| こんにちは!
参考文献としては情報は書かれてなく、文中に『国家』『ティマイオス』 という本の名前が出てきていました。
フローラさんの書き込みを読んで、もう一度本を読んでみました。
フローラさんがおっしゃるように、プラトンはピタゴラス派の人たちに 大きな影響を受けた、という話の中で、ピタゴラ派の方たちの思想の紹介として、 数学的な比例の世界は、音楽的な調和の世界と非常に密接に結びついている話が のっていました。 私がいい加減に抜粋してしまったので、プラトン発の思想、プラトンのオリジナルの思想 のような文章になって、申し訳ございませんでしたm(_ _)m 教えてくださってありがとうございます!
私は全然知識ないのですが、伊藤先生は、プラトンがピタゴラス派などのアイデア(?)を 引き継いで、さらに発展させた、と考えられているようです。
『彼は数学者ピュタゴラスよりももっとずっと丁寧な議論を重ねることで、 宇宙の構造と人間の本性の関係について、きわめて深い洞察を見出すことができました。 彼の哲学に接することのできた古代のギリシア人は、このような数学的であると同時に哲学的でもある発想を徐々に身につけることによって、 古代世界の他の文明では見られないような、惑星の運行システムというアイデアを発明し、 科学としての天文学を決定的に進展させるとともに、そのシステムを動かす宇宙的な「魂」の力について考える、哲学という学問の役割に目を開くことができたのです。』p50
私には不勉強でわからないのですが、 脈々と引き継がれ、いろんな人間によって育てられてきた考え方だったのですね。 floraさん、ありがとうございます!
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