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Re[3]: イクストラン君の哲学的探究の結晶
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□投稿者/ rest -(2019/02/02(Sat) 20:11:13)
| カントによれば人間の認識能力は感性、悟性、理性の構造をもっている。 @感性は感官を通して事物を表象として受け取る能力(直観の能力) A悟性は感性的直観による表象を纏め上げ、判断にもたらす能力(概念的判断能力) B理性は悟性による対象の判断から、推論によって全体像を導く能力(推論能力) 日常は感性によって構成され私達の行為は悟性と理性によってなされる。日常を第一義的には感性によって表象される所からすべては始まる。 物自体も日常のありふれたものの表象から出発し悟性によって思考の対象となり、理性によってその実在性は認識不可能とされてしまう。
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