TOP HELP 新着記事 ツリー表示 トピック表示 ファイル一覧 検索 過去ログ

[ 親記事をトピックトップへ ]

このトピックに書きこむ

レス数の限度を超えたのでレスできません。

(レス数限度:100 現在のレス数:100) → [トピックの新規作成]
■34793 / inTopicNo.25)  Re[67]: つれづれなるままに
  
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2023/10/28(Sat) 19:03:04)
    ■34792、ちょっと修正ね。

    わたし「現象学」っていうの〈方法を提示する学〉って勝手に思っちゃてるんだけど、

    ハイデガーによると、
    『「現象学」はその研究の対象を名指しているのでもなければ、また、現象学というこの名称はその研究の事象内容を性格づけているのでもない。現象学というこの語は、この学において論ぜられるべき当のものを、いかに提示し取り扱うかということに関して解明するだけである。』
    っていうことみたいです。

    ここんとこ何度読んでもわたしよくわかんないのね。

    「解明」っていうのネットでは、「不明な点を探って、はっきりさせる」ってある。で、それをするだけなのが現象学っていうこと?

    私がある問い(知りたいという欲望)が発生したとするね。そのとき、その問いに対するある答えを提示してくれるんじゃなくて、そこへの道筋のヒントを示してくれるだけ、みたいなの?答えはあなたが出すものよ、みたいな〜? ん〜ん?

    よくわかんないけど、【箴言】(戒めの言葉。教訓の意味をもつ短い言葉。格言。)−―たとえばキリストの教え、仏の教え−―みたいなのを語ってる、みたいなんじゃないことは確かだと思う。

    こういう感じの、わたし現象学から感じてるんだけど、自分の問いの答えを他者に求める人には、現象学は意味(価値)ないかもね。

    あ、そもそも、問いが発生しない状況、幸せなんだな〜、ってわたし見てる。


引用返信/返信 削除キー/
■34792 / inTopicNo.26)  Re[66]: つれづれなるままに
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2023/10/28(Sat) 16:45:44)
    いまのわたしの物語り、メルポンの言う「世界における(への)存在」なんだけど、
    前にも書いたけど、【モーリス・メルロ=ポンティ著 『知覚の現象学』1945中島盛夫訳法政大学出版局2009】の訳注にあるのを書いとく。
    [etre au monde]の[etre]の最初の[e]の上には、[^]がついてるんだけど、ここでは省略するね。

    〔原文はI’homme est au monde.これは12項に出現する本書の基本概念「世界における(への)存在」(etre au monde)を先取りするものであるが、この基本概念はハイデガーの「世界内存在」(In-der-Welt-Sein)、サルトルのetre -dans-le-mondeに対応するものであることは、いうまでもない。問題はmondeの前の前置詞auの訳し方だが、独訳(Rudolf Boehem,1966)ではzu、英訳(Colin Smith,1961)ではinとなっている。つまりetre-au-mondeを独訳者はZu-Welt-Sein、英訳者はBeing in the worldと訳す。但し英訳では文脈によってはbeing to the worldとも訳している。要するにetre au mondeとは世界に属しつつ世界に臨む人間のあり方を表す言葉で、本訳書では述語的に使われていると思われるところでは、カギ括弧でくくり、更に「世界における存在」と「世界への存在」を共に示すため「世界における(への)存在」とした。〕(『知覚の現象学』訳注P.818)

    メルポンは、フッサールやハイデガーに倣ってるのかな?ん、わたし現象学っていうのは〈方法を提示する学〉って見てるから、っていうよりその方法に倣って、っていう方が正確なのかも。

    わたしのばあい、”メルポンの”現象学が好み。

引用返信/返信 削除キー/
■34791 / inTopicNo.27)  Re[65]: つれづれなるままに
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2023/10/28(Sat) 15:32:42)
    No34770の(e)と、
    No33577の(a)、
    ハイデガーは『「世界」という現象』って言ってて、メルポンは『「世界」というものの知覚』って言ってる。

    ハイデガーは『存在と時間』のなかで、「現象(ファイノメノン)」という語はいろいろな意味で使われている、って言ってて、「現象学」は『おのれを示す当のものを、そのものがおのれをおのれ自身のほうから示すとおりに、おのれ自身の方から見えるようにさせるということにほかならない』っていってる。だから、現象学で扱おうとする「現象」というのは「おのれを示す当のもの」ってわたし見たのね。
    メルポンのばあい、現象を〈知覚・統覚されているもの〉に見てるのかも?
    ハイデガーの言う現象学の意味と合わせると、『知覚の現象学』っていう題名は、〈知覚のおのれを示す当のものを、そのものがおのれをおのれ自身のほうから示すとおりに、おのれ自身の方から見えるようにさせると〉ってなるのかな。

引用返信/返信 削除キー/
■34772 / inTopicNo.28)  Re[64]: つれづれなるままに
□投稿者/ 花火田ドン -(2023/10/27(Fri) 19:56:33)
    2023/10/27(Fri) 19:57:06 編集(投稿者)

    人は10回言わなきゃ解らないんだな。
    たぶん、俺の考えている事って、悪魔ちゃんが言うハイデカーなんだと思う。

    すげ〜じゃん。
引用返信/返信 削除キー/
■34770 / inTopicNo.29)  Re[63]: つれづれなるままに
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2023/10/27(Fri) 19:03:02)
    No34697のつづきね。

    (a)の『ハイデガーが示唆しているように、「世界」というものの知覚がないかどうか、・・・・・』について、
    【『存在と時間』 ハイデガー/原佑・渡邊二郎訳/中央公論新社2003 】のなかに、これに似たようなことを言ってるところがあったので、それ書き写しておく。

    (e)『世界内部的存在者の存在的な描写も、こうした存在者の存在の存在論的な学的解釈も、そのものとしては、「世界」という現象に遭遇しはしない。「客観的存在」へと近づく通路のこれら両様式においては、すでに、しかも異なった仕方において、「世界」が、「前提されて」いるのである。』(『存在と時間』Tp165)

    (f)『世界内存在は、したがってまた世界も、現存在の最も身近な存在様式としての平均的日常生活という地平のうちで、分析論の主題になるべきである。日常的な世界内存在が追及されるべきであり、だから、この日常的な世界内存在を現象的な頼りとして世界といったようなものが視野のうちに入ってこなければならないのである。』(『存在と時間』Tp169)

    (g)『そもそも世界というものが存在しているのかどうか、また、世界の存在が証明されうるのかどうかという問いは、世界内存在としての現存在が設定する問いとしては――だが、そのほかの誰がこうした問いを設定するのであろうか――無意味である。そのうえにこの問いには、あくまで曖昧さがつきまとっている。内存在の場としての世界と、世界内部的な存在者としての「世界」、つまり、現存在が配慮的に気遣いつつそのもとに没入している当のものが、ごちゃまぜになっている、ないしは全然区別されてさえいないのである。だが、世界は、現存在の存在とともに本質上開示されており、「世界」は、世界の開示性とともにそのつどいちはやく暴露されている。そうは言っても、実在的なものという意味での、つまり、たんなる事物的存在者という意味での、まさしくそうした世界内部的な存在者は、まだ隠蔽されたままであることがありうる。』(『存在と時間』Up175)

    ちなみに、(e)の、『世界内部的存在者の存在的な描写も、こうした存在者の存在の存在論的な学的解釈』にある『存在的』と『存在』と『存在論的』は、異なる意味で使われてるみたい。あと『存在者』っていうのもね。 たぶん。

    ハイデガーのから、わたしに見えるようにさせようとするものに関するところは、これでだいたい書き出せたかな。

    「世界」って名ざされてるもの、わたしのどうしとこっかな〜、って。

    まだ、つづくよ。

引用返信/返信 削除キー/
■34698 / inTopicNo.30)  Re[62]: つれづれなるままに
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2023/10/26(Thu) 18:57:35)
    よしなしごと

    ネットで存在しないのは「身体」ね。

    たとえ身体の「画像」が展示されてるとしても、それは「身体」じゃないよね。

引用返信/返信 削除キー/
■34697 / inTopicNo.31)  Re[61]: つれづれなるままに
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2023/10/26(Thu) 18:23:37)
    わたしの物語り、いまの本題に戻るよ。

    No34638 の、「世界」なんだけど、
    わたし現象学に倣って、だから、現象学がテーマとする「世界」っていうのを探ってるところ。
    これ、長くなりそうなので分けてにする。

    No33577のメルポンのを再掲しとく。後でわたしがまとめやすいように。

    (a)『ハイデガーが示唆しているように、「世界」というものの知覚がないかどうか、すなわち諸対象を現実性として考えるような〈不定な対象野〉に近づく仕方がないかどうかを知る問題は、保留しておこう。たしかなことは、〈知覚されるもの〉は私の肉眼に映るものにのみかぎられない、ということである。私が机に座っているとき、空間は、概念としてばかりではなく現実性としても私の背後で閉じているのである。〈知覚されるもの〉の地平が世界の果まで広げられうるものとしても、〈現実に存在するものとしての世界〉についての知覚的意識は、〈無数の真なる判断の対象としての世界〉についての〈知性的意識〉とは異なるものである。』(『行動の構造』下p188)

    (b)『〈世界についての知〉と、世界のこれこれの一区画やそれに隣接する地平についての〈私の知覚〉とを混同してはいけない。』(『行動の構造』下p148)

    (a)の、『ハイデガーが示唆しているように、「世界」というものの知覚がないかどうか、・・・・・』っていうところを見ようとしてるのね。
    で、もう一度、【『存在と時間』 ハイデガー/原佑・渡邊二郎訳/中央公論新社2003 】を読み返して見たら、「第三章 世界の世界性」なかに、「世界」についていっぱい書いてあった。

    タイピングしたので、そのなかからまず一部を書き出しとくことにする。後で上手に簡単にできるか不安だけど。

    (c)『世界内存在は、まずもって「世界」という構造契機に関して看取できるものにされるべきである。この課題を成就するのは容易であるように見え、またきわめて陳腐であるように見えるので、ひとは、この課題をはぶいてもよいと、あい変らず信じているほどである。』(『存在と時間』Tp163)

    って言ってて、ハイデガーは、「世界内存在」とか「世界内部的存在者」とか「存在者を世界内部的と名づけている」とか言ってるけど、「世界」って、人(私)が呼んでいる、そういうものはどういうものなのか、を「第三章世界の世界性」のなかで問いつめていってるっていう感じ。「世界」というものを“自明のこと”として、はぶいてしまわない、っていうことなんだと思う。

    (d)『「世界」という語の前述のような考量やその頻繁な使用から明白になってくるのは、この語の多様性である。この多義性の縺れを解くことが、さまざまな意義において指されている諸現象と、それらの連関とを暗示することになりうるのである。
    1 世界は、存在的概念として使用され、その場合には、世界の内部で事物的に存在しうる存在者の一切を意味している。
    2 世界は、存在論的述語としての機能を果たして、1で名指された存在者の存在を意味する。しかも「世界」は、存在者のそれぞれの多様性を包括している領界をあらわす名称になることがある。たとえば世界は、数学者の「世界」という言い方においては、数学の可能的な諸対象の領界というのと同じ意味なのである。
    3 世界は、さらにまた、或る存在的意味に解されることがあるのだが、しかしそのときには世界は、本質上現存在ではないような、世界内部的に出会われるような存在者だと、解されているのではなく、なんらかの現事実的現存在が「その内」で現事実的存在者として「生活している」当のものだと、解されているのである。この場合には世界は、一つの前存在論的に実存的な意義をもっている。そのさい、さまざまな可能性がふたたび成立する。すなわち、世界は、われわれという「公共的」な世界とか、「おのれのもの」である最も身近な(家族的な)環境世界とかを指す。
    4 世界は、最後に、世界性という存在論的・実存論的概念を表示する。世界性自身は、特殊な「諸世界」のそのときどきの構造全体へと変容しうるのだが、それ自身のうちに世界性一般というア・プリオリなものを含んでいる。われわれは、世界という表現を述語的には3で確定された意義をあらわすために要求する。世界という表現が、ときどき、最初にあげた意味において用いられるときには。この意義をしるしづけるために引用符号をつけることにする。』(『存在と時間』Tp166)

    ハイデガーって、自分が使う用語の意味をちゃんと説明してくれるからいいよね。

    ん?たしかウィットちゃんも「世界」についてなんか言ってたような?

    つづく

引用返信/返信 削除キー/
■34642 / inTopicNo.32)  Re[60]: つれづれなるままに
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2023/10/24(Tue) 20:10:36)
    他のところで、
    なんか「時間」っていうのが話題になってるみたい。わたしのはストロー的で曲解で違うかもしれないからここで書くね。

    「今」「現在」「一瞬」「経過時間=0」と、「永遠性」とか「無時間性」とかは、区別した方がいいんじゃないかしら?

引用返信/返信 削除キー/
■34640 / inTopicNo.33)  Re[59]: つれづれなるままに
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2023/10/24(Tue) 18:46:36)
    No34638 については少しずつお喋りしようかと思ってるんだけど、まず追加した部分、
    「私」(わたし・他人)=人
    のところなんだけど、

    メルポンは、
    『私−他人−世界というシステムが今度は分析される番になる。そしていまや肝心なことは、他人と個人的主体としての私自身と、私の知覚の極としての世界とを、構成している思惟を、よみがえらせることである』(知覚の現象学p117)---a
    って言ってる。

    わたしのばあい、
    (1)世界中に人いっぱいいて、その人たちにも「私」っていうのはあると思ってるから、「人」=「私」ってして。
    (2)その「人(私)」のなかで、「この私(悪魔ちゃん)」を「わたし」って表記して区別することにしてる。
    あ、分かりにくいかもだけど、「この私(悪魔ちゃん)」のカッコ内は(している人とか語り手)っていう意味ね。だからカッコ内にパニチェを入れて「この私(パニチェ)」が「わたし」になるのね。

    こういうふうに見てるから、(1)に対して「独我主義」っていうのがわたしのなかでひっかかってくるのね。この「我」っていうのどういうものなの?って。わたしのばあい「我」と「私」は区別してる。わたしの思う「我」っていうのは前に書いたからもう書かないけど、わたしのいう「私」っていうのは、
    No33531ね。

    aの『個人的主体としての私自身』を「わたし」、『私の知覚』の『私』を「私」、ってして見て、そして、『私−他人−世界』の『私』は、この両方にまたがってる「私」と「わたし」ってして見た。
    aをわたしなりに見ると、
    <「私」(わたし)と他人と世界の関係を構成している思考をよみがえらせる。>
    ってなった。

    こういうふうに「私」と「わたし」って表記の仕方でわたしの意味を区別してる。
    No33795で見たように、
    「私」は“絶対的なここ”という私の身体によって「この私」は、
    わたし(その人)の身体でわたし(その人)となってる。
    っていう言い方にもなるかな。

    「私」は私の身体、っていう見方、ヘンかもしれないけど、
    個人(わたし)確認するとき、たとえば、指紋とか、顔認証みたいなのもわた(その人)の身体によってだし、DNAも身体に属するとするとそうよね。
    「わたしはこういうものです」って名刺を渡されてみたところで、それ、その人個人じゃないし、「運転免許証」に顔写真ついてるけど、それを持ってる実際のその人と運転免許証の顔写真を見比べて本人確認してるわけだけど、それも結局その人個人の“顔”っていう身体によってよね。


引用返信/返信 削除キー/
■34638 / inTopicNo.34)  Re[58]: つれづれなるままに
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2023/10/24(Tue) 18:07:55)
    No33030の、
    世界における(への)存在としての「私」、
    いろいろ考えてるんだけど、

    No33834の私式に追加が出てきたので、それ添付しとく。

758×58 => 600×45

1698138475.jpg
/16KB
引用返信/返信 削除キー/
■34311 / inTopicNo.35)  Re[57]: つれづれなるままに
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2023/10/19(Thu) 19:28:55)
    人が「生み出したもの」に「糞尿」があるよね。

    もっとも人はそれを「排泄物」って言ってるみたいだけど。
引用返信/返信 削除キー/
■34310 / inTopicNo.36)  Re[56]: つれづれなるままに
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2023/10/19(Thu) 19:08:42)
    今の政治家さんたちが「金」魚だとしたら、マスはその金魚の「糞」かもね。

    そうなってしまった金魚の糞は同類である「民間人」を対象とすこのになるのね。

    例えばマスの今の話題としては、ジャニーズみたいなのかな。

    クソがクソ舐め合ってる姿見てるとなんか嘔吐。
引用返信/返信 削除キー/

<前の12件 | 次の12件>

トピック内ページ移動 / << 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 >>
Mode/  Pass/

TOP HELP 新着記事 ツリー表示 トピック表示 ファイル一覧 検索 過去ログ

- Child Tree -