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■15465 / inTopicNo.97)  Re[5]: Z 第一部 説話[5]
  
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2021/08/07(Sat) 19:05:48)
    みのりちゃん、お邪魔するね。
    ■15398 、「徳」っていうのわたしにとっては見なれない語。
    なにそれ?ってネットで調べてみたんだけど、よくわかんなかった。
    ま、これはいいわ。

    ニーチェの場合を見て見るね。
    >18 わたしの兄弟よ…<
    ってあるみたいだけど、ここんとこよくわかんないんのね。

    あ、これ、無視していいよ。



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■15438 / inTopicNo.98)   Z 第一部 説話[5]
□投稿者/ みのり -(2021/08/05(Thu) 11:25:07)
    [5]歓楽と情熱とについて

    ・・・・・
    17 そして今後は、もうなんの悪さもきみから生じない、きみの諸徳の戦いから生じる悪を除いては。

    18 わたしの兄弟よ、きみが幸運であれば、きみは一つの徳を持ち、それより多くを持たない。そうであれば、きみは軽々と橋を渡って行くのだ。
    ・・・・・
    『ツァラトゥストラ』上 ちくま学芸文庫 p66より引用

    17の「きみの諸徳の戦い」というのがもう一つわからないのですが、この前の部分からの判断も加えると・・・。
    欲望(情熱)と、欲望を一面的に悪と考え抑制しようとする側の徳が一人の人間の内にある際の葛藤。
    それが「きみの諸徳の戦い」なのかな、と考えています。

    18の内容はそれを受け、幸運であるなら葛藤することなく、軽々と自己超克して超人になろうと意欲するだろう、と語っているのかな、と考えました。

    25では、そう軽々とはいかない場合について語っているのだと思います。
    自分の中で相反する徳に対しての葛藤が激しくて戦闘のように自分を攻撃し破滅するかのようにしてやっと超克に向かうようになる。
    なので、相反する諸徳について葛藤することは愛されるべきなのだ。
引用返信/返信 削除キー/
■15398 / inTopicNo.99)  Z 第一部 説話[5]
□投稿者/ みのり -(2021/08/03(Tue) 10:38:13)
    [5]歓楽と情熱とについて

    このタイトルでどういうことが語られるのだろう、と読み始めてみたら、「徳」についてでした。
    というわけで見ていきます。

    ・・・・・
    1 わたしの兄弟よ、きみが一つの徳を持ち、そしてそれがきみの徳であるならば、きみはその徳を誰とも共有していない。
    ・・・・・
    『ツァラトゥストラ』上 ちくま学芸文庫 p65より引用

    徳はあくまで自分の実存に基づく固有のものであることが語られています。
    (同書p340 訳注を参考にしました。)

    2〜8では、社会生活で認められるためであったり、神からの掟を従順に守るためであったり、この世界で幸福になるためであったり、といった物事のために徳は持たれるのではないということが語られていると思います。

    ・・・・・
    9 だが、この鳥はわたしのもとに自分の巣を作った。それゆえ、わたしはそれを愛し、胸に抱き締めるのだ、─ いまやそれは、わたしのもとにいて、そのかずかずの金の卵を抱いている。」
    ・・・・・
    同書p65より引用

    個人に特有の徳は、賢さによって考案されたものではなく、理性によって要求されたものでもなく、純粋に偶然的に発生するものであることが語られていると思います。

    金の卵という比喩は、徳のはらむ可能性、とりわけ自己超克の可能性を暗示するものだそうです。
    (同書p341 訳注を参考にしました。)




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■15379 / inTopicNo.100)  Z 第一部 説話[4]
□投稿者/ みのり -(2021/08/02(Mon) 09:41:38)
    [4]身体を軽蔑する者たちについて

    続きです。
    17〜23までを見ていきます。 23でこの章は終わりです。

    ここでは、身体を軽蔑する者たちも没落することを意欲する、そしてだからこそ、彼らにおいては身体を軽蔑する者たちとなったのであり、それはツァラトゥストラが自己超克して超人となるために没落するのとは意味が違う、ということについて語られていると思います。

    ・・・・・
    22 わたしはきみたちの道を行かない、きみら身体を軽蔑する者たちよ!
    きみたちは私にとって超人への橋ではないのだ! ─

    23 このようにツァラトゥストラは語った。
    ・・・・・
    『ツァラトゥストラ』上 p64より引用

    人間の本来的意志は、自分を超えて創造することへの意志である。
    しかし、人間がこれを十全に実現することは難しいが、その本来的意志を積極的に実現しようとすることは可能である。
    身体を軽蔑する者たちは、この好機をとらえそこなった人々であり、そのため、本来的意志への絶望のゆえに没落することを欲する。
    それは、生に背き死に向かう意志であり、ツァラトゥストラの自分を超えて創造しようとする自己超克の道とは種類を異にする。

    (同書p338〜p339 訳注を参考にしました。)


    次回から、[5]歓楽と情熱とについて に入ります。

引用返信/返信 削除キー/
■15218 / inTopicNo.101)  Re[1]: 白猫様には敵わない 3
□投稿者/ みのり -(2021/07/25(Sun) 09:59:12)
    パニチェさん、ありがとうございます。


    ほんと、12月には70℃くらいにならないのを願うばかりです。(^▽^;)

    (ロムの方は、「ニークラについて」トピを参照ください。)
引用返信/返信 削除キー/
■15213 / inTopicNo.102)  白猫様には敵わない 3
□投稿者/ パニチェ -(2021/07/25(Sun) 08:48:27)
    トピ主:みのりさん

    No12834のみのりさんの記事より

    五感を通して、感じ、考えたことを等身大の文章で綴っていく内容にしたいです。

    具体的には、日常で見聞したものから感じ考えたこと、本を読んでの感想(哲学に関する本も)、映画などの感想、世の中で起きていることについて感じ思うこと、などです。

    引き続きよろしくお願いします。
引用返信/返信 削除キー/

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