見てるかどうかはわかんない。わたし、ここんところが重要だと思ってるだけど。

    あと、『まだわたしたちには知られていない一つの共通の〈根〉から生まれてきたものである』っていうところは括弧に入れとく(エポケー)ね。

    かなりわたしの入ってきてるけど書いとく。
    あ、これもちょっとあるから後で。




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■12013 / inTopicNo.86)  Re[14]: 受動的総合
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2021/04/18(Sun) 19:28:39)
    「受動的総合」っていうの、

    No11345、(FD-2)の、----(a)
    【匿名的の行われ】ている【隠れた働き】【根源的な働き】
    だったり、

    No11393、(FD-4)の、----(b)
    【原初的領分に属する統覚】だNo114
    No11411、(MP-4)の、----(c)
    【世界との“この”素朴な触れあい】だったり、

    No11426、(MP-5)の、----(d)
    【森林や草原や河川がどのようなものであるかをわれわれに最初に教えた風景】だったり、

    No11467、(MP-7)の、----(e)
    【非反省的な生】だったり、

    するところだとわたし見てる。

    そして、(fd-1)では、〔能動的総合はすべて受動的総合を土台にして行われる〕ってしてる。

    もし、哲学っていうのが「根源」とか「起源」を探究することを欲することなのだとしたら、そして、現象学が意識について、そのようなものを問題としているとしてるんだとしたら、哲学することにとっても素直なんじゃないかって、わたし思ってる。

    ついでに、「能動的総合」を上記のなかから見て見ると、
    (a)の【数、述定的な事態、価値、目的、作品】、【実証的な諸学】(コレたぶん科学のことね)、【高次の素朴性であり、賢明な理論的技術】だったり、
    (b)【言葉が制定されている世界】【出来合いの意義が用意されている】だったり、
    (c)【より高次の発生のおかげで、この意味のうえに新しい意味を積み重ねるような統覚】だったり、
    (あ、カントの『純粋理性批判』はこの綜合を対象としているんだと思う。たぶん)
    (d)【智私学が抽象的、記号的、依存的である】だったり、
    (e)【世人や科学者たちが知っていると信ずるもの】だったり、
    するところかな?

    能動的総合の世界に関してはカントや科学者におまませするとして、わたしのここでの物語りは受動的総合の世界を現象学ので見てゆくことにしま〜す。


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■11974 / inTopicNo.87)  Re[13]: 意識の綜合とその分節
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2021/04/17(Sat) 19:06:38)
    わたしにおいて、「人」というのは分類されたもの。そして「人」をゲシュタルトとして見ます。
    「意識(精神)」というのも人において分節されたもの。そしてこれもゲシュタルトとして見る。
    〈統一的・全体的構造をもつ移調可能な一つの意識〉っていうことになるのかな。

    フッサールは、〔総合を意識の原形式〕とし、〔総合〕を〔流れ去る多様の統一〕としている。
    たしかに、〔流れ去る多様の統一〕のようにわたしには思えてる。
    たとえば、わたしがいまこうして文を打ち込んでいたり、ただ座って窓の外を眺めているときでさえ、そこには〔流れ去る多様〕があって、それらが〔統一〕されてるんだと思う。でもこういうのっていちいち意識してない。だから〔無意識の働きにも比せられる〕、になるんだと思う。

    そして、フッサールは意識の「総合」を、まず大きく二つに分節していて、〔受動的総合〕と〔能動的総合〕。

    ゲシュタルトとして見る、ということで重要なのは、ただ分ける(分節)するだけに留まるんじゃなくて、その分節されたものが相互にどのように関係していて、統一的・全体的な一つのものとして機能しているのかを見ることでなんで、ようするにその分節したものの“相互関係性自身”を見ることによって全体を見てゆこうとしてるんじゃないかっわたし見てる。

    No11697に書いたように、メルロは【相互に作用しあっている出来事】とか【神経系には全体的な出来事しかない】などと言っている。

    (fd-1)では、「内的時間意識」「キネステーゼ」「自我」「自我極」「地と図」「分化」、などの用語が出てきている。
    これらについて見ていって見ることにしま〜す。

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■11972 / inTopicNo.88)  Re[12]: 意識の綜合とその分節
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2021/04/17(Sat) 18:59:22)
    ゲシュタルトや分節の意味がわたしに見えてきたところで、ここからのわたしの物語りは、

    No11875の現象学事典からの書き写し(受動的総合/能動的総合)を(fd-1)ってしとしときます。
    しばらく(fd-1)について見ていっていこうと思ってま〜す。
    わたしの(現象学のと相互主観的にわたしに見えてきているのもの)ね。

引用返信/返信 削除キー/
■11875 / inTopicNo.89)  Re[11]: 意識の綜合とその分節
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2021/04/14(Wed) 20:35:57)
    わたしの分節の意味を見えるようしたところで、
    No10927に戻ります。

    現象学のね。
    前にどこかで書いたと思うけど、もう一度ここに書き写しておくことにします。

    「現象学事典」から。短いのでぜんぶ。

    受動的総合/能動的総合 [(独)passive Synthesis/aktive Synthesis]
    〔フッサールにおいて総合は意識の原形式であり、その特徴は「流れ去る多様の統一」と規定される。サイコロという統一的対象の知覚は、どの側面から、どの距離で、どの光のもとで、見るか(さらには、どのように触れるかなど)に応じて変化する多様な現れ方を通して、その総合として成立する。この知覚したサイコロをのちに想起するときにも、かつて知覚したサイコロと同一のサイコロの想起であるという同一性の意識は総合によってつくり出される。こうした個別的意識体験の総合が可能になのは、もともと意識生の全体が総合的に統一化されているからである。この普遍的総合の根本形式はすべてを包括する内的時間意識である。「能動的/受動的」という発生的現象学の基本概念は、以前から使用されていた「顕在的/潜在的」「主題/背景(地平)」などの対概念を力動化したものである。自我はいま見えているサイコロの面前を主題として顕在的に意識していると同時に、裏面を背景として潜在的に意識している。この区別の根拠は自我の関わり方の相違にある。「能動的/受動的」の区別も同様であり、能動的総合はとくに自我的な作用であるに対して、受動的総合は自我の関与なしにおのずから生じる。その点で、無意識の働きにも比せられる。
    能動的総合はすべて受動的総合を土台にして行われる。受動的総合の基底をなすのは内的時間意識による時間構成であり、キネステーゼによる空間構成とともに総合の形式条件を形成する。実質的条件をなすのは連合法則に従う布置形成である。布置形成によって図と地が分化し、地から浮き上がった図が自我を触発する。自我は図に注目して把握的に対向する。それが触発の受容であり、能動性の最低段階をなす。受動的総合と能動的総合の境界線はここに引かれる。把握する、解明する、関係づけるなどの低次の能動的総合を超えた、数える、述定するなどの高次の能動的総合においては、数や述定的事態がなどのイデア的対象が産出される。能動的総合は作用としてはまもなく過ぎ去るが、その成果は自我極に沈殿し、習慣として妥当しつづける。習慣は第二の受動性として、より高度の能動的総合の土台となる。したがって、すべての能動性に先立つ受動性と能動性に由来する受動性が区別される。〕

    わたし、こういう見方、受け入れてる。

    わたしのは後で。




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■11843 / inTopicNo.90)  Re[10]: 概念
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2021/04/12(Mon) 19:07:07)
    おくったがわさん、こんばんわ。

    ■11836、
    >なんか変だなーと思って考えた<
    わたしも考えて見ま〜す。

    >「ゲシュタルト」という捉え方を根本的・一般的な基本概念として導入したということでしょう?<
    そうです。わたしそう見てます。

    カントのカテゴリーと比較して見るの、わたしカントのはよく分かんないいから、違うのかもしれないけど、ちょっとわたしなりの見えを書いて見ます。

    カントの>判断の12の形式<っていうの、〈考えること〉における「分類」ってわたし見てる。
    人間はいろいろと”考える“けれども、それらは、大きく分けて、分量・性質・関係・様相という4つの概念に括り分けられる、って考えたんじゃないかしら。――12よりも、最も根本的・一般的基本”概念“=カテゴリーとしては4つの方がそうだと思う。――ここらへんはpipitさまに聞きたいところで〜す――いずれにしてもこう見たとき、カントの「12の形式」っていうのは、〈考えること〉における「分類的概念」だと見てる。
    No11828で、わたしが分けて見た二種類の概念のうち「ゲシュタルト的概念」じゃなくて、「分類的概念」の方っていうこと。

    ちなみに、わたしのは、
    意識(精神)をゲシュタルトとして見ることにしてる。統一的・全体的構造をもつ移調可能な一つの意識、ってなるのかな。そしてゲシュタルトとしての意識をそのうちに分けることを“分節”する、ってしてる。
    わたしも意識の分節の仕方において〈思・考〉という領分を見てる。
    もうちょっと括りを大きくして、「人」という分類のうちで、「人」をゲシュタルトとして見たとき、〈意識〉も〈分節されたもの〉ってなって、〈意識〉のうちで分節されたもののなかの〈思・考〉という領分、ってなる。

    なんか話をややこしくしちゃってるかしら?

    >「ゲシュタルトというカテゴリ」は「犬という概念」と同様な表現だと思う。<
    を見て見ます。

    「犬という概念」の「犬」っていうのは〈分類されているもの〉――分類語だとわたし見てる。
    〈考える〉領分では、いろいろな分類的概念が要素となっていてそれを使って〈判断〉してる?

    一方、「ゲシュタルト」なんだけど、
    たとえばね、
    花ちゃんの家では一匹の犬を飼っています。その犬の名前は「ポチ」。花ちゃんにとっても他の人にとってもポチは「犬」ってなるんだろうけれども、花ちゃんにとってポチは犬という概念(分類的概念)だけポチとかかわってるんじゃないとわたしは思う。
    「ポチ」を「犬」という分類で見るだけじゃなくて、「ポチ」を「ゲシュタルト」として見ると、〈統一的・全体的構造をもつ移調可能な一つのポチ〉ってなる。
    「ゲシュタルトというカテゴリー」っていうのは、「犬という概念」っていうんじゃなくて、「ポチという概念」なんだとわたし見てる。花ちゃんはポチを“考え”てるんじゃなくて、思ってる(感じてる)んだとわたし思う。

    え? ますます変にっなっちゃてきてる? だとしたらごめんね。

    「ゲシュタルトという概念(カテゴリー)」、ひとまずここまでにしとく。

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■11836 / inTopicNo.91)  Re[9]: 概念
□投稿者/ おくたがわ -(2021/04/11(Sun) 20:17:56)
    No11828に返信(悪魔ちゃんさんの記事)
    こんばんは。
    なんか変だなーと思って考えた

    「ゲシュタルト」:統一的・全体的構造をもつ移調可能な一つのまとまり
    「カテゴリ」:(哲学において)もうそれ以上に分けることができない根本的・一般的な基本概念
    そして
    「概念」とは『意識(精神)のなかで〈分類されてるもの〉』と悪魔ちゃんは見ているわけでしょう。

    > メルポンのように【ゲシュタルトというカテゴリーを導入する】

    つまり、「ゲシュタルト」という捉え方を根本的・一般的な基本概念として導入したということでしょう?
    カントだったら否定性,因果性などなど判断の12の形式をカテゴリとして導入した。メルロにとっては「ゲシュタルト」がそういう重要な概念だったということじゃないかな。
    「ゲシュタルトというカテゴリ」は「犬という概念」と同様な表現だと思う。


引用返信/返信 削除キー/
■11832 / inTopicNo.92)  Re[9]: 二つの
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2021/04/11(Sun) 19:24:37)
    これまでいろいろ考えて見てきたなかで、ちょっとここで整理(分けを整える)して見る。

    1.二つの「理性」
    No11555のわたしの参考書にあったような〔物事を筋道立てて論理的に正しく考 え、真偽善悪を判断する能力〕という「理性」と、わたしが見たようなただ〈分ける性〉としての「理性」の、二つ。
    ここで前者を「理性」を「理」として区別しとくね。

    2.二つの「分け」
    〈分け〉には「分類」と「分節」の二つ。
    「分節」は〈ゲシュタルトのうちで分けること〉。

    3.二つの「概念」
    「分類的概念」と「一つの概念」。

    4.二つの「統覚」
    No11393でフッサールが言ってるように【二つの統覚の区別】。
    そしてわたしのばあい、二つの統覚を「統覚」と「統握」として区別して見た。

    こういうのって、No11646で抜粋して見たメルポンの区別と連関する気がしてる。

引用返信/返信 削除キー/
■11828 / inTopicNo.93)  Re[8]: 概念
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2021/04/11(Sun) 17:19:39)
    「概念」っていうのがまだ途中になってた。

    No11665で、「概念」って言うのを、ひとまず〈分類されているもの〉ってして見たんだけど。意識(精神)のなかで〈分類されてるもの〉を「概念」って呼ぶ、っていうこと。
    たとえば〈犬〉という概念。〈犬〉っていうのは分類語。

    でもメルポンのように【ゲシュタルトというカカテゴリーを導入する】ってしたとき、「概念」の意味がちょっと変わってくる気がする。

    【ゲシュタルトというカテゴリー】よね、そして、
    「カテゴリー」を〈もうそれ以上に分けることができない根本的、一般的な機能概念〉ってすると、結局「カテゴリー」も「概念」っていうことになる。【ゲシュタルトというカテゴリー】は「ゲシュタルトという概念」っていうことになる。だから「ゲシュタルト」も「概念」っていうことになる。

    「分類されたもの」は〈さまざまな物事を共通性によって括りまとめ、同じものとして見て分けられたもの〉。
    「ゲシュタルト」は〈統一的・全体的構造をもつ移調可能な一つの〉。
    両方とも「概念」っていうことになったんだけど雰囲気的に異なる感じ。

    No11664のネットにあったように「分類」っていうの、〔これ以上分けることのできない個体の一つ手前(種という)まで順次分けて〕ってあるから、個について見ようとするときにはゲシュタルトで見た方がいいのかも。

    でね、「概念」にも二つある、って見とくことにする。
    〈分類されたものとしての概念〉と〈ゲシュタルトとしての概念〉の二つ。
    前者を「分類的概念」、後者を「ゲシュタルト的概念」。「ゲシュタルト概念」っていうより「一つの概念」のほうがいいいかな。

    ひとまず「概念」っていうの、こうしとくことにする。

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■11818 / inTopicNo.94)  Re[7]: What do you Want to do?
□投稿者/ パニチェ -(2021/04/11(Sun) 08:52:26)
    No11817に返信(悪魔ちゃんさんの記事)

    > ■11814、パニさん、
    > 分かりました。ありがとうございます。

    どういたしまして。

    > 大きく二つに分けて見る、っていうのがわたしのキモになってる。

    > わたしの問い、こう聞かれると、ふつうちょっと考えるじゃないかって思ってたんだけど、やっぱパニさんもすぐ出てくるっていうのすごいね。

    > 人によっていろんな分け方があるって思ってる。どんなのがあるのかな〜って。

    面白い質問でした。
    他の人がどういう答えを持っているのか私も興味あります。^^
引用返信/返信 削除キー/
■11817 / inTopicNo.95)  Re[6]: What do you Want to do?
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2021/04/11(Sun) 08:46:33)
    おはようございま〜す

    ■11814、パニさん、
    分かりました。ありがとうございます。

    大きく二つに分けて見る、っていうのがわたしのキモになってる。

    わたしの問い、こう聞かれると、ふつうちょっと考えるじゃないかって思ってたんだけど、やっぱパニさんもすぐ出てくるっていうのすごいね。

    人によっていろんな分け方があるって思ってる。どんなのがあるのかな〜って。

引用返信/返信 削除キー/
■11816 / inTopicNo.96)  Re[5]: What do you Want to do?
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2021/04/11(Sun) 08:37:36)
    ■11810、マジモンさん、

    分け方聞かれてすぐ出てくるのって、すごいじゃん。

    分かりました。ありがとうございます。

引用返信/返信 削除キー/

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