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■3184 / inTopicNo.85)  好きな指揮者
  
□投稿者/ 田秋 -(2020/06/20(Sat) 14:38:40)
    floraさん こんにちは。

    文句なく好きな指揮者は山田一雄先生です。シェエラザードで崩壊しかかったあの山田先生です。floraさん、ご存じですか?山田先生のコンサートで事故が起こらなかったことはほぼありません。先生のエピソードはたくさんあります。私が実際に経験したエピソードを一つ。新宿文化センターで現代曲をやった時のことです。二つのオーケストラが一つの舞台にのり、一つは先生が振り、もう片方は先生のお弟子さんが振りました。指揮者同士は舞台中央に立ち右と左のオーケストラを振る訳です。
    既に曲が終わっているのですが先生はまだ振っています。そこでお弟子さんが小声で耳打ち「先生、もう終わってますよ」

    もう一つ、これは聞いた話です。これも現代曲での事件、先生「ここで白いハンカチ振るから、それを合図に出ててね。」
    ところが先生は白いハンカチを持ってくるのを忘れたのです!
    で、どうしたか?燕尾服のズボンのポケットを引っ張り出し、それを振ったというのです。。。
    ちょっと話が出来すぎてますね。

    私が山田先生を好きな理由、勿論面白いエピソードがたくさんあるからではありません。とにかく先生は音楽の塊なのです。下のURLは山田先生のドキュメントです。1時間ありますが、山田先生をよく表している番組だと思います。後半にN響を振ったジュピターが収録されています。この番組の中でも「アクシデント」が語られています。しかも本人の口で!
    https://www.youtube.com/watch?v=VbnIKQ5TPNA

    自分の好みに合う指揮者となると、ショルティを挙げることができます。一度だけハンガリーで聴いたことがあります。その時はミュンヘンフィルと一緒に来て、曲は忘れましたがアンコールの前ハンガリー語で「知らない人はいないと思うけれど」と言ってハンガリー民謡を演奏しました。

    ラザレフの練習は大変厳しいのだけれども、それだけのものを日フィルに残したのは確かで、彼によって日フィルの実力は確実に上がりました。頑固な職人気質で、大工の弟子が親方を慕う、という感じです。

    良い指揮者の条件:いろいろな見方があると思いますが、その一つにプレーヤー全員を振れる指揮者、言い換えるとどのプレーヤーにも、ああ自分を振ってくれてる、と思わせることが出来る指揮者は良い指揮者です。
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■3181 / inTopicNo.86)  マーラー9番
□投稿者/ 田秋 -(2020/06/19(Fri) 14:20:38)
    日フィルに30年いて、マーラーの9番は4回演奏しています。もう少し演奏しているかもしれませんが記憶が定かではありません。スコアにハンコが押してあるのですが、それは学生の頃に使っていたものです。一番可能性があるのはエキストラとして都響に行っていた頃に渡辺暁雄先生の指揮でやって(演奏することを“やる、やった“と言ってしまうのは良くない慣習だとは思うのですがいわゆる業界用語?です)いるかもしれません。7番とか10番(クック版)はよく覚えているのですが・・・

    話を日フィル時代に絞ると1997年にジェームス・ロッホランでやったのが最初です。2回目は2007年で小林研一郎、3回目は2013年にラザレフ、最後は2017年の山田和樹です。最後の山田和樹との演奏は、山田和樹氏がオーチャードに営業に行ったら採用されたという企画です。3年かけてマーラー全曲演奏をする、1年に3曲ずつあまり期間を置かずに演奏する、曲順は番号順、大地の歌と10番は省く、というもので2015年から始まりました。私の自己紹介でお見せした復活はその最初のシリーズです。ラザレフの9番は、よく言われるようなマーラーの死生観からのアプローチではなく、スコアリーディングから読み取れるものの表現というか、始めに死生観ありきではなく作品の構造から得られるべき結論というか、説明が難しいのですが、悪く言えばあっさりしている、とは言ってもぐいぐい引っ張られるのですが。。。
    2007年のコバケン先生のマーラー、意外なことに初めての9番だったそうです。コバケン67歳の時、今80歳ですからまだまだ若いと言えるころです。彼は目が悪く楽譜を見て振れないので全部暗譜します。いくら暗譜が日常茶飯事なこととは言え、あの複雑なスコアを暗譜するのは大変なことだと思います。私は今年66歳になりますが、来年マーラーの9番のビオラパートを暗譜で弾けと言われても絶対無理です。演奏会の後しばらく経ってコバケンと話をする機会があって、あのコンサートのことを尋ねると、「いやぁ○○ちゃん(私のこと)、あの時は屠殺場に引っ張られていく心境でしたよ」と仰っていました。コバケンとは1,2,5,8番、特に5番は何度も演奏しており、9番も所謂コバケンのマーラーでした。コバケンは横の流れを重視し、どんな場合でも旋律を出させます。例えばシェエラザードの冒頭、力強いユニゾンの後の木管のコラールも和音の最高音をつないで旋律とします。僕なんかは和音として捉え和声の変化を楽しみたいと思うのですが。
    1997年のロッホラン、これが一番印象に残る演奏です。当時ビオラは内側に座り(いまはチェロが内側です)、ほぼ指揮者の前に座っていました。4楽章が終わり暫く無音の状態の中、ロッホランは手を下ろさずに中空を見上げ、その視線の先には魂のようなものがわっと浮いていて、次第に上昇していったような気がしました。

    50を越えた頃から、お気に入りの作曲家は幾つまで生きたのかということに興味を持つようになりました。それは自分の死期が考えられないほど遠い将来、でも無くなってきたことと関係があると思います。大体その人の作品を演奏することをきっかけとしてその作曲家の没年を考えることが多いのですが、それをマーラー9番の演奏時期と重ねると、多分2007年のコバケンとの9番の時にマーラーの没年を考えたのだと思います。私が53歳の頃で、なんとマーラーは享年50歳だったのです!なんとなく、あれだけの大掛かりなシンフォニーを9曲も書いたのだから60年以上は生きているだろうというのが根拠のない予想でした。なんと、9番は1909〜1910年に書かれていますすから彼の48〜49歳の作品です。自分はその年齢の時、一体何をしていたか!?自分が作曲家だとして50歳前に9番のようなものが書けるか!?
    ま、比べる方が無謀なのですが、それにしても彼の人生に比べ自分の人生のなんと薄いことか!と愕然としてしまいます。この辺り、!マークと?マークだらけになります。

    さてビオラはこの曲でどんな活躍をするでしょうか?間違いなくここです(譜例参照)。曲の一番最後です。ここは練習のしようがありません。うちでいくら練習しても何の足しにもなりません。最後から2小節前の大きな3連符、ここを4つに振って3つ入れろという指揮者はいません。必ず3つに振ります。ですから弾くのは全く難しくありません。ここは音楽との対決ではなく恐怖との戦いなのです。7小節前にAeusserst(Aウムラウト+u+エスツェット+erst) langzamとあり、最後にersterbendとあります。この二つの意味は知らない方が幸せです。最初が「極めて遅く」、後ろは「死に絶えて」です。アウサースト langzamで呼吸困難に陥りersterbendで心肺停止になります。Ersterbendは曲が死ぬのではなくビオラ弾きが死ぬ、という意味です(キッパリ)。観客も相当緊張すると思います。固唾をのむという表現がぴったり、ここでちょっとでも咳をすれば1時間近くかけて作り上げてきた緊張の糸がぷっつり、真っ白なキャンパスに繊細極まりないタッチで点を描こうとしているところへバケツのペンキをぶちまけるわけにはいきません。しかし、必ず、必ずと言っていいほど咳が出そうになる不幸な人がいるのです。

    Knowing itselfさんはショルティ=シカゴのマーラーをお持ちだと書いていらっしゃいましたね。僕も持っていて同じレコーディングだといいのですが、1楽章の 20’10”辺りのオケが下降してきたところにトロンボーンが冒頭のリズム動機を吠えるところは、地獄というか煉獄というかそういうもの見せられた、或いはそういうところへと突き落とされた感じになります。大好きな箇所です。

    曲全体の構成にはチャイコフスキーの悲愴がマーラーの頭の中にあったのではと思っています。3楽章の乱痴気騒ぎ、4楽章の死んで終わるところはもろそのままですね。2楽章もあちらは優雅なワルツ(しかし5拍子)、こちらは牧歌的でともに息抜きのような感じがします。
    悲愴の第1楽章
    https://www.youtube.com/watch?v=zIJiPlbJjs8
    13‘30“辺りでクライマックスになりますが、その少し前から「タタタ、タタータ」というリズムが聞こえます。ひょっとしたらこれが9番1楽章のリズム動機のヒントになっているかもしれません。


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■3180 / inTopicNo.87)  Re[8]: シェエラザード
□投稿者/ flora -(2020/06/19(Fri) 01:31:38)
    思い出したので、自己レスです、すみません。


    > 今思い出せませんが、ほかの曲にも伴奏としてコツコツと機械的に刻ませるものがありますね。

    他にもたくさんあるとは思いますが、ラヴェルの『ボレロ』のスネアドラムが初めから終わりまで同じリズムですよね・

    https://www.youtube.com/watch?v=mhhkGyJ092E
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■3170 / inTopicNo.88)  Re[7]: シェエラザード
□投稿者/ flora -(2020/06/18(Thu) 14:57:03)
    田秋様

    いつもご丁寧にご説明くださりありがとうございます。やはり実際に演奏なさる方からのご説明は、すざましい実体があるように感じます。多謝です!

    >2楽章にクラリネットとファゴットの大ソロがありますね。あそこは弦楽器が16分音符のピツィカートで伴奏します。初めて演奏したときはびっくりしたのですがあそこにはセンツァ・テンポ(テンポ無しで)という表示があるのです。ソロが情感たっぷりにそれこそセンツァ・テンポで歌い上げますが、伴奏はそれとは無関係に機械的に16分音符を刻むのです。始めは合っているのですが、普通指揮者は、そこは振りません。段々、same tempoの個人差が出てきます。学生でエキストラだった頃は「えっ、どうしよう」と心配になったものです(うぶだったなあ)。

    それは大変ですね。ほかの演奏者と合わせるコツというのはあるのでしょうか?
    今思い出せませんが、ほかの曲にも伴奏としてコツコツと機械的に刻ませるものがありますね。あのようなコツコツの部分がないとおそらく演奏自体もちょっと薄い感じななるのではないかと想像します。オーケストラというのは、本当に全体でできているものだなあ〜と感じています。

    >全体を通して弾きやすく書かれています(これも彼の管弦楽法の優れた一つだと思います)。ただ、ゲルギエフの4楽章は速すぎます。気持ちはわからないでもないですが・・・。オケより格下の指揮者があんなテンポで振ったら総スカンを食らうでしょう。ゲルギエフの演奏で34’24’’辺り、ビオラが16分音符のピツィカートで伴奏します。しかもかなり長い間!あのテンポでは無理です。

    以前もお話ししてくださいましたが、指揮者によってテンポを代えられるのですね。ゲルギエフもアスレティックの選手のように汗だくでしたね。

    あのう・・・田秋様のお好きな指揮者を教えていただけますか?


    > 一風変わったシェエラザードです。44'50''辺りから面白いです。4楽章のテンポは普通)

    「わ〜」と指揮者を含めオケの皆さんが叫ぶのですよね。 あれを見てバイキングを思い出しました。(爆)

    弦楽器のすばらしさ・・・チャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35」愁いを込めたメロディーライン、そして力強さ、これも大好きな曲の一つです。

    これも以前話題にしていただいたと思いますが、やはりロシアの芸術の厚さってすごいものがありますね。

    チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35 / 五嶋みどり アバド (1995 ライブ)
    https://www.youtube.com/watch?v=AcUtcXo2674








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■3149 / inTopicNo.89)  マーラーの「ラストシンフォニー」
□投稿者/ knowing itself -(2020/06/16(Tue) 13:11:36)
    返信ありがとうございます。
    > https://tvuch.com/social/152/

    素晴らしいですね。マーラーの二番は声楽つきの大交響曲で、高揚と感動、場合によっては溢れる涙を聴くものに与えてくれますね。これがラストシンフォニーだったとしても、マーラーは音楽史に確実に名前を残したのではないでしょうか。ついでにいうと、交響曲「第一番」で圧倒的な印象を受けるのは、個人的にブラームスとマーラーです。

    >  さてご希望のラストシンフォニーの件、こういう形は如何でしょうか。knowing itselfさまがお題をお出しになり、その曲に対して私が思うことを述べる。少しディスカスをして次のお題を下さる。如何でしょうか。もし、この方法で良ければ、早速最初のお題をお出しください。但しすぐに書けるとは限りませんので、その点はご承知おき下さい。宜しくお願いします。

    はい、そういうことでお願いします。上で触れたようにマーラーは二番の時点で大傑作だと思いますが、三番以降も個性的で聞きごたえ十分の大曲が続きますね。その彼の完成されたものとしてのラストシンフォニーは九番ですね。それ以前でもすごいのに、九番はさらに特別だという声もよく聞きます。そこらへんは素人の限界というか、わたしにはまだまだ難解なところが多いです。

    といことで、最初のラストシンフォニーとしてはマーラーのお話しでお願いします。
引用返信/返信 削除キー/
■3147 / inTopicNo.90)  シェエラザード
□投稿者/ 田秋 -(2020/06/16(Tue) 08:13:56)
      floraさま

    シェエラザードは好きな曲の一つです。あの色彩感溢れる管弦楽法は本当に素晴らしいと思います。最初のコンマスのソロ、シェエラザードの「さあ、今夜もお話を始めさせていただきます。今日のお話は・・・」感満載ですし、その後の海の様子は本当に船乗りシンドバッドになったつもりで航海に出たような気分になります。

    2楽章にクラリネットとファゴットの大ソロがありますね。あそこは弦楽器が16分音符のピツィカートで伴奏します。初めて演奏したときはびっくりしたのですがあそこにはセンツァ・テンポ(テンポ無しで)という表示があるのです。ソロが情感たっぷりにそれこそセンツァ・テンポで歌い上げますが、伴奏はそれとは無関係に機械的に16分音符を刻むのです。始めは合っているのですが、普通指揮者は、そこは振りません。段々、same tempoの個人差が出てきます。学生でエキストラだった頃は「えっ、どうしよう」と心配になったものです(うぶだったなあ)。

    全体を通して弾きやすく書かれています(これも彼の管弦楽法の優れた一つだと思います)。ただ、ゲルギエフの4楽章は速すぎます。気持ちはわからないでもないですが・・・。オケより格下の指揮者があんなテンポで振ったら総スカンを食らうでしょう。ゲルギエフの演奏で34’24’’辺り、ビオラが16分音符のピツィカートで伴奏します。しかもかなり長い間!あのテンポでは無理です。解決策としてはギターのトレモロのように弾けば可能ですがそれはそれなりに練習が必要です。日フィルでは最初数小節はシングルで弾き頃を見計らってダブル(往復)ピツィカートにします。ただ緊張感はシングルの方があるので私は出来る限りシングルで弾いていました(ゲルギエフのテンポでは無理ですが)。終楽章段々盛り上がっていき最後、大海に戻る直前の(曲の)迫力は何度やっても感動します。

    この曲には二つ思い出があります。一つは学生の時新日フィル+小澤征爾で演奏したとき、小沢さんがある箇所で金管楽器を振った時、指揮のエネルギーが弦楽器や木管楽器を飛び越して金管楽器に飛んでいくのが見えた(と思った)こと、もう一つは山田一雄先生が振り間違えてあわや崩壊しそうになったことです。

    コルサコフで他によく演奏される曲としてスペイン奇想曲があります。これも色彩感豊かで何かリムスキーって南方(イタリアとか)の血が入ってるんじゃないのかなあと思うことがあります。後、ムソグルスキーの禿山の一夜のアレンジも行っていて今は専らこちらが演奏されます。しかもこの3曲は禿山が86年、奇想曲が87年、シェエラザードが88年と立て続けに作られています。作品はもっといっぱい書いているのですが、上に挙げた曲以外はあまり演奏されません。日フィルのラザレフなんかがもっと取り上げてもいいような気がしますが、取り上げないところをみるとそれほどいい曲ではないのかもしれません。86年〜88年の3年間だけ鬼神が乗り移ったんですかね。

    その他教師としても有能で、グラズノフ、ストラヴィンスキー、プロコフィエフなどを輩出しています。

     一風変わったシェエラザードです。44'50''辺りから面白いです。4楽章のテンポは普通このくらいです。
    https://www.youtube.com/watch?v=zY4w4_W30aQ

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■3144 / inTopicNo.91)  Re[5]: ストラビンスキー
□投稿者/ flora -(2020/06/15(Mon) 15:30:20)
    田秋様 お返事ありがとうございます。

    >料理の蓋を(しぶしぶ)開けギャッとなるフェルプス、見た記憶があるような気もしますし、原作を読んで心に描いた場面の記憶を思い出しているのかもしれません。

    もしかしたら原作の挿絵を覚えていらっしゃるのではないでしょうか? (シドニー・パジェットの原画貼り付けました)

    >ホームズ、精悍ですね。マザリンの宝石事件で最後依頼主が着ているコートのポケットから宝石が出てくる(しかがも本人に取り出させる)のも同じ手法ですね。

    『第二の汚点』で、ヨーロッパ担当相のスーツケースに(夫人に)盗まれた外交文書を返しておくというのもありましたね。

    『春の祭典』のご説明ありがとうございました。

    > 今改めて私が春祭から感じる魅力を考え直してみると、それは春祭が発するエネルギーなのだと思います。バルトークのソロソナタの第2楽章もドゥダメルのショスタコーヴィチも10番も同じです。作品やプレーヤーが発するエネルギーに感動するのだと思います。

    >下のURLは坂本龍一の対談で春祭が話題になっています。
    https://www.youtube.com/watch?v=Mr2nYbaOQNE

    >ゲルギエフ指揮によるバレエ春の祭典です。ディアギレフ、ニジンスキーそれとストヴィンスキーいたからこそ、こういうバレエが生まれたのだと思います。
    https://www.youtube.com/watch?v=YOZmlYgYzG4

    ロシア芸術のパトロン、ディアギレフ、バレエ振り付けのニジンスキー、そして作曲家のストヴィンスキーがそろって初めて生まれた作品ですね。コスチュームや踊りを見ても、バレエのコンセプトをことごとく覆したものですよね。

    >春祭終わりの方の変拍子(ゲルギエフの演奏だと34分辺りから)を演奏すると本当に緊張します。弾くべきところで弾けなかったのならまだしも、休むべきところで弾いてしまうと(いわゆる飛び出し)、もう怖くて弾けなくなります。

    ド素人の私ですが((-_-;))、リズムがすごいですね。それも楽器それぞれが違うリズムを刻んでいるんでしょう? 演奏風景を見ているだけで、こちらも非常に緊張してしまいます。演奏家の緊張はいかなるものか、想像を絶してしまいます。 

    タイプは違うと思うんですが、同時代のロシアのコルサコフの「シェヘラザード」好きです。弦楽器の奏でるメロディが好きです。田秋様はどう思われますか?

    ウィーンフィル、ゲルギエフ指揮
    https://www.youtube.com/watch?v=SQNymNaTr-Y





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■3143 / inTopicNo.92)  Re[9]: パニチェさま
□投稿者/ パニチェ -(2020/06/15(Mon) 15:22:05)
    No3141に返信(田秋さんの記事)
    >   パニチェさま

    >  お心遣いありがとうございます。今の状態が私には心地良く感じます。ホームズも将棋も音楽も西遊記も気軽に語り合える場が私には理想です。たまたま今はここでよく書き込みをしていますが、トピックの中心的な存在になることは決して私の本意ではありません。オーケストラの時のように1トゥッティとして居させて下さい。重ねてお心遣いありがとうございます。

    了解しました。今後ともよろしくお願いします。^^
引用返信/返信 削除キー/
■3141 / inTopicNo.93)  パニチェさま
□投稿者/ 田秋 -(2020/06/15(Mon) 15:12:11)
      パニチェさま

     お心遣いありがとうございます。今の状態が私には心地良く感じます。ホームズも将棋も音楽も西遊記も気軽に語り合える場が私には理想です。たまたま今はここでよく書き込みをしていますが、トピックの中心的な存在になることは決して私の本意ではありません。オーケストラの時のように1トゥッティとして居させて下さい。重ねてお心遣いありがとうございます。
引用返信/返信 削除キー/
■3140 / inTopicNo.94)  田秋さんへ
□投稿者/ パニチェ -(2020/06/15(Mon) 14:59:28)
    2020/06/15(Mon) 15:09:06 編集(投稿者)

    こんにちは。今読み直したら、当初田秋さんのことを田北さんと間違って紹介してましたね。
    大変、失礼いたしました。すみません。^^;

    もしよろしければ「クラシック音楽を語ろう(仮題)」のようなトピを設置しましょうか?
    クラシックファンの方からすれば読み直すのに便利かな、と思いました。

    田秋さんの負担になるようであれば、もちろん雑談トピでレス交換いただいても一向に構いません。

    トピ名を決めていただければ設置します。^^


引用返信/返信 削除キー/
■3139 / inTopicNo.95)  初めまして
□投稿者/ 田秋 -(2020/06/15(Mon) 13:35:30)
    2020/06/15(Mon) 13:36:17 編集(投稿者)

      knowing itselfさま

     初めまして、田秋と申します。
    https://tvuch.com/social/152/
    この演奏では客席から見て指揮者の右側にビオラがいます。その3プルト目の髪の毛グレーのおっさんが私です。これは2015年の演奏で、私は17年に定年退職しております。

     さてご希望のラストシンフォニーの件、こういう形は如何でしょうか。knowing itselfさまがお題をお出しになり、その曲に対して私が思うことを述べる。少しディスカスをして次のお題を下さる。如何でしょうか。私は批評家でも学者でもないので講座のように書き進めるのは(私が)疲れるし(私の)負担になると思うのです。もし、この方法で良ければ、早速最初のお題をお出しください。但しすぐに書けるとは限りませんので、その点はご承知おき下さい。宜しくお願いします。

引用返信/返信 削除キー/
■3138 / inTopicNo.96)  田秋さんへ
□投稿者/ knowing itself -(2020/06/15(Mon) 12:34:14)
    はじめまして。わたしは難しいことは何もわからない一般リスナーですが、好きなクラシックのトップ2の一つがベートーベンの第九だという田秋さんのカキコミを読んでうれしくなりました。第九のよい演奏、録音を選択に迷うほどたくさん聴くことのできる時代に生きれて、本当に幸福だと思いますよ。

    ところで、名の知れた作曲家たちの「ラストシンフォニー」は名曲ぞろいだと思いますが、よろしかったらそれぞれの曲の魅力や聴きどころなどを解説いただけたらうれしいです。時間のあるときに一曲ずつでも。
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