| 創世記の動画ありがとうございます。
科学の足かせのために神を信じられないとしたら、これほど不幸なことは無いのかなと思っていました。
吉川浩満氏の『理不尽な進化 増補新版』(ちくま文庫)は、“絶滅”という観点から歴史を捉えかえすことで、ままならない生物の歴史、ひいては、哲学思想の観点から進化を捉え返して、人生の四苦八苦を考えさせられる名著でした。
理不尽なことは、世の中に本当に満ち満ちているわけですから。
このままだと、無常観に苛まれて息苦しい人生になりそうで、まかり間違うと朝に電車にふらふらと飛び込みたくなる衝動に駆られるのではないかなと思います。
ですが、knowing itselfさんの「人間の穴の空いた渇望は、地上のいかなる対象によっても満たされないから。」という言葉のように、こうした虚しさを打ち破ってくれるのが、贖罪と恩寵による三位一体の神の愛なのではないのかなと思います。
このことが、遠回りでも、一番幸福になれる道なのではないかなと思いました。
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