(現在 過去ログ2 を表示中)

TOP HELP 新着記事 トピック表示 ファイル一覧 検索 過去ログ

[ 親記事をトピックトップへ ]

このトピックに書きこむ

レス数の限度を超えたのでレスできません。

(レス数限度:100 現在のレス数:100) → [トピックの新規作成]
■11826 / inTopicNo.25)  偶然と必然
  
□投稿者/ knowing itself -(2021/04/11(Sun) 16:33:25)
    勿忘草さん こんにちは

    > 「この世に偶然なんてない、あるのは必然だけ」
    >
    > つまり、偶然はあり得ない、すべては起こるべくして起こっていると考えた方が自然だと思います。

    偶然を認めない方が不自然だと思います。西洋哲学の歴史でもそこまで極論を言っている人はそれほど多くはないと思います。科学においても、偶発性、偶然、カオスを認める方が自然でしょう。

    > 例えば、お湯を沸かそうとガス台でやかんに水を入れて点火すれば、必然的にお湯は沸きます。偶然に沸いたり、沸かなかったりということはありません。

    こういう事例に当てはまる基本的な科学法則であれば、偶然は無視しても何ら問題はないと思いますが。

    > 論理で決まっているので偶然はありえない必然的ということです。
    >
    > このことは、カルバンの予定説も宇宙は、論理で出来ているので偶然ではなく
    > 必然的に最後の審判が来るのだと思います。

    キリスト教神学の中でも、カルバン派はかならずしも主流派、定説ではないですし、そのカルバンの二重予定説を小室直樹的に理解する立場はさらに少数派だという印象です。

    > そして、やかんが沸くように、初めから、救われる人と滅びる人が、宇宙の初めから神が決めている論理に従って施行されると考えた方が、やはり、自然な気がします。
    >
    > 人は、いずれ誰もが死ぬことが、必然的で決まっているように、神の救済の有無も、神の論理に従って、初めから予め決まっているように思えます。
    >
    > そして、この神の論理を修行によって悟られたのが、仏陀だったと思います。

    仏教としてはかなり異説だと思います。このような立場の仏教徒は、ほとんど思い当たりません。
引用返信/返信 削除キー/
■11813 / inTopicNo.26)  Re[55]: 読書について
□投稿者/ マジカルモンキー -(2021/04/10(Sat) 23:23:33)
    No11795に返信(knowing itselfさんの記事)
    > 本を読んでも、著者よりわかることは基本的にありえない。何十年の体験や思索を一冊の本に盛り込んでいる場合はなおさら。安直に本を読んでわかったつもりになってはいけない。
    >
    > 逆に本を書くことは特別なことではない。誰でも、20冊では収まらない本を書ける潜在的な能力をもっている。本を残している人だけが書くべき内容をもっているわけではな。

    knowing itselfさん、こんばんわ。
    正直言いますと、貴方の書かれた上述に関しては、
    真っ向から反対したいと思います。

    時間の問題があるのですよ。

    永遠に時間があるのなら、貴方のカキコしたようなことが出来るのですが、
    人間の命には限りがあって時間はないのです。
    よって、私が書物に対する思いは、貴方とは全く逆です。

引用返信/返信 削除キー/
■11807 / inTopicNo.27)  Re[56]: この世に偶然なんてない
□投稿者/ 勿忘草 -(2021/04/10(Sat) 20:35:08)
引用返信/返信 削除キー/
■11806 / inTopicNo.28)  この世に偶然なんてない、あるのは必然だけ
□投稿者/ 勿忘草 -(2021/04/10(Sat) 20:20:14)
    knowing itselfさんこんばんは

    アニメにも出てくるこの言葉ですが

    「この世に偶然なんてない、あるのは必然だけ」

    つまり、偶然はあり得ない、すべては起こるべくして起こっていると考えた方が自然だと思います。

    例えば、お湯を沸かそうとガス台でやかんに水を入れて点火すれば、必然的にお湯は沸きます。偶然に沸いたり、沸かなかったりということはありません。

    論理で決まっているので偶然はありえない必然的ということです。

    このことは、カルバンの予定説も宇宙は、論理で出来ているので偶然ではなく
    必然的に最後の審判が来るのだと思います。

    そして、やかんが沸くように、初めから、救われる人と滅びる人が、宇宙の初めから神が決めている論理に従って施行されると考えた方が、やはり、自然な気がします。

    人は、いずれ誰もが死ぬことが、必然的で決まっているように、神の救済の有無も、神の論理に従って、初めから予め決まっているように思えます。

    そして、この神の論理を修行によって悟られたのが、仏陀だったと思います。

引用返信/返信 削除キー/
■11795 / inTopicNo.29)  Re[54]: 読書について
□投稿者/ knowing itself -(2021/04/10(Sat) 11:22:40)
    本を読んでも、著者よりわかることは基本的にありえない。何十年の体験や思索を一冊の本に盛り込んでいる場合はなおさら。安直に本を読んでわかったつもりになってはいけない。

    逆に本を書くことは特別なことではない。誰でも、20冊では収まらない本を書ける潜在的な能力をもっている。本を残している人だけが書くべき内容をもっているわけではな。
引用返信/返信 削除キー/
■11760 / inTopicNo.30)  読書について
□投稿者/ knowing itself -(2021/04/07(Wed) 19:36:23)
    勿忘草さん こんばんは

    三木清の読書論について、まさに正論という感じですね。

    精読と多読は両輪だと思います。どちらも欠かせない。
引用返信/返信 削除キー/
■11747 / inTopicNo.31)  三木清「如何に読書すべきか」
□投稿者/ 勿忘草 -(2021/04/06(Tue) 21:18:02)
    knowing itselfさんこんばんは

    > >>これはという本をみつけたら、同じ本を最低10冊買って、最低100回読め。
    > >>
    > >>もっと若い時にこの教えを知って、実行していれば良かったと思う。
    >>
    >>そうですね。“多読”よりも“精読”なんですね。
    >>
    >>曖昧なままで100冊の本を読んでも、中途半端な知識を使って世界を曖昧に理解するだけで自分の人生は十分だと言っているようなもの。
    >>
    >>多読を誇るより、1冊の書物の精読を始めるべきなのだと思います。
    >
    > そうですね。ただ、一冊の本を100回読めるようであれば、多読力も身につくと思います。逆に、他にたくさん読んでその本を読み返せば新たな発見があるでしょう。

    なるほど、沢山の本を読むと新たな発見があるというのも、そうだと思います。
    これは、三木清の「如何に読書すべきか」のようですね。

    「先ず大切なことは読書の習慣を作るということである。他の場合と同じように、ここでも習慣が必要である。ひとは、単に義務からのみ、或いは単に興味からのみ、読書し得るものではない、習慣が実に多くのことを為なすのである。そして他のことについてと同じように、読書の習慣も早くから養わねばならぬ。学生の時代に読書の習慣を作らなかった者は恐らく生涯読書の面白さを理解しないで終るであろう。」とも書き出しにあります。

    「そのうえ読書は他の娯楽のように相手を要しないのである。ひとはひとりで読書の楽しみを味うことができる。いな、東西古今のあらゆるすぐれた人に接することができるというのは読書における大きな悦びでなければならぬ。」のだとか。

    さらに、「規則的に読書するということを忘れてはならない。」と述べています。

    また、「自分自身の読書法を見出すためには先ず多く読まなければならぬ。多読は濫読らんどくと同じでないが、濫読は明かに多読の一つであり、そして多読は濫読から始まるのが普通である。」と多読を勧めています。

    そして、最後は、「真の読書家は殆どみな濫読から始めている、しかし濫読から抜け出すことのできない者は真の読書家になることができぬ。濫読はそれから脱却するための濫読であることによって意味を有するのである。」のだと。

    そうだと思います。

    教養とは、「或る専門の知識を所有することをいうのではなく、・・・一般的教養を意味している。」

    「そして専門家も一般的教養を有することによって自分の専門が学問の全体の世界において、また社会及び人生にとって、如何なる地位を占め、如何なる意義を有するかに就いて正しい認識を得ることができるのである。」

    それは、正しい認識を得ることであり、専門的知識を補い、相互に高めあうものなのだと。

    「一般的教養も専門によって生きてくるのであって、専門のない一般的教養はディレッタンティズム(好事家)にほかならない。一般的教養と専門とは排斥し合うものでなく、むしろ相補わねばならぬものである。」

    選択する本も「系統的に読むことが大切である。読書も無秩序であっては益がなく順序を追うて読むようにしなければならぬ。」

    ここで、精読については、「繰り返して読むことは細部を味うために必要である。」と繰り返して細部に亙って吟味しつつ批判的に読む必要を説いています。

    一般教養と自分の専門的知識の意義を見出すためにも読書習慣は必要なのだということでしょうか。


引用返信/返信 削除キー/
■11685 / inTopicNo.32)  Re[53]: 小室直樹によるアドバイス
□投稿者/ knowing itself -(2021/04/02(Fri) 18:55:58)
    勿忘草さん こんばんは

    >>これはという本をみつけたら、同じ本を最低10冊買って、最低100回読め。
    >>
    >>もっと若い時にこの教えを知って、実行していれば良かったと思う。
    >
    > そうですね。“多読”よりも“精読”なんですね。
    >
    > 曖昧なままで100冊の本を読んでも、中途半端な知識を使って世界を曖昧に理解するだけで自分の人生は十分だと言っているようなもの。
    >
    > 多読を誇るより、1冊の書物の精読を始めるべきなのだと思います。

    そうですね。ただ、一冊の本を100回読めるようであれば、多読力も身につくと思います。逆に、他にたくさん読んでその本を読み返せば新たな発見があるでしょう。


引用返信/返信 削除キー/
■11652 / inTopicNo.33)  Re[52]: 小室直樹によるアドバイス
□投稿者/ 勿忘草 -(2021/03/30(Tue) 21:13:46)

    > これはという本をみつけたら、同じ本を最低10冊買って、最低100回読め。
    >
    > もっと若い時にこの教えを知って、実行していれば良かったと思う。

    そうですね。“多読”よりも“精読”なんですね。

    曖昧なままで100冊の本を読んでも、中途半端な知識を使って世界を曖昧に理解するだけで自分の人生は十分だと言っているようなもの。

    多読を誇るより、1冊の書物の精読を始めるべきなのだと思います。
引用返信/返信 削除キー/
■11651 / inTopicNo.34)  Re[52]: 天罰について
□投稿者/ 勿忘草 -(2021/03/30(Tue) 21:06:47)
    (×)人間には、どうしようもないなあと負っていたのですが、

    (〇)人間には、どうしようもないなあと思っていたのですが、

    入力誤りでした。すみません。
引用返信/返信 削除キー/
■11650 / inTopicNo.35)  Re[51]: 天罰について
□投稿者/ 勿忘草 -(2021/03/30(Tue) 21:04:28)
    knowing itselfさん こんばんは

    >>一時は、どのみち、神が地獄や天国行きを決めているのだからと、チョッと投げやりな気もしていたのですが、そうではなく、「自由意思を最後の最後まで乱用する人間は救いから漏れる」ということで、あくまでも、人間の自由意思が大事なのだということで納得しました。
    >>
    >>そうでなければ、イエス様が「悔い改めよ。天の国は近づいた」と言って、宣べ伝え始められた。 (『マタイ伝』4:17)ということが無意味になってしまい、とんだ茶番劇になってしまうので、そんなことは、神様は、なさらないということですね。
    >
    > そう思います。
    >
    >>https://www.youtube.com/watch?v=bAnHJ0YFs50
    >
    > この方はまだお若いのに、よく勉強されていますね。納得の内容です。

    そうなんです。私も好きで、よく視聴しています。
    実は、ジャパンミッションチャンネル(JMC) 主のユーティこと三野豊さんは、カルヴァン神学に基づく「選び(予定説)」を信奉する改革派/長老派に属されていると以前コメントされていました。

    そして、三野豊さんは、札幌市生まれの川崎育ちの慶應義塾大卒で、現在、南アフリカでは名門の公立ステレンボッシュの大学院で神学を学んでいるようです。

    なので、予定説には、とても詳しいのだと思います。
    自分自身、神があらかじめ天国行きを決められているのだから、人間には、どうしようもないなあと負っていたのですが、本当はそうではなくて、自由意思が大切なのだと最近、分かってきたところです。


引用返信/返信 削除キー/
■11648 / inTopicNo.36)  小室直樹によるアドバイス
□投稿者/ knowing itself -(2021/03/30(Tue) 19:28:24)
    二重予定説→マックスウェーバー→小室直樹という連想から思い出したけれど、小室直樹の読書についてのアドバイスにこういうのがあります。

    これはという本をみつけたら、同じ本を最低10冊買って、最低100回読め。

    もっと若い時にこの教えを知って、実行していれば良かったと思う。

    多読もたしかに必要だが、これはという一冊、たとえば哲学史上の最高レベルの本はそのくらいまでして読む価値があるし、凡人はそれくらいしないと読めない。逆にこのくらい読めば、大学教授に勝るとも劣らないレベルになれる。


引用返信/返信 削除キー/

<前の12件 | 次の12件>

トピック内ページ移動 / << 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 >>
Mode/  Pass/

TOP HELP 新着記事 トピック表示 ファイル一覧 検索 過去ログ

- Child Tree -