| ネットで調べたんだけど、 【因果律】(英)causality デジタル大辞泉から、 〔哲学で、すべての事象は、必ずある原因によって起こり、原因なしには何ごとも起こらないという原理。…‥古典物理学では、哲学と同じくすべての事象の原因と結果の間に一定の関係が存在し、原因は結果より時間的に必ず先行すると考え、ある時刻の系の状態が与えられれば、それ以後あるいは以前の系の状態が必然的かつ一意的に決定する。・・・・〕 ってあった。 簡単に見ると、「結果には必ず原因がある」っていうことなのかな。 たとえそうだとしても、原因がどのようなものだったの?の方が関心的問題なんじゃないかしら?
あ、わたしが気になったのはこれじゃなくて、 「原因は結果より時間的に必ず先行すると考え」 っていうところ、ほら、いま現象学の「内的時間意識」を見てるし。あ、これ、「想起」と「予期」っていうのと違う次元のこと見たいなんだけど、いづれにしても「時間」を問題としてる。 あ、これはいいわ。
ニーチェだっけ? 「原因は結果の先にあるものではない」って言ってたような?(違ったらごめんだけど)を想い出してる。 これどういうことなのかな?ってずーっと考えてたんだけど、
結果(今)から振り返って見て、原因はあれ“だった”、ってすると、〔原因は結果より時間的に必ず先行する〕なのかも、だけど。 でもね、 原因となることが行われているその時には、その結果となるべきことは存在してないわけだから、 その結果が存在するようになって初めて原因が存在するものとして現れてくる、っていうことになるんじゃないかしら。 そういう結果(今)の“後に”原因が考えられて“存在する”ようになる、ってして見ると、 「原因は結果の先にあるものではない」っていうのもありかな、って。
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