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■16166 / inTopicNo.61)  Re[37]: 市場のハエども
  
□投稿者/ みのり -(2021/09/10(Fri) 13:28:09)
    No16158に返信(パニチェさんの記事)

    レスありがとうございます。

    >>私も、他人事ではなく戒めとして読んでいるので、耳が痛い感じもしてきます。
    >>ニーチェの洞察には驚かされますね。
    >
    > 全くもってその通りです。
    > 喉元に刃物を突き立てられているような言葉もありますね
    >
    >
    > NIETZSCHE WONDERLAND 哲学的テーマより転記
    >
    > ニーチェの思想はニーチェの思想であって
    > ニーチェそのものではない
    >
    > ニーチェとその思想に接する読者は
    > 思想を受け継ぐ者でもなければ
    > ニーチェを祀り上げる信者でもない
    >
    > ニーチェとその思想は
    > 飛翔のための強固にして柔軟な踏板であるとともに
    > 喉元に突きつけられた鋭利な刃物である

    パニチェさんならではの深い読みを感じます。

    柔軟で強固な踏板であり、喉元に突きつけられた鋭利な刃物・・・


    なかなか進めてないのですが、最後まで読み切ろうと思っています。
引用返信/返信 削除キー/
■16158 / inTopicNo.62)  Re[36]: 市場のハエども
□投稿者/ パニチェ -(2021/09/09(Thu) 21:20:08)
    No16151に返信(みのりさんの記事)
    > パニチェさん、こんばんは。

    > 私も、他人事ではなく戒めとして読んでいるので、耳が痛い感じもしてきます。
    > ニーチェの洞察には驚かされますね。

    全くもってその通りです。
    喉元に刃物を突き立てられているような言葉もありますね


    NIETZSCHE WONDERLAND 哲学的テーマより転記

    ニーチェの思想はニーチェの思想であって
    ニーチェそのものではない

    ニーチェとその思想に接する読者は
    思想を受け継ぐ者でもなければ
    ニーチェを祀り上げる信者でもない

    ニーチェとその思想は
    飛翔のための強固にして柔軟な踏板であるとともに
    喉元に突きつけられた鋭利な刃物である

引用返信/返信 削除キー/
■16152 / inTopicNo.63)  Re[36]: 市場のハエども
□投稿者/ みのり -(2021/09/09(Thu) 20:24:09)
    No16150に返信(悪魔ちゃんさんの記事)
    > お邪魔しま〜す。
    >
    > ニーチェは、「市場のハエども」に、ニーチェ自身は含まれてない、っていってるのかしら?

    まだこの章を終わりまで読んでなくて分からないんだわ〜。 ごめんね。
    わかったらまた書きますね。 わからなかったらわからなかった、と書きます。
引用返信/返信 削除キー/
■16151 / inTopicNo.64)  Re[35]: 市場のハエども
□投稿者/ みのり -(2021/09/09(Thu) 20:22:06)
    パニチェさん、こんばんは。

    私も、他人事ではなく戒めとして読んでいるので、耳が痛い感じもしてきます。
    ニーチェの洞察には驚かされますね。




引用返信/返信 削除キー/
■16150 / inTopicNo.65)  Re[35]: 市場のハエども
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2021/09/09(Thu) 20:22:06)
    お邪魔しま〜す。

    ニーチェは、「市場のハエども」に、ニーチェ自身は含まれてない、っていってるのかしら?
引用返信/返信 削除キー/
■16146 / inTopicNo.66)  市場のハエども
□投稿者/ パニチェ -(2021/09/09(Thu) 19:49:33)
    欠かさずロムはしてます♪^^

    この章は反面教師的な戒めとして大好きです。

    ノミトビヨロイムシ(葉虫)とともに市場のハエは最も軽蔑すべき人間のモデルです。
引用返信/返信 削除キー/
■16136 / inTopicNo.67)   Z 第一部 説話[12]
□投稿者/ みのり -(2021/09/09(Thu) 08:21:51)
    [12] 市場のハエどもについて

    続きです。 4〜9の読解です。

    創造的なもの(偉大なもの)そのものを民衆は理解しないが、偉大な事柄を演じる俳優たちに対しては敏感に感じ取り理解する、ということが書かれていると、5については、読みました。

    創造的なもの(文化、文学、哲学、思想などのことでしょうか)そのものを民衆は理解しないけれど、それらについて語る人(俳優として喩えられています)については、その人となり などについて知りたがるものだ、というようなことかな、と思いました。

    ・・・・・
    9 ひとの気を転倒させること ─ それが彼にとっては証明することを意味する。
     ひとを狂乱させること ─ それが彼にとっては説得することを意味する。
     そして、血こそ、彼の見るところでは、一切の根拠のなかで最上のものである。
    ・・・・・『ツァラトゥストラ』上 ちくま学芸文庫 p94より引用

    俳優たち(俳優というのは、民衆に自らの創造したものを提示する人たちの喩え)は、狂信的、熱狂的に人々が自分たちの創造したものを歓迎することを望んでいて、そうされることによって自分たちの真価を見出している、という内容と思います。
    (同書 訳注p372  を参考にしました。)

    次回もこの章の続きです。



引用返信/返信 削除キー/
■16082 / inTopicNo.68)  Z 第一部 説話[12]
□投稿者/ みのり -(2021/09/06(Mon) 11:14:09)
    [12] 市場のハエどもについて

    タイトルの過激な感じに、それぞれいろんな感想が出そうですね。
    私はニーチェの過激な文章に慣れてきて、それが普通のようになってきました。(^▽^;)

    ・・・・・
    1 のがれよ、わが友よ、きみの孤独のなかへ! わたしは、きみが[いわゆる]偉大な人々の騒ぎによって耳を聾にされ、卑小な人々の針によってさんざんに刺されているのを見る。
    ・・・・・『ツァラトゥストラ』上 ちくま学芸文庫 p93より引用

    この一文。現代のネット、SNSでの人々の動向にも言い得る内容だと思います。
    ネットのなかったニーチェの時代においても、ニーチェはこうしたことを実感としていたのですね。

    「偉大な人々」というのは、名声を求めるジャーナリスト、雑文家、講演屋などのことなのだそうです。
    [いわゆる]偉大な人々とされているので、偉大といってもそこには含みがあるのだと思います。

    「卑小な人々」とは、タイトルの「市場のハエども」だそうです。
    そして、賤民的な近代的民衆のことだそうです。
    (耳が痛いです。(^▽^;)

    [12]市場のハエどもについて というこの章の主題は、1〜3段という最初にあるとのこと。
    引用させていただいた 1 に主題は含まれていると今のところ私も感じています。

    ( 同書 訳注p370  を参考にしました。)

    興味深い章なので、次回も続けます。


引用返信/返信 削除キー/
■16059 / inTopicNo.69)  Re[31]: 大いなる政治
□投稿者/ みのり -(2021/09/05(Sun) 07:37:40)
    パニチェさん、長文による引用ありがとうございます。<(_ _)>
    拝読しました。
    そして、最後の部分をこちらで引用させていただきました。


    >国家支配の全体主義体制下では個性が奪われることについてニーチェは間違いなく「否!」と言うだろう。

    >ニーチェは人間の精神に序列(位階)を認めており、共産主義や社会主義の平等を重視する体制も批判し、大衆迎合あるいは大衆主導型によって低きに陥りがちな民主主義も畜群類型と批判する。

    >個人に依存する王政や小国の分立状態ではなく、大いなる国(世界規模)の大いなる政治、一部の精神的な貴族(高級な人間)による権力の複合体、君主制がニーチェの考える理想の政治である。

    >もちろん、ニーチェとナチズムには何の繋がりもなく、むしろニーチェはナショナリズムを小型政治の典型として民族を分断する病気や背理、ノイローゼだと酷評している。

    ニーチェが理想とする政治形式(大いなる国の大いなる政治)についてですね。
    一部の精神的な貴族(高級な人間)による権力の複合体、君主制がニーチェの考える理想の政治だということ。

    権力者の資質によって世界は動かされざるをえない面があると思うので、そうした意味でも、高級な人間(ここは比喩だと思いますが)による権力の複合体というのは、たしかに理想の一つの形態かもしれません。
    大いなる国の中で、人々の個性は尊重され(精神の序列を含めて)るということも、その念頭にはあったのですね。
引用返信/返信 削除キー/
■16046 / inTopicNo.70)  大いなる政治
□投稿者/ パニチェ -(2021/09/04(Sat) 16:08:45)
    Panietzsche Room > ニーチェT > 健康と病的 > 大いなる政治よりの転記

    ******************************************

    『「さらに強い種」への「向上が可能となる諸条件」を作りだす課題を担うのが「政治」である。(1887年秋遺稿)』

    『ある別種の信仰をいだいているわれわれ──このわれわれにとっては、民主主義の運動は、たんに政治的機構の一つの頽落形態と思われるだけでなく、人間そのものの頽落形態、すなわち人間そのものの卑小化の形態、人間の凡庸化と価値低落の現象と思われる。ことここにいたっては、われわれはどこにわれわれの希望をつなぐべきであるか?──いうまでもなく新しい哲学者へだ。ここに選択の余地はない。敢然として反対の価値評価へと踏みきり、例の〈永遠の価値〉なるものの価値を転換するだけの十分な力強さと独創性をそなえた精神の持ち主に、希望をつなぐのだ。(善悪の彼岸 第203番)』

    『私がしりぞけるのは、1)社会主義、というのは、これは、「善、真、美」や「平等」をまったく素樸に夢みているからである(──アナキズムもまたこれと同じ理想を欲しているが、その方法がいっそう残忍であるにすぎない)。2)議会主義と新聞事業、というのは、これは群居動物を支配者たらしめる手段であるからである。(力への意志 第753番)』

    『私にとっては社会主義は笑うべきものである。それは、彼らが、これまでの「序列」が廃されて、すべての「自然的衝動」が解放されさえすればと、ひそかに期待している「善人」についての愚かなオプティミズムをもっているからである。またこの反対派も同じく笑うべきものである。というのは、彼らは、法律のうちにある暴力、あらゆる種類の権威のうちにある冷酷さと利己主義をみとめないからである。「〈私および私と同類の者〉が支配者となって生き残ることを欲する。変質した者は、放逐されるか絶滅される」──これがあらゆる古代の立法の根本感情である。高級種の人間という考えは、君主が憎悪されるにもまして憎悪される。反貴族主義的ということ、これは君主への憎悪をたんに仮面として使っているにすぎない。(力への意志 第755番)』

    『今後は、いまだかつて比肩するもののなかったところの、より包括的な支配形態にとって有利な条件があたえられるであろう。だが、これはまだ最も重要なことではない。主たる種族を、未来の「大地の主たち」を育成しあげる課題をおのれに立てるところの、国際的種族連合の発生が可能となっている。──このうえなく冷酷な自己立法のうえに築きあげられた、新しい、巨大な貴族政治、ここでは哲学的暴力人と芸術家的暴君の意志が数千年にわたって持続しつづける、──意欲、知識、富裕、影響力の優越のおかげで、大地の運命を集中ににぎるために、芸術家として「人間」そのものを形態化するために、民主主義的ヨーロッパを最も御(ぎょ)しやすく使いやすい道具として利用する高級種の人間。要するに、ひとが政治について学びなおすであろう時代が到来する。(力への意志 第960番)』

    『私は純血種のポーランドの貴族である。一滴の不純の血も混じっていない。ドイツ人の血などは最も混じっていない・・ゲルマン人はローマ帝国との関係では自由の担い手であり、18世紀との関係では道徳の「定言命令法」の再建者であった、というのである。…こうして帝国ドイツ的な歴史記述が生まれるに至る。反ユダヤ主義的記述というものまであり得てくるのではあるまいか。・・・ごく最近には、歴史的な事柄における一つの白痴的判断、幸い今は亡きシュヴァーヘン出身の美学者フィッシャー氏の次のような一文が、ドイツの新聞によって、ドイツ人なら誰も賛同しなければならない一つの「真理」であると宣伝されたことがある。フィッシャー氏のこの文章とはすなわち「ルネサンスと宗教改革、両者は相い俟ってはじめて全体をなす。──すなわち美的再生と道徳的再生。」──こんな文章を目にすると、私の堪忍袋の緒もついに切れてします。そしてドイツ人に向かって洗いざらい、彼がすでに良心の疚しさを覚えなければならないどんなことをしでかして来たかを一度全部言ってやりたくなる。否、言ってやることを義務だとさえ感じてくる。彼らドイツ人は過去4世紀のあらゆる大きな文化的犯罪に後ろめたさを覚えなければならないのである!・・・およそこの世に存在する最も反文化的な病気と背理ともいうべきナショナリズム、ヨーロッパがかかっているこの国民的ノイローゼ、ヨーロッパの小国分立状態の、小型政治のこの永遠化に、ドイツ人は責任を負わねばならない。彼らはヨーロッパからその意味さえも、その理性をさえも奪い去り──ヨーロパを袋小路に追い込んでしまったのだ。──この袋小路から脱け出る道を私以外の誰が知っていよう?…一つの使命、きわめて偉大な使命、諸民族を再び統合するに足るこの偉大な使命を、私以外の誰が知っていよう?…(この人を見よ なぜ私はかくも賢明なのか3&なぜ私はかくも良い本を書くのか ヴァーグナーの場合2)』

    ******************************************

    国家支配の全体主義体制下では個性が奪われることについてニーチェは間違いなく「否!」と言うだろう。

    ニーチェは人間の精神に序列(位階)を認めており、共産主義や社会主義の平等を重視する体制も批判し、大衆迎合あるいは大衆主導型によって低きに陥りがちな民主主義も畜群類型と批判する。

    個人に依存する王政や小国の分立状態ではなく、大いなる国(世界規模)の大いなる政治、一部の精神的な貴族(高級な人間)による権力の複合体、君主制がニーチェの考える理想の政治である。

    もちろん、ニーチェとナチズムには何の繋がりもなく、むしろニーチェはナショナリズムを小型政治の典型として民族を分断する病気や背理、ノイローゼだと酷評している。
引用返信/返信 削除キー/
■16012 / inTopicNo.71)  Re[29]: コロナ政策
□投稿者/ みのり -(2021/09/04(Sat) 07:51:36)
    観光飲食業への休業支援金だけでなく、一般の会社店舗で働く人たち(パート、アルバイト含めて)への休業支援金も、申請があれば詐欺だけには気を付けてもれなく給付するようにしたほうが、へんな紋所を出すよりずっといいと思う。
    現金給付というのは、受け取った側の使い方によっていろんなところにお金が回っていくから。
引用返信/返信 削除キー/
■16011 / inTopicNo.72)  コロナ政策
□投稿者/ みのり -(2021/09/04(Sat) 07:30:20)
    2021/09/04(Sat) 07:31:57 編集(投稿者)

    今、ネットで見た情報。
    政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会(尾身茂会長)が、今秋を念頭に日常生活における行動制限の緩和に関する提言を出すらしい。
    また、接種の完了やPCR検査の陰性証明を条件に、県境を越える旅行や全国的な大規模イベントなどを容認することが柱。政府はこの提言を踏まえ、来週にも制限緩和の行程表(ロードマップ)を取りまとめる方針とのこと。

    ワクチン接種後でも他人に感染させるというのはもはや国民の多くが知っているだろうし、PCR検査は現状では、公費で受けられるのは濃厚接触者だけ、ただ受けてみたいというのは公費では不可能なんじゃなかったかな。
    今後はワクチン接種者に限り、PCR検査を公費で受けられるようにするのだろうか。

    経済をどうにかして回していきたいというのはとても理解できる。
    飲食業、観光業の方たちは死活問題だと思う。

    しかし、やっと発表される感染者数も減少してきている今、ワクチン接種証明とPCR検査陰性証明を紋所みたいにさせて、政府が人流を促進させる政策を進める時期なのだろうか。
    医療体制の逼迫は緩和されていなくて、自宅療養を余儀なくされている人もまだまだいるというのに。

    飲食店の利用、国内旅行などについては、接種済みの人たちのそれぞれの人の判断で少しずつ増えていく可能性があるし、それを待ったほうが無難だと思う。

    再びの感染爆発のリスクのほうが大きいと思うな。
    感染再拡大(爆発的な)によって多額の税金が使われるということは、コロナで亡くなる方も続くということとセットになっていると思う。
    それなら、感染が減少しつつある今、飲食業や観光業などへの休業支援金の支払いを迅速にする(今は申請から受給まで時間がかかるそうなので)、増額を検討するなどしたほうが得策だし、国民の生命を守りやすい。

    これ以上、医療環境が逼迫して、従事者の苦労が続くことも避けるためにも。
引用返信/返信 削除キー/

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