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■32989 / inTopicNo.49)  Re[45]: ヒキガエル考
  
□投稿者/ 田秋 -(2023/09/10(Sun) 20:55:09)
    2023/09/10(Sun) 21:09:21 編集(投稿者)

    こんにちは、floraさん

    昨日はバイオリン、ジャズギター、フラメンコギターというトリオのライブを聴きに行きました。ジャズ喫茶でのライブでマイクを付けていましたが、ホールでマイクなしでの演奏ならなおいいのではないかなあと思いました。実際には楽器の特性による音量の違いがあるので、難しいところもあると思いますが。
    一番印象に残ったのは、floraさんご存じかとうかわかりませんが、中村吉右衛門の鬼平犯科帳の最後に流れる「インスピレイション」が演奏されたことです。
    https://www.youtube.com/watch?v=V4LOW0TGyAE

    昨日はフラメンコギターがソロ、ジャズギターが伴奏、バイオリニストは楽器を弾かず手拍子というスタイル、この曲を生で聴くことがあるとは思ってもみませんでした。

    今日はボクのお弟子が弾いている室内合奏団のコンサートを聴きにいきました。前半はバロック時代の曲(コレルリとヘンデルの合奏協奏曲)、後半は北欧の音楽ということでシベリウス、ニールセン、グリーグでした。グリーグの「ホルベルク組曲」にはビオラのソロがあり、ボクの弟子が弾くので聴きに行ったのですが、恥ずかしい演奏ではなく、演奏終了後、指揮者に立たせてもらっていたので(儀礼?)、まあまあの出来というところでした。実際簡単な曲ではないのです。
    https://www.youtube.com/watch?v=p5UgZBgrSeE&t=5s
    ビオラのソロは18’15”辺りから。奴ソロではなくコンチェルトグロッソ形式です。

    ヒキガエル考ですが、調べていたら資料が多くなってきてまとめるのに苦労しています。やはりこういうのは全部調べ上げてから(嫦娥を書くときから)全体の構想を練らないと体裁良く纏まりません。ということでヒキガエル考パート2は次回以降となります  m(_ _)m
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■32925 / inTopicNo.50)  Re[44]: ヒキガエル考
□投稿者/ flora -(2023/09/08(Fri) 15:00:51)
    No32908に返信(田秋さんの記事)

    田秋さん、おはようございます。

    > 月に住むヒキガエルについては嫦娥(ジョウガ)の話が古くて有名です。嫦娥は弓の名人后ゲイ(秩{廾)(コウゲイ)の妻です。
    >
    > 太陽は天帝の息子なのですが、元々太陽は10人いて、一人ずつ順番に母の車に乗って下界を照らす当番をしていました。それを長い間やっているうちに味気なくなり、いたずら心から10人一斉に出てみようということになりました。太陽兄弟は楽しかったのですが、下界の人々は暑い上に作物は枯れてしまいたいそう苦しんでいました。その時の下界の天子は堯でした。堯は人々の苦しみに大変心を痛めましたが、堯は普通の人間だったので天に祈るよりありませんでした。その祈りが天帝に通じ、息子のいたずら心を諫めるために后ゲイを地上に(注)遣わしました。
    >
    > 注:太陽を諫める為に地上に遣わした、ということは神の国は遙か上にあるということです。
    >
    > 后ゲイが地上に遣わされたとき、単身赴任ではなく妻の嫦娥も一緒でした。これが後々のキーポイントになります。
    > 后ゲイは天帝の意を取り違えていました。天帝は息子達を諫めるつもりだったのに、后ゲイは弓矢で9人の太陽を射殺してしまったのです。人々は大いにい喜びましたが、天帝はそうではありませんでした。
    >  古書にははっきりとは書いていませんが、その後后ゲイが天に戻れなくなったのは、天帝により神籍を奪われたためかもしれません。その罰は妻の嫦娥にも及びました。以降后ゲイと嫦娥の夫婦仲はギクシャクしていきました。
    >
    > あるとき后ゲイは西王母という神人が不死の薬を持っていることを耳にしました。そして非常な苦労の末に西王母に会うことができました。西王母は彼の今までの話を聞くと同情し、不死の薬を与えました。
    > 「これは不死の薬です。奥さんと二人分をあげましょう。もし一人で全部飲めば天に昇って神になれます」
    >
    > 后ゲイは喜んで家に帰り妻に保管させ、適当な祭日に二人で飲むことにしました。しかし嫦娥の考えは違っていました。元々天女であった嫦娥は天に戻れないことが不満でした。そこで夫がいない夜、こっそりと一人で薬を飲んだのです。暫くすると体が軽くなるのを感じ、足が床から離れ、ひとりでに窓から外へ漂いだしました。
    >
    > しかしそこで嫦娥は心配になりました。
    > 「このまま天府に行けば、きっと夫に背いた妻だと天上の神に辱められ笑われるだろう。ここはしばらく月宮で身を隠すことにしよう」
    > そう決心し月宮に着いたのですが、着いてすぐ、再び体が変化するのを感じました。
    > 背骨がどんどん短くなり、お腹と腰がふくらみ唇がひろがり、目が大きくなり全身の皮膚がイボイボになったのです。
    > 美貌を誇った嫦娥はちょっとした考え違いによる利己心のためにもっとも醜いヒキガエルに化してしまったのでした。

    『嫦娥』伝説、どうも有り難うございました。そういえば月の兎、日本では御餅をついているとされていますが、中国では薬草(不老不死)を擦りまぜていると解釈されているそうですね。 これはこの嫦娥伝説と関係があるのでしょうか?

    それと「蛾」と言う漢字が使われたのは、やはり美しいけれど何か得体が知れない者というニュアンスで使われているのでしょうか? つまり純粋で美しい女性には「蝶」という字があてられていますか? ご存じでしたらお教えください。

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■32908 / inTopicNo.51)  ヒキガエル考
□投稿者/ 田秋 -(2023/09/07(Thu) 12:07:37)
    おはようございます、floraさん

    月に住むヒキガエルについては嫦娥(ジョウガ)の話が古くて有名です。嫦娥は弓の名人后ゲイ(秩{廾)(コウゲイ)の妻です。

    太陽は天帝の息子なのですが、元々太陽は10人いて、一人ずつ順番に母の車に乗って下界を照らす当番をしていました。それを長い間やっているうちに味気なくなり、いたずら心から10人一斉に出てみようということになりました。太陽兄弟は楽しかったのですが、下界の人々は暑い上に作物は枯れてしまいたいそう苦しんでいました。その時の下界の天子は堯でした。堯は人々の苦しみに大変心を痛めましたが、堯は普通の人間だったので天に祈るよりありませんでした。その祈りが天帝に通じ、息子のいたずら心を諫めるために后ゲイを地上に(注)遣わしました。

    注:太陽を諫める為に地上に遣わした、ということは神の国は遙か上にあるということです。

    后ゲイが地上に遣わされたとき、単身赴任ではなく妻の嫦娥も一緒でした。これが後々のキーポイントになります。
    后ゲイは天帝の意を取り違えていました。天帝は息子達を諫めるつもりだったのに、后ゲイは弓矢で9人の太陽を射殺してしまったのです。人々は大いにい喜びましたが、天帝はそうではありませんでした。
     古書にははっきりとは書いていませんが、その後后ゲイが天に戻れなくなったのは、天帝により神籍を奪われたためかもしれません。その罰は妻の嫦娥にも及びました。以降后ゲイと嫦娥の夫婦仲はギクシャクしていきました。

    あるとき后ゲイは西王母という神人が不死の薬を持っていることを耳にしました。そして非常な苦労の末に西王母に会うことができました。西王母は彼の今までの話を聞くと同情し、不死の薬を与えました。
    「これは不死の薬です。奥さんと二人分をあげましょう。もし一人で全部飲めば天に昇って神になれます」

    后ゲイは喜んで家に帰り妻に保管させ、適当な祭日に二人で飲むことにしました。しかし嫦娥の考えは違っていました。元々天女であった嫦娥は天に戻れないことが不満でした。そこで夫がいない夜、こっそりと一人で薬を飲んだのです。暫くすると体が軽くなるのを感じ、足が床から離れ、ひとりでに窓から外へ漂いだしました。

    しかしそこで嫦娥は心配になりました。
    「このまま天府に行けば、きっと夫に背いた妻だと天上の神に辱められ笑われるだろう。ここはしばらく月宮で身を隠すことにしよう」
    そう決心し月宮に着いたのですが、着いてすぐ、再び体が変化するのを感じました。
    背骨がどんどん短くなり、お腹と腰がふくらみ唇がひろがり、目が大きくなり全身の皮膚がイボイボになったのです。
    美貌を誇った嫦娥はちょっとした考え違いによる利己心のためにもっとも醜いヒキガエルに化してしまったのでした。

    ===

    これが最も古い形の嫦娥伝説です。一つ注意すべき事は、嫦娥が化したヒキガエルに関して、足が3本であったという記述はありません。後世、足が3本のヒキガエルが月に住むことになりますが、それは別系統の話が合流したのだと思います。それについては次回にします。
    なお上述の后ゲイと嫦娥の物語は袁珂著『中国の神話伝説(上)』の該当部分を超コンパクトにまとめたものです。

    ===

    西遊記との関連
    上の話の登場人物のうち3人が西遊記に出てきます。まず、天帝。但し西遊記では天帝ではなく玉帝となっています。また『中国の神話伝説(上)』では天帝を帝俊と限定しています。
    次に西王母。このお方は蟠桃園をお持ちになり、悟空の桃食い放題事件にご出演なさっています。

    さて最後の1人は嫦娥です。嫦娥こそ八戒がブタになってしまった影の功労者(?)なのです^^八戒は元はと言えば天の川の天蓬元帥だったのですが、酒に酔って嫦娥にいたずらしたため、玉帝から金槌打ち2000回という罰を与えられ上、下界に放逐ということになったのでした。さらに運の悪いことにどう誤ったのか雌ブタの胎内に落ちてしまったため、ブタとして生まれたのでした。

    ここでは嫦娥は八戒の話の中に出てくるだけで本人は登場しません。しかし、作者は嫦娥のことを忘れてはいませんでした。第95回玉兎事件ではコウ(女+亘)娥仙女、霓裳(ゲイショウ)仙女、素娥、が出てきますがいずれも嫦娥のことです。嫦娥の1人3役ですが、これが作者の勘違いなのか趣向なのかはわかりません。
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■32851 / inTopicNo.52)  東京二日目
□投稿者/ 田秋 -(2023/09/04(Mon) 08:52:51)
    おはようございます、floraさん

    東京二日目のレポートの前に、黒点の観測について

    ウィキペディア「太陽黒点」項の[伝説]に「肉眼黒点」という言葉が出てきます。古代中国の太陽に烏がいるという伝説に関して、日食や夕日などの太陽光が弱くなった時に肉眼で黒点が見えることがあり、そのように黒点を観測したのであろう、あります。
    肉眼でも条件が良ければ見ることができたということでしょうが、見ることが出来れば何でも試すでしょうから適当なガラスを通して見ることもあったと思います(中国の戦国時代[紀元前5世紀〜紀元前3世紀]の墓からは、多量のガラスの器や丸いガラス玉が出土しています)。

    二日目の午前中は東京国立博物館で「メキシコ展」を見るつもりでした。それで9時頃上野に着き、ぷらぷらトーハクに向かって歩いていると国立科学博物館で海の特別展示をやっているという広告が目に入り、これもいいかなと思い急にそれを見に行こうと思いました。ところが結構な行列で予約チケット優先のようなので、じゃあ、常設展に行ってみるかとなりました。ここには恐竜の展示や生物の進化など興味ある物が沢山あります。しかも日曜だったためか65歳以上無料!だったのは幸運でした。
    恐竜館は人気が高く多くは親子連れでしたが、デートにも最適だと思います。

    今回の収穫はあのおっかない肉食恐竜ティラノサウルスのご先祖さまは羽毛恐竜だったことです。ただティラノサウルスにも羽毛があったかどうかはまだはっきりしません。下の写真左下はティラノサウルスにも羽毛があるという仮説に基づく想像図です。これを見て隣りにいた大学生カップルのお兄ちゃん「最も不細工なティラノサウルス」と彼女さんに言ってました。確かに格好良くはない・・・

    ここにいると2時間くらいすぐに過ぎます。12時頃科学博物館を出て御徒町デリーへ向かいました。お昼はここのカシミールカレーと決めていました。途中上野鈴本を通るのですが昼の部の主任は柳亭市馬でした。午後の予定が特になければ鈴本へ行くところなのですが・・・

    今回上京の本命イベントは中西俊博のライブを聴くことでした。昨日は彼のお弟子さんでもある小夜子さんとのデュオで、二人とも最初から最後まで5弦のバイオリンを弾いていました。

    中西さんは大学ではボクの2個下で、ある先生を通して彼と知り合いました。彼はオーディオマニアでボクが4年の時、彼が作ったスピーカーをもらったことがあります。アップライトのピアノの高さくらいある大きなスピーカーでした。車に積んで運んでいるときにラジオで「田中角栄逮捕」のニュースが流れたのは今でも鮮明に覚えています。

    彼とは進む道が全く違ったので(ボクはクラシック、彼はジャズ系)卒業後は全く会う機会もなく、多分45年振りくらいの再会でした。仕事を持っていると中々他の人のコンサートには行けないものです。疲れた、とかさらわなきゃとかで・・・

    素晴らしい演奏でした。芯のあるまろやかさと言えば良いのかな、そういう音色でした。テクニック的には最盛期を過ぎているのかも知れませんが、それを補って余りあるスピリッツを発散させていました。

    正確には昨日のライブはジャズではありません(と本人もそう言ってました)。ただジャンルの境目はあやふやです。プログラムの殆どは自作で、結局は本人の音楽を書くことになります。それをジャズ風にもラテン風にもサンバ風にも演奏できる、ということなのでしょう。

    一昨日から日本フィル東京定期、堀秀彰ピアノカルテット、科学博物館の恐竜、そして中西俊博のライブ、いやあ、楽しい二日間でした。
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■32831 / inTopicNo.53)  Re[42]: 東京へ
□投稿者/ 田秋 -(2023/09/03(Sun) 00:09:21)
    こんにちは、floraさん

    夜はJazz barでライブを堪能。8月に聴いたカルテットのピアニストを中心とした別のカルテット。みんな上手かったけれどベースの人のプレイが素晴らしかった。
    千北祐輔と言うベーシスト。チギタと読みます。彼の音楽が強烈に聴こえてきます。

    神さまではなくどうしてもその人の音楽を聴いてしまいます^^
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■32830 / inTopicNo.54)  Re[41]: 金烏
□投稿者/ flora -(2023/09/02(Sat) 23:57:26)
    こんにちは、田秋さん。

    >金烏は黒点→カラスという連想だと思いますが、古代に太陽の黒点が観測できたのかどうか疑問です。薄い雲母を通して見るとか・・・

    ググってみたのですが、紀元前4世紀に甘徳(甘公)と言う人が、中国では最初に黒点を発見したようです。観察の仕方ですが、シルクロードを通してエジプトやメソポタミアから色ガラスは中国に入ってきていたと思いますので、それで見たのではないかと言うのが私の想像です〜。

    このサイトの中頃より一寸と下

    https://nrich.maths.org/6843

    4. Chinese Astronomyというのがあり、その中に

    In 364 BCE Gan De made the first recorded observation of sunspots,  

    とありました。ケンブリッジ大の数学研究室のサイトのようですから信頼度は高いと思います。

    >何故3足なのかはよくわかりません。奇数は陽、偶数は陰、陽を尊ぶから3にしたという説がありますが、イマイチ合点できません。ただ鼎など3本足の入れ物は昔からあるので、3自体になにか謂れがあるのかもしれません。日本の八咫烏も3本足ですし、東アジアに3足烏は多いようです。

    そういえば中国では、月には玉兎と一緒に三本足の蟇がいるということのようですね。マネートードらしくお金が儲かるとか、なんとか〜?!


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■32811 / inTopicNo.55)  東京へ
□投稿者/ 田秋 -(2023/09/02(Sat) 19:18:47)
    こんにちは、floraさん

    今日は日本フィルの東京定期を聴きに東京へ来ています。

    1曲目は定期では非常に珍しいことですがアイネクライネナハトムジーク、次がバッハのシャコンヌのオーケストラバージョン。これはブゾーニがピアノ用に編曲したものを齋藤秀雄がさらにオケ用に編曲したものです。
    メインはウォルトンの交響曲第2番。相当難しいみたいです。

    楽屋口からの入り方が以前と変わってないかビオラの後輩に9時頃にラインで聞いたら、もうサントリーに来ているとの事、合わせでもあるの?って聞いたら自分の練習だそうで、5時間さらうって言ってました!本番前にですよ!?

    凄すぎる!!!

    写真は演奏終了後の一同、礼!近辺。
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■32794 / inTopicNo.56)  金烏
□投稿者/ 田秋 -(2023/09/01(Fri) 22:42:13)
    こんにちは、floraさん

    探査機が「嫦娥」、月面ローヴァーが「玉兎」、さすがのネーミングですね。

    金烏は黒点→カラスという連想だと思いますが、古代に太陽の黒点が観測できたのかどうか疑問です。薄い雲母を通して見るとか・・・

    何故3足なのかはよくわかりません。奇数は陽、偶数は陰、陽を尊ぶから3にしたという説がありますが、イマイチ合点できません。ただ鼎など3本足の入れ物は昔からあるので、3自体になにか謂れがあるのかもしれません。日本の八咫烏も3本足ですし、東アジアに3足烏は多いようです。

    西遊記には金烏は出てきません。

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■32787 / inTopicNo.57)  Re[39]: スーパームーン
□投稿者/ flora -(2023/09/01(Fri) 14:59:10)
    2023/09/01(Fri) 15:03:38 編集(投稿者)

    田秋さん、こんにちは〜。

    昨夜は曇っており「スーパームーン」見ることが出来ませんでした^^;

    先の投稿で田秋さんは、「玉兎」を挙げられておられましたが、以前なんらかの拍子にこのうさぎが中国の無人探査機「嫦娥」の月面ローヴァーの名になっていることを知りました。

    因みに「月の玉兎」に対して「太陽の金烏」というのがあるそうですが、この金烏は『西遊記』に出てきますか?
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■32777 / inTopicNo.58)  王座戦開幕
□投稿者/ 田秋 -(2023/09/01(Fri) 07:22:29)
    2023/09/01(Fri) 11:41:03 編集(投稿者)

    昨日から将棋王座戦が始まりました。王座は永瀬拓矢、挑戦者は藤井聡太七冠です。この棋戦に注目が集まっているのは、永瀬王座には名誉王座(名誉=他棋戦の永世に同じ)が、藤井七冠には八冠がかかっているからです。名誉王座を獲得するには連続5期又は通算10期が条件で、現在永瀬王座が連続4期獲得しています。一方八冠というのは現在あるタイトル戦が8つなので全冠制覇を意味します。羽生善治全盛の頃はタイトル戦が7個だったので羽生の七冠制覇が大きなニュースになりました。

    王座戦は持ち時間各5時間の一日制です。持ち時間について、この棋戦はチェスクロック方式を採用しています。持ち時間の測り方はこの他ストップウォッチ方式があり、昔はストップウォッチ方式が主流でした。一番の違いは、ストップウォッチ方式は一分未満の考慮時間は切り捨てになることです。極端な話、ずっと59秒で指し続けたら、考慮消費時間は0分です。対してチェスクロック方式は全部加算されていきます。59秒で10手指したとすると59×10=590秒で消費時間は9分50秒となります。ただ最後の1分だけは切れ負けではなくストップウォッチ方式になります。この方式は対局時間の短縮に繋がります。

    将棋の内容はここでは書けません(ボクにその能力がないので)。下にAIによる形勢判断の推移を貼ります。中盤まで互角、それから徐々に藤井7冠が有利になり終盤の入り口から形勢は大きく揺れ(但し永瀬有利の範囲内)、最後は永瀬王座の勝利になりました。

    これで勝負は面白くなりました。藤井7冠が出場したタイトル戦はたしかこれまでに14あり、現在14連勝中です(違ってたらスマソ)。歴代のタイトル戦連勝記録は大山康晴の17です。当時は5タイトルだったので今より長期間に及びます。あと、これもボクの記憶ですが藤井7冠は一つのタイトル戦で2敗したことがないはずです。7番勝負なら4連勝か4勝1敗ということです。

    永瀬王座の対局前のインタビュー
    「相手は人間ではないので」
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■32771 / inTopicNo.59)  スーパームーン
□投稿者/ 田秋 -(2023/08/31(Thu) 22:23:58)
    こんにちは、floraさん

    今晩はスーパームーンだということなので写真撮ってみました。スマホの夜景モードで撮ったら太陽?のようなお月さまとなりました。

    月の公転軌道が楕円のため、近いところ(スーパームーン:大きく見える)と遠いところができます。その差は約5万kmあるそうです。

    その値は大きいというべきか小さいというべきか?

    よく地球と月の平均距離は地球30個分(地球の直径の30倍)と説明されます。地球の直径は12700kmなので約38万kmということです。5万kmは地球の直径の約4倍、ボク的にはけっこう大きな値だと思います^^

    てなことを考えていました。


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■32758 / inTopicNo.60)  Re[37]: 高名な依頼人の訂正
□投稿者/ flora -(2023/08/30(Wed) 18:34:10)
    2023/08/30(Wed) 18:34:56 編集(投稿者)

    No32757に返信(田秋さんの記事)
    田秋さん、こんにちは〜
    > >おそらく circa、
    > この単語、イタリア語で知ってました。イタリア語の場合は「チルカ」と読み
    > ♪=100ca.
    > 「八分音符100くらいの速さで」という様に使います。単語の後ろ(ca)を取って略記するのと、数字の後ろに置く(ca100でなく)など特殊な使い方をします。

    やっぱり。。。。おそらく田秋さん、ご存じではないかと思いました。イタリア語も英語もラテン語から来ている単語が結構ありますしね。

    引き続きよろしくお願いいたします ♪

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