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■2875 / inTopicNo.37)  Re[10]: 輪廻転生
  
□投稿者/ パニチェ -(2020/05/12(Tue) 16:21:55)
    こんにちは、エフニさん。

    No2868に返信(エフニさんの記事)

    > 幸福の科学のその話は、景山民夫がテレビで言っていたのを観たことがあります。
    > 「講釈師、見て来たような嘘を言う」の類いの話でしたが、私は景山民夫が好きだったので、笑いながら観ていました。

    そうですね。一時期、小川知子と景山民夫はよく出てましたね、
    朝生テレビでのオウム真理教VS幸福の科学は面白かったです。
    オウムは麻原が出演し、幸福の科学側には二人が出演してました。
引用返信/返信 削除キー/
■2874 / inTopicNo.38)  旧約聖書の創作者
□投稿者/ パニチェ -(2020/05/12(Tue) 16:18:27)
    2020/05/13(Wed) 05:53:54 編集(投稿者)

    こんにちは、フローラさん。

    No2866に返信(floraさんの記事)
    > どうもありがとうございます。

    どういたしまして。

    > 旧約聖書の成立には政治的な意図があったと上記で書かれておりますが、その黒幕というのか、誰がしくはどんな団体がそのような意図を持ったのでしょうか?

    以下、村上重良著「世界の宗教」からの引用です。

    *******************************
    イスラエルとは、神が支配するという意味で、イスラエル人は、ヘブライ(ヘブル)人とも、ユダヤ人ともよばれます。イスラエル人は、バビロニア人などと同じセム族に属し、メソポタミアが故郷でした。ヘブライとは、河(チグリス河とユーフラテス河)の向こうからきた人の意味です。イスラエル人は、族長にひきいられて、砂漠にオアシスをもとめて動く遊牧民で、岩石、石柱、井戸、泉、川、山などを神として崇拝し、これらの神々をエル(複数はエロヒーム)とよんでいました。イスラエルの諸部族は、紀元前2000年頃から同1500年頃にかけて、少しずつ西へ移動しはじめ、その一部は地中海のカナン(こんにちのパレスチナ)に、一部はエジプトに進出しました。
    *********** 引用終わ ***********

    上記の書籍を信用するなら、もともとユダヤ人も多神教であったということになり、旧約聖書はカナンの地に定住しはじめたBC2000年頃から過去に遡って創作されたということになりますね。

    荒涼とした広大な大地を流浪した民がようやく見つけた緑が生い茂る楽園のようなカナン(乳と蜜の流れる地)。この楽園の居住権をユダヤ民族が占有するための大義名分を主たる目的としているように思われます。

    誰がつくったかは分かりませんが、仏典と同じく一人が短期間でというものではなく、多くの族長が上書きしながらつくりあげたのではないでしょうか。ストーリーからして、モーゼもその一人であった可能性が大ですね。

    > 被支配者としての屈辱が、国を持ちまた、ユダヤ教の神ヤハウェによって「選ばれた民」とされたことは、劣等感から抜け出し、意気を高めることに成功していますね。約2000年を経て、また自国を同じ場所に持てたわけですから。
    > 一方、ユダヤ人であるゆえに、歴史の中で長い間迫害されてきた歴史は、モーゼによるものであり、それゆえに、このモーゼをユダヤ人ではなくエジプト人であるとしたフロイトの遺作『モーセと一神教』は、亡命地英国で書いたということもあり、ユダヤ人であることのトラウマが彼にはあったのだな・・ということに気つかされた著作でした。 ユダヤ人として生まれ、かつユダヤ教の根本を覆すような内容の遺作を残したということ、彼の苦悩はいかほどであったのかと考えさせられました・・・

    事実がどうであったかは到底私には分かりませんが、物語のヒーローであるモーゼも作者の一人とすれば勝者の歴史のごとく都合よく作られた可能性もありますね。
    だってあの石板って嘘っぽいし…。^^

    > 余談ですが、『ギルガメッシュ』は面白かったです、次いでに言えば『イナンナの冥界』も
    > 好きです。

    いろいろ手広く読んでおられるんですね。^^

引用返信/返信 削除キー/
■2873 / inTopicNo.39)  Re[14]: 輪廻
□投稿者/ パニチェ -(2020/05/12(Tue) 15:27:51)
    ピピットさん、こんにちは。レスありがとうございます。

    No2864に返信(pipitさんの記事)
    > いろいろ調べていただいてありがとうございます(^○^)

    いえいえ、どういたしまして。
    いろんな方といろんなテーマでレス交換しつつ調べるのは自分の勉強にもなり有難いです。

    > 仏教の要となるような、宝となるような、とても大切な教えですよね

    禿同!外に客体としての神を置かず、自らの仏性を磨くことによってバラモンとなり、釈尊最期の遺言でもある「自洲・法洲(自灯明・法灯明)」に行きつくんでしょうね。

    > 体温が入っているのがおもしろいですね。
    > そういえば昔、お坊さまの説法で、水をずーっと36度に保とうとしたら、すごいエネルギーでしょ?
    > みたいなことを聞いたのを思いました。
    > わたしたちは、みんな、そういうことをやってのけてますものね(^-^)

    確かに言われてみればすごいことをやってますね。
    やっぱニーチェも言っているように身体性とか無意識っていうのは大いなる理性なんでしょうね。
    意識的な活動は小賢しいってことかなぁ〜(笑)

引用返信/返信 削除キー/
■2872 / inTopicNo.40)  Re[12]: 〈私〉と涅槃
□投稿者/ パニチェ -(2020/05/12(Tue) 13:27:18)
    こんにちは、knowing itselfさん。レスありがとうございます。

    No2859に返信(knowing itselfさんの記事)
    > 現象学的な思考との関連を連想しました。現象学はあまり詳しくないので教えていただきたいのですが、現代アドヴァイタと現象学にはどこかしら接点があるかもしれないと前から思っていました。
    > <私>と人間個体の関係については、作用と反作用のようなものだと理解しています。無色透明の<私>たる作用と、それが人間個体にぶつかる反作用。普通の場合、反作用だけが<私>と感じますが、本体は作用の方ですね。反作用としての多数の人間個体の間では相互主観性ですね。
    > 反作用が生じる個体は人間だけでなく、生物全般、ウイルスのようなものも含めることができるかもしれません。

    フッサール現象学は解説本でかじった程度なので私も詳しくはないのですが…。
    knowing itselfさんの返信でパニチェが考えたことを(もの凄く突拍子もない内容ですが)返信させてもらいます。

    現象学とは話がそれますが、<私>と人間個体が作用と反作用という発想は面白いです。
    ここで思ったことは、ヒッグズ場と質量の関係性と同じではないか?ということです。

    もちろんパニチェも量子力学に詳しいわけではないのですが、真空中も含めて遍在するヒッグス粒子(ヒッグス場)との相互作用によって質量が生じる。
    無色透明の如く遍在するヒッグス場たる作用と、そこから生じる反作用であるところの質量は、〈私〉と人間個体との作用、反作用と同じ。
    但し、パニチェ的には〈私〉は遍在する対象ではないので合致しませんが、むしろknowing itselfさんが言われるとろこの〈私〉であればまさに当てはまるのではないか、と。

    そんな突拍子もないことが思い浮かびました。

引用返信/返信 削除キー/
■2871 / inTopicNo.41)  Re[14]: 輪廻
□投稿者/ knowing itself -(2020/05/12(Tue) 07:47:43)
    おはようございます。pipitさん返信ありがとうございます

    > >その人固有の心の活動パターンだけが純粋に働いている状態。この3つのモデルは、源泉として@があり、次にAが生まれ、それからBが展開する、です。Bだけを特別に扱う世界観とは正反対です。
    >
    > >> @に、心は、生じていないと考えられてますか??
    >
    > >涅槃である@には、心は存在していないと考えています。<
    >
    > 十二因縁が思いに浮かぶのですが、
    >
    > 無明
    > 行・・・?A??
    > 識・・・A
    > 名色・・・AB
    >
    > って私の中では思ってしまうのですが、knowing itself さんは
    > 別の考え方でしょうか?

    同じように考えます。もっともAとBが一体となったのが十二因縁なので、AとBは不可分かなと思います。
    無明が原因となる行から十二因縁が始まるということなので、行は心の波立ちですね。

    無明は@である涅槃に拠り所を求めるのではなく、現象世界に安全な場所を求めてしまうことだと考えています。現象世界は無常、苦、無我であるにもかかわらず。
引用返信/返信 削除キー/
■2869 / inTopicNo.42)  こんにちは。
□投稿者/ エフニ -(2020/05/12(Tue) 04:58:33)
    No2850に返信(floraさんの記事)
    > エフニさん、こんにちは、パニチェさん横失礼します。
    >
    >>インドに南下したアーリア人(ギリシャに南下したアーリア人の一部を含めて)が生んだ輪廻転生思想は、マックス・ウェーバーによれば、ユダヤ教の弁神論と並ぶ、「苦難の意味」を説明する完璧な弁神論であるとされています。
    >
    > アーリア人はイランへも渡ったと思いますが、ゾロアスター教にも輪廻思想、もしくはバラモン教のように特権階級的な思考はあったのでしょうか?
    >
    > 同じアーリア人が渡ったイランとインドですが、そこから発生した2つの宗教に
    > 共通点はあるのでしょうか?
    >
    > 本論からずれてしまいましたがよろしくお願いいたします。
    >
    >


    フローラ様、こんばんは。

    ゾロアスター教には輪廻転生思想はありません。

    身分制度的な階級思想もありません。

    ゾロアスター教とバラモン教では、火を崇拝するなどの共通点がありますが、別物の宗教と言ってよいでしょう。

    ゾロアスター教は、ユダヤ教・キリスト教・阿弥陀仏信仰のルーツとされています。

    終末思想(阿弥陀仏信仰では末法思想)、天使の存在(阿弥陀仏信仰では菩薩の存在)、メシア信仰(大乗仏教では弥勒信仰)、三位一体思想(キリスト教の三一論、阿弥陀三尊)に典型的に現れています。

    バラモン教は、初期のベーダでは天国思想もあったのですが、やがて二道思想(天国行きと、輪廻転生行き。)を経て、ウパニシャッドで、アートマンとカルマが結び付いた輪廻転生思想が形成されました。
引用返信/返信 削除キー/
■2868 / inTopicNo.43)  Re[9]: 輪廻転生
□投稿者/ エフニ -(2020/05/12(Tue) 03:36:53)
    パニさん、こんばんは。

    幸福の科学のその話は、景山民夫がテレビで言っていたのを観たことがあります。

    「講釈師、見て来たような嘘を言う」の類いの話でしたが、私は景山民夫が好きだったので、笑いながら観ていました。
引用返信/返信 削除キー/
■2867 / inTopicNo.44)  Re[10]: 輪廻
□投稿者/ エフニ -(2020/05/12(Tue) 03:29:28)
    No2854に返信(pipitさんの記事)
    > みなさま、こんにちは
    >
    > エフニさんのご意見
    > >それにも関わらず私が否定派なのは、地球に未だ生命が誕生していないとき、現在人間だけで70億ある魂が、何処に存在していたかを、輪廻転生では説明出来ないからです。<
    >
    > 知識的な提供いたしますね。
    > パーリ三蔵の経蔵の第1番目の経典『梵網経』(大乗経典にも梵網経があるそうですが
    > 、そちらは私は未読で、私の手元にあるのはパーリ経典の梵網経です)にある記述からすると、
    > 生命は心の状態だけでも存在してる感じの記述があります。
    > 経文を引用します。
    >
    > 『比丘たちよ、いつかあるとき、長い時間が経過したあと、この世界が破壊する時期があります。世界が破壊するとき、生けるものたちはほとんど、アーバッサラに転生します。かれらは、そこでは、心から成り、喜びを食べ物とし、自ら輝き、空中を行き、清浄の中にあって、長い長い間、とどまるのです。
    > 比丘たちよ、いつかあるとき、長い長い時間が経過したあと、この世界が創造される時期があります。世界が創造されるとき、空のブラフマ神殿が現れます。すると、ある生けるものが、寿命が尽きるか功徳が尽きるかして、アーバッサラの身から死去し、空のブラフマ神殿に生まれかわってきます。
    > (略)
    > 家を捨てて出家すると、熱心によって、努力によって、専心によって、勤勉によって、熟慮によって、心が安定したとき、その過去の生存を思い出してもそれ以上思い出すことのないような、そのような心の統一をみます。そしてかれは、このように言うのです。
    > (略)』
    >
    > パーリ仏典の世界観では、物質的な世界(宇宙?)も生滅してて、1回の生滅サイクルを1劫(こう)と読んでるようです。
    > 私は、1劫の生滅にビッグバン→ビッグクランチのイメージを持っています。
    >
    > ちなみに、この梵網経では、過去生があるか否かは主題にはなっていないと私は考えています。
    > 感受に依拠して作られた全ての見解に対して執着をなくすことが肝要ということが主題なのかな、と、考えています。
    >
    > 梵網経は、我や世界といった形而上学的な62の見解を網羅し、この62種の見解を釈尊が一網打尽的にしりぞける展開になっています。
    > 修行者が、禅定によって自らの過去を想起し、その想をもとにつくられた見解全部に対して、釈尊は
    > 『比丘たちよ、これについて、如来が知るところはこうです。『このように捉えられ、このように囚われたこれらの見地は、これこれの行方、これこれの来世をもたらすであろう』と。如来は、それを知り、またそれよりすぐれたことをも知ります。しかもその知ることに執着しません。執着しないから、ただひとり自ら、そこに離脱が見られます。比丘たちよ、如来はもろもろの感受の生起と消滅と楽味と障害と出離を、あるがままに知って、執着なく解脱したのです。』
    >
    > と述べられ、
    >
    > 『比丘たちよ、比丘が、六種の接触場所の生起と消滅と楽味と障害と離脱を、あるがままに知るならば、かれはこれらすべてよりもすぐれたことを知ります。』
    >
    > と語られます。
    >
    > 以上、輪廻転生の理論としては心物二元論みたいっていう知識的な提供で〜す(^○^)
    > あ、付け足しとして、物質がじわじわできてきて、いろんな動物などが生まれると
    > パーリ仏典の世界観では、普通に動物にも輪廻転生してると考えてるみたいです。
    > 釈尊が前世で鹿だったり鳥だったりする経典もあります。
    >


    ピピットちゃん、知識の提供をどうもありがとう廂
引用返信/返信 削除キー/
■2866 / inTopicNo.45)  Re[12]: 〈私〉と多世界解釈について
□投稿者/ flora -(2020/05/12(Tue) 00:02:55)
    パニチェさん、こんにちは。

    >> 多神教から、一神教への進化ってすごいですよね。よく古代エジプトのアメンホテプ4世の一神教を模したのではとも言われることがありますが、あれは、厳密には、アメン神とファラオが双方いるわけで分離しておりますものね。ユダヤ教は神は一つ、ゴッド・アールマイティ・スーパースター ですよね。 これで権力が一つに集中し、統制しやすくなるのは事実ですよね。

    >ユダヤ教の成立は政治的な意図が感じられます。
    参考までに…。以下に「Panietzsche Room>ニーチェT>アンチクリスト>11.旧約聖書」を転記させてもらいます。

    *************************************
    ユダヤ教に至っては成立さえ政治的であるように思えるところがある。
    旧約聖書でヤハウェはアブラハムにカナンの地(乳と蜜の流れる地という意味。現在のエルサレムを含んだパレスチナ地方)を与えているが、その後の言い回しが必要以上にくどい。

    アブラハムの孫であるヤコブがカナンに戻った時に「私はアブラハムとイサク(アブラハムの子)に与えた地を、お前に与えよう。また、お前ののちの子孫に、その地を与えよう」との啓示がある。

    旧約聖書の成立自体に政治的な意図があった。

    エジプトで奴隷として他民族に支配されていたヘブル人(ユダヤ人)は、本来自分達は神の民であり、我らを支配する絶対唯一の存在は神のみであるという発想の転換をやってのけた。
    旧約聖書によってユダヤ民族の団結と、荒涼とした地で唯一緑が茂るヨルダン川近辺の建国(ユダヤ人の理想郷)を意図していた。
    そのためにハンムラビ法典やギルガメッシュ神話をもとに旧約聖書を作った(旧約聖書寄せ集め説)と考えるのが妥当である。

    ノアの箱舟が漂着したのがアララト山であり、モーゼがヤハウェから十戒を与えられたのがシナイ山であることから、オリンポス神話に影響を受けた山の神と考えることもできる。
    しかし内容の一部はハンムラビ法典(BC17世紀頃)や、ギルガメッシュ神話(メソポヤミアの神話)にある。
    「目には目を」はハンムラビ法典にあるし、洪水はギルガメッシュ神話に類似のイベントが記述されている。

    BC2000年頃、ヘブライ人がカナンの地に住み、モーゼの後継であるヨシュアがカナンに戻ったのがBC1300年頃と言われている。
    ユダヤ人が神から選ばれた民族であり、神はアブラハムに、肥沃な約束の地としてカナンを与えた。
    ユダヤ教はユダヤ人が、ユダヤ人のために、それまでの神話を寄せ集めて聖書をつくり、絶対唯一の民族神を設定したのが起こりである。

    ソロモンの栄華の後、BC928年頃、イスラエル国家は南北に分裂し、北イスラエル王国はアッシリアに、南ユダ王国はバビロニアによって滅亡(BC587)し、ユダヤ人はバビロニアの捕囚となる。
    ペルシャのバビロニア征服によって解放され、再びエルサレムに第二神殿まで建立するにいたったがローマの支配下におかれ、これに反発したシモンなどが武装蜂起するがローマの敵ではなかった。
    この時からユダヤ人の離散が始まる。(AC73年または135年)

    旧約は、あくまでも神とユダヤ人との契約であり、新約になって、初めて神と人類との新しい契約となっている。
    しかしこれはあくまでもキリスト教側の主張であり、ユダヤ教において新約は存在しないし、旧約は旧約ではなく現在も有効な契約である。<
    =====================

    どうもありがとうございます。旧約聖書の成立には政治的な意図があったと上記で書かれておりますが、その黒幕というのか、誰がしくはどんな団体がそのような意図を持ったのでしょうか?

    被支配者としての屈辱が、国を持ちまた、ユダヤ教の神ヤハウェによって「選ばれた民」とされたことは、劣等感から抜け出し、意気を高めることに成功していますね。約2000年を経て、また自国を同じ場所に持てたわけですから。

    一方、ユダヤ人であるゆえに、歴史の中で長い間迫害されてきた歴史は、モーゼによるものであり、それゆえに、このモーゼをユダヤ人ではなくエジプト人であるとしたフロイトの遺作『モーセと一神教』は、亡命地英国で書いたということもあり、ユダヤ人であることのトラウマが彼にはあったのだな・・ということに気つかされた著作でした。 ユダヤ人として生まれ、かつユダヤ教の根本を覆すような内容の遺作を残したということ、彼の苦悩はいかほどであったのかと考えさせられました・・・

    余談ですが、『ギルガメッシュ』は面白かったです、次いでに言えば『イナンナの冥界』も
    好きです。

引用返信/返信 削除キー/
■2865 / inTopicNo.46)  Re[13]: 輪廻
□投稿者/ pipit -(2020/05/11(Mon) 21:49:36)
    knowing itself さんへ
    返信ありがとうございます

    >その人固有の心の活動パターンだけが純粋に働いている状態。この3つのモデルは、源泉として@があり、次にAが生まれ、それからBが展開する、です。Bだけを特別に扱う世界観とは正反対です。

    >> @に、心は、生じていないと考えられてますか??

    >涅槃である@には、心は存在していないと考えています。<

    十二因縁が思いに浮かぶのですが、

    無明
    行・・・?A??
    識・・・A
    名色・・・AB

    って私の中では思ってしまうのですが、knowing itself さんは
    別の考え方でしょうか?


引用返信/返信 削除キー/
■2864 / inTopicNo.47)  Re[13]: 輪廻
□投稿者/ pipit -(2020/05/11(Mon) 21:42:13)
    パニチェさんへ

    こんばんは!
    いろいろ調べていただいてありがとうございます(^○^)

    >但し、カルマによる現世の出生より、現世での行為を重視していたことは次の有名な説法で明らかですね。
    「653 生れによって〈バラモン〉になるのではない。生れによって〈バラモンならざる者〉となるのでもない。行為によって〈バラモン〉なのである。行為によって〈バラモンならざる者〉なのである。」<

    仏教の要となるような、宝となるような、とても大切な教えですよね

    >「カッサパの主張。この身体と体温と識別作用とをともなっているときは、軽く柔軟で動的である。しかるにこの身体が寿命と体温と識別作用をともなっていないときには、重く、硬く、静的である。あたかも螺貝が、人と努力と風とか加わらなければ、音を響かせないように、身体も寿命と体温と識別作用とがはたらかなければ活動を起こさない。このことは生きている人の身体と死人の屍体とを比較してみればわかる。このような相違が認められる以上、人間は単なる肉体ではない。その他に輪廻の主体が存する、と考えなければならぬ。」<

    体温が入っているのがおもしろいですね。
    そういえば昔、お坊さまの説法で、水をずーっと36度に保とうとしたら、すごいエネルギーでしょ?
    みたいなことを聞いたのを思いました。

    わたしたちは、みんな、そういうことをやってのけてますものね(^-^)

    考えてみれば不思議なことっていっぱいありますね。

    知ることできたらなぁって思ってしまいます。


引用返信/返信 削除キー/
■2863 / inTopicNo.48)  Re[12]: 輪廻
□投稿者/ knowing itself -(2020/05/11(Mon) 19:21:32)
    こんばんは。レスありがとうございます。

    >>@夢をまったくみない完全熟睡状態
    >>
    >>A夢をみる睡眠状態
    >>
    >>B心と物質が対峙している目覚めの状態
    >>
    >>ラマナマハルシを始めとする聖賢が好む喩えですが、この3つの状態のうち、@が涅槃にあたり、Aは裸形の心が明らかになる状態、Bが心物二元論、ナーマとルーパが活動している状態にあたると思います。
    >>
    >>究極のリアリティは涅槃である@ですが、輪廻転生はAとBを往復することではないでしょうか。<
    >
    >
    > あ、おもしろいですね。
    >
    > Aは、身体からの刺激との関連で心が働くのではなく、
    > 基本的には心からの刺激だけで回転するってかんじのイメージでよろしいでしょうか?

    だいたいそうだと思います。その人固有の心の活動パターンだけが純粋に働いている状態。この3つのモデルは、源泉として@があり、次にAが生まれ、それからBが展開する、です。Bだけを特別に扱う世界観とは正反対です。

    > @に、心は、生じていないと考えられてますか??

    涅槃である@には、心は存在していないと考えています。

引用返信/返信 削除キー/

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