| 「仏教3・0バージョンII」の84ページの永井氏の発言です。
仏教的に形容すると、華厳的というか、一即多とかいいますね。それぞれが一個一個が主体である、それらがみんな同じで、世界を開いている主体である、というのと、いやそのうちの一個が突出して、全体を包括している、というのとの関係が、どこまでいっても終わらない、というような。
ーーーー 引用終わり。
神は細部に宿りたまうではないですが、この短い文章そのものが永井哲学の要約にもなっていますね。 華厳的な世界観を素材にしても、永井哲学は語りうるはずです。この場合は、〈光〉と「光」?
すべてが〈 〉と「 」になるとしても、人間は起点というか、主体というものに行き着かざるを得ないので、〈 〉の中身で一番しっくりくるのは、日本語ならやはり私ですか?
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