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■15396 / inTopicNo.1)  純粋理性批判を読んでみる。25
  
□投稿者/ パニチェ -(2021/08/03(Tue) 08:30:34)
    トピ主:pipitさん

    よろしくお願いします。
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■15403 / inTopicNo.2)  パニチェさんへ
□投稿者/ pipit -(2021/08/03(Tue) 17:39:47)
    いつもありがとうございます!
    自分なりにがんばってみます。

    おつかれさまです(^∇^)
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■15413 / inTopicNo.3)  うましかさんへ
□投稿者/ pipit -(2021/08/04(Wed) 11:39:38)
    こんにちは!毎日暑いですねー_(┐「ε:)_

    No.15405
    >ただ、私には「私が概念から出ていく」というのがよく分からないです(´;ω;`)ウッ…<

    さき、ふと思いついたんですけど、
    情報、や、データという捉え方で考えてみればどうなりますでしょうか?

    『主語 は 述語 です。』という知識を情報によって作るとき、
    主語に、述語の情報がすでに有る時は、私は(主語)概念から出ていかなくても、述語を置くことができて、
    主語にない情報を、述語とするときは、主語概念の外から情報を得て、主語の新たな知識として外から得た情報を述語としてくっつける。

    そういう思考回路が、あっつい中、洗濯干してて思いつきました。

    お互い熱中症になりませんように☆おつかれさまです!

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■15422 / inTopicNo.4)  pipitさんへ
□投稿者/ うましか -(2021/08/04(Wed) 19:04:33)
    こんばんはー

    脳みそが溶けそうな暑さですねー(;゚Д゚)

    お互い熱中症に気をつけましょうね!

    *******

    >私には「私が概念から出ていく」というのがよく分からない

    >主語にない情報を、述語とするときは、主語概念の外から情報を得て、主語の新たな知識として外から得た情報を述語としてくっつける。<

    アドバイスいただきまして、ありがとうございます!(・∀・)

    すこしわかりやすくなった感じがします!m(__)m



    それではー




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■15456 / inTopicNo.5)  カント沼番外地:第一版序論 X−5
□投稿者/ うましか -(2021/08/07(Sat) 10:37:35)
    2021/08/07(Sat) 10:52:39 編集(投稿者)

    pipitさん、皆さん、おはようございます。
    おじゃまします。

    *******

    ◇分析的判断によっては〔durch〕私たちの認識は全然拡張されず、私たちがすでにもっている概念は分析されて私自身に理解しやすいものになる。綜合的判断においては〔bei〕、私は主語の概念のほかになお何か別の(X)をもっていなければならず、悟性〔Verstand〕は、主語の概念のうちには潜んでいない或る述語を、それでもこの主語の概念に属するものとして認識するために、この何か別のものに頼るのである。

    ◇経験的判断または経験判断においては〔bei〕、この点に関してはいかなる困難も全然ない。なぜなら、このXは、私が概念Aによって思考する対象についての完璧な経験であって、その概念Aはこの経験の一部分をなすに過ぎないからである。なぜなら、たとえ私が物体一般の概念のうちに重さという述語を全然含ませていないにせよ、物体一般の概念は経験の一部分をつうじてその完璧な経験を表示しており、それゆえ私は経験のこの一部分に、まさに同一の経験のなお他の諸部分をも、その完璧な経験に属するものとして付加することができるからである。

    ◇私は物体という概念を、すべてこの概念において思考されるところの、拡がり、不可入性、形態などという諸徴表によって、あらかじめ分析的に認識することができる。ところが、私が私の認識を拡張してみると、私が物体というこの概念をそこから引きだした経験を振りかえって見ることによって、私には前記の諸徴表と重さもまたいつでも結びついていることがわかるのである。それゆえ経験が、概念Aの外にあるあのXに他ならないのであって、このXに重さという述語Bと概念Aとの綜合の可能性がもとづいているのである。

    ---以下、 No.15366 からの続き ---

    ◇しかし、ア・プリオリな綜合的判断においては〔bei〕、経験というこの補助手段は徹頭徹尾欠けている。

    ◇私が概念Aの外へと〔ausser〕、他の概念Bをこの概念Aと結合しているものとして認識するために越え出てゆくべきであるなら、私がそれに頼り、また綜合がそれによって可能になるものは、何であろうか。というのも、私はこの場合、経験の分野のうちでそうしたものを探しまわる便宜〔Vortail〕を持っていないからである。

    →原佑訳上巻、p.101〜p.104参照(※翻訳は参照するが、◇〜は原文・訳文の通りではありません (;´・ω・))。文中〔〕内は私による挿入。


    *******

    V−4 No.15366
    V−1 No.15143, V−2 No.15340, V−3 No.15341
    W−1 No.14848, W−2 No.14849
    V−7 No.14620, V−8 No.14662
    V−4 No.14271, V−5 No.14415, V−6 No.14455,
    V−1 No.13815, V−2 No.14009, V−3 No.14097,
    U−1 No.13643 
    T−1 No.13389, T−2 No.13436, T−3 No.13576
引用返信/返信 削除キー/
■15458 / inTopicNo.6)  うましか沼日記
□投稿者/ うましか -(2021/08/07(Sat) 11:37:54)
    >私は物体という概念を、すべてこの概念において思考されるところの、拡がり、不可入性、形態などという諸徴表によって、あらかじめ分析的に認識することができる。ところが、私が私の認識を拡張してみると、私が物体というこの概念をそこから引きだした経験を振りかえって見ることによって、私には前記の諸徴表と重さもまたいつでも結びついていることがわかる

    カントはここで、物質ではなく、物体(Koeper)といってます。

    物質と物体のちがいって何だろう?

    https://media.qikeru.me/object-material/

    上記のサイトによれば、物体とは、見た目と使い方から判断した「もの」ということらしい(・∀・)!

    カントのいう「拡がり」「不可入性」「形態」というのは、見た目(視覚的なもの)じゃないの?って思ってたからちょっと安心。

    対する「重さ」は、私には見た目だけではわからないのでした(;゚Д゚)

引用返信/返信 削除キー/
■15460 / inTopicNo.7)  カント沼番外地:第一版序論 X−6
□投稿者/ うましか -(2021/08/07(Sat) 13:43:41)
    続きです(・ω・)ノ

    *******

    ◇「生起するすべてのものはその原因をもつ〔Alles, was geschieht, hat seine Ursache〕」という命題〔Satz〕を取り上げてみよう。

    ◇生起する或るものについての概念において、なるほど私はこのものが現に存在して〔Dasein〕いて、それ以前に或る時間が先行しているということなどを思考し〔denken〕、このことから分析的判断が引きだされはする。

    ◇しかし、原因という概念は生起するもの〔was geschieht〕とは異なった或るものを指示する〔zeigt〕、だから〔und〕この後者の表象〔Vorstellung〕のうちにはいっしょにふくまれては全然いない。

    ◇いったいいかにして私は、総じて生起するものについて、それとはまったく異なった或るものを陳述し〔sagen〕、だから諸原因〔Ursachen〕という概念を、たとえ生起するものに含まれてはいないにせよ、それにもかかわらず、それに属するものとして認識する〔erkennen〕にいたるのであろうか?


    →原佑訳上巻、p.104〜p.105参照(※翻訳は参照するが、◇〜は原文・訳文の通りではありません (;´・ω・))。文中〔〕内は私による挿入。


    *******

    V−4 No.15366, V−5 No.15456
    V−1 No.15143, V−2 No.15340, V−3 No.15341
    W−1 No.14848, W−2 No.14849
    V−7 No.14620, V−8 No.14662
    V−4 No.14271, V−5 No.14415, V−6 No.14455,
    V−1 No.13815, V−2 No.14009, V−3 No.14097,
    U−1 No.13643 
    T−1 No.13389, T−2 No.13436, T−3 No.13576
引用返信/返信 削除キー/
■15461 / inTopicNo.8)  Re[6]: うましか沼日記
□投稿者/ pipit -(2021/08/07(Sat) 13:56:21)
    うましかさん、こんにちは!

    No15458に返信(うましかさんの記事)
    > >私は物体という概念を、すべてこの概念において思考されるところの、拡がり、不可入性、形態などという諸徴表によって、あらかじめ分析的に認識することができる。ところが、私が私の認識を拡張してみると、私が物体というこの概念をそこから引きだした経験を振りかえって見ることによって、私には前記の諸徴表と重さもまたいつでも結びついていることがわかる
    >
    > カントはここで、物質ではなく、物体(Koeper)といってます。
    >
    > 物質と物体のちがいって何だろう?
    >
    > https://media.qikeru.me/object-material/
    >
    > 上記のサイトによれば、物体とは、見た目と使い方から判断した「もの」ということらしい(・∀・)!
    >
    > カントのいう「拡がり」「不可入性」「形態」というのは、見た目(視覚的なもの)じゃないの?って思ってたからちょっと安心。
    >
    > 対する「重さ」は、私には見た目だけではわからないのでした(;゚Д゚)<

    物体と物質の違いについて、すごくわかりやすく楽しく読めるサイトですね、貼っていただいてありがとうございますo(^▽^)o

    そうかぁ、『物体』を手に持つ経験などを何回も重ねることで、いつも重さがあるから、私たちは物体について(物体は重さをもつ)という総合判断をする、とカントはいってるのかな、と、思いました。
引用返信/返信 削除キー/
■15462 / inTopicNo.9)  日記☆感想
□投稿者/ pipit -(2021/08/07(Sat) 18:36:33)
    >そうかぁ、『物体』を手に持つ経験などを何回も重ねることで、いつも重さがあるから、私たちは物体について(物体は重さをもつ)という総合判断をする、とカントはいってるのかな、と、思いました。<

    違うかもだけど、カントは経験から作った知識には、必然性と普遍性は備わっていない、と、思ったのかもしれないなと思いました。
    例えば、重さを重力と考えれば、宇宙ではリンゴの重さは、、、ゼロ???
    リンゴに重さがある、は、もしかしたら、必然的・普遍的知識、絶対的知識とはならない、のかも?わからないけど。。。

    経験によらない(アプリオリ)、しかも主語(認識対象)についての知識を拡大させるための【道具】を人間は持っているのか否か。
    それが、アプリオリな総合判断はいかにして可能か、という問いに答える過程で、カントが取り出そうと試みてる【道具】という対象(超越論的とよばれる対象)かな、との感想を持ちましたが、勘違いかもしれません。

    なんとか、演繹論を見届けて、図式論や原則論までざっとでも理解したいのですが、、、遠いーーー

引用返信/返信 削除キー/
■15463 / inTopicNo.10)  Re[7]: 日記☆道具と規準と
□投稿者/ pipit -(2021/08/07(Sat) 18:44:50)
    道具は、超越論的哲学で、
    『純粋理性批判』は、超越論的哲学の予備学、メジャー(規準)かもしれませんね。

    道具の巧みな使い方をサポートする。知らせてくれる。
引用返信/返信 削除キー/
■15466 / inTopicNo.11)  道具(オルガノン)と基準(カノン)と
□投稿者/ pipit -(2021/08/07(Sat) 19:17:21)
    『純粋理性批判』の序論の中で、
    道具や基準について述べてる箇所があったと思ったので、見直したら、ありました。

    私の持ってる中山元先生本では、
    A012
    B25
    あたりです。

    中山元先生独自段落では、
    p11
    029
    とかです。

    もし、訳文を読みたい方がおられましたら、引用しますので、遠慮なくおっしゃってくださいませ(^-^)

    猛暑ですね、皆様お疲れさま!すこしでも過ごしやすくなりますように☆彡

引用返信/返信 削除キー/
■15467 / inTopicNo.12)  Re[8]: 道具
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2021/08/07(Sat) 19:17:46)
    まな板や包丁は「道具」よね。
    で、カント、
    >超越論的哲学で<
    まな板や包丁の巧みな使い方について、なんか言ってる?

引用返信/返信 削除キー/

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