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■1513 / inTopicNo.49)  読書が進まない(笑)
  
□投稿者/ パニチェ -(2019/07/15(Mon) 21:29:47)
    永井均著「世界の独在論的存在構造 哲学探究2」と田中彰吾著「生きられた〈私〉をもとめて」がなかなか読み進めない。

    なんか、こう刺激に欠けるんだなぁ〜。
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■1193 / inTopicNo.50)  無色透明
□投稿者/ パニチェ -(2019/05/03(Fri) 09:14:55)
    〈私〉は無色透明である。

    桶の中の脳(水槽脳)はただバーチャルを体験している存在であり、性格や気性や所謂、自分を特徴づける全ては他者にもありえる状態であるが、水槽脳という物理状況ではないバーチャルを体験している主体は他者にありえない。

    いや、複数の水槽脳が存在するなら他者にもありえるだろうという主張は言語による「独在と頽落の終わることなき拮抗運動」に陥っている表現上の堂々巡り。

    仮に上記がありえるとすれば、他者と自己が区別できている現実はありえない。多くの自我意識が存在する中で、どれが自分の自我意識かを判定する必要がないことが他者と〈私〉が非対称であるということ。

    無色透明であるにもかかわらず、対称性はない。

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■1192 / inTopicNo.51)  Re[37]: すべてが言葉転がし
□投稿者/ パニチェ -(2019/05/03(Fri) 08:57:43)
    2019/05/03(Fri) 10:13:15 編集(投稿者)

    No1172に返信(無縁仏三郎 RXさんの記事)
    > 永井の<私>問題(意識の超難問)は問題の意味がわからないため撤退
    > となりました。これは精神医学や認知科学や言語学もからんできそうです。

    ほんと難しくはないんですけどね。あまりに当たり前、またはシンプル過ぎて分かる人が少ないってことだと思います。

    > 令和からは<私>が表面上出てこない記号・数式転がしのような簡単な分野から
    > 進めていこうと思います。

    その考察も楽しみです。 ^^
引用返信/返信 削除キー/
■1172 / inTopicNo.52)  Re[36]: すべてが言葉転がし
□投稿者/ 無縁仏三郎 RX -(2019/04/30(Tue) 12:57:42)
    永井の<私>問題(意識の超難問)は問題の意味がわからないため撤退
    となりました。これは精神医学や認知科学や言語学もからんできそうです。

    令和からは<私>が表面上出てこない記号・数式転がしのような簡単な分野から
    進めていこうと思います。


引用返信/返信 削除キー/
■1170 / inTopicNo.53)  Re[35]: すべてが言葉転がし
□投稿者/ パニチェ -(2019/04/30(Tue) 10:02:24)
    2019/04/30(Tue) 10:06:05 編集(投稿者)

    No1167に返信(無縁仏三郎 RXさんの記事)
    > 中島の本で問題なのは「否定」が古典論理の元でしか考えられていないこと。
    > だから二重否定が肯定になるという前提がある。しかし直観主義論理では
    > それはいえない。「否定」についても強い否定や弱い否定など様々な
    > 否定がある。「否定」の段階で言葉転がしなんだからそこにどんな小細工を
    > しようともすべて言葉転がし。
    >
    > 心身問題というのも言葉転がしではないのか?
    >
    > 言葉によってとらえた「心」と「身体」は言葉でとらえた「粒子」と「波動」
    > みたいなもので電子が粒子でも波動でもありうるように人間も心であり身体である
    > だけとか。
    >
    > 世界や宇宙の状態が言葉転がしによる「納得」「理解」の範囲内にあると
    > どうしていえるのか。すでに人間の心と身体はこのようにあるわけで
    > それを説明するのは言葉転がしで到達可能な範囲に収めること。
    > 量子力学の隠れた変数理論が敗北したように人間が納得できる範囲に
    > 心身問題の説明があるとは限らない。
    >
    > それでも言葉転がしや記号転がしで行けるところまで行くのは必要だ。
    > 我々の言葉転がしは精神原始時代の貧弱な転がしなのでくだらない日常生活に
    > 時間を費やさずひたすら転がして前進しよう!

    同意です。言葉転がしや記号転がしで行けるところまで行くことによって、浮き上がってくるのが言葉転がしにかからない部分だと思います。
    その図式はカニッツァの三角形のようなイメージがあります。
295×305

KanizsaTriangle1.gif
/2KB
引用返信/返信 削除キー/
■1167 / inTopicNo.54)  すべてが言葉転がし
□投稿者/ 無縁仏三郎 RX -(2019/04/29(Mon) 13:53:18)
    中島の本で問題なのは「否定」が古典論理の元でしか考えられていないこと。
    だから二重否定が肯定になるという前提がある。しかし直観主義論理では
    それはいえない。「否定」についても強い否定や弱い否定など様々な
    否定がある。「否定」の段階で言葉転がしなんだからそこにどんな小細工を
    しようともすべて言葉転がし。

    心身問題というのも言葉転がしではないのか?

    言葉によってとらえた「心」と「身体」は言葉でとらえた「粒子」と「波動」
    みたいなもので電子が粒子でも波動でもありうるように人間も心であり身体である
    だけとか。

    世界や宇宙の状態が言葉転がしによる「納得」「理解」の範囲内にあると
    どうしていえるのか。すでに人間の心と身体はこのようにあるわけで
    それを説明するのは言葉転がしで到達可能な範囲に収めること。
    量子力学の隠れた変数理論が敗北したように人間が納得できる範囲に
    心身問題の説明があるとは限らない。

    それでも言葉転がしや記号転がしで行けるところまで行くのは必要だ。
    我々の言葉転がしは精神原始時代の貧弱な転がしなのでくだらない日常生活に
    時間を費やさずひたすら転がして前進しよう!


引用返信/返信 削除キー/
■1166 / inTopicNo.55)  Re[33]: 死の練習 シニアのための哲学入門
□投稿者/ パニチェ -(2019/04/29(Mon) 08:58:34)
    中島義道著「死の練習」

    中島氏の結論は〈私〉は世界内には含まれず、〈私〉と自分の身体は否定的自己関係にあることからして、死ぬのは世界に属する身体や他者が世界内に認識するところの「私」である。〈私〉はそもそも無であるから、無が死によって無になることはないだろうということ。

    結論は同意できないわけではないが、否定的自己関係なんて分かったような分からんようなものを持ちださなくとも心身問題は解消するのではないか?

    意識の難問は脳科学や物理学的に読み解けたとしても、意識の超難問は、ありとあらゆる現代科学や言語をもってしても原理的に記述できない。

    理由は簡単、〈私〉は本質的に科学が対象とする再現性や斉一性が当てはまらないし、ラベリングによって一般化してしまう言語にかからない存在そのものであるから。

    要するに〈私〉はこの世界は唯物論ではありえないということの最も身近で確実な存在ということ。

    で、今のところは、世界は物心二元論ならぬ物〈私〉二元論か、〈私〉一元論なのか、物〈私〉合一論なのかはペンディング。

    次、田中彰吾著「生きられた〈私〉を求めて」いってみよう♪

引用返信/返信 削除キー/
■1146 / inTopicNo.56)  死の練習 シニアのための哲学入門
□投稿者/ パニチェ -(2019/04/24(Wed) 22:02:11)
    2019/04/24(Wed) 22:21:50 編集(投稿者)

    サクサクと半分まで読み進めたことからして、内容を支持できるかどうかはともかく面白い。

    感想は読み終えてからカキコするとして、最近、感じつつあることをメモ書き。

    ・瞑想や禅定によらない、〈私〉の哲学的探究を言語と論理による見証悟道と考えていたが、さほど的外れな方向でもなさそう。

    ・私的言語は成立する。それは〈私〉に関する言明や論述である。

    ・独在と頽落の終わることなき拮抗運動は私的言語の特性である。

    ・西洋において〈私〉が哲学の主要テーマとならなかったのは創造主や一神教の弊害であるという中島氏の見解に同意。



引用返信/返信 削除キー/
■1110 / inTopicNo.57)  Re[31]: 哲学探究1&2
□投稿者/ パニチェ -(2019/04/07(Sun) 18:29:37)
    2019/04/08(Mon) 06:57:44 編集(投稿者)

    どうも永井均の哲学探究1&2は退屈。
    なかなか読み進めないでいる。

    きっと興味の方向性が違うのだと思う。

    パニチェの興味の中心は〈私〉が原理的に物理や大脳生理学をはじめとした科学の土場にはあがれないことが本質的であるということにある。

    要するに〈私〉は原理的に再現性や実証性、客観性のフィールドにはありえず、自然の斉一性も当てはまらない。
    これらが当てはまるのは間主観的な世界内の現象や事象であって、〈私〉の存在はその世界内ではないからである。

    そもそも言語の網にかからない対象が科学の対象たりえるはずがないということ。
    但しこのことをもって非科学的テーマとは言えない唯一無二のテーマである。

    まぁ、客観性と言われる間主観性なんてものは、同じような感覚器官を有する動物の間で成立するものであって、超音波で世界を知覚するコウモリと共有できるような代物ではない。
    カール・ポパー反証可能性との相性はどうなんやろ。。。。

    などなど、こういうところに興味津々。
引用返信/返信 削除キー/
■1062 / inTopicNo.58)  哲学探究1&2
□投稿者/ パニチェ -(2019/03/16(Sat) 09:54:38)
    永井均の哲学探究1「存在と時間」に続いて、哲学探究2「世界の独在論的存在構造」を買ったけど、なんか全然読み進まない。

    論点的にワンパターンの気がしないでもない。
引用返信/返信 削除キー/
■1023 / inTopicNo.59)  AIバブル
□投稿者/ パニチェ -(2019/03/03(Sun) 10:57:40)
    AIに人間の仕事が取って代わられるという危機感を抱いている人間って、人間としての自分自身を自己否定してるんでないの?
引用返信/返信 削除キー/
■697 / inTopicNo.60)  Re[28]: 世界の独在論的存在構造:
□投稿者/ パニチェ -(2018/10/21(Sun) 21:11:45)
    2018/10/23(Tue) 20:59:32 編集(投稿者)

    「世界の独在論的存在構造: 哲学探究2」は、かつてゴウさんと議論していた〈私〉と真我についての考察があるようだ。
引用返信/返信 削除キー/

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