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■22961 / inTopicNo.25)  Re[44]: リアリズム
  
□投稿者/ みのり -(2022/04/30(Sat) 07:18:00)
    No22956に返信(ザビビのふくろうさんの記事)
    > 2022/04/29(Fri) 22:30:21 編集(投稿者)

    ザビビのふくろうさん、レスありがとうございます。


    > >>[補足]
    > >>言うまでもないかもしれませんが、この質問をするのは、
    > >>人生にはいついかなる時にも意味があるとする代表とも言うべき思想家がフランクルであり、
    > >>かつ、ナチ収容所を生き延びる力となったその思想は、綺麗事などという批判対象にはそぐわないと思われるからです。
    >>
    >>ニーチェが語っていたこと、パニチェさんが言われているのは、
    >>「予めに決められている唯一つの正解としての価値や意味というのこの世にはなく、それぞれの人がそれぞれ自ら価値や意味を創造して生きることが大切だ」ということだと、私は考えています。
    >>
    >>(パニチェさん、違ってたら訂正お願いします。)
    >>
    >>
    >>神の言葉とされるものや他者から押し付けられた価値や意味に、何も考えずに奴隷のように従って生きることを否定しているのであって、自分が自分で意味付けして生きることへの否定ではない、というのを確認いただけるといいのかな、と思い、横レスさせていただきました。
    >>
    >>
    > *************************
    > おっしゃってくださったこと、一応わかっているつもりです。

    そうでしたか。それでしたら、何も言うことはありません。
    と、終わろうかとも思いましたが、せっかく書いていただいているので、わかる範囲で私も書いてみますね。

    > ただ、根本的に考え方が異なるため、例えば次のような文言にあるような宗教理解は、あくまで非宗教的観点が正しいことを前提した評価であると、宗教的世界観の側からは言えるというか、言わざるを得ないと思うのです。
    >
    > >神の言葉とされるものや他者から押し付けられた価値や意味に、何も考えずに奴隷のように従って生きることを否定しているのであって、自分が自分で意味付けして生きることへの否定ではない、というのを確認いただけるといいのかな、と思い、横レスさせていただきました。

    『ツァラトゥストラ』を途中まで読んだのですが、その中でニーチェは、背後世界(死後の世界)こそが真の世界だとして、大地(この世)を軽んじる人々を痛烈に批判しています。
    そうしたことが頭にあり書いた内容です。
    今現在、こうした価値観で実際に生きている人がどれくらいいるのだろうか、というと私も疑問には感じますが・・。


    > 私の理解では、ニーチェあるいはパニチェさんの立場と、私の立場の根本的な違いは、超越的真理、意味、価値、といったものを認めるかどうか、という点にあると思います。

    ここについては、私がどうのと言うところではないですので。

    > それらを認めないニーチェ思想では、ごく荒っぽく言うと、真理・価値は、人間がその有用性基準で仮構するフィクションにすぎません。力への意志に相関してそのための有用性基準ででっち上げられる虚構です。
    > 弱者のため、などというのは畜群のためであり、奴隷道徳として否定されます。
    > 当然、優性思想が帰結します。
    >
    > 「子を産むことが一つの犯罪となりかねない場合がある。強度の慢性疾患や神経衰弱症にかかっている者の場合である。…不出来な者どもにもみとめられた平等権――これは、最も深い非道徳性であり、道徳としての反自然そのものである!」(ニーチェ/原佑訳「権力への意志」『ニーチェ全集第12巻』理想社、P217)
    > 「…不当なのは、そもそも不平等な権利にあるのではない。「平等」な権利を要求することそのことのうちにあるのだ。」
    > (『アンチクリスト(反キリスト)』『五七』より)
    >
    > 私は、パニチェさんの評価するニーチェの真理や価値についての思想は、こういった点だけで評価すべきものとは思っていませんが、こういった毒をもっていることもまた事実であり、しかもその思想の本質に含まれているので、軽んじるべきものでもないと思っているのです(いいとこどりは困難だろうってことです)。
    >
    > あれ?
    > なんか、みのりさんへのレスとしてはズレちゃったかな?(笑)
    > だとしたらすみませんm(__)m
    > テキトーにスルーしてください。

    せっかく書いていただいたので、拙い私の内容で申し訳ないですが何かしら書いてみますね。(何かしらとはなんやねん、とか思われそう(^▽^;)

    直接に著作からは読んではないですが、ニーチェが障害を持つ人々に対して差別的なことを書いているらしいというのは知っていました。
    そして、ある事件の犯人がニーチェを読み、感銘を受けていたということも。

    宗教もそうですが、思想は、ある主張をしたいと思う時、それがとても過激な表現になる場合があるものなのだと思います。
    思い出したのは、旧約聖書のイサクが生贄になる話です。
    神の言葉に従い愛する子であっても差し出す、それによって素晴らしい信仰の持ち主として親の方は後に尊敬される。
    (結局、神は信仰を試しただけで、子どもは解放されましたが。)

    神を頼るのではなく、自らが強く生きよ、という願いのようなものが、ニーチェの場合、嫌悪されがちな内容として表現されたのかな、と考えます。
    ニーチェ自身、病で苦しんでいたし、障害をもつ人やその家族の苦悩も理解できていた部分も「中の人(生身のニーチェ)」にはあったとは思うのですが、このあたりは想像でしかありません。


     この投稿もスルーいただいてだいじょうぶです。^^
引用返信/返信 削除キー/
■22956 / inTopicNo.26)  Re[43]: リアリズム
□投稿者/ ザビビのふくろう -(2022/04/29(Fri) 22:16:05)
    2022/04/29(Fri) 22:30:21 編集(投稿者)
    みのりさん
    こんばんは。
    レスをありがとうございます。

    No22945に返信(みのりさんの記事)
    > ■No22938に返信(ザビビのふくろうさんの記事)
    >>2022/04/29(Fri) 12:19:23 編集(投稿者)
    >>
    >>パニチェさん
    >>レスをどうもありがとうございます。
    >>
    >>これはどちらかというと、うましかさんとの流れの質問になるかもしれませんが、
    >>パニチェさんはV.E.フランクルの『夜と霧』を読みましたが?
    >>ちょっとフランクル思想についての感想が知りたいと思います。
    >>
    >>[補足]
    >>言うまでもないかもしれませんが、この質問をするのは、
    >>人生にはいついかなる時にも意味があるとする代表とも言うべき思想家がフランクルであり、
    >>かつ、ナチ収容所を生き延びる力となったその思想は、綺麗事などという批判対象にはそぐわないと思われるからです。
    >>*********
    >>ちなみに意味と価値についてですが、私の用い方はパニチェさんの意味とズレていると感じていると思います。
    >>これは、前提の違いを明示するために意図的にやっています。説明すると長くなりそうなので省いてます。すみません。
    >
    > ふくろうさん、こんにちは。
    > 横レスで失礼します。
    >
    >>[補足]
    >>言うまでもないかもしれませんが、この質問をするのは、
    >>人生にはいついかなる時にも意味があるとする代表とも言うべき思想家がフランクルであり、
    >>かつ、ナチ収容所を生き延びる力となったその思想は、綺麗事などという批判対象にはそぐわないと思われるからです。
    >
    > ニーチェが語っていたこと、パニチェさんが言われているのは、
    > 「予めに決められている唯一つの正解としての価値や意味というのこの世にはなく、それぞれの人がそれぞれ自ら価値や意味を創造して生きることが大切だ」ということだと、私は考えています。
    >
    > (パニチェさん、違ってたら訂正お願いします。)
    >
    >
    > 神の言葉とされるものや他者から押し付けられた価値や意味に、何も考えずに奴隷のように従って生きることを否定しているのであって、自分が自分で意味付けして生きることへの否定ではない、というのを確認いただけるといいのかな、と思い、横レスさせていただきました。
    >
    >
    *************************
    おっしゃってくださったこと、一応わかっているつもりです。
    ただ、根本的に考え方が異なるため、例えば次のような文言にあるような宗教理解は、あくまで非宗教的観点が正しいことを前提した評価であると、宗教的世界観の側からは言えるというか、言わざるを得ないと思うのです。

    >神の言葉とされるものや他者から押し付けられた価値や意味に、何も考えずに奴隷のように従って生きることを否定しているのであって、自分が自分で意味付けして生きることへの否定ではない、というのを確認いただけるといいのかな、と思い、横レスさせていただきました。

    申し訳ないんですが、つまりは宗教に対する全くの無理解を前提にした評価だってことですね。
    これ言うと、争いのもとになるので言わないほうがいいかもしれないんですが(笑)、藁人形的論法に、少なくとも宗教的世界観の立場からは見えるわけです。
    まあカルト宗教などのイメージがあると思うので、必ずしも藁人形と言えない面もあると思いますが。

    私の理解では、ニーチェあるいはパニチェさんの立場と、私の立場の根本的な違いは、超越的真理、意味、価値、といったものを認めるかどうか、という点にあると思います。
    それらを認めないニーチェ思想では、ごく荒っぽく言うと、真理・価値は、人間がその有用性基準で仮構するフィクションにすぎません。力への意志に相関してそのための有用性基準ででっち上げられる虚構です。
    弱者のため、などというのは畜群のためであり、奴隷道徳として否定されます。
    当然、優性思想が帰結します。

    「子を産むことが一つの犯罪となりかねない場合がある。強度の慢性疾患や神経衰弱症にかかっている者の場合である。…不出来な者どもにもみとめられた平等権――これは、最も深い非道徳性であり、道徳としての反自然そのものである!」(ニーチェ/原佑訳「権力への意志」『ニーチェ全集第12巻』理想社、P217)
    「…不当なのは、そもそも不平等な権利にあるのではない。「平等」な権利を要求することそのことのうちにあるのだ。」
    (『アンチクリスト(反キリスト)』『五七』より)

    私は、パニチェさんの評価するニーチェの真理や価値についての思想は、こういった点だけで評価すべきものとは思っていませんが、こういった毒をもっていることもまた事実であり、しかもその思想の本質に含まれているので、軽んじるべきものでもないと思っているのです(いいとこどりは困難だろうってことです)。

    あれ?
    なんか、みのりさんへのレスとしてはズレちゃったかな?(笑)
    だとしたらすみませんm(__)m
    テキトーにスルーしてください。

引用返信/返信 削除キー/
■22955 / inTopicNo.27)  Re[43]: リアリズム
□投稿者/ ザビビのふくろう -(2022/04/29(Fri) 22:03:46)
    パニチェさん
    こんばんは

    No22941に返信(パニチェさんの記事)
    > レスありがとうございます。
    >
    > ■No22938に返信(ザビビのふくろうさんの記事)
    >
    >>これはどちらかというと、うましかさんとの流れの質問になるかもしれませんが、
    >>パニチェさんはV.E.フランクルの『夜と霧』を読みましたが?
    >>ちょっとフランクル思想についての感想が知りたいと思います。
    >
    > ごめんなさい。読んでないです。

    そうですか。
    少し残念ですが、わかりました。

    ありがとうございました。
引用返信/返信 削除キー/
■22949 / inTopicNo.28)  Re[43]: リアリズム
□投稿者/ パニチェ -(2022/04/29(Fri) 18:05:34)
    2022/04/29(Fri) 18:22:44 編集(投稿者)

    No22945に返信(みのりさんの記事)

    > ニーチェが語っていたこと、パニチェさんが言われているのは、
    > 「予めに決められている唯一つの正解としての価値や意味というのこの世にはなく、それぞれの人がそれぞれ自ら価値や意味を創造して生きることが大切だ」ということだと、私は考えています。

    > (パニチェさん、違ってたら訂正お願いします。)

    そうです、その通り。
    人生に普遍的な意味や価値などないし、人生で起きること全てに(当人にとって)プラスになるような意味や価値があるなどという教訓めいた言葉は十悪の綺語みたいなものだということです。
    プラス、普遍的な意味や価値がないからこそ、各々で意味や価値を創出することができるという受動的ニヒリズム(意味や価値や目的の消失によるペジミズム)から能動的ニヒリズム(自分自身で意味や価値や目的を創出し付与すればよい)への転換が可能であるということ。

    『ニヒリズム。それは二義的である、
    A、精神の上昇した権力の徴候としてのニヒリズム、すなわち、能動的ニヒリズム。
    B、精神の権力の衰退と後退としてのニヒリズム、すなわち、受動的ニヒリズム。(力への意志 第22番)』

引用返信/返信 削除キー/
■22945 / inTopicNo.29)  Re[42]: リアリズム
□投稿者/ みのり -(2022/04/29(Fri) 17:28:24)
    No22938に返信(ザビビのふくろうさんの記事)
    > 2022/04/29(Fri) 12:19:23 編集(投稿者)
    >
    > パニチェさん
    > レスをどうもありがとうございます。
    >
    > これはどちらかというと、うましかさんとの流れの質問になるかもしれませんが、
    > パニチェさんはV.E.フランクルの『夜と霧』を読みましたが?
    > ちょっとフランクル思想についての感想が知りたいと思います。
    >
    > [補足]
    > 言うまでもないかもしれませんが、この質問をするのは、
    > 人生にはいついかなる時にも意味があるとする代表とも言うべき思想家がフランクルであり、
    > かつ、ナチ収容所を生き延びる力となったその思想は、綺麗事などという批判対象にはそぐわないと思われるからです。
    > *********
    > ちなみに意味と価値についてですが、私の用い方はパニチェさんの意味とズレていると感じていると思います。
    > これは、前提の違いを明示するために意図的にやっています。説明すると長くなりそうなので省いてます。すみません。

    ふくろうさん、こんにちは。
    横レスで失礼します。

    > [補足]
    > 言うまでもないかもしれませんが、この質問をするのは、
    > 人生にはいついかなる時にも意味があるとする代表とも言うべき思想家がフランクルであり、
    > かつ、ナチ収容所を生き延びる力となったその思想は、綺麗事などという批判対象にはそぐわないと思われるからです。

    ニーチェが語っていたこと、パニチェさんが言われているのは、
    「予めに決められている唯一つの正解としての価値や意味というのこの世にはなく、それぞれの人がそれぞれ自ら価値や意味を創造して生きることが大切だ」ということだと、私は考えています。

    (パニチェさん、違ってたら訂正お願いします。)


    神の言葉とされるものや他者から押し付けられた価値や意味に、何も考えずに奴隷のように従って生きることを否定しているのであって、自分が自分で意味付けして生きることへの否定ではない、というのを確認いただけるといいのかな、と思い、横レスさせていただきました。


引用返信/返信 削除キー/
■22941 / inTopicNo.30)  Re[42]: リアリズム
□投稿者/ パニチェ -(2022/04/29(Fri) 13:35:41)
    レスありがとうございます。

    No22938に返信(ザビビのふくろうさんの記事)

    > これはどちらかというと、うましかさんとの流れの質問になるかもしれませんが、
    > パニチェさんはV.E.フランクルの『夜と霧』を読みましたが?
    > ちょっとフランクル思想についての感想が知りたいと思います。

    ごめんなさい。読んでないです。
引用返信/返信 削除キー/
■22939 / inTopicNo.31)  エイプリル うましかさんへ
□投稿者/ パニチェ -(2022/04/29(Fri) 13:00:33)
    おはようございます、エイプリル うましかさん

    No22935に返信(エイプリル うましかさんの記事)

    > 私の不味い理解に補足をしていただきまして、ありがとうございましたm(__)m

    どういたしまして。補足の機会をいただきこちらこそ感謝です。

    > *******

    > 2022/04/29(Fri) 11:24:24 編集(投稿者)

    > ただ、その理由としての「当人にとって当人の人生で起きること全てにプラスの意味や価値がある」という意味については、そうした「綺麗ごと」を言う人の理由なのかなー?とよくわかりません。でもたぶん、パニチェさんはそういう理由付けをする人を知っているんだろうなー(;´Д`A ```

    No.22884でカキコした「能天気な有神論者」や「己が成功者だと自惚れている人間」をイメージしていますし、リアルでそういう人間からこれに近い台詞は聞いたことがあります。


    > さて、私が「人生で起きること全てに意味や価値がある」という言葉に批判的なのは、パニチェさんが例としてあげられた

    > >生まれたばかりで飢え死にする子
    > >監禁され輪姦されたあげくに惨殺された少女
    > >不慮の事故で命を落とした人たち
    > >戦争や紛争の犠牲者
    > ( No.22884 パニチェさん)

    > について、こうした(惨たらしい状況に陥った)人間の生(その状況も含む)に対する意味Meaningや価値についても、意味ある生、価値ある生と言うことに強い抵抗を感じるからです。

    > 私としては、どんな状況であろうと、その生の出来事に、少なくとも当事者ではない者が、「当人にとって」と代弁し、意味(価値)がある/ないと語ることはできるのか、できるとしても、せいぜい「果たしてそうした状況をも含む生が、意味ある生、価値ある生と呼べるのか?」と自問するくらいしかできないのではないかとおもっています。

    > ※ただし、当人やその家族(遺族)や親しい人が、そうした惨たらしい状況を含めた生を心情的に受け入れる過程の一つとして、惨たらしい状況を含めた生に意味付け、価値付けすること自体には批判的ではありません。

    > それにしても、ここで問われている生の意味、価値の、この「意味」、「価値」とはいかなるものなのか、、、(;´・ω・)

    ひとつの答えとしては生きる目的や価値を求めて生きるより、ただひたすらに生きることに意味や価値があるというのもありだとは思います。

    > この問いは底なし沼のにおいがするので、未熟者うましかは撤退します!
    > (`・ω・´)ゞ

    了解しました。

    > ありがとうございましたm(__)m

    こちらこそ。
引用返信/返信 削除キー/
■22938 / inTopicNo.32)  Re[41]: リアリズム
□投稿者/ ザビビのふくろう -(2022/04/29(Fri) 11:24:32)
    2022/04/29(Fri) 12:19:23 編集(投稿者)

    パニチェさん
    レスをどうもありがとうございます。

    これはどちらかというと、うましかさんとの流れの質問になるかもしれませんが、
    パニチェさんはV.E.フランクルの『夜と霧』を読みましたが?
    ちょっとフランクル思想についての感想が知りたいと思います。

    [補足]
    言うまでもないかもしれませんが、この質問をするのは、
    人生にはいついかなる時にも意味があるとする代表とも言うべき思想家がフランクルであり、
    かつ、ナチ収容所を生き延びる力となったその思想は、綺麗事などという批判対象にはそぐわないと思われるからです。
    *********
    ちなみに意味と価値についてですが、私の用い方はパニチェさんの意味とズレていると感じていると思います。
    これは、前提の違いを明示するために意図的にやっています。説明すると長くなりそうなので省いてます。すみません。


引用返信/返信 削除キー/
■22935 / inTopicNo.33)  パニチェさんへ
□投稿者/ エイプリル うましか -(2022/04/29(Fri) 10:14:10)
    2022/04/29(Fri) 11:24:24 編集(投稿者)

    おはようございますー

    私の不味い理解に補足をしていただきまして、ありがとうございましたm(__)m

    *******

    >彼らの人生に意味や価値がなかったというのは少し先の投稿とは論旨が違います。よく耳にする「人生で起きること全てに意味や価値がある」という私からすれば綺麗ごと(十悪の綺語)は「当人にとって当人の人生で起きること全てにプラスの意味や価値がある」という意味で用いられています。
    No.22926 パニチェさん)

    なるほど、パニチェさんのあげられた「人生で起きること全てに意味や価値がある」という言葉は、「当人にとって当人の人生で起きること全てにプラスの意味や価値がある」という意味で使用されているゆえに、綺麗ごとだと批判されているのですね。

    私も「人生で起きること全てに意味や価値がある」という言葉には、どちらかというと批判的ですし、綺麗ごと(綺語)だという主張にも(仏教的な文脈はわかりませんが(;´・ω・))共感できます。

    ただ、その理由としての「当人にとって当人の人生で起きること全てにプラスの意味や価値がある」という意味については、そうした「綺麗ごと」を言う人の理由なのかなー?とよくわかりません。でもたぶん、パニチェさんはそういう理由付けをする人を知っているんだろうなー(;´Д`A ```


    さて、私が「人生で起きること全てに意味や価値がある」という言葉に批判的なのは、パニチェさんが例としてあげられた

    >生まれたばかりで飢え死にする子
    >監禁され輪姦されたあげくに惨殺された少女
    >不慮の事故で命を落とした人たち
    >戦争や紛争の犠牲者
    No.22884 パニチェさん)


    について、こうした(惨たらしい状況に陥った)人間の生(その状況も含む)に対する意味Meaningや価値についても、意味ある生、価値ある生と言うことに強い抵抗を感じるからです。

    私としては、どんな状況であろうと、その生の出来事に、少なくとも当事者ではない者が、「当人にとって」と代弁し、意味(価値)がある/ないと語ることはできるのか、できるとしても、せいぜい「果たしてそうした状況をも含む生が、意味ある生、価値ある生と呼べるのか?」と自問するくらいしかできないのではないかとおもっています。

    ※ただし、当人やその家族(遺族)や親しい人が、そうした惨たらしい状況を含めた生を心情的に受け入れる過程の一つとして、惨たらしい状況を含めた生に意味付け、価値付けすること自体には批判的ではありません。

    それにしても、ここで問われている生の意味、価値の、この「意味」、「価値」とはいかなるものなのか、、、(;´・ω・)


    この問いは底なし沼のにおいがするので、未熟者うましかは撤退します!
    (`・ω・´)ゞ


    ありがとうございましたm(__)m
引用返信/返信 削除キー/
■22929 / inTopicNo.34)  Re[40]: リアリズム
□投稿者/ パニチェ -(2022/04/29(Fri) 07:57:14)
    2022/04/29(Fri) 09:31:01 編集(投稿者)

    おはようございます、ザビビのふくろうさん。
    丁寧な返信をありがとうございます。

    No22928に返信(ザビビのふくろうさんの記事)
    > たしかに、言葉足らずというか、ミスリーディングな言い方でした。
    > ごくごく軽く言うと、ナルシズム打破はわかるけど、それに代わるのが「超人かよww」っていう、意地の悪い揶揄(笑)
    > もう少し言うと、そこに一種のヒロイズム=自己陶酔を嗅ぎつけて揶揄ってるわけです。
    > っていうか、正直私なんかはあまりの自己陶酔感にちょっとついていけないというか。
    > で、さらに今度は少しまともに言うと、しょせんそれもまた強化された唯我論にすぎないだろう、という批判ってことになります(∵私の立場から言うと、欲望論⊆唯我論)。

    なるほど、そういうことでしたか。理解できました。
    超人にヒロイズム=自己陶酔を嗅ぎつけるかどうかは意見の分かれるところだとは思いますが、ツァラトゥストラ&超人は批判的に言えば聖書や神のパロディーだし(ニーチェによればツァラトゥストラで聖書をパロディー化している、第五福音書として書いたってことになるらしいのですが)好意的に表現すればアンチテーゼですから大上段というか大袈裟に思えるところはありますね。
    あと「この人を見よ」あたりでは狂気の予兆のような自己陶酔あるいは誇大妄想っぽい表現も散見されます。

    > まあ、一応こんなところです。
    > ニークラで失礼なことばかり言って重ね重ねm(__)m

    全然、大丈夫ですし、批判的なカキコも歓迎します。以後はお気遣いなく♪
    以下、INFORMATIONより。

    『「カニ」と名のつく「ザリガニ」は明らかに姿形はエビだし、「タラバガニ」もカニではなくヤドカリだし、まして「カモシカ」もシカではなくヤギなのです!「ニーチェクラブ」と言っても「ニーチェ愛好家の集まり」であるとは限りません。個性的な人たちが集まってヤイノヤイノと自由闊達な会話をしていれば、それこそディオニュソス的でニーチェらしかったりするんだと思ってます。誰かが言いました「新しきは混沌より生ずる」と。よい言葉だと思います。ここが時と距離を超えて、リアルとは異なる多少の心地よい刺激的な場になれば嬉しいです。』

引用返信/返信 削除キー/
■22928 / inTopicNo.35)  Re[39]: リアリズム
□投稿者/ ザビビのふくろう -(2022/04/28(Thu) 23:30:48)
    パニチェさん
    レスをありがとうございます。

    >大方同意ですが、ナルシズムも充たしてくれる部分があるというのが私には分かりませんし、ニーチェからは読み取れません。むしろナルシズムは木っ端微塵に吹き飛ばしてくれるのが私にとってのニーチェです。

    たしかに、言葉足らずというか、ミスリーディングな言い方でした。
    ごくごく軽く言うと、ナルシズム打破はわかるけど、それに代わるのが「超人かよww」っていう、意地の悪い揶揄(笑)
    もう少し言うと、そこに一種のヒロイズム=自己陶酔を嗅ぎつけて揶揄ってるわけです。
    っていうか、正直私なんかはあまりの自己陶酔感にちょっとついていけないというか。

    で、さらに今度は少しまともに言うと、しょせんそれもまた強化された唯我論にすぎないだろう、という批判ってことになります(∵私の立場から言うと、欲望論⊆唯我論)。

    まあ、一応こんなところです。
    ニークラで失礼なことばかり言って重ね重ねm(__)m

引用返信/返信 削除キー/
■22927 / inTopicNo.36)  Re[38]: リアリズム
□投稿者/ パニチェ -(2022/04/28(Thu) 22:40:33)
    こんばんは、ザビビのふくろうさん。
    レスありがとうございます。

    No22924に返信(ザビビのふくろうさんの記事)
    > 一読して,やっぱり根本的に立場が違うな,という印象ですね。

    同意です。

    > まあ,いわば世界解釈の枠組みの公理系が異なるようなものなんで,ここで少しぐらいゴチャゴチャ言っても仕方ないでしょう。
    > なので,あとは蛇足かもしれませんが,ちょっとニーチェ絡みの感想だけ。

    > >『自明なことであるが、──私が愚か者でないとすれば──、非倫理的と呼ばれる多くの行為は避けられるべきであり、克服されるべきであるということを、私は否定しない。同様に、倫理的と呼ばれる多くの行為は実践されるべきものであり、促進されるべきであるということを私は否定しない。──しかし前者も後者も、これまでとは別な理由からであると私は考える。われわれは学び直さなければならない。──結局おそらく極めて後のことかもしれないが、さらにそれ以上に到達するために、感じ直すために。(曙光103)』
    >
    > >『あらゆる時代の善人とは、古い思想の土を掘り起こし、それで収穫をあげる人間であり、精神の土百姓である。しかしついにはあらゆる土地が利用しつくされる、かくてくりかえし悪の犂頭が到来しなければならなくなる。──こんにちでは、とくにイギリスで名声嘖々たる道徳の根本誤謬があらわれている。それによると「善」と「悪」という判断は「目的に適う」と「目的に適わない」ということについての諸経験の蓄積の結果である。それによれば、善と呼ばれるものは種属を維持するもののことであるし、悪と称されるものは種属に有害なもののことである。だが実際には、悪の諸衝動は善のそれらとそっくり同様に高度に合目的のものであり、種属を維持するもの不可欠のものである、──違うのはそれらの機能の点だけである。(悦ばしき知識 第3番)』
    >
    > >上記のニーチェのアフォリズムはニーチェを読む以前から私も同じようなことを考えていました。
    > >自分の考えていたことをスパッと表現してくれたのがニーチェとも言えます。

    > ニーチェの思想は,キリスト教的神がもとからいない日本では「神の死」と言われても何ら大した問題ではなく,とりわけ哲学体質の反抗的若者にとっては,親,学校,社会etc.といった自分を抑圧・緊縛するものからの解放を正当化・後押ししてくれるから,けっこうヤラレル人は多いですよね。
    > ナルシズムも充たしてくれて,ルサンチマンで自分の痛いところを抉られるのも意外によかったりして(笑)

    大方同意ですが、ナルシズムも充たしてくれる部分があるというのが私には分かりませんし、ニーチェからは読み取れません。むしろナルシズムは木っ端微塵に吹き飛ばしてくれるのが私にとってのニーチェです。

    > だから閉塞感が時代の気分であった80年代に流行したポストモダン思想のカリスマであったのも分かる気がします。自由への逃走って感じでしょうか。
    > 哲学は若者が一時的にかかるハシカみたいなものだというイメージがあるようですが,
    > 上の意味でニーチェはその代表かも。今となっては80年代のポストモダン思想の流行そのものが,ハシカの流行みたいなものだった感もありますしね。

    > まあ,私はニーチェを読み込んだわけでもないし,ウィトゲンシュタインにヤラレタせいか、ニーチェ・ウィルスの感染者をちょっと意地悪くというか、冷めた目で見ていたので、ニーチェファンにはたぶん鼻につく感想になってしまいましたね。すみませんm(__)m

    全然、大丈夫です。
    自分とは異質な人がいることはよい刺激になりますしレスも興味深いです。

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