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■34798 / inTopicNo.1)  田秋総合研究所 29
  
□投稿者/ パニチェ -(2023/10/29(Sun) 07:33:41)
    トピ主こと所長:田秋さん

    No3536に返信(田秋さんの記事)

    > 田秋=Turkey=おマヌケ(?) 総合=なんでも、研究所=酒の肴にするとのことです

    引き続きよろしくお願いします。
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■34955 / inTopicNo.2)  感染症のゆりかご
□投稿者/ 田秋 -(2023/11/06(Mon) 21:27:59)
    2023/11/06(Mon) 23:09:32 編集(投稿者)

    研究所も29になりました。素数ですね^^。29にも色々性質があるみたいですが、2^2+3^2+4^2=29、連続する3つの数字のそれぞれの2乗の和というのがいいですね。この式の最初の二つ、2^2+3^2は13でボクが特に好きな数字、また後の二つ3^2+4^2は25(5^2)となりピタゴラスの定理になります。

    ま、数で遊ぶのはこのくらいにして。前回のレジリエンスの講義の続きです。人間と感染症の関係ですが、人が農耕を始める前、狩猟採集をしていた頃は今より感染症が少なかっただろうと言うことです。

    農耕が始まると定住するようになり人口も増え始めます。既にここに感染拡大の要素が二つあります。一つは人口が増えたこと、もう一つは定住したことにより、糞尿との距離が以前より近くなったことです。また定住すると家畜を飼うようになりました。それにより動物との距離も一気に近くなり、イヌ、ウシ、ブタ、アヒルなどを宿主とする細菌に感染するようになりました。

    もしヒトの集団がそれほど大きくなかったならば、その集団内で感染しておしまいになるのですが、ある程度大きな集団になるとそこに病原体が定着できるのだそうです。

    このように文明の発達は感染症拡大のために《大きく貢献》しました。これを「文明は感性症のゆりかご」と言うそうです。
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■34987 / inTopicNo.3)  面接授業
□投稿者/ 田秋 -(2023/11/10(Fri) 21:40:16)
    今週も大阪に来ている。先生も同じで引き続き白川文字学を学ぶ。

    白川文字学は何が面白いのかと言うと、文字の成り立ちのところだと思う。甲骨文字は今から三千数百年前のもので、それを研究材料にする訳だからロマンを感じる。

    こういう学問は多くの資料(出土した甲骨文字)を元に残された書や当時の習慣などを加味して比較検討して答えを出していくので、そこには類推という要素が必ずある。そこに見解の相違が生まれる。特に白川文字学には異論が多い。これを逆説的に捉えると、それだけ本当っぽい、ということなのかもしれない。

    どこかに書いてあったが、白川教の信者になってはいけない。一歩退いて白川文字学を鑑賞、あるいは観賞する気持ちで講義を受けようと思う。
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■34990 / inTopicNo.4)  鎌倉殿の13人
□投稿者/ 田秋 -(2023/11/10(Fri) 23:33:17)
    https://www.youtube.com/watch?v=FbBuuSjz4UI

    短い時間、このyoutubeのURLが貼られていたトピがあったのですが、次見たときは削除されていました。
    削除の理由はわかりませんが、とにかく視聴してしまいました。

    ちょっとびっくりしたことが二つ、一つは最初、スポットライトが当たって弾いているのがビオラだったこと、もう一つはそのビオラは旋律を弾いているのではなく伴奏だったことです。
    ビオラが伴奏をするのはよくある普通のことです。しかし伴奏を弾いているビオラにスポットライトが当たるというのは異常です。

    興味がわいたのでちょっと調べてみました。演奏しているのはJPCOというクラシック畑で育ったプレーヤーのバンドです。ビオラを弾いているのは「MIYA」という人で「お茶かる」というカルテットのメンバーでもあり、宮川清一郎というのが本名のようです。普通のカルテットではなくピアノ&キーボードが二人、バイオリンが一人、そしてこの宮川さんはバイオリン&ビオラを演奏しています。

    お茶かるのオフィシャルサイトのメンバー紹介には番号がふってあって、宮川さんが1番とあるのでひょっとするとリーダー的存在で、もしかするとこの世界の若手プレーヤーの中では有名なのかもしれません。それで伴奏のビオラにスポットライトが当たっていたのかも。。。
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■35003 / inTopicNo.5)  竜王防衛
□投稿者/ 田秋 -(2023/11/11(Sat) 18:42:21)
    藤井聡太竜王が4連勝で竜王を防衛、これでタイトル戦を19連勝としました。

    強いとしか言いようがありません。が、心配なことが一つあります。ある人が「今、将棋界は消耗戦に入っている」と言うのです。

    昨今多くの棋士ががAIを研究に取り入れています。そうするとたとえ斬新な新手を指したとしても、それはその日のうちにAIで研究され、もう次の日には対策が用意されているのです。昔は例えば米長玉とか中原囲いとか藤井システム(藤井聡太ではなく、藤井猛が編み出した戦法)かというのがありました。その戦法が優秀であることが次第にわかり、それを指した棋士の名前がその戦法につくわけです。

    しかし今やAIのおかげで有効期限1日となってしまい、名前がつく暇もありません。永瀬拓矢九段は「今まで一日10時間研究していたが、12時間に増やした」と言ってました。

    この辺りのことを指して《消耗戦》と言っているのではないかと思います。
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■35015 / inTopicNo.6)  面接授業
□投稿者/ 田秋 -(2023/11/12(Sun) 16:56:26)
    面接授業オワタ。さっさと帰って明日の予習だあ。
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■35030 / inTopicNo.7)  知らなかった!法の正体
□投稿者/ 田秋 -(2023/11/13(Mon) 14:06:46)
    下に貼った漢字の左側は元々の《法》という字です。かなり複雑な字ですね。これが法という漢字の正字で、日ごろ使っている字は省略字です。

    何を省略したのかというと下図右側の漢字です。左側の字をよくみると右側の字が入っていますね。それを丸ごと取り去ったのです。

    そうすると残るのはサンズイと去で、法となる訳です。

    ただ法の正体を知るには元の難しい字が必要です。まず、下図右側の字は「タイ」と読み、裁判の際にお供えする生贄の羊(のような動物)です。これは原告、被告双方が差し出します。

    去という字の上部、《土》に見える部分は元々は《大》という字で人を表しています。下半分の《ム》に見える部分は裁判で争う人が書いた誓約書を入れておく大事な箱で、これもそれぞれがそれぞれの箱に入れておきます。

    サンズイは河で、これが最後に決定的な役割を果たします。

    さて裁判が行われた結果、どちらかが勝訴、残りが敗訴します。負けた方は皮袋に入れられ、出られないように袋の口はかたく結ばれ、生贄、誓約書、それを入れてあった箱ともども河に投げ込まれてしまいます。

    一方勝った方は、生贄に心臓を象った文飾(入れ墨)を入れ、勝訴したことを神さまに感謝し祝います。これを表した漢字が慶という字なのだそうです。何となく生贄の羊に心が付いた字に似てますね。のち、この字は祝い事に使われることになります。

    このことから法という字にはサンズイがあるので、裁判に負けた側を表していることがわかります。去の上部の土(=大=ヒト)は河に投げ込まれた人を表しているのです。

    《法》は裁判に負けた側を表す字なのでした。


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■35043 / inTopicNo.8)  本当の幸せ
□投稿者/ 田秋 -(2023/11/15(Wed) 08:13:30)
    下図の左側が《幸》の甲骨文字です。何を表しているのかというと、何と手枷なのです。幸せなのにどうして手枷?と思いますよね。

    真ん中の文字は《執》です。旁の部分は人が座っている所を横から見た図で、こうしてみると成るほど、手枷を嵌められている様子に見えます。執は例えば「刑の執行」などと使う文字です。

    右側の文字は《報》です。手枷を嵌められている人をさらに後ろから押しています。報の使い方は今は色々ありますが、報復などが元の字の意味に近い使い方です。

    こう見てくると《幸》という字は刑罰に関係しているということがわかります。では何故手枷が「幸せ」になったかですが、確定的な説は未だ無いようです。例えば、手枷の罰で済んで良かった!という説があります。前回の法の正体でも書きましたが、訴訟に負けると死刑なのです。それに比べたら軽い刑です。

    最近、起訴されたら99.9%有罪になるという話を読みました。昔も似たようなものだったらしく、一度捉えられるとまずは有罪、極たまに無罪になることがあり、あー良かった!という事から、手枷でその幸せを表したという説もあります。
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■35044 / inTopicNo.9)  Re[8]: 本当の幸せ
□投稿者/ akaimi -(2023/11/15(Wed) 09:07:56)
    田秋さん、おはようございます。

    幸 の語源のお話、興味深く拝見しました。
    刑との結びつきで形成されてきたのですね。
    現代日本語の 幸 の持つハッピーなイメージとの違いが興味深いと同時に、人々が厳格に統制されてたのだろうなという想像もかきたてられ、少し怖くも感じられます^^;

    語源おもしろいですね(^^)
    ご紹介、ありがとうございました。
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■35046 / inTopicNo.10)  Re[9]: 本当の幸せ
□投稿者/ 田秋 -(2023/11/15(Wed) 11:49:43)
    こんにちは、akaimiさん

    書き込みありがとうございます。

    漢字の成立はいろいろ「え、そうだったの!?」という発見があり、面白いですね。ただ一つ気を付けるべきは、ある説をあまりに鵜呑みにし過ぎないことです。ここに紹介しているのは白川文字学からですが、白川文字学は字典のメインストリームからは未だ根強い反対意見(或いは無視)があります。

    へええ、そうなんだ・・・くらいでお読み下さいませ。
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■35047 / inTopicNo.11)  Re[10]: 本当の幸せ
□投稿者/ akaimi -(2023/11/15(Wed) 12:16:14)
    No35046に返信(田秋さんの記事)
    > 漢字の成立はいろいろ「え、そうだったの!?」という発見があり、面白いですね。ただ一つ気を付けるべきは、ある説をあまりに鵜呑みにし過ぎないことです。ここに紹介しているのは白川文字学からですが、白川文字学は字典のメインストリームからは未だ根強い反対意見(或いは無視)があります。
    >
    > へええ、そうなんだ・・・くらいでお読み下さいませ。

    わかりました(^^)/
    ありがとうございますm(_ _)m
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■35085 / inTopicNo.12)  みんなでSDGs
□投稿者/ 田秋 -(2023/11/18(Sat) 09:33:58)
    朝ドラを見る習慣がついてしまったので始まる少し前にテレビをつけたら下のような話題を取り上げていました。

    《みんなでSDGs》

    おからが出ない豆腐を作ったという話題です。豆腐を作るとほぼ同量のおからが出るようです。おからも少しは店頭に出ますが、とても豆腐と同量というわけではありません。大部分は廃棄するので、これも食品ロスの一種です。

    SDGsの目標12に「つくる責任つかう責任」というのがあります。
    https://sdgs-support.or.jp/journal/goal_12/

    おからが出ない豆腐というのはこの目標12達成のため貢献(?)しています。

    SDGsの目標達成ははSDGsのためではありません。《貢献》というと何か人さまのためというニュアンスになりますが、自分事として捉えることが大切だと思います。

    ===
    ブギウギに出てくる草g剛演ずる羽鳥善一のモデルは服部良一さんだったのですね。
    服部が羽鳥かあ。。。良一が善一・・・善良? 考えてますな。
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