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■39860 / inTopicNo.1)  あの日の夕日 5
  
□投稿者/ パ二チェ -(2024/12/03(Tue) 19:41:18)
    トピ主:akaimiさん


    No32888に返信(みのりさんの記事)


    > 子どもの頃に観た、秋の夕暮れ時の夕日の圧倒的な美しさは今も脳裏にある気がします。
    > それをトピ名にしてみたくなりました。



    引き続きよろしくお願いします。
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■39874 / inTopicNo.2)  Re[1]: あの日の夕日 5
□投稿者/ akaimi -(2024/12/04(Wed) 12:42:25)
    パニチェさん、作っていただいてありがとうございます。

    愉しいと思ったり興味がむいたことを、ジャンル関係なく、マイペース更新していきます。
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■39963 / inTopicNo.3)  Re[2]: あの日の夕日 5
□投稿者/ akaimi -(2024/12/09(Mon) 10:06:28)
    ハイデガーの用語で「頽落」というのがあります。
    世人として重なりあうようにして生きる人間が、個別性を失うようにして生きることを指しているようです。

    コロナワクチンのことを思い出します。
    打たないといけないという世論が強く、会社に所属している人たちは打つことを勧められることが多かったです。
    私の家族も接種し、その後、奇異な副反応が起きました。
    確実にワクチンの副反応だとはいい切れないかもですが、調べると同じ症状が出たという話が幾例かありました。
    その他、命を落とすほどの副反応になった方の話はたくさんあります。

    心身という個別性に対して、同じ一つの薬剤がどのような働きをもたらすかは、本当に違いがあるものだと実感します。
引用返信/返信 削除キー/
■39980 / inTopicNo.4)  『存在と時間』
□投稿者/ akaimi -(2024/12/10(Tue) 09:01:56)
    2024/12/10(Tue) 09:16:23 編集(投稿者)

    No39905の続き。

    『存在と時間 ハイデガー』戸谷洋志 著 をテキストにハイデガーの考えたことを知ってみる、の続きです。

    ・・・・・
    世人は、充実した真正の「人生」を育み、送っていると思い込んでいるために、現存在のうちにある安らぎをもたらす。そのことですべては「順調に進んでいる」のであり、この安らぎのうちですべての[可能性の]門戸が開かれといると、現存在に思わせるのである。
    ・・・・・
    同書p57より
    『存在と時間』中山元 訳 から本書に転載されている部分になります。

    すべてを自分で決断し生きていかなければならないというのは、人間にとって不安な状態であるため、現存在は世人に飲み込まれていく。
    現存在が非本来的になるのは、本来の自分から逃げるため。(p57〜p58)

    世人に合わせ従うようにしていても不安はどこからともなく生じてくる。
    その不安とは、例えば雷のような自分の外の世界にあるものではなく、この世界に自分が存在していること、「私」がここに存在しているということ自体が、「私」に対して不安を呼び起こす。
    そして、こうしたことと対峙するのを避けるため、人間は自ら世人に身をゆだねる。
    (p59〜p60)

    以下、感想です。

    人並から外れてしまうということへの恐怖。それは、人間が集団生活を長く営んできたなかでの本能ともいえるものになっているのだと思います。
    過度な同調や人並への追及は、苦しみのもとになってしまうと思いますが、安定した生活を求めることを厭うというのもまた違うと思いますし、ほどほどでこのあたりはいいのじゃないかなと感じます。

    自分が世界に、ここに存在しているということが自分自身に対して不安を呼び起こす、とハイデガーは言います。
    どうなんだろう?・・・、すべての人がそういうわけではなく、ある程度深く考えてみる人にとっては、ということなんじゃないかな。
    世界と対峙する自分、世界というものがなぜ存在するのかもわからず、従って自分がなぜ存在するのかもわからず、しかし時間は刻々と流れていく・・、そうしたことへの漠然とした不安、そうしたことをハイデガーは言っているのかもしれません。

    「なぜ存在は存在しているのか?」これは、私(akaimi)にとっても最大の謎です。
    自分が、というより存在全般です。
    かといって、不安にはならないなぁ。むしろ、これがわかったら最高じゃないか!とワクワク感があります。
    (わからないのでいろんな仮説が世界にはあるのですよね。)

    まぁでも、こんなふうに思うことはたしかにあります。
    どんどんと気候も過酷になってきて、世界の経済も破綻しそうになってて・・・
    戦争も絶えない・・・
    なぜ存在が存在しているのかもわからず生物は生きざるをえないとは、これは恩寵なのか罰ゲームなのか、とか。いや、それは解釈次第なんだよな、とか。

    そう、解釈次第じゃないですか。どう解釈してどう生きていくか。
    多分だけど哲学の大きなテーマとはそこにあるのだと思いますし。

    ハイデガーも、あれこれと問題提起してるだけではなく、ハイデガーなりの解釈も提示しています。
    これについては次回やります。


    話は変わりますが。 福岡のソウルフードの一つにあげられるマルタイラーメン。
    棒状のソーメンみたいなラーメン。うちの地元のスーパーでも売ってて、二束で200円しない安さ。でも、麺でけでスープ入ってなくちゃどうやって食べるねん?と買ったことはなかったのですが、スープは粉末のがついてると知り、買って作り食べてみたら、ノンフライあっさりでスープもあっさりながらこくがあり、おいしかったです。
    ソフトバンクホークスの本拠地paypayドームの広告にも出てるマルタイラーメン。
    気になってたのでした。


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■39982 / inTopicNo.5)  ねっこ
□投稿者/ akaimi -(2024/12/10(Tue) 12:48:56)
    2024/12/10(Tue) 12:55:50 編集(投稿者)

    https://youtu.be/jz8O2t2r8Gs?si=W2DDs8GA3CVGxLiI

    King Gnuの ねっこ。
    誰か別な女性が歌ってると思ってた。
    違うと知り驚いた。
    というのも、ボーカルの人をチラと映像で見たことがあるぐらいで、歌声ははじめてぐらいに聴いたから。

引用返信/返信 削除キー/
■39985 / inTopicNo.6)  メモ(仮説)
□投稿者/ akaimi -(2024/12/10(Tue) 21:41:38)
    2024/12/10(Tue) 21:44:14 編集(投稿者)

    忘れないようにメモ。

    宇宙と名付けられたところにいるとされてる私たちは、
    xが見る夢の中の登場人物。

    xが明晰夢のようにして見ている夢なので、夢を見ながら物語をxは自分で作って行けている。

    xが見ている宇宙についての明晰夢を登場人物のうちの明晰な人間が解明していく物語が現在進行形でなされているし、登場人物はそれぞれの役を演じ続けさせられている。
    xの夢から消えるまで。

    xの見る明晰夢でのキャラを変更してほしいと思うなら、登場人物のほうで変えることもある程度は可能だけど、変えるそのこともまたxの明晰夢の中の出来事なのかもしれない。


引用返信/返信 削除キー/
■39986 / inTopicNo.7)  Re[6]: メモ(仮説)
□投稿者/ akaimi -(2024/12/10(Tue) 22:44:19)
    そうだ。この仮説とも言えない仮説の落としどころというか利点がないとね。

    xの明晰夢のキャラが私たちなだし、気にいってるならそのままでいいし、気にいらないなら何かしら調整してみると変化するかも。きっとする。xが見る明晰夢の中でだけど。

    夢だとする利点は、キャラでありかつ客観的視点でも見やすいことかな。
引用返信/返信 削除キー/
■39989 / inTopicNo.8)  Re[6]: メモ(仮説)
□投稿者/ akaimi -(2024/12/11(Wed) 07:12:28)
    No39985に返信(akaimiさんの記事)
    > 2024/12/10(Tue) 21:44:14 編集(投稿者)
    >
    > 忘れないようにメモ。
    >
    > 宇宙と名付けられたところにいるとされてる私たちは、
    > xが見る夢の中の登場人物。
    >
    > xが明晰夢のようにして見ている夢なので、夢を見ながら物語をxは自分で作って行けている。
    >
    > xが見ている宇宙についての明晰夢を登場人物のうちの明晰な人間が解明していく物語が現在進行形でなされているし、登場人物はそれぞれの役を演じ続けさせられている。
    > xの夢から消えるまで。
    >
    > xの見る明晰夢でのキャラを変更してほしいと思うなら、登場人物のほうで変えることもある程度は可能だけど、変えるそのこともまたxの明晰夢の中の出来事なのかもしれない。
    >
    >

    xの夢の中の登場人物だとしても、そうであると気づき、その明晰夢を登場人物のほうで変えていこうと思えば変えて行ける、ということになる。
    でもそれ自体がxの明晰夢の中での出来事ではあるけど。
    それでも、xの明晰夢通りではまずいと、それを変えてやろうと書き換えのように。
    こんなふうにして、戦争がなくなっていったらいいのに、とsfのように考える。

    xを根源とするストーリーは、ではxの根源は?となるので無限になってしまう。。のですが。

    さて、xの見る明晰夢の中での人間間での現実に戻り朝ごはんを食べようっと。

引用返信/返信 削除キー/
■40007 / inTopicNo.9)  Re[4]: 『存在と時間』
□投稿者/ akaimi -(2024/12/12(Thu) 09:46:59)
    2024/12/12(Thu) 09:59:46 編集(投稿者)

    No3998の続き。

    現存在は本来性を見失い世人の重なり合いに頽落している、とハイデガーは言います。
    それは、自分自身が存在しているということへの不安から逃れるためとも。

    では、どうしたらそこから現存在は抜け出せるのか。
    これについて、ハイデガーは二つのキーワードを用い説明しています。

    『存在と時間 ハイデガー』戸谷洋志 著 が今日もテキストです。

    キーワードは、一つに「可能性への先駆」、二つ目は「良心の呼び声」だと読みました。

    「可能性の先駆」。死は誰かに代わってもらえるものではなく、必ずその人自身の死。
    しかも、いつ死ぬかは誰にもわからない。
    この事実を直視する時、世人として生きるのではなく、自分自身の人生を歩めるのではないか。

    「良心の呼び声」。これは、呵責とは違い、「私」の存在のあり方、生き方へと向けられるもの。
    良心の呼び声は常に「私」に「沈黙」で呼びかけている「本来的な自己」。
    その「良心の呼びかけ」に耳を傾けることを自分で選択するのが「決意性」。

    こうしたことから、責任の主体として生きる、という道を示した。

    以上、同書p64〜p87をまとめてみました。


    以下、感想です。
    こうしてみると、このあたりのハイデガーの言説はそう難しいものではないと感じます。
    おそらく、和訳された『存在と時間』が、言い回しや使われている言葉の見慣れなさによってとても難解なもののように感じられているのだと想像します。
    私は今のところ『存在と時間』の和訳を読もうとは思っていないので、この戸谷さんの著作がとてもありがたいです。

    死はほんとにいつ訪れるかわからないものです。
    そんな儚いともいえる一瞬を人は生きているとも言えると思います。
    つい最近、世人や頽落という言葉で示されるようなある事件を知り、考えさせられました。
    暴力やからかいが日常感覚になってしまう、他の人もしているからせざるをえない雰囲気というのもあるのかもしれないし、詳しくはわかりませんがとても辛い事件でした。
    どこかでそこから抜け出すことができていたなら、と思いました。
    責任の主体として生きる、というのは、場合によっては恐怖を産むものだというのも、この事件を通じて感じます。

    この事件について中身に触れることは避けたいと思いますが。。。
    自分がどうあったらいいか、そこに責任をもち生きる、ということ。
    それがハイデガーのいう二つのキーワードから学べることだと思います。

    次回、ハイデガー自身についてを読んで少しだけ触れようと考えていますが、本の内容についてはさらっとにし、一般的な感想として書けそうなら書こうと思っています。(著作権の保護のため)


引用返信/返信 削除キー/
■40079 / inTopicNo.10)  NO TITLE
□投稿者/ akaimi -(2024/12/15(Sun) 08:02:18)
    生きるがあるとき害するがある。
    生き物は例外なく他の何かを食べて生きているし、侵略をすることもある。

    それなら生きていないほうがいいのでは、となるのも違う。

    今あるもののなかで自分らしくそれでいてできるだけ他の生き物を害さない生を送る。
    何ものかの夢の中で生きているのかもしれないけど、このことをして生きていきたい。

    既にある言葉を借りるなら中道に近いかも。
    ハイデガーをしていたらなぜかここに来た。



引用返信/返信 削除キー/
■40130 / inTopicNo.11)  Re[5]: 『存在と時間』
□投稿者/ akaimi -(2024/12/19(Thu) 10:07:53)
    2024/12/19(Thu) 10:09:19 編集(投稿者)

    100分de名著『存在と時間 ハイデガー』戸谷洋志 著 最後の回は、ハイデガーがナチスに共鳴した理由と教え子や他の哲学者たちへの影響についてです。

    1933年、ナチスが政権を掌握した三か月後にフライブルク大学の総長になったハイデガーは、そのおよそ十日後にナチスの正式な党員になります。(p91より)

    ・・・・・
    ハイデガーは、自分が属している「民族」や「国家のさだめ」を深く理解することで、初めて「学問」の本質に迫ることができると言っています。つまり、彼の目的は学問の本質を創造することであり、その最終目的のために、私たちは国家の命運のなかに自分自身を見出すべきだ、と説いているのです。
    (中略)
    しかし、いずれにせよハイデガーは、ヒトラーに心酔していたわけではなく、ヒトラーによるドイツ社会の変容を、自らの理想への重要な一歩と見なし、その限りでいわばその波に「乗ろう」としたのです。
    ・・・・・
    同書p95から引用

    民族や国家に属することから切り離されることができない一個人として、現状に対して何ができるだろうか、ということをハイデガーとしても考えたのだろうなと想像します。
    そして学生たちにも呼びかけたのでしょうね。
    ナチスのヒトラーも大衆の心をつかむ演説で人々に呼び掛けていました。
    社会不安、人々のいら立ちと国と民族として立ち直ろうとする気迫が入り混じる世論が形成されていたのでしょう。
    こうした時、わかりやすい外敵の存在を民衆に提示して不満をそらせて心を一つにさせようとするのも、権力のしがちなことだというのもありますね。

    世界の変化やそれにまつわる情報が怒涛のように押し寄せてくる現代。
    そこに生きている私たちが、ハイデガーのこうしたことから学べるものもあると思います。
    ハイデガーに限らずですが、私の知るごく限られた情報をもとに、世界や国内の情勢についての情報にどう対して見るかということを自分なりに考えたことなのですが・・。
    私が感じたのは、一言でいうと「わかりやすいものには気を付けたほうがいい」です。
    大衆をわかりやすく善悪二分で扇動しようとしてくるものには気を付けたほうがいい、ってことです。
    なぜかというとそれにより過激な方向に行きやすいからです。
    扇動されない冷静さ、が個人にとって大切なものだと感じます。
    と同時に自己完結してしまわずに、他の情報にも耳を傾ける大切さというのもあると思います。

    世人に惑わされず責任の主体として生きることを推奨したハイデガーが、ナチスに賛同したことから後に教え子たちから批判的に論じられるようになったのはなんとも言い難いものを感じます。
    しかし、そうして論じられることによりまた違う角度から読まれたり考えられたりする、というのも哲学とくに政治に関する哲学では大切なことなのだと思いました。


引用返信/返信 削除キー/
■40151 / inTopicNo.12)  NO TITLE
□投稿者/ akaimi -(2024/12/20(Fri) 20:57:03)
    2024/12/20(Fri) 21:01:46 編集(投稿者)

    ttps://youtu.be/4qyoivQHJc0?si=y86-Vwuf6l_f4a-u

    先頭のhを取ると貼れるのかな、やってみよう。

    録画してた番組観てて、漫画家のヤマザキマリさんのお話はやっぱりおもしろいなと、思い彼女を検索してたら、ヤマザキさんがおもしろいと書いてた、タイタニックのテーマを音程ズレまくりのリコーダーで演奏してる動画がほんとにあった。
    笑いが止まらないと書かれてるけどほんとそう。

    スマホから載せるのでパソコンで観ようとされる方は、もしかしたらなかなか飛べないかもです。
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