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■21969  超越論的感性論 第六項:Z−2
□投稿者/ エイプリル うましか -(2022/04/02(Sat) 11:31:38)
    2022/04/02(Sat) 17:30:55 編集(投稿者)

    pipitさん、おはようございますー

    桜咲いてますねー

    満開の桜はいいですねー (どうしてそんなにいいのでしょうか(;´Д`A ``` 謎)

    そういえば、むかし知人で桜の花は可憐でよいと言った人がいるのですが、私のあたまのなかにはそのような感覚がなかったので、ちょっと新鮮でした。

    知人がその言葉を使ったときどのような感覚を持って言ったのか、私には定かではなかったのですが、少なくとも私の言語感覚として語「可憐」が桜の花とこれまで関連付いていなかったことは、私のなかでは確かなことなのでした。


    *******

    T 超越論的原理論
    第一部門 超越論的感性論

    第二節 時間について
     第六項 これらの概念からの結論

    ◆ a) 時間は、それ自身だけで存立する或るもの、あるいは諸物に客観的規定として結びついていて、したがって、人が諸物の直観のすべての主観的条件を捨象しても残存する或るものではない。なぜなら、第一の場合には、時間は、現実的対象無しでも、それにもかかわらず現実的に存在する或るものとなってしまうであろうからである。しかし、第二の場合に関して言えば、時間は、諸物自身に結びついている一つの規定ないしは秩序として、諸対象にそれらの条件として先行し得ないことになり、だから綜合命題によってア・プリオリに認識されたり直観され得ないことになるであろう。これに反して、この後者のことは、時間が全ての直観がそのもとで私たちの内で生じ得る主観的条件以外の何ものでもないなら、極めてよく生ずることである。なぜなら、その時には内的直観の時間というこの形式は、諸対象に先立って、したがってア・プリオリに、表象され得るからである。

    ---  No.21262 からの続き ---

    ◇ b) 時間は、内的感官〔des inner Sinnes〕の形式、言い換えれば、私たち自身と私たちの内的状態の、直観の形式以外の何ものでもない。なぜなら、時間は外的な諸現象〔aeusserer Erscheinungen〕のいかなる規定でもあり得ないからである。
    時間は、形態にも或いは位置その他にも属さず、それとは逆に、私たちの内的状態における諸表象の関係を規定する。

    ◇そして、この内的直観はいかなる形態をも与えないという、まさにこの理由で、私たちはまたこの欠陥を類比によって補うことをもとめ、時間継続を無限に進行する一つの線によって示すが、この線においては、多様なものは一次元しかもたない一つの系列を形成し、私たちはこの線の諸固有性にもとづいて、線の諸部分は同時に存在するのに時間の諸部分はいつでも継起的に存在するという唯一の点を除いて、時間のすべての固有性を推論するのである。

     ※1 線の諸部分は同時に存在する
     ※2 時間の諸部分はいつでも継起的に存在する

    ◇このことからさらに明白なのは、時間の表象はそれ自身直観であるということに他ならない。というのは、時間のあらゆる関係は外的直観で表現されるからである。

     ※3 外的直観と内的直観(;´・ω・)?



    † 原佑訳上巻、p.163〜p.164参照
    †≠ナ囲まれた言葉は、カントが『純粋理性批判』文中で強調したものです。
    † 翻訳は参照しますが、◇〜は私が便宜上用いた区分けであり文章は原文・訳文の通りではありません。
    † 文中〔〕内は私による挿入、*1、*2〜や、※1、※2〜は私の覚書とします。これらは後に訂正、削除、修正等することがあります。
    † ◆〜は原典における段落とします。

    *******

    Z−1 No.21262、Z−2 No.21969
    Y−1 No.20986
    X−4 No.20772
    X−1 No.20568、X−2 No.20578、X−3 No.20699
    W−10 No.20434
    W−7 No.19817、W−8 No.20105、W−9 No.20168
    W−4 No.19542、W−5 No.19668、W−6 No.19682
    W−1 No.18802、W−2 No.19157、W−3 No.19216
    V−7 No.18378、V−8 No.18764
    V−4 No.17945、V−5 No.18058、V−6 No.18323
    V−1 No.17515、V−2 No.17588、V−3 No.17841
    U−1 No.16741、U−2 No.16783
    T−1 No.16440、T−2 No.16454、T−3 No.16495

    *******

    第一項 No.16440,16454,16495,16741,16783
    第二項 No.17515,17588,17841,17945,18058,18323,18378,18764
    第三項 No.18802,19157,19216,19542,19668,19682,19817,20105,20168,20434
    第四項 No.20568,20578,20699,20772
    第五項 No.20986
    第六項 No.21262,21969
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