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■11108 / inTopicNo.49)  Re[26]: 悪魔ちゃんへ
  
□投稿者/ pipit -(2021/02/18(Thu) 21:01:17)
    No11107に返信(pipitさんの記事)
    >>pipitの表現で言えば、感性を超えた範囲の『知識』を、客観的共通知識として、自分にも他人にも強制することはできない、ということ。<
    >
    > 同時に、信仰の自由も確保することができる。
    >

    ない、という共通知識もうちたてられないからね(^_-)
引用返信/返信 削除キー/
■11107 / inTopicNo.50)  Re[25]: 悪魔ちゃんへ
□投稿者/ pipit -(2021/02/18(Thu) 20:59:48)
    > pipitの表現で言えば、感性を超えた範囲の『知識』を、客観的共通知識として、自分にも他人にも強制することはできない、ということ。<

    同時に、信仰の自由も確保することができる。

    わたしは、カント哲学について考えているとき、

    自分という世界の立法者は、自分である、というフレーズが(カント哲学に当てはまるか当てはまらないかは私にわからないけど)、浮かんできます。

    理解してへんかもやけどね!
引用返信/返信 削除キー/
■11106 / inTopicNo.51)  悪魔ちゃんへ
□投稿者/ pipit -(2021/02/18(Thu) 20:53:17)
    2021/02/18(Thu) 22:05:59 編集(投稿者)
    2021/02/18(Thu) 21:04:58 編集(投稿者)

    私見書きます。

    人間にとっての先天的総合判断がいかにして可能か?

    可能としている、ある能力が、人間の内にあるといえる権利があるのだ、と、カントは主張した。(超越論的感性論、超越論的論理学、などかな?)

    その主張は、どこにつながるか?

    それは、形而上学は、感性を超えた範囲については、万人共通の『知識』となり得ない、につながるとわたしは思っています。(なぜなら、人間がアプリオリに総合判断する能力は、カント的いかにして?の解明では、感性による現前の素材の提供が必ず必要とされるから。総合は、感性と悟性が結びついての、総合・判断となるから。違うかな?)

    pipitの表現で言えば、感性を超えた範囲の『知識』を、客観的共通知識として、自分にも他人にも強制することはできない、ということ。

    カントの狙いは、そこにあるかと思っています。

    全然違うかもやけどね(^ ^)

    ちゃんと、私に、わかるとき、今世のうちにくるかな、無理かな(^^;;
引用返信/返信 削除キー/
■11104 / inTopicNo.52)  Re[23]: pipitさまへ
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2021/02/18(Thu) 19:33:51)
    ■11102、あれ?10498じゃなかった?No間違えちゃったみたい。

    あらてめて、
    『導入のためのこの序論としての役割におおいては、人間の認識には二つの〈幹〉があることを指摘しておくだけで十分であろう。この二つの〈幹〉とは感性と知性[=悟性]であり、これらはおそらく、まだわたしたちには知られていない一つの共通の〈根〉から生まれてきたものである。感性によって、わたしたちに対象が与えられ、知性によってこの対象が思考されるのである。』中山元先生訳『純粋理性批判1p63

    っていうところね。
引用返信/返信 削除キー/
■11102 / inTopicNo.53)  Re[22]: pipitさまへ
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2021/02/18(Thu) 19:20:12)
    『人間の認識には二つの〈幹〉があることを指摘しておくだけで十分であろう。』
    うん。そして「一つの」。

    No10498で紹介してくれた中山元訳『純粋理性批判1』の
    『まだわたしたちには知られれてない一つの共通の〈根〉から生まれてきたものである。』、カントはい〈いまだ〉で終わったのかしら?このことについて、カントは言ってない、っていうことから、いまだわたしたちに知られてないそういうものが存在するんだ、っていうことで物語が終わるんだったら、うん、そうね、カントが言うんだから、で、問いは終わりにしてしまえば、もう”みずから”考える必要がなくなるのかも?

    Whatとのところで、「一つの」について、
    ニーチェの「善悪の彼岸11」を書き写してみるね。ぎりぎり字数なんで、抜粋だけになると思う。

    pipitさまって、フィロソフィアしてる〜、ってわたし見てるから。
    でもいいよ。気がむいたらで。だってニーチェは何も言ってないから。





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■11100 / inTopicNo.54)  Re[21]: 悪魔ちゃんへ
□投稿者/ pipit -(2021/02/18(Thu) 18:10:41)
    あ、欠落してたわ、ごめん。

    前文は、
    『導入のためのこの序論としての役割においては、人間の認識には二つの〈幹〉があることを指摘しておくだけで十分であろう。』

    やった。m(_ _)m
引用返信/返信 削除キー/
■11099 / inTopicNo.55)  悪魔ちゃんへ
□投稿者/ pipit -(2021/02/18(Thu) 18:06:03)
    こんばんは〜

    No11097に返信(悪魔ちゃんさんの記事)
    > ■11090の、カントの、
    > 『この二つの能力の特性を比較してみても、どちらが勝ってるとも言えない。感性なしでは対象が与えられないし、知性なしでは[対象を]思考することができない。』
    > 『この二つの〈幹〉とは感性と知性[=悟性]であり、これらはおそらくまだわたしたちには知られていない一つの共通の〈根〉から生まれてきたものである。感性によって、わたしたちに対象が与えられ、知性によってこの対象が思考されるのである。』
    > っていうのわかりやすいです。
    > わたしのばあい現象学からだけど、わたしも意識(精神)を大きく2つに分節して、〈感性〉と〈知性〉ってして見てます。
    >
    > カントのばあいの「二つの能力」って“何の”?
    > ”認識“における?それとも”意識“における?
    > わたしのばあい後者の方。<

    多分、認識なんじゃないかな?哲学難しいからわからんけど(ー ー;)

    引用した箇所の前文が、
    『人間の認識には二つの〈幹〉があることを指摘しておくだけで十分であろう。』
    中山元先生訳
    やったよ!
引用返信/返信 削除キー/
■11098 / inTopicNo.56)  Re[19]: 超越論的論理学の箇所を読むために
□投稿者/ pipit -(2021/02/18(Thu) 18:01:19)
    超越論的ではない、【一般的な論理学】について述べているカントの文章を引用します。

    (カントの文章)中山元先生訳
    『すでに指摘したように一般論理学は、認識のすべての内容を切り捨て、認識と客観との関係をすべて無視しながら、認識相互の関係の論理的な形式、すなわち思考一般の形式を考察するのである。(略)一般論理学がとりあつかうのは、心のうちに思い描かれたさまざまな像であり、この像が最初からアプリオリにわたしたちに与えられたものなのかどうか、それともたんに経験的に与えられたものかどうかは問題としないのである。そして一般論理学がこれらの像を考察する際に適用するのは、知性がこうした像をたがいに関係させるときに利用する法則だけである。だから一般論理学は、心のうちで思い描かれた像がどのような源泉から生まれたかは問題とせずに、こうした像に適用されうる知性の形式だけを考察するのである。』
    B80あたり 『純粋理性批判2』p25.26より引用

    以上が、一般論理学のカントの捉え方ですね。

    御子柴善之先生の解説を引用します。
    『一般論理学は形式論理学と呼ばれることもあるように、一切の内容を捨象します。したがって、なんらかの客観にかかわることはありません。論理学がSやPといった記号を用いて展開できるのはそのためです。』
    『カント純粋理性批判』p112より引用

    ※※※※※※※※
     
    超越論的論理学は、上のような一般論理学とはどこが違うと言うのでしょうか?

    また後ほど、カントの言を、、、読んでみます!

引用返信/返信 削除キー/
■11097 / inTopicNo.57)  Re[19]: 感性と知性
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2021/02/18(Thu) 17:54:23)
    ■11090の、カントの、
    『この二つの能力の特性を比較してみても、どちらが勝ってるとも言えない。感性なしでは対象が与えられないし、知性なしでは[対象を]思考することができない。』
    『この二つの〈幹〉とは感性と知性[=悟性]であり、これらはおそらくまだわたしたちには知られていない一つの共通の〈根〉から生まれてきたものである。感性によって、わたしたちに対象が与えられ、知性によってこの対象が思考されるのである。』
    っていうのわかりやすいです。
    わたしのばあい現象学からだけど、わたしも意識(精神)を大きく2つに分節して、〈感性〉と〈知性〉ってして見てます。

    カントのばあいの「二つの能力」って“何の”?
    ”認識“における?それとも”意識“における?
    わたしのばあい後者の方。

引用返信/返信 削除キー/
■11096 / inTopicNo.58)  超越論的論理学の箇所を読むために
□投稿者/ pipit -(2021/02/18(Thu) 17:42:33)
    超越論的論理学、の箇所を読んでいこうと思うのですが、、、
    そうなると『超越論的』の意味をザクッとでも知らないと、、、(あ〜ぁ、避けれなかったかぁ、、、)

    カント自身の初版での定義(の一つ)
    (カントの文章)中山元先生訳
    『対象そのものを認識するのではなく、対象一般についてのわたしたちのアプリオリな諸概念を認識しようとする認識を、超越論的な認識と呼ぶ』
    『純粋理性批判1』p251.訳注より引用

    第二版での定義
    (カントの文章)中山元先生訳
    『わたしは、対象そのものを認識するのではなく、アプリオリに可能なかぎりで、わたしたちが対象を認識する方法そのものについて考察するすべての認識を、超越論的な認識と呼ぶ。』
    同本p57より引用

    ・・・・『超越論的』の語句解説は、諸先生方によってさまざまだと思いますが、
    わたしに、意味としてわかりやすかったのは、山口裕之先生の解説です。
    (ただ、いろいろな観点からさまざまな意見が出るかもですが)

    (山口裕之先生の解説文)
    『カントは、中世哲学の「超越的:transcendent」という言葉に対して、自らの哲学を「超越論的:transcendental」であると主張した。

    カントが言うには、「超越的」とは人間が経験できる範囲を超えていることである。従来の形而上学が考察してきた「神」や「人間の死後の魂の存続」や「人間の自由」などがそれである。
    経験の範囲を超えているので、それらのことがらについての説が正しいとも間違っているとも証明することはできない。

     対して、「超越論的」とは、経験を可能にしている前提条件(アプリオリなもの)についての探究のことである。

    経験の前提条件は経験の中に含まれず、その意味では「経験を超越しているもの」ではあるが、こちらの方はわれわれの感性(感覚能力)や悟性(理解能力)や理性(推論能力)のあり方を分析することによって探究できるし、それを自分がやる、としたのである。』
    『語源から哲学がわかる事典』山口裕之先生著、p112.113より引用

    さて、ということで、超越論的論理学、、、、、入れるかなあ〜 ? (^◇^;)

引用返信/返信 削除キー/
■11093 / inTopicNo.59)  カントの友人・グリーンさん
□投稿者/ pipit -(2021/02/18(Thu) 14:59:09)
    御子柴善之先生の『カント純粋理性批判』のコラムに、カントの友人・グリーンさんのことが載っていました。

    カント先生は時間正確な生活をしたと言われてますが、
    それ以上に時間に厳密だったのが、グリーンさんだったという記述があるそうです。

    御子柴善之先生のコラムより引用

    『しかし、グリーンの時間正確さはこの程度ではありません。

    ある晩、カントはグリーンと翌日の朝八時に馬車で遠乗りに出かける約束をしました。

    当日、どうしたことかカントが二分ほど遅れてしまったようです。

    それでも、グリーンの乗った馬車が見えるとこまで駆け付けました。

    グリーンは、カントが慌ててやって来る様子が見えているにもかかわらず馬車を出発させてしまい、止まることがなかったそうです。

    カントは、こういう人と生涯の親友となったのです。』

    p363より引用


    、、、、、、、マンガやね (#^.^#)
引用返信/返信 削除キー/
■11091 / inTopicNo.60)  Re[16]: 悪魔ちゃんへ
□投稿者/ pipit -(2021/02/17(Wed) 21:42:18)
    No11090

    >わたし、この〈根〉が、生きるためという気持ちなんじゃないかと今は思ってるん。<

    カント自身は、〈根〉がなんなのかは明確に記述してないんだと思う。

    だから、いろんな人がいろんなこと言ってそう。

    、、、カント先生のせいやね!!(カント先生の文章〜〜〜
引用返信/返信 削除キー/

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