| これが難しいところで「認識」というのは「知覚」を言語で再構成した言語構成物 ではないかと考えてます。
そうすると時間と空間も物自体からの知覚による言語構成物。
認識を人間の内部だけで考えるのは無理があります。
環境と知覚と言語構成をセットにしたものが認識。
夢のように記憶と言語構成だけだと環境情報が抜け落ちるので現実と夢は違ってきます。音や皮膚の環境情報はあるので主に視覚情報が抜け落ちるというべきかも。
時間と空間を言語構成物とすると数学も言語構成物の一種なので数学が 時間と空間を説明できるわけです。
人間の認識能力についてカントが語ったことはすべて言語構成物として 我々に理解されます。この点でカントは言語構成物から一歩も出ていません。
環境と知覚と言語構成物のセットが認識なのに環境と知覚を切り離した言語構成物のみを認識と考えたのがカントの誤りと思ってます。
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