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No14271 の記事


■14271 / )  カント沼番外地:第一版序論 V−4
□投稿者/ うましか -(2021/06/19(Sat) 22:41:54)
    2021/06/20(Sun) 12:02:00 編集(投稿者)

    pipitさん、こんばんはー
    おじゃまします。

    No.14097 V−3
    No.14009 V−2
    No.13815 V−1
    No.13643 U−1
    No.13576 T−3
    No.13436 T−2
    No.13389 T−1

    *******

    ◇さて、次のことはたしかに自然的〔natuerlich〕であるとおもわれる。

    ◇すなわち、経験という地盤を捨て去るやいなや、その由来を知らずに所有している諸認識でもって、また、その起源〔Ursprung〕がわかっていない諸原則を信頼して、その基礎を慎重な研究によってあらかじめ確かにしておくことなしに、すぐさま一つの建物を建てるのではなく、

    ◇それゆえ〔also *1〕、いったいいかにして悟性はあらゆるこうしたア・プリオリな諸認識へと達しうるのか、またいかなる範囲〔Umfong〕、妥当性〔Gueltigkeit〕および価値〔Wert〕をそれらのア・プリオリな諸認識はもちうるのか、という問題がいち早く投げかけられている。

    *1 第二版序論では、dass man also〔それゆえ〕〜のあとに、"vielmehr むしろ" が挿入される。

    ◇事実また、(この自然的〔natuerlich〕という言葉を、)正当かつ当然行われるべきはずのものと理解するならば、これ以上自然的なことは何ひとつとしてない。

    ◇しかし、この言葉を通例おこなわれているものと理解するならば、これまた、こうした研究が長くなおざりにされざるをえなかったということ以上に自然的で明白なことは何ひとつとしてない。


    →原佑訳上巻、p.92〜p.93参照(※翻訳は参照するが、◇〜は原文・訳文の通りではありません (;´・ω・))。文中〔〕内は私による挿入。*数字は私による覚書。




    あああカント沼に沈む〜

    ストレス溜まる〜(# ゚Д゚)


    それでは〜
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