| (HS)の抜粋から、わたしのまとめで〜す。
「現象phenomenon」の意味には、二つあって、一つは、〈おのれをおのれ自身に即して示すこと〉〈おのれを示す当のもの〉〈あらわなもの〉。もう一つは「仮象」という意味。そして、【われわれは、「現象」という名称を、述語的には、ファイノメノンの積極的で根源的な意義に割り当て、現象の欠性的変様としての仮象から現象を区別する。】。
「仮象」っていうのは【そのように見えるもの、「見せかけのもの」】っていうこと。 中島義道さんが言ってた〔仮象という概念に「真」に対する「偽」という意味合いは含まれてない〕とか〔真偽以前の〕っていう意味合いとして見て置く。カントのように「誤った現れ=錯覚」という意味での、ではなものとして。
「現象学Phenomenologie」は、〈おのれを示す当のものを、そのものがおのれをおのれ自身のほうから示すとおりに、おのれ自身の方から見えるようにさせるということ〉。
「現象(おのれを示す当のもの)」が、現れには、「秘匿」「隠蔽」「埋没」「変装」している場合がある、っていうこと。
こういうのは取り入れることにしたけど、ハイデガーのほかのはわたし興味ない。
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