| 2025/02/09(Sun) 08:51:54 編集(投稿者)
あくまで私の脳内ひとりごととして書いてみます。
前出の『般若心経』の本に、『般若心経』は釈迦の仏教を否定している(それより上位の世界観である、ということを説いている)ということが具体的な説明として出てきます。 その説明と漢字で書かれている『般若心経』そのもの(本に載っています)を合わせるとたしかにそうだなと思えます。 次の投稿でそのあたり引用しながら書いてみるつもりです。
『般若心経』の空と龍樹の空とでは、同じ空を説明しながらもある意味違うものなのではないかと、ごくわずかな知識しかないながらも今のところ暫定として感じています。 どちらも、あらゆるものの実体の無さを説明しているところは共通していますが。
龍樹の空は、仏陀の教えを理論としてまとめあげたもので、八不も中道を説くためのものだと考えます。 つまり、龍樹の空は仏陀の教えとは矛盾しないものだということ。
こんなふうに自分のなかで暫定的に考えながら、別な本も読んでみようと思っています。(龍樹研究の先生の持っている本と、以前に読んで売ってしまった本をまた買ってのと
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