| ■4231 pipitさま
わたしがいま主に読んでいるのは(ページ数?なんか細かいね、本文のページ数を書きます)、
1.『知覚の現象学』(762p)1945, Maurice Merleau-ponty著/中島盛夫訳/法政大学出版局 2.『行動の構造』(上211p・下164p)1942,Maurice Merleau-ponty著/滝浦静雄・木田元訳/みすず書房 3.『見えるものと見えないもの』(398p)1964, par Maurice Merleau-ponty/滝浦静雄・木田元共訳/みすず書房 4.『デカルト的省察』(264p)1931,Edmund Husserl著/浜渦辰二訳/岩波書店
主に現象学系の。すべてingです。何度も読み返し、こういうことかな〜的に考えながら、理解しようとしているところ。
3について、メルロは1961年5月3日に亡くなっている。この本は生前のメルロが草稿として残っていたものをクロード・ルフォールという人が整理して一冊の本にし、それを滝浦静雄・木田元氏が共訳したものだと思います。
他にもある。ニーチェの『善悪の彼岸』、ハイデガーの『存在と時間』とか、でも今はメインじゃないから、他のも含めて省略。
でもね〜、現象学っていうのあまり話題にならないのね〜。だから、わたしの現象学的な方法・見方・考え方で、書いてるのね。
あ、それと、「現象」についてだけど、中島さんが「たんなる現れ」って言っていたけど、ハイデガーは『存在と時間』のなかで、【われわれは、「現象」という名称を、述語的には、ファイノメノンの積極的で根源的な意義に割り当て、現象の欠性的変様としての仮象から現象を区別する。しかし、これら二つの述語が言いあらわすものは、「現われ」とか、それどころか「たんなる現われ」とかと名づけられているものとは、差しあたっては全然なんら関係もない。】って書いてある。「現象学」における「現象」っていうのから見ていかないとだから、話が長くなっちゃう。もっとも、わたしのはあるけど。
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