| @目覚めている時の、精神と物質が対峙する活動の状態
A夢の伴う睡眠の状態
B夢をまったくみない完全熟睡状態
現代の普通の人にとって、リアリティがあるのは@だけでしょう。A以下はお休みの状態であって、@の活動の残滓として夢という現象があるという程度。最優先は@以外ありえない。リアリティ度100は@だけ。
ラマナマハルシ的なアドヴァイタはこれを完全に逆転させます。
上記@ABはすべて、リアリティ度100です。しかし最優先はBの「夢をまったくみない完全熟睡状態」(あくまで喩えですが)としての真我(本当の自己といっても、<私>といっても同じ)。Bからリアリティを与えられるので、@の目覚めの時の活動もリアリティをもちうる。
ピンとこない人も多いと思いますが、これほどの「コペルニクス的転回」はまたとないですし、感動します。
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