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■3418 / inTopicNo.85)  黒崎先生のカントの入門書の読解7
  
□投稿者/ pipit -(2020/07/02(Thu) 22:30:53)
    というわけで、p151最終行で
    『いったい〈構想力〉よ、お前は何ものなのだ?』の続きで、
    p152に書いてる内容の理解にチャレンジしてみます。

    p152〜

    のっけから、あれれ、ですが、

    『特に「構想力」とは何なのか、それは認識諸能力のうちでどのような位置を
    占めるのかという点になると、カントの論述ははなはだ心もとない。』p152

    時には感性的なものとして位置づけられたり
    あるいは悟性の働きの一側面をあらわすものとされたりする。
    このあいまいさの理由の一つとして、黒崎先生は、、、

    演繹論・・・客観的認識の成立を論じる、にあたり、
    上からの道、と、
    下からの道、の二種に論じてる

    上からの道は、統覚の側から論述を始める。
    下からの道は、感性の側から論述を始める。

    統覚の側から論述を進めるときは、
    構成力は悟性の内官に対する影響として語られ、

    逆に感性の側から論述を進める場合には、
    構想力の感性的な面が強調されるという側面は確かにある、

    が、このあいまいさは、論述の仕方だけには解消しきれない。

    むしろ、このあいまいさは、

    ★ 構想力それ自身が感性的な面と悟性的な面の両面を未分化の形で有しており、
    感性・悟性のいずれか一方に吸収されることのできなきものだ、
    と考えた方がより真実に近いと思われる。

    とのこと。

    むむむむ、違うかもだけど、ちょっと、言いたい方向垣間見えてきたような。

    山中伸弥教授が研究されてるips細胞(人工多能性幹細胞)、みたいな、
    いろんな細胞に分化できる幹細胞のイメージでいいんじゃないかなぁ。
    第一版の構想力。。。

    未知の根、から、悟性と感性の幹、において、
    ハイデッガーのカント解釈のように、
    悟性と感性の根としての構想力。。。

    違うかもだけど、とりあえず、読んでいきます。

    構想力が感性的な面と悟性的な面の両面を未分化の形で有していることを
    はっきりと示しているのが、
    「超越論的図式論」での「構想力」の役割だ、と、黒崎先生はおっしゃいます。p152

    ちょっとだけのぞいておくことにしよう、ですって。

    今日はここまで!
    続きはp153から。

    タイトルは「感性と悟性の〈共通の根〉」

    おつかれさまです ☆彡


引用返信/返信 削除キー/
■3416 / inTopicNo.86)  黒崎先生のカントの入門書の読解の続き
□投稿者/ pipit -(2020/07/02(Thu) 21:50:44)
    みなさま、こんばんは!

    黒崎政男先生
    『カント『純粋理性批判』入門』講談社選書メチエ
    の第3章【『純粋理性批判』の動揺】の読解の続き、はじめます(o^^o)

    どこから読むか、忘れたので、まずは、前回のコピペを

    黒崎政男先生の入門書の読解6↓

    >違うかもだけど、今の感想書きます。

    綜合は構想力の働きによる。構想力なしには我々にはいかなる認識も所有できない。

    ここまでは、AB同じ。
    そのあとの論が、2パターン

    A(第一版)パターン:
    綜合は構想力の働きによる。構想力なしには我々にはいかなる認識も所有できない。→
    構想力はアプリオリな綜合の能力であり、そのため我われはそれに【生産的構想力】と名付ける。
    生産的構想力の超越論的機能を介してのみ、経験自身も初めて可能ということ。
    『それゆえ、すべての認識の根底にアプリオリに存在している人間の心の根本能力として、我われは純粋構想力を持っている。
    この構想力を介して我われは、
    一方にある直観の多様と、
    他方にある純粋統覚の必然的統一の条件とを、
    一つに結合する。』
    (A124)

    感性と悟性を一つに結合するのは、純粋構想力、だと。

    綜合を行うのが構想力のチカラ。

    『〈統覚〉の超越論的統一は、〈構想力〉の純粋綜合に関係している。
    この構想力の純粋綜合は、認識における多様なもののすべての結合を可能ならしめるア・プリオリな条件である。
    …したがって、〈構想力〉の純粋(生産的)綜合の必然的統一の原理は、
    〈統覚〉に先行して、すべての認識、特に、経験の可能性の根拠である。』
    (A118)

    なんですとー!
    統覚に先行して、、、
    統覚でさえも、構想力の原理に沿って行使される、ということかな

    あ、違うのか、
    なんで違うのかも見ていくみたい。
    とりあえず、p151までにしますか。


    B(第二版)パターン:
    綜合は構想力の働きによる。構想力なしには我々にはいかなる認識も所有できない。→
    『すべての結合は我々がそれに気づこうと気づくまいと、悟性の機能なのであって、我々はこの働きに綜合という一般的な名称を与えるであろう。』
    (B130)
    『だから、構想力の超越論的綜合は、感性に対しておこなう悟性の作用の一つなのであり、また我々に可能な直観の諸対象への、悟性の最初の適用なのである。』
    (B152)

    あらゆる結合は悟性の機能だから、
    綜合を行う構想力も、
    悟性の機能上に働いてる、ということかなと思いました。

    わからんでもないけどなー
    普通、特に概念的な領域での、ある対象とある対象の結合や、結合の上で成り立つ綜合は、
    私やったら思考の領域と思っちゃうもんなー

    A(第一版)の構想力、何者なんやろ、読んで行こう。

    投稿します。<


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■3407 / inTopicNo.87)  マジカルモンキーさんへ
□投稿者/ pipit -(2020/07/02(Thu) 17:23:34)
    マジカルモンキーさん、
    ありがとう〜

    おつかれさまです !


引用返信/返信 削除キー/
■3394 / inTopicNo.88)  Re[3]: Pipitさんへ
□投稿者/ マジカルモンキー -(2020/07/02(Thu) 00:02:42)
    お疲れ様です。

    Pipitさんが女性だとわかって、私も反省しようと思っております。

    男性と女性が喧嘩した場合、どちらが悪いのか?というと、
    もう方程式があって、かならず女性が正しいんですね(笑)

    ただ、純粋理性批判の道徳律の関しては妄信していないかな?と思います。

    自分だけの人生のテーマが見えてくると「純粋理性批判」に関わらず、自分で哲学ができるようになるんじゃないかな?と思います。

    私がまとめて恐縮ですが、Pipitさんのやりたいようにやってくだされば私は嬉しいです。
引用返信/返信 削除キー/
■3393 / inTopicNo.89)  Re[2]:パニチャさんへ
□投稿者/ マジカルモンキー -(2020/07/01(Wed) 23:26:29)
    お疲れ様です。

    ・メビウスリングの中でも、キャラが濃いめの「悪魔ちゃん」と「マジカルモンキー」がやってきてしまいました。悪魔ちゃんは、「小生意気なちっこい魔法使い」みたいな感じです。悪魔ちゃんがハッスルしている時は、「ヤマザキ春のパン祭り」程度だと思ってください。何回か、悪魔ちゃんに鎌をかけましたが、素は乙女ですよ(笑)
    マジモンの生涯をかけたテーマは、実は「犯罪撲滅」です。

    ・自分は、遺伝子、進化、犯罪心理を非常に得意にしております。この3つの要素はいかに、「生命がいかに子孫を遺し、守り切るか」というテーマになっております。

    新トピも依頼しようと思っております。
    特にニーチェに関する事は多いと思います。

    @ 人類の進化と宗教の習得

    A 裏世界の謎 ← これがある限り、カントの「道徳律」はあり得ないと思っています。

    B 「深淵を覗く時深淵もこちらを覗いている」というニーチェの名言ですが、
      私が犯罪心理に、のめりこんでいったのは、
      この名言のおかげだと思っています。ニーチェにはかなり救われています。
引用返信/返信 削除キー/
■3392 / inTopicNo.90)  Re[5]: 悪魔ちゃんへ
□投稿者/ マジカルモンキー -(2020/07/01(Wed) 23:06:13)
    No3381に返信(悪魔ちゃんさんの記事)

    > マジモンさん
    > メビウスが亡くなって、”日本における「哲学」”について、アウトプットするところがなくなっちゃのでpipitさんの紹介でここにきてみました。どうなるかわかりません。ここではパニチェさんが”支配者”になるべき、が前提となっている雰囲気がしてあす。この人がいうように、「個人的」な快不快の判断の場(信念)のようです。
    > たしかに、ニーチェは「価値」について語ってるし、しかも「こうあるべきだ」的な価値観」から出発してるのかも。


    いやいや、お邪魔させてもらっとるんだから(笑)
    悪魔ちゃんは真理(本当の姿)を追究をしたいんだろうね。
    よくわかんねーけど(笑)

    > インプット、アウトプットっていう分けから見るとき、フィードバックっていうのもあるし、インプットとアウトプットの間がカントが問題としてるところじゃないのかしら?

    「質」の問題だわね

    > マジモンのふぬけ問題

    結構、本気よ。メビウスリングの時はフラフラしていましたが、今はキリッってしておる。
引用返信/返信 削除キー/
■3391 / inTopicNo.91)  Re[3]: Pipitさんへ
□投稿者/ マジカルモンキー -(2020/07/01(Wed) 22:56:36)
    No3376に返信(pipitさんの記事)


    > マジモンさんは、そんな理念置いたら、葛藤が生じて残酷なだけやん、と、思うのかな?それでもそんな理念を置いて突き進みたい種類の人間がいるのではないかと想像します。

    問題は「質」の問題なんです。
    カントの道徳律における根拠はどこにあるんですか?という事です。

    > 釈尊が弟子に、あなたが、山賊にノコギリで身体を二つに切られてるときでも、怒りを生じてはいけません、そのような時でもすべての生命の幸福を願いなさい。
    > このノコギリの喩えを覚えておけば、あなたたちは、耐えられない出来事はありますか?と問い、弟子はいいえ、御釈迦様、ありません。と応える。

    一番嫌いなジャンルの話ですね(笑)

    > カントは、多分正当防衛は認めるのでは?と思うのですが、

    例え、カントが道徳律における殺人を認めても、人は人をそう簡単には殺しませんよ。

    > 私は、今生を幸せに終えれたら、もう生まれなくていいと今のところ思っています。

    それが絶対に良くない事。それは独り善がりですよ。悪魔ちゃんがズバズバ言っている所はそこですね(笑)
引用返信/返信 削除キー/
■3390 / inTopicNo.92)  マジカルモンキーさんへ
□投稿者/ パニチェ -(2020/07/01(Wed) 21:31:23)
    すみません。返信しかけたのですが、やっぱ私はカントに関してあまり詳しくありません。

    純粋理性批判を理解するためのレス交換にせよ、純粋理性批判に関しての異論、反論を論じるにせよ、カントに関する知識が絶対的に不足しています。せっかく返信いただいて申し訳ないのですが、やはりこのトピはロムを基本としたく思います。

    カント以外のことで(ピピットさんが振っていただいたような)私が答えることができそうなことがあれば、質問いただければレスさせてもらいます。
    悪しからず了承いただきたく、よろしくお願いします。


引用返信/返信 削除キー/
■3389 / inTopicNo.93)  悪魔ちゃんさんへ
□投稿者/ pipit -(2020/07/01(Wed) 21:19:24)
    ありがとう!

    >わたし、身体っていう真偽善悪っていう判断以前を問題としてるの。<

    身体から全部始まってる気がしますもんね。

    でも、、、やっぱり私は形而上学的なものが好きなとこもあるんでしょうね、
    身体から始まってないものを探しちゃう、か、想定しちゃうか、
    潔ぎよくないのか、慎重なのか、疑り深いのか、、、

    現象学は潔いのかも、と、新しい感想が今、浮かびました。

    すごく嬉しい、ありがとうです。
引用返信/返信 削除キー/
■3387 / inTopicNo.94)  Re[6]: pipitさんへ
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2020/07/01(Wed) 20:45:55)
    3386のつづきです。
    ニーチェの『善悪の彼岸』の序言の書き出しを抜粋して見ますね。

    【真理が女である、と仮定すれば――、どうであろうか。すべての哲学者は、彼らが独断家であったかぎり、女たちを理解することいかけては拙かったのではないか、という疑念はもっともなことではあるまいか。彼らはそれまで真理を手にいれる際に、いつも恐るべき真面目さと不器用な厚かましさをもってしたが、これこそは女っ子に取り入るには全く拙劣で下手くそな遣り口ではなかったか。女たちが篭絡されなかったのは確かなことだ。・・・・】

    ここには、男が隠されていて、哲学を女にたとえてる。哲学に関して女とか男とかにたとえること自体問題ね。

    もうちょっとあるけど、またいつの日にか。




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■3386 / inTopicNo.95)  pipitさんへ
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2020/07/01(Wed) 20:21:58)
    <同類じゃないと思いますよ>じゃなくてよかた。で、

    <うん、今は偽善、だけど、目標。でも、煩悩や執着があるから、やっぱり偽善になっちゃうね>っていう「煩悩」、仏教の範疇に関係してるみたいだけど、わたしにはよくわかんないけど、わたし「偽善」を持ち出したのはね、善悪をpipitさんがもんだいとしているかどうかをしりたかったの。真偽善悪以前のことを問題としてるのが現象学ってしてるから。事実性を記述するること、その後にそれが真であるとか偽であるとか善であるとか悪であるとか”判断”してるんじゃない?いわゆるある時空における客観的判断ね。わたし、身体っていう真偽善悪っていう判断以前を問題としてるの。

    <うん、トピ作るの、パニチェさんに頼まんな、作られへんねん>
    そうね、この場を作った人によってわたしやあなたがこのようににやり取りできてるんだから。でも、なくてもいい場のつもりで書いてる。べつにここから排除されてもいいの。

    <わたしが誘って、悪魔ちゃんさんが来たでしょう?わたしの責任だから、そう書いたよ。私はあほやから、正解はわからんけどね>
    なにも責任感じるひつようない。わたしの欲望から来てるだけ。でもわたしの欲望を満たせそうなところの情報を呈示してくれたのはうれしい、っていうか、あなたと一致した、っていう感じかな>

    <意見交換してもらったらいいと思うけどなー>
    あなたいいひと。快不快という判断基準で判断する人、ニーチェのように価値で判断するだけの人、わたし嫌いなの。

    <悪魔ちゃんさんは、ニーチェ、好きなの?ニーチェの本、読んだことある?>
    工藤さんの「ニーチェ」っていうニーチェの育った時空間とその生い立ち、思想について書かれた本とか『善悪の彼岸』は読んだことある。

    ちょっと抜粋して見ようかと思うけど、長くんまっやたんで、次にね。


    <マジモンさ〜ン>って何よ。彼に助けをもとめてもダメよ。
    だって、メビウスと違って、ここじゃふぬけになっっちゃてるみたいだから。






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■3381 / inTopicNo.96)  マジカルモンキーさんへ
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2020/07/01(Wed) 19:27:02)
    マジモンさん
    メビウスが亡くなって、”日本における「哲学」”について、アウトプットするところがなくなっちゃのでpipitさんの紹介でここにきてみました。どうなるかわかりません。ここではパニチェさんが”支配者”になるべき、が前提となっている雰囲気がしてあす。この人がいうように、「個人的」な快不快の判断の場(信念)のようです。
    たしかに、ニーチェは「価値」について語ってるし、しかも「こうあるべきだ」的な価値観」から出発してるのかも。

    インプット、アウトプットっていう分けから見るとき、フィードバックっていうのもあるし、インプットとアウトプットの間がカントが問題としてるところじゃないのかしら?


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