| 2/1,ミャンマーにおいて国軍のクーデターが発生して以来デモ弾圧で700人以上の死亡者がでている。 日本の外務省は市民殺害の続くミャンマー情勢に関して世論調査で情勢改善に向けて積極的関与する必要があるとの回答が72.3%もあった。 民主派による連邦議会代表委員会CRPHは「挙国一致政府」を16日に発足。承認を世界に求めている。日本は承認すべきではないか。そうなると「誰が為に鐘はなる」(ヘミングウエー著)の主人公のように義勇兵として内戦に参加という事態もありうる。自由か独裁か、民主主義か専制主義か。国軍は民主主義を雑草にたとえて刈り取ると主張しているが軍政こそが雑草ではないか。 サイコパスは独裁者タイプに多い。支配ー被支配の関係を国民に強いる。それに対して民主主義は統治者を自ら選んで自らを統治するので統治者と国民の関係は支配ー被支配の関係にない。形式上の権力は自ら決めたルールを自ら守らせるためのいわば自律を意味する。独裁制は独裁者が決めたルールを守らせる他律であり、支配ー被支配の関係にある。民主主義社会は統治者と人民の関係は支配ー被支配の関係ではなく、対等な関係である。ミヤンマーの人民の戦いを支持したい。 決定論支持で自由意志を否定するとこのような自由をめぐる戦いが無意味に思えるかもしれないが。
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