| 2023/09/10(Sun) 15:17:03 編集(投稿者)
宇宙の様々な星たち、大気、地球上の海や山、植物・動物・人間、さまざまなものたちはけしてなんのつながりもなく存在しているのではなく、それぞれに見えない無数の膨大な喩えるなら糸で結ばれていて互いに影響を及ぼし合いながら動いている、一つの生命体なのだと思っています。
人間が何かを決定する時、した時、人間は自らの意志により決定していると考えますが、私は、膨大な縁がその決定において集積されてその決定になったものだと思っています。 宇宙は一つの生命体だからです。
人間は自我思考があるので、個別の意志を持つ一人の人間として自分たちを考えるのだと思います。 そうした人間観というのは人間間の歴史の中で、自分たちをそうしたものとして捉えてきた集積によるものだと私は思っています。 ですから、そのような人間観であることは何も間違ってはいないとも思うのです。 個別の一人の人間が、例えば自分を優れたものにしていこう、他者を思いやれる自分になろうと意欲していくことは素晴らしいと思います。 こうした意欲というのも、何か「他」とされるものからの影響により発生するものだとは思うのですけどね。^^
ただ、今ある自分というのが、膨大な縁の集積に拠り成立しているものであることを知る時、自分を誇りすぎたり、プライドが過剰になったりもしずらくなるかもしれないし、また逆に、自分をつまらないもののように卑下する気持ちも薄くなったりするのではないかな、というように私は思うのです。 また、仮に誰か他の方々がこうした理解をしたとした際、どのように観方や考え方が変化するかもまた人による。。というかそれもまた縁の集積に拠るものなのだと私は思います。
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