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■3961 / inTopicNo.37)  ウォルトンなど
  
□投稿者/ 田秋 -(2020/07/14(Tue) 07:56:04)
    おはようございます、floraさん

    ウォルトン、変ですか?僕は好きです。

    ヴィオラの語源とかよくわからないんです。Violがその前にあるはずですが、Violの語源もよくわかりません。こういうの、knowing itselfさんの方が詳しいんじゃないかな。

    花のヴィオラとの関係もはっきりしません。が、僕の下の娘の名前は「すみれ」です。本人はいたく気に入ってます。
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■3960 / inTopicNo.38)  マーラー 5番
□投稿者/ 田秋 -(2020/07/14(Tue) 07:41:42)
    2020/07/14(Tue) 08:46:31 編集(投稿者)

    再掲カラヤンのリハーサル
    https://www.youtube.com/watch?v=JSoUQUdxpo0

    やはり異様にうまいですね。
    2'8''辺りでカラヤンが「4小節前のビートを聞いて」というのは掲載楽譜の赤で囲った大太鼓のリズムの事です。
    大爆発の導火線に火が付いた瞬間です(と思ってます、僕は)。ビオラで言うとここから3楽章の終わりまでパート譜で1ページ、何度演奏してもマーラーの狂気に呑み込まれてしまいます。そしてこの狂気の後にあのアダージェットが来るのです。

    逝く瞬間の補足説明です。
    すみませんねぇ、表現がこんなんで・・・
    フラジオレットというのは倍音奏法(ハーモニクス)のことで掲載譜面をよく見ると音符の左に♭のようなものが見えます。もっとよく見るとこれは♭ではなく0なのです。0というのはフラジオで、という意味です。具体的にはしっかり押さえずに弦に触るるように置きます。そうすると弦長の整数分の1のところで音が出ます。丁度半分のところでオクターブ上の音が出ます。3分の1のところでオクターブ+5度上etc.
    このように整数倍(の逆数)関係の所では音が鳴るのですが、そうでないところはうまく音が鳴りません。グリッサンドというのはしっかりと押さえれば連続的に音高が変化しますが、ハーモニクスは以上の理由で音が出るポイント以外の所は音がかすれてしまいます。雑音と言えば雑音です。マーラーはこれをppp+トゥッティでやらせたのです。心の琴線にフェザータッチ。まさに天才という他ありません。

    調性的に言うと、直前、二長調で進行しています。Ais−H−Cisと来てさあ主音のDだと思った瞬間F durに転調します。F durのDというのは第6音です。第6音が加わると和音にやさしさというか柔らか味がでます。基本三和音がプレーンヨーグルトだとするとそこへフロストシュガーをまぶした感じ(かな?)。そのDがぐーっと降りてきて第5音のCに解決、そのCが再現部の主題の最初の音Cを導き出しているという具合です。

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■3950 / inTopicNo.39)  Re[40]: マーラーの5番
□投稿者/ flora -(2020/07/14(Tue) 00:02:40)
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■3949 / inTopicNo.40)  Re[38]: エクスタシー
□投稿者/ flora -(2020/07/13(Mon) 23:54:21)
    田秋さん、こんにちは

    > 2020/07/13(Mon) 21:43:05 編集(投稿者)
    >
    > アルマへの愛の告白だとしても、よくもここまで官能的な音が書けたものです。

    5番は大好きなんですが、やはりアダジエットは素晴らしい、涙がでそうになります。
    画家のクリムトの絵とか、世紀末のウイーンという感じがします。

    https://www.youtube.com/watch?v=E9D1svZ9Y0s
    > これはマゼお弦ール=バイエルンの演奏です。掲載スコアは55'51''から、
    > 56'54''ハイポジションのフラジオレットで音を取りグリッサンドで下降する
    > ・・・逝く瞬間・・・
    >
    > 結論:マーラーはスケベだ。

    こんな風に表現できるなんて素晴らしいです。作曲家や作家は作品を女性に捧げられるからいいですね。

    ところでヴィオラの語源はなんでしょうか?
    スミレやパンジーもヴィオラといいますよね。





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■3948 / inTopicNo.41)  Re[37]: じつはびよらも・・・
□投稿者/ flora -(2020/07/13(Mon) 23:34:57)
    No3929に返信(田秋さんの記事)
    > あのアダージェットの冒頭、実はびよらもすごく緊張するんです。先に書いたびよらジョークにぴったりの条件が揃ってます。コバケンがまた圧かけてくるんです。
    >
    > 似たびよらジョーク
    >
    > びよらにスピッカートをさせる方法
    > 全音符の上にsoloと書いておく

    田秋さん、こんにちは。お世話になります。

    ヴィオラは私好きです。ヴァイオリンは時としてちょっとヒステリックな感じもしますが、ヴィオラは寛容な大人という感じがします。

    これはちょっと変な曲ですね

    https://www.youtube.com/watch?v=ozL-R0yWhPs
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■3945 / inTopicNo.42)  Re[40]: マーラーの5番
□投稿者/ knowing itself -(2020/07/13(Mon) 22:13:00)
    カラヤンの5番は素晴らしいですね。カラヤンのマーラーは4番、5番、6番、大地の歌、9番、が全部でしたか?満を辞したというのはまさにその通りで、自信がなければ出せないというレベルなのでしょうね。この中で特にすごいと思ったのは9番です。彼の最晩年ですね。カラヤン=ベルリンフィルの集大成のような。

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■3944 / inTopicNo.43)  Re[39]: マーラーの5番
□投稿者/ 田秋 -(2020/07/13(Mon) 21:53:10)
    カラヤンは永らくマーラーのレコーディングをしませんでした。一説に彼はナチスなので、ユダヤ人が嫌いなのだと言うのですが、定かなところはわかりません。そのカラヤンが最初にレコーディングをしたのが5番でした。まさに「満を持して」という出来栄えで、私は大好きです。
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■3943 / inTopicNo.44)  マーラーの5番
□投稿者/ knowing itself -(2020/07/13(Mon) 21:45:22)
    マーラーの5番は、もちろんアダージェットのすばらしさがありますが、それ以外の全楽章でオーケストラ音楽を聴く快楽を満喫できますね。またショルティ=シカゴ響を出しますが、唖然とするほかない爆発的なパワーです。
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■3941 / inTopicNo.45)  エクスタシー
□投稿者/ 田秋 -(2020/07/13(Mon) 21:35:10)
    2020/07/13(Mon) 21:43:05 編集(投稿者)

    アルマへの愛の告白だとしても、よくもここまで官能的な音が書けたものです。

    https://www.youtube.com/watch?v=E9D1svZ9Y0s
    これはマゼール=バイエルンの演奏です。掲載スコアは55'51''から、
    56'54''ハイポジションのフラジオレットで音を取りグリッサンドで下降する
    ・・・逝く瞬間・・・

    結論:マーラーはスケベだ。
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■3929 / inTopicNo.46)  じつはびよらも・・・
□投稿者/ 田秋 -(2020/07/13(Mon) 19:28:19)
    あのアダージェットの冒頭、実はびよらもすごく緊張するんです。先に書いたびよらジョークにぴったりの条件が揃ってます。コバケンがまた圧かけてくるんです。

    似たびよらジョーク

    びよらにスピッカートをさせる方法
    全音符の上にsoloと書いておく
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■3905 / inTopicNo.47)  Re[35]: 『ヴェニスに死す』(映画)
□投稿者/ 田秋 -(2020/07/13(Mon) 07:51:42)
    2020/07/13(Mon) 08:04:03 編集(投稿者)

    おはようございます、floraさん

    映画「ヴェニスに死す」でこのアダージェットは一躍有名になりました。トーマス・マンとマーラーは友人だったこともあり、映画の方もそこら中にマーラーの香りが漂ってますね。
    1991年のヨーロッパ演奏旅行ではこの5番がメインの一つになっていました(指揮はコバケン)。アダージェットの出だしはビオラのロングトーンの後、ハープが入るのですが、伴奏の様で実質ソロのようなパッセージです。この時のツアーではまだエキストラだった現日フィルのハープ奏者が担当しました。その旅行の車中で「緊張しない?」と尋ねると「もう、心臓バクバクです」とか言うのですが、緊張しているとはとても思えない堂々とした演奏でした。

    バロックスタイルの四季で同じく冬です。弓を持つ位置が相当中央よりなのがわかります。
    https://www.youtube.com/watch?v=ZPdk5GaIDjo

    基本指揮者が誰であろうが東京定期演奏会のリハーサルは3日です。今まで例外的に長かったのはジェルメッティでプッチーニのオペラ「つばめ」をやった時と、ゲルギエフで「サロメ」をやった時です。どちらも演奏会形式でした。つばめは1週間位練習した記憶があります。

    floraさんはびよらジョークというのをご存じですか?気の弱いびよらをみんながからかうのです。そのうちの一つ、このアダージェットで思い出したのでご披露します。

    びよらに完璧なトレモロをさせるには?
    答え 全音符にPPと書いておく。
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■3904 / inTopicNo.48)  ウィスコンテイの愛したブラームス2番
□投稿者/ knowing itself -(2020/07/13(Mon) 07:28:45)
    おはようございます。

    かのルキノウィスコンテイが最後に息をひきとる瞬間に聴いていたのが、ブラームスの交響曲2番だといわれています。このエピソードはブラームスの2番が大好きになって大分たってから知って、うれしかったですね。
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