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■19703 / inTopicNo.61)  未来と形而上学
  
□投稿者/ アートポット -(2021/12/05(Sun) 20:47:11)
    こんばんは、パニチェさん

    質問ですが、
    現時点での、一時間後、一年後、十年後、ていうのは、形而上学でしょうか?
    気になってます。
引用返信/返信 削除キー/
■19500 / inTopicNo.62)  Re[18]: ヒッグス場
□投稿者/ パニチェ -(2021/11/28(Sun) 20:18:53)
    No19499に返信(floraさんの記事)

    > ☆私の理解では真空≠無です。 

    > 素粒子や粒子ができるのは、ビックバンの後です。その真空状態にて核融合やら、対既成が起きるのも理解できます。磁場/重力場ができるにも理解できます。すでにエネルギーがありますから。

    > では『無』の状態でもそれが起こりうるのか?というのが私の疑問です。

    > 大体波動さえ、それが飛び交う空間自体がないのですから・・・・

    > これが私の問いなのです。 何かありましたらお知らせいただければうれしです。

    了解しました。
引用返信/返信 削除キー/
■19499 / inTopicNo.63)  Re[17]: ヒッグス場
□投稿者/ flora -(2021/11/28(Sun) 20:01:56)
    No19498に返信(パニチェさんの記事)
    > 2021/11/28(Sun) 18:58:48 編集(投稿者)
    >
    > ■No19493に返信(floraさんの記事)
    >>■No19492に返信(パニチェさんの記事)
    > >>■No19488に返信(floraさんの記事)
    > >>>>私もよく分かりませんが、量子力学ではマクロでイメージされる時間(過去から未来に一方的に流れているかのようなイメージ)とは異なるようですね。
    > >>>>で、不確定性原理(位置を決めれば運動量が不確定になり、運動量を決めれば位置が不確定になる)によって最低エネルギー状態でも波動性は失われず、ゼロ点エネルギーと言って波長と振動数はゼロにならないことから揺らいでいるそうです。さらに不確定性原理は時間とエネルギーにも成立する(時間を決めればエネルギーが不確定になり、エネルギーを決めれば時間が不確定になる)ことから、エネルギーを得るというよりもエネルギーと時間の不確定性から(時間とエネルギーの揺らぎから)トンネル効果が生じうるみたいなざっくりとした理解をしています。
    >
    >>>>上記ですが、真空状態ならば、素粒子も磁場もありますが、無の状態でも波動は可能なんでしょうか? 何が波動を形成したのでしょうか?クオークでさえ、ビッグバン以後の産物だと言われていますよね? この部分が私には???なんです。色々調べてみましたが、まだ見つけられない状態です・・・・
    >
    > >>素粒子自体が粒子性と波動性を持っています。
    > >>運動は波動方程式(シュレディンガー方程式)で記述することで現象と合致するが、人間が観測した瞬間には何故か波動性(空間に広がる非局所性)が失われ、粒子として観測される(観測問題)。
    > >>理由は分からないが、波動性と粒子性でもって素粒子を記述することで現象がより正確に説明されるとのことです。(相補性原理)
    > >>「二重スリットの実験」で検索すればいろいろ出てきますが、以下が分かりやすいかも。。。
    >
    > >>https://ocw.nagoya-u.jp/files/579/2_2.pdf
    >
    >>こんにちは〜 何度もすみません。 上記が『無』状態でも可能なのでしょうか?今までのテストは真空状態で行われてきたものだと理解しております、したがって電子等も存在可能なのですが。『無』の状態での波動はどこからきたのか? というのが私の疑問なんです。
    >>今まで色々見てきたんですが、『無の状態』(つまり空間もないわけで)での波動に関してまだ書かれたものを私個人では見たことがないものですから。
    >
    > いえいえ、私でよければ何度でもどうぞ。答えれる質問には私が理解している範囲で返信します。
    > でも、私も物理は素人ですから間違ってる可能性もありますので、あまり信用しないで下さいw
    >
    > Wikipediaの「真空」が分かりやすいかもしれません。
    >
    > 物理の歴史は真空を空にしたり、理論上に予想される粒子で一杯にしたりの繰り返しです。
    > 真空は古くは相対論登場以前のエーテルで満たされた空間であったり、デラックの海(ポール・ディラックが提唱した負エネルギーを持つ電子がぎっしりと詰まった状態)であったりします。
    > 量子力学では真空は電子と陽電子の仮想粒子の対生成や消滅が起きている空間と説明されています。
    >
    > 素粒子のあるところには波動性と粒子性が必ずあり、位置と運動量の不確定性と時間とエネルギーの不確定性が伴います。
    > 最新の真空はヒッグス場(素粒子に質量を与えるヒッグス粒子に対応する場)として説明されているようですね。
    >
    > 答えになってなければ、すみません。

    いえいえこちらこそ、

    ☆私の理解では真空≠無です。 

    素粒子や粒子ができるのは、ビックバンの後です。その真空状態にて核融合やら、対既成が起きるのも理解できます。磁場/重力場ができるにも理解できます。すでにエネルギーがありますから。

    では『無』の状態でもそれが起こりうるのか?というのが私の疑問です。

    大体波動さえ、それが飛び交う空間自体がないのですから・・・・

    これが私の問いなのです。 何かありましたらお知らせいただければうれしです。

引用返信/返信 削除キー/
■19498 / inTopicNo.64)  ヒッグス場
□投稿者/ パニチェ -(2021/11/28(Sun) 18:54:08)
    2021/11/28(Sun) 18:58:48 編集(投稿者)

    No19493に返信(floraさんの記事)
    > ■No19492に返信(パニチェさんの記事)
    >>■No19488に返信(floraさんの記事)
    >>>>私もよく分かりませんが、量子力学ではマクロでイメージされる時間(過去から未来に一方的に流れているかのようなイメージ)とは異なるようですね。
    >>>>で、不確定性原理(位置を決めれば運動量が不確定になり、運動量を決めれば位置が不確定になる)によって最低エネルギー状態でも波動性は失われず、ゼロ点エネルギーと言って波長と振動数はゼロにならないことから揺らいでいるそうです。さらに不確定性原理は時間とエネルギーにも成立する(時間を決めればエネルギーが不確定になり、エネルギーを決めれば時間が不確定になる)ことから、エネルギーを得るというよりもエネルギーと時間の不確定性から(時間とエネルギーの揺らぎから)トンネル効果が生じうるみたいなざっくりとした理解をしています。

    > >>上記ですが、真空状態ならば、素粒子も磁場もありますが、無の状態でも波動は可能なんでしょうか? 何が波動を形成したのでしょうか?クオークでさえ、ビッグバン以後の産物だと言われていますよね? この部分が私には???なんです。色々調べてみましたが、まだ見つけられない状態です・・・・

    >>素粒子自体が粒子性と波動性を持っています。
    >>運動は波動方程式(シュレディンガー方程式)で記述することで現象と合致するが、人間が観測した瞬間には何故か波動性(空間に広がる非局所性)が失われ、粒子として観測される(観測問題)。
    >>理由は分からないが、波動性と粒子性でもって素粒子を記述することで現象がより正確に説明されるとのことです。(相補性原理)
    >>「二重スリットの実験」で検索すればいろいろ出てきますが、以下が分かりやすいかも。。。

    >>https://ocw.nagoya-u.jp/files/579/2_2.pdf

    > こんにちは〜 何度もすみません。 上記が『無』状態でも可能なのでしょうか?今までのテストは真空状態で行われてきたものだと理解しております、したがって電子等も存在可能なのですが。『無』の状態での波動はどこからきたのか? というのが私の疑問なんです。
    > 今まで色々見てきたんですが、『無の状態』(つまり空間もないわけで)での波動に関してまだ書かれたものを私個人では見たことがないものですから。

    いえいえ、私でよければ何度でもどうぞ。答えれる質問には私が理解している範囲で返信します。
    でも、私も物理は素人ですから間違ってる可能性もありますので、あまり信用しないで下さいw

    Wikipediaの「真空」が分かりやすいかもしれません。

    物理の歴史は真空を空にしたり、理論上に予想される粒子で一杯にしたりの繰り返しです。
    真空は古くは相対論登場以前のエーテルで満たされた空間であったり、デラックの海(ポール・ディラックが提唱した負エネルギーを持つ電子がぎっしりと詰まった状態)であったりします。
    量子力学では真空は電子と陽電子の仮想粒子の対生成や消滅が起きている空間と説明されています。

    素粒子のあるところには波動性と粒子性が必ずあり、位置と運動量の不確定性と時間とエネルギーの不確定性が伴います。
    最新の真空はヒッグス場(素粒子に質量を与えるヒッグス粒子に対応する場)として説明されているようですね。

    答えになってなければ、すみません。

引用返信/返信 削除キー/
■19493 / inTopicNo.65)  Re[15]: 相補性原理
□投稿者/ flora -(2021/11/28(Sun) 18:24:12)
    No19492に返信(パニチェさんの記事)
    > ■No19488に返信(floraさんの記事)
    > >>私もよく分かりませんが、量子力学ではマクロでイメージされる時間(過去から未来に一方的に流れているかのようなイメージ)とは異なるようですね。
    > >>で、不確定性原理(位置を決めれば運動量が不確定になり、運動量を決めれば位置が不確定になる)によって最低エネルギー状態でも波動性は失われず、ゼロ点エネルギーと言って波長と振動数はゼロにならないことから揺らいでいるそうです。さらに不確定性原理は時間とエネルギーにも成立する(時間を決めればエネルギーが不確定になり、エネルギーを決めれば時間が不確定になる)ことから、エネルギーを得るというよりもエネルギーと時間の不確定性から(時間とエネルギーの揺らぎから)トンネル効果が生じうるみたいなざっくりとした理解をしています。
    >
    >>上記ですが、真空状態ならば、素粒子も磁場もありますが、無の状態でも波動は可能なんでしょうか? 何が波動を形成したのでしょうか?クオークでさえ、ビッグバン以後の産物だと言われていますよね? この部分が私には???なんです。色々調べてみましたが、まだ見つけられない状態です・・・・
    >
    > 素粒子自体が粒子性と波動性を持っています。
    > 運動は波動方程式(シュレディンガー方程式)で記述することで現象と合致するが、人間が観測した瞬間には何故か波動性(空間に広がる非局所性)が失われ、粒子として観測される(観測問題)。
    > 理由は分からないが、波動性と粒子性でもって素粒子を記述することで現象がより正確に説明されるとのことです。(相補性原理)
    > 「二重スリットの実験」で検索すればいろいろ出てきますが、以下が分かりやすいかも。。。

    > https://ocw.nagoya-u.jp/files/579/2_2.pdf


    こんにちは〜 何度もすみません。 上記が『無』状態でも可能なのでしょうか?今までのテストは真空状態で行われてきたものだと理解しております、したがって電子等も存在可能なのですが。『無』の状態での波動はどこからきたのか? というのが私の疑問なんです。

    今まで色々見てきたんですが、『無の状態』(つまり空間もないわけで)での波動に関してまだ書かれたものを私個人では見たことがないものですから。

引用返信/返信 削除キー/
■19492 / inTopicNo.66)  相補性原理
□投稿者/ パニチェ -(2021/11/28(Sun) 18:13:33)
    No19488に返信(floraさんの記事)
    >>私もよく分かりませんが、量子力学ではマクロでイメージされる時間(過去から未来に一方的に流れているかのようなイメージ)とは異なるようですね。
    >>で、不確定性原理(位置を決めれば運動量が不確定になり、運動量を決めれば位置が不確定になる)によって最低エネルギー状態でも波動性は失われず、ゼロ点エネルギーと言って波長と振動数はゼロにならないことから揺らいでいるそうです。さらに不確定性原理は時間とエネルギーにも成立する(時間を決めればエネルギーが不確定になり、エネルギーを決めれば時間が不確定になる)ことから、エネルギーを得るというよりもエネルギーと時間の不確定性から(時間とエネルギーの揺らぎから)トンネル効果が生じうるみたいなざっくりとした理解をしています。

    > 上記ですが、真空状態ならば、素粒子も磁場もありますが、無の状態でも波動は可能なんでしょうか? 何が波動を形成したのでしょうか?クオークでさえ、ビッグバン以後の産物だと言われていますよね? この部分が私には???なんです。色々調べてみましたが、まだ見つけられない状態です・・・・

    素粒子自体が粒子性と波動性を持っています。
    運動は波動方程式(シュレディンガー方程式)で記述することで現象と合致するが、人間が観測した瞬間には何故か波動性(空間に広がる非局所性)が失われ、粒子として観測される(観測問題)。
    理由は分からないが、波動性と粒子性でもって素粒子を記述することで現象がより正確に説明されるとのことです。(相補性原理)
    「二重スリットの実験」で検索すればいろいろ出てきますが、以下が分かりやすいかも。。。

    https://ocw.nagoya-u.jp/files/579/2_2.pdf

引用返信/返信 削除キー/
■19488 / inTopicNo.67)  Re[13]: ビッグバン
□投稿者/ flora -(2021/11/28(Sun) 17:55:33)
    No19487に返信(パニチェさんの記事)
    > 2021/11/28(Sun) 17:44:01 編集(投稿者)
    >
    > ■No19485に返信(floraさんの記事)
    >
    >>今回は私が投稿可能になるまで、お骨折りをいただき大変ありがとうございました。
    >
    > いえいえ、昨年に続いてご迷惑をおかけしまして申し訳ありませんでした。
    > 田秋さんにもお世話になり、ありがとうございました。

    こんにちは〜

    ありがとうございました。田秋さんにも本当にご心配いただきました。

    >
    >>>> そうだとして話を進めますと、彼は『ホーキング未来を語る』(英語版2001年/日本語版2004)ビッグバンは無く虚時間から実時間への移行であり、境目はない・・という提案をなさったと思いますが、その後欧州宇宙研究機関がプランク探査機にて宇宙の晴れ上がりのイメージを提供しましたね。(2018)この時点で、ホーキングさんの説は、否定的に取られ、観測結果によって明らかになったー宇宙はビッバンから始まり、インフレーションへ続いたーという意見が圧倒的に支持されました。
    >
    >>>ここ私の情報は少し古いのかもしれませんが(最近は物理関連のニュースや情報を追いかけてません、さぼってますw)、もともとのビッグバン理論では特異点(体積はゼロで物質の密度と温度が無限大)が出てきてしまい、ここでは物理法則が地に落ちてしますます。
    >>>この点についてどうなったかの情報はありますか?
    >
    >>ホーキングさんは、2019年出版(英語版2018)『ビッグ・クエスチョン <人類の難問>に答えよう』の中で、一般相対性物理論に不確定原理を取り入れる必要があると、書いておりました。この本が書かれた時点ではまだ回答は出ていないようです。
    >>それ以外のアイディアとしては、ループ量子重力論、レイチャウデューリ方程式等もありました。いいずれにしても現時点では証明不可だと思います。そういえばカク ミチオ先生は「弦理論」をおっしゃっていたような気もします。いずれにしても今の時点ではまだ誰も回答は出していないと思いました。
    >
    > そうでしょうね。
    >
    >>>> 宇宙の開闢以前には物質は存在しておらず、開闢以前に量子の揺らぎや、トンネル効果存在の可能性は私は理解できないのでおります。パニチェさんはいかがお考えですか。
    >
    >>>私が理解しているのは以下のようなストーリーです。
    >>>https://yascovicci.exblog.jp/25786634/
    >>
    >>アレキサンダー・ビレンキン博士の論考ですが、1982年11月4日に発表されていますね。
    >>https://mm-gold.azureedge.net/science/physics/a_vilinkin/universe_from_nothing.pdf
    >>彼はこの中のサマリーで
    >>「A cosmological model is proposed in which the universe is created by quantum tunneling from literally nothing into a de Sitter space. After the tunneling, the model evolves along the lines of the inflationary scenario. This model does not have a big-bang singularity and does not require any initial or boundary conditions.」
    >>意訳)宇宙は、文字通り無から量子トンネルによってド・シター空間へと作られるという宇宙論モデルが提案される。トンネル通過後、モデルはインフレーションのシナリオに沿って発展します。このモデルは、ビッグバンの特異点を持たず、初期条件や境界条件を必要としません。。」
    >>とあります。 
    >
    > 一般相対せ理論ではどうしても特異点が出てきてしまい、これを避ける方法として点ではなく、量子力学の真空の揺らぎのような球底のような初期モデルの記述が必須となるんでしょうね。

    >>1. 全くの無(空間も時間も何もない)からどのような形で量子がポテンシャルの壁を抜けるポテンシャルエネルギーを得られるのか?私にはわかりません。

    > 私もよく分かりませんが、量子力学ではマクロでイメージされる時間(過去から未来に一方的に流れているかのようなイメージ)とは異なるようですね。
    > で、不確定性原理(位置を決めれば運動量が不確定になり、運動量を決めれば位置が不確定になる)によって最低エネルギー状態でも波動性は失われず、ゼロ点エネルギーと言って波長と振動数はゼロにならないことから揺らいでいるそうです。さらに不確定性原理は時間とエネルギーにも成立する(時間を決めればエネルギーが不確定になり、エネルギーを決めれば時間が不確定になる)ことから、エネルギーを得るというよりもエネルギーと時間の不確定性から(時間とエネルギーの揺らぎから)トンネル効果が生じうるみたいなざっくりとした理解をしています。

    上記ですが、真空状態ならば、素粒子も磁場もありますが、無の状態でも波動は可能なんでしょうか? 何が波動を形成したのでしょうか?クオークでさえ、ビッグバン以後の産物だと言われていますよね? この部分が私には???なんです。色々調べてみましたが、まだ見つけられない状態です・・・・

    >>2. ド・シター空間とありますが、この空間は平です。しかしながら、2018年に「宇宙の晴れ上がりのイメージ」がESAから発表され、ビッグバン後には宇宙は全方向に膨張したというのが一般的になりました。
    >>3.「初期条件や境界条件を必要としない」とありますが、実は同じビレンキン博士の2018年の論考、こちらは初期宇宙の条件に関して書かれているようですが、(サマリー)
    >>https://arxiv.org/pdf/1808.02032.pdf
    >>【we show that the superspace approach requires Robin boundary conditions for the scalar field modes,】【the initial universe approach requires the initial quantum state of the scalar field to be Euclidean vacuum. 】
    >>「超空間アプローチでは、スカラー場のモードにロビンの境界条件が必要」、「初期宇宙のアプローチでは、スカラーフィールドの初期量子状態がユークリッド真空であることが必要」と1982年発表の論考とはずいぶん内容が異なり、条件を付け足しているようです。
    >
    > 情報をありがとうございます。
    > フローラさんも好奇心旺盛ですね。^^

    はい^^
    >
    >>私的な結論としてはやはり, 初期宇宙の実態を探査できる高性能な宇宙天体望遠鏡やホーキングさんが最後の著作で書かれていたように一般相対性理論に不確実性原理を組み入れた数式が出来ないとまだまだ難しいのではないでしょうか・・・
    >
    > 大統一理論と重力理論の合体ですね。
    > 私が生きている間には実現しないような気がします。
    > 物理に残された最大の仕事と言ってもいいかもしれませんね。

    そうですね。まだまだ先の事なんでしょうね・・・・

    今回はどうもありがとうございました。m(__)m
引用返信/返信 削除キー/
■19487 / inTopicNo.68)  Re[12]: ビッグバン
□投稿者/ パニチェ -(2021/11/28(Sun) 17:34:57)
    2021/11/28(Sun) 17:44:01 編集(投稿者)

    No19485に返信(floraさんの記事)

    > 今回は私が投稿可能になるまで、お骨折りをいただき大変ありがとうございました。

    いえいえ、昨年に続いてご迷惑をおかけしまして申し訳ありませんでした。
    田秋さんにもお世話になり、ありがとうございました。

    > >> そうだとして話を進めますと、彼は『ホーキング未来を語る』(英語版2001年/日本語版2004)ビッグバンは無く虚時間から実時間への移行であり、境目はない・・という提案をなさったと思いますが、その後欧州宇宙研究機関がプランク探査機にて宇宙の晴れ上がりのイメージを提供しましたね。(2018)この時点で、ホーキングさんの説は、否定的に取られ、観測結果によって明らかになったー宇宙はビッバンから始まり、インフレーションへ続いたーという意見が圧倒的に支持されました。

    > >ここ私の情報は少し古いのかもしれませんが(最近は物理関連のニュースや情報を追いかけてません、さぼってますw)、もともとのビッグバン理論では特異点(体積はゼロで物質の密度と温度が無限大)が出てきてしまい、ここでは物理法則が地に落ちてしますます。
    > >この点についてどうなったかの情報はありますか?

    > ホーキングさんは、2019年出版(英語版2018)『ビッグ・クエスチョン <人類の難問>に答えよう』の中で、一般相対性物理論に不確定原理を取り入れる必要があると、書いておりました。この本が書かれた時点ではまだ回答は出ていないようです。
    > それ以外のアイディアとしては、ループ量子重力論、レイチャウデューリ方程式等もありました。いいずれにしても現時点では証明不可だと思います。そういえばカク ミチオ先生は「弦理論」をおっしゃっていたような気もします。いずれにしても今の時点ではまだ誰も回答は出していないと思いました。

    そうでしょうね。

    > >> 宇宙の開闢以前には物質は存在しておらず、開闢以前に量子の揺らぎや、トンネル効果存在の可能性は私は理解できないのでおります。パニチェさんはいかがお考えですか。

    > >私が理解しているのは以下のようなストーリーです。
    > >https://yascovicci.exblog.jp/25786634/
    >
    > アレキサンダー・ビレンキン博士の論考ですが、1982年11月4日に発表されていますね。
    > https://mm-gold.azureedge.net/science/physics/a_vilinkin/universe_from_nothing.pdf
    > 彼はこの中のサマリーで
    > 「A cosmological model is proposed in which the universe is created by quantum tunneling from literally nothing into a de Sitter space. After the tunneling, the model evolves along the lines of the inflationary scenario. This model does not have a big-bang singularity and does not require any initial or boundary conditions.」
    > 意訳)宇宙は、文字通り無から量子トンネルによってド・シター空間へと作られるという宇宙論モデルが提案される。トンネル通過後、モデルはインフレーションのシナリオに沿って発展します。このモデルは、ビッグバンの特異点を持たず、初期条件や境界条件を必要としません。。」
    > とあります。 

    一般相対せ理論ではどうしても特異点が出てきてしまい、これを避ける方法として点ではなく、量子力学の真空の揺らぎのような球底のような初期モデルの記述が必須となるんでしょうね。

    > 1. 全くの無(空間も時間も何もない)からどのような形で量子がポテンシャルの壁を抜けるポテンシャルエネルギーを得られるのか?私にはわかりません。

    私もよく分かりませんが、量子力学ではマクロでイメージされる時間(過去から未来に一方的に流れているかのようなイメージ)とは異なるようですね。
    で、不確定性原理(位置を決めれば運動量が不確定になり、運動量を決めれば位置が不確定になる)によって最低エネルギー状態でも波動性は失われず、ゼロ点エネルギーと言って波長と振動数はゼロにならないことから揺らいでいるそうです。さらに不確定性原理は時間とエネルギーにも成立する(時間を決めればエネルギーが不確定になり、エネルギーを決めれば時間が不確定になる)ことから、エネルギーを得るというよりもエネルギーと時間の不確定性から(時間とエネルギーの揺らぎから)トンネル効果が生じうるみたいなざっくりとした理解をしています。

    > 2. ド・シター空間とありますが、この空間は平です。しかしながら、2018年に「宇宙の晴れ上がりのイメージ」がESAから発表され、ビッグバン後には宇宙は全方向に膨張したというのが一般的になりました。
    > 3.「初期条件や境界条件を必要としない」とありますが、実は同じビレンキン博士の2018年の論考、こちらは初期宇宙の条件に関して書かれているようですが、(サマリー)
    > https://arxiv.org/pdf/1808.02032.pdf
    > 【we show that the superspace approach requires Robin boundary conditions for the scalar field modes,】【the initial universe approach requires the initial quantum state of the scalar field to be Euclidean vacuum. 】
    > 「超空間アプローチでは、スカラー場のモードにロビンの境界条件が必要」、「初期宇宙のアプローチでは、スカラーフィールドの初期量子状態がユークリッド真空であることが必要」と1982年発表の論考とはずいぶん内容が異なり、条件を付け足しているようです。

    情報をありがとうございます。
    フローラさんも好奇心旺盛ですね。^^

    > 私的な結論としてはやはり, 初期宇宙の実態を探査できる高性能な宇宙天体望遠鏡やホーキングさんが最後の著作で書かれていたように一般相対性理論に不確実性原理を組み入れた数式が出来ないとまだまだ難しいのではないでしょうか・・・

    大統一理論と重力理論の合体ですね。
    私が生きている間には実現しないような気がします。
    物理に残された最大の仕事と言ってもいいかもしれませんね。

引用返信/返信 削除キー/
■19485 / inTopicNo.69)  Re[11]: ビッグバン
□投稿者/ flora -(2021/11/28(Sun) 16:30:12)
    2021/11/28(Sun) 16:37:48 編集(投稿者)
    No19316に返信(パニチェさんの記事)
    > 2021/11/24(Wed) 21:22:24 編集(投稿者)

    今回は私が投稿可能になるまで、お骨折りをいただき大変ありがとうございました。
    以下はつぶやきトピからの移行となりますね。
    >こんばんは、フローラさん、レスありがとうございます。
    >勝手ながらこちらで返信させてもらいます。

    了解です^^

    >> 虚時間の持ち込んだのは、ホーキングさんだという記憶があるのですが、よろしいでしょうか? 

    >そうですね。

    >> そうだとして話を進めますと、彼は『ホーキング未来を語る』(英語版2001年/日本語版2004)ビッグバンは無く虚時間から実時間への移行であり、境目はない・・という提案をなさったと思いますが、その後欧州宇宙研究機関がプランク探査機にて宇宙の晴れ上がりのイメージを提供しましたね。(2018)この時点で、ホーキングさんの説は、否定的に取られ、観測結果によって明らかになったー宇宙はビッバンから始まり、インフレーションへ続いたーという意見が圧倒的に支持されました。

    >ここ私の情報は少し古いのかもしれませんが(最近は物理関連のニュースや情報を追いかけてません、さぼってますw)、もともとのビッグバン理論では特異点(体積はゼロで物質の密度と温度が無限大)が出てきてしまい、ここでは物理法則が地に落ちてしますます。
    >この点についてどうなったかの情報はありますか?

    ホーキングさんは、2019年出版(英語版2018)『ビッグ・クエスチョン <人類の難問>に答えよう』の中で、一般相対性物理論に不確定原理を取り入れる必要があると、書いておりました。この本が書かれた時点ではまだ回答は出ていないようです。

    それ以外のアイディアとしては、ループ量子重力論、レイチャウデューリ方程式等もありました。いいずれにしても現時点では証明不可だと思います。そういえばカク ミチオ先生は「弦理論」をおっしゃっていたような気もします。いずれにしても今の時点ではまだ誰も回答は出していないと思いました。

    >> 宇宙の開闢以前には物質は存在しておらず、開闢以前に量子の揺らぎや、トンネル効果存在の可能性は私は理解できないのでおります。パニチェさんはいかがお考えですか。

    >私が理解しているのは以下のようなストーリーです。

    https://yascovicci.exblog.jp/25786634/

    アレキサンダー・ビレンキン博士の論考ですが、1982年11月4日に発表されていますね。

    https://mm-gold.azureedge.net/science/physics/a_vilinkin/universe_from_nothing.pdf

    彼はこの中のサマリーで
    「A cosmological model is proposed in which the universe is created by quantum tunneling from literally nothing into a de Sitter space. After the tunneling, the model evolves along the lines of the inflationary scenario. This model does not have a big-bang singularity and does not require any initial or boundary conditions.」
    意訳)宇宙は、文字通り無から量子トンネルによってド・シター空間へと作られるという宇宙論モデルが提案される。トンネル通過後、モデルはインフレーションのシナリオに沿って発展します。このモデルは、ビッグバンの特異点を持たず、初期条件や境界条件を必要としません。。」
    とあります。 

    1. 全くの無(空間も時間も何もない)からどのような形で量子がポテンシャルの壁を抜けるポテンシャルエネルギーを得られるのか?私にはわかりません。

    2. ド・シター空間とありますが、この空間は平です。しかしながら、2018年に「宇宙の晴れ上がりのイメージ」がESAから発表され、ビッグバン後には宇宙は全方向に膨張したというのが一般的になりました。

    3.「初期条件や境界条件を必要としない」とありますが、実は同じビレンキン博士の2018年の論考、こちらは初期宇宙の条件に関して書かれているようですが、(サマリー)

    https://arxiv.org/pdf/1808.02032.pdf

    【we show that the superspace approach requires Robin boundary conditions for the scalar field modes,】【the initial universe approach requires the initial quantum state of the scalar field to be Euclidean vacuum. 】

    「超空間アプローチでは、スカラー場のモードにロビンの境界条件が必要」、「初期宇宙のアプローチでは、スカラーフィールドの初期量子状態がユークリッド真空であることが必要」と1982年発表の論考とはずいぶん内容が異なり、条件を付け足しているようです。

    私的な結論としてはやはり, 初期宇宙の実態を探査できる高性能な宇宙天体望遠鏡やホーキングさんが最後の著作で書かれていたように一般相対性理論に不確実性原理を組み入れた数式が出来ないとまだまだ難しいのではないでしょうか・・・





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■19318 / inTopicNo.70)  宇宙
□投稿者/ pipit -(2021/11/24(Wed) 21:51:38)
    パニチェさん、フローラさん、こんばんは!

    私は物理などのことは全然わからないのですが、この前カントを検索してて、たまたま見たページで、郡 和範さんという方が、宇宙論の流れについて書いてられました。
    その中身はわたしには全然わかりませんが、投稿させていただきます。
    全然おふたりの会話に関係なかったらすみませんm(_ _)m


    https://www.kek.jp/ja/essay/20210325/

    引用開始
    『ここで、20世紀前半に提案された「ビッグバン宇宙モデル」の観点で考えてみます。宇宙は熱い火の玉が膨張して現在の大きい宇宙になったとされる説です。宇宙の膨張のスピードなどの観測の情報と、宇宙の構成要素(放射、物質、ダークマター、ダークエネルギー)のエネルギー状態の存在量の観測の情報を使って、一般相対論を基にしたアインシュタイン方程式の解の一つであるフリードマン解を用いて計算します。これらの現代的な観測値から、宇宙年齢は約138億年と推定されます。つまりビッグバン宇宙モデルでは宇宙の歴史は有限になります。

    しかし火の玉宇宙の前には、1981年に佐藤勝彦さんやグースが提唱した、もっと急激な膨張期である「インフレーション期」がありました。現代宇宙論では、火の玉宇宙の元になるエネルギーはインフレーションを引き起こす素粒子であるインフラトン場が崩壊するなどして作るというものでした。ビッグバン宇宙で生じる極めて重要な問題を解くため、この初期宇宙のインフレーション期の存在は広く信じられています。しかし、インフレーションがどのくらい長く続くのかについて、理論的にも観測的にも全く分かっていません。

    さらに、まだ仮説段階ですが、1982年ごろビレンキン、ハートル、ホーキングらが提唱したように、インフレーションより前に量子力学の効果で宇宙は無から相転移により誕生し、相転移中は虚数の時間(虚時間)が流れる時期があったとされています。そしてインフレーション期に繋がるだろうというものです。また、その前は宇宙自体が、量子力学が支配する世界で、時間すら流れない時期があったとも考えられています。

    2000年代には、宇宙の誕生の時刻ゼロの前に収縮する時期があったとするエクピロティック宇宙とかサイクリック宇宙などと呼ばれる新しい宇宙モデルも提案されています。この場合、138億年前のもっと前にも時間が流れていたことになります。

    このように、今の宇宙が誕生していても、時間が流れない、もしくは流れても虚時間が流れたとか、時刻ゼロの前にも収縮宇宙という別の宇宙が存在していて別の時間が流れていたなど、宇宙の時間発展についての概念が物理学の進展とともに変わってくる可能性があります。』
    引用終了
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■19317 / inTopicNo.71)  藁梟は絶滅危惧種
□投稿者/ パニチェ -(2021/11/24(Wed) 21:36:03)
    最近は激減したが未だに藁梟みたいなヤツがおるんやなぁ〜。
    自分が理解できないものは「ないもの」「なかったこと」にしたい幼稚脳

    以下のようなセリフを吐く機会は永井均氏も少なくなったが、未だにおるんや。
    絶滅危惧種がw

    『それにしても、ある新しい問題提起が人々に理解してもらえるためには、どれほどの根気と労力と時間が必要であるか、この間の私は痛感せざるをえなかった。人々は、頑ななまでに新しい問題提起というものに鈍感で、かつ拒絶的である。そして、どういうわけか、問題が世の中で少しでも注目されるようになると、今度は精確に理解しようともせずに、さまざまな角度からその問題の悪口を言って、なんとかそれを旧来の枠組みに押し込めて抹殺してしまおうとする人が、次々と現れるのである。自分にとって異質な問題が存在するということ自体がたえがたいような人々が居るらしいのだ。・・・もし、ここで論じられているような問題が確かに存在し、それを論じる私のやり方に大過がないことが納得できたなら、私は次に、このような問題が人生にとってどういう意味をもつかを、主題に考察していきたい。これまで考えてきた道徳哲学やニーチェに関する問題と交差する地点に、徐々に接近していきたいと思う。・・・だが、問題を感じない人は入ってこないでほしい。ひょっとすると、私はただ特殊な種類の錯覚にとらわれているだけかもしれない──それはありうることだ──が、たとえそうだとしても、それがいかなる錯覚であるかを解明できるのは、同じ種類の錯覚に悩まされた経験がある人だけなのである。(勁草書房刊 永井均著 〈私〉の存在の比類なさ はじめに)』


    永井均氏の論争相手は藁梟のような糞以下脳ではないわなw
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■19316 / inTopicNo.72)  ビッグバン
□投稿者/ パニチェ -(2021/11/24(Wed) 21:06:41)
    2021/11/24(Wed) 21:22:24 編集(投稿者)

    こんばんは、フローラさん、レスありがとうございます。
    勝手ながらこちらで返信させてもらいます。

    No19310に返信(floraさんの記事)
    > 虚時間の持ち込んだのは、ホーキングさんだという記憶があるのですが、よろしいでしょうか? 

    そうですね。

    > そうだとして話を進めますと、彼は『ホーキング未来を語る』(英語版2001年/日本語版2004)ビッグバンは無く虚時間から実時間への移行であり、境目はない・・という提案をなさったと思いますが、その後欧州宇宙研究機関がプランク探査機にて宇宙の晴れ上がりのイメージを提供しましたね。(2018)この時点で、ホーキングさんの説は、否定的に取られ、観測結果によって明らかになったー宇宙はビッバンから始まり、インフレーションへ続いたーという意見が圧倒的に支持されました。

    ここ私の情報は少し古いのかもしれませんが(最近は物理関連のニュースや情報を追いかけてません、さぼってますw)、もともとのビッグバン理論では特異点(体積はゼロで物質の密度と温度が無限大)が出てきてしまい、ここでは物理法則が地に落ちてしますます。
    この点についてどうなったかの情報はありますか?

    > 宇宙の開闢以前には物質は存在しておらず、開闢以前に量子の揺らぎや、トンネル効果存在の可能性は私は理解できないのでおります。パニチェさんはいかがお考えですか。

    私が理解しているのは以下のようなストーリーです。

    https://yascovicci.exblog.jp/25786634/


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