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■32757 / inTopicNo.61)  Re[36]: 高名な依頼人の訂正
  
□投稿者/ 田秋 -(2023/08/30(Wed) 18:17:28)
    2023/08/31(Thu) 08:11:40 編集(投稿者)

    こんにちは、floraさん

    >晋朝時代に「浙江省の越窯」が非常に繁栄したようです。
    no 32751 に載せた写真の説明に「西晋 越窯(の簡体字)獅形燭台」とあります。

    >おそらく circa、
    この単語、イタリア語で知ってました。イタリア語の場合は「チルカ」と読み
    ♪=100ca.
    「八分音符100くらいの速さで」という様に使います。単語の後ろ(ca)を取って略記するのと、数字の後ろに置く(ca100でなく)など特殊な使い方をします。

    そ〜か、「サーカ」かぁ、聞いた時パッとsecondが浮かび、きっと[nd]辺りの発音が聞き取れないのだと思いました(そういうことはよくあるので)。

    今英語版を見直したらなんとなく「サカ」と聞こえました。

    有難うございました!
引用返信/返信 削除キー/
■32755 / inTopicNo.62)  Re[35]: 高名な依頼人の訂正
□投稿者/ flora -(2023/08/30(Wed) 17:00:04)
    No32751に返信(田秋さんの記事)
    > 2023/08/30(Wed) 10:28:15 編集(投稿者)

    田秋さん、おはようございます。
    > 265建国の「しん」は「晋」ですね!

    そうですね。Jin Dynastyではないかと・・・
     
    > でも晋朝の陶磁器は調べてもすぐにはヒットしません。

    映像にも名が出てきたオークションハウスのサザビーズのサイトに依れば、晋朝時代に「浙江省の越窯」が非常に繁栄したようです。コナンドイル、詳しいですよね〜。

    https://www.sothebys.com/en/articles/a-brief-history-of-chinese-ceramics

    > ワトソンもグルーナー男爵もなかなかやりますな。
    > そういう目で改めて映像をみると古い青磁にもみえてきます
    > それとsecondと聞こえた単語はなんだろー
    > 謎が残る〜

    おそらく circa、時代を表現するのによく使われる単語で 意味は

    https://www.weblio.jp/content/circa-

    発音は

    https://dictionary.cambridge.org/us/pronunciation/english/circa

    いかがでしょうか〜?
引用返信/返信 削除キー/
■32751 / inTopicNo.63)   高名な依頼人の訂正
□投稿者/ 田秋 -(2023/08/30(Wed) 09:46:46)
    2023/08/30(Wed) 16:55:05 編集(投稿者)

    おはようございます、floraさん

    265建国の「しん」は「晋」ですね!

    でも晋朝の陶磁器は調べてもすぐにはヒットしません。

    ワトソンもグルーナー男爵もなかなかやりますな。

    そういう目で改めて映像をみると古い青磁にもみえてきます。

    それとsecondと聞こえた単語はなんだろー


    映像に写っているのはこれ(のイミテーション)?
    青磁獅子型燭台 西晋(ウィキペディア 中国の陶磁器より)
1280×853 => 600×399

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■32750 / inTopicNo.64)  高名な依頼人
□投稿者/ 田秋 -(2023/08/30(Wed) 09:03:42)
    おはようございます、floraさん

    今週のホームズは「高名な依頼人」でした。ワトソンが陶磁器コレクターに扮しグルーナー男爵宅に乗り込むアレです。

    そこでグルーナー男爵がワトソンを試すために自分の蒐集品を見せます。その二つ目を見てワトソンが「秦朝のものでしょう。265年に建国した」と言うのですが、これはどうも引っかかります。

    そこでオリジナルを読むと、そんな話は全然なくて代わりに
    「聖武天皇や正倉院について話しろ」とか「北魏王朝と陶器歴史について話せ」でした。
    映像的には陶磁器を見せてそれを当てさせるほうが効果的なんでしょうね。
    で、今度は英語版を見たのですが、引っかかった部分は「second 265 ad」と聞こえます(secondはちょっと怪しいかも)。


    映像で使っているのは多分灰釉陶器で、秦朝を設定していると思うのですが、秦はBC221年に建国しそのあと15年位で滅亡しているのでadというのも変ですしsecond(もし正しければ)というのも意味がわかりません。

    どう思います?

825×1000 => 495×600

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■32748 / inTopicNo.65)  ありがとうございました! (・ω・)ノ
□投稿者/ うましか -(2023/08/29(Tue) 22:37:27)
    こんばんはー

    またまたおじゃましますm(__)m

    No.32746(田秋さん)

    >ひょんなことから「悟性」について調べて見ようという気になり、pipitさんに質問をしたりしています。そのうちうましかさんの所にもお邪魔し、超初心者的質問をするかもしれません。

    田秋さんのナッジにしたがいますm(__)m

    >さすが調べるの早いですね。

    いえいえ、田秋さんが絵に簡単な情報を付けくださっているので、それを頼りに検索するだけの作業ですから。私の書いたくらいの情報量を収集するのは小学生でも短時間でできるんじゃないかな(;´Д`A ```

    その道の専門家に尋ねなくても自分である程度ネットで専門的な情報まで調べられるっていい時代ですね(;´・ω・)


    楽しいひと時をありがとうございました〜m(__)m

引用返信/返信 削除キー/
■32746 / inTopicNo.66)  玉兎など
□投稿者/ 田秋 -(2023/08/29(Tue) 21:01:59)
    こんばんは、うましかさん

    さすが調べるの早いですね。玉兎事件は西遊記の第93〜95回に起こった事件で内容も仰る通りです。月百姿100枚の中でもこの玉兎の絵は構図が大きく、おどろおどろしくもなく、何より西遊記から題材を取っているのでボクのお気に入りです。

    作家というものは本当に下調べが緻密で膨大なので、吾峠呼世晴さんの頭に芳年の作品が入っているのは間違い無いと思います。

    ボクは今放送大学の夏休みで授業がないので、西遊記の研究や畑の草取りなどで過ごしていますが、ひょんなことから「悟性」について調べて見ようという気になり、pipitさんに質問をしたりしています。そのうちうましかさんの所にもお邪魔し、超初心者的質問をするかもしれません。その時はどうぞ宜しくお願いします。m(_ _)m

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■32745 / inTopicNo.67)  玉兎vs孫悟空 あと月神さま(゚Д゚;)
□投稿者/ うましか -(2023/08/29(Tue) 18:19:38)
    田秋さん、こんばんはー

    No.32742 (田秋さん)

    >写真は芳年「月百姿」より玉兎

    ホッサールトのダナエに続き、素敵な作品の紹介、ありがとうございますm(__)m

    いろいろネットの資料をながめてみたら、この一枚は、三蔵法師に天竺の姫と偽り誘惑しせまった美女(玉兎)が、その妖気で孫悟空に正体をさとられ如意棒で突かれようとしたところ、月神様の制止で兎の姿を現し救われた、、、という、かの『西遊記』の一場面(※『西遊記』では実際にこんな内容かどうかは未確認ですが (゚Д゚;))らしく、幕末-明治の浮世絵師、月岡芳年が「月百姿」で描いたうちの一作品ということが分かりました(;´Д`A ```

    ところで、Wikipedia他の月岡芳年の解説を読んでいたら、無惨絵だの血みどろ等の言葉や画像から最近流行った「鬼滅の刃」を想起してしまいました。Wikiによれば、月岡芳年は幕末の動乱期に斬首された生首や戦場の屍を写生し「無惨絵」を描いたようですが、(元人間の鬼の)首がポンポン飛び交う「鬼滅の刃」のアニメーションでは、鬼の斬首がスポーツ競技のように描かれていて、無惨絵の末裔のこの爽やかさにはむしろゾっとさせられます(゚Д゚;)
                                       
    脱線しましたが、月にかわってお仕置きはご勘弁を!←(゚Д゚;)スルーして

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■32742 / inTopicNo.68)  ダナエ
□投稿者/ 田秋 -(2023/08/29(Tue) 07:10:00)
    2023/08/29(Tue) 17:13:49 編集(投稿者)

    おはようございます、うましかさん

    このホッサールトのダナエは「良いと思うものが良い」という鑑賞方法の限界を示すものとして青山先生が紹介された一枚でした。ボクはこの絵のことを知らなかったので、高い塔(外の風景からの類推で)の一室に上半身が一部露わになっていいる若い女性が座っていて、そこに何故かわからないけれど金色の雨のようなものが描かれている絵、と捉えました。これがボクの限界でした。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%8A%E3%82%A8_
    (ヤン・ホッサールトの絵画)
    しかしここに書かれている絵の背景を一旦読むや否やこの絵の理解度が全く異なってきます。

    絵の背景がわかれば女性が塔の一室にいる訳もわかりますし、逆に知らなければこの金色の雨がゼウスだとは絶対にわからないでしょう。よくよく見ればこの黄金の雨はダナエの下半身に向かっているようですし、ダナエは服を持ち上げこの黄金の雨を受け入れるかのようです。気づくことはまだまだ沢山ありますが、それもこれも背景を知ったればこそです。

    勿論展覧会全ての作品を詳しく調べた後に見に行くというのは実際不可能なことですかから、1個でも2個でもそういう体験をし、それを積み重ねて行くというのが現実的です。そういう経験をしながら「良いと思ったものが良い」というのなら青山先生も許してくれる(?)と思ってます^^

    写真は芳年「月百姿」より玉兎
690×1000 => 414×600

gyokuto.jpg
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■32733 / inTopicNo.69)  田秋さんへ(;´・ω・)
□投稿者/ うましか -(2023/08/28(Mon) 07:39:25)
    2023/08/28(Mon) 20:00:12 編集(投稿者)
    2023/08/28(Mon) 07:41:06 編集(投稿者)

    おはようございます(`・ω・´)ゞ

    No.32731(田秋さん)

    >書き込みありがとうございます。何か無理強いしたみたいで申し訳ありません。「パノフスキーの『イデア』をよく参照しており」とのこと、敬服いたします。青山先生も講義の中で何度もパノフスキーの記述を紹介されていました。

    こちらこそ、考える機会を与えてくださってありがとうございましたm(__)m
    そして私の場合、ものを考える以前に、自らの考えを相手に伝える力が不足していると改めて痛感させられました。

    >「パノフスキーの『イデア』をよく参照しており」とのこと

    いいえ、よく参照しているのは稲賀論文であり、稲賀がよく参照しているパノフスキー『イデア』を、私が「たまたま所持していた」ということでした。

    >青山先生も講義の中で何度もパノフスキーの記述を紹介されていました。

    そうなんですね!φ(..)メモメモ

    >青山先生の授業を通して、「自分が良いと思うものが良い」と感ずるだけでは全く不十分であり、作品の背景を知ることが必要で、それには権威に耳を傾け、優れた研究に目を通し理解を深めることが重要であると繰り返し述べられていました。

    そうおもいます。そして「権威」は何故「権威」と呼ばれ得るのか、自分にとってはたして「権威」足り得るのか、それを少しでも確認できる目を養うことも大切だとおもっています。

    >こう書くとアカデミズムが嫌いな人には軽蔑されそう

    あはは! 私は好きでも嫌いでもないです。ちなみに各々の好き嫌いの理由を聞くのは嫌いじゃないかもしれません(;´・ω・)

    それではー



    【追記】

    朝、時間がなくて書けなかったのですが、

    >写真はホッサールトのダナエ(ウィキペディアより)

    https://ja.wikipedia.org/wiki/ダナエ (ヤン・ホッサールトの絵画)

    ありがとうございますm(__)m

    上記Wikipediaの「解釈と研究史」において、「ダナエ」についてのパノフスキーの研究とその継承、そして乗り越えが説明されていますね(・∀・)

    >美術史家エルヴィン・パノフスキーの研究以降、本作品は前者の純潔の寓意、聖母マリアの予兆としてのダナエとされた。

    >といった研究者がパノフスキーの見方を継承発展させたが、ダナエの肉体の官能的な魅力を認めたシルバーとハービソンの研究は絵画の再考を促すこととなった[4]。

    >現在ではパノフスキーの見解は覆されたと言ってよい。

    この解釈史の変遷をまとめた論文、あるかな〜

    ヒマがあったら探してみよっと(*‘∀‘)




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■32731 / inTopicNo.70)  うましかさんへ
□投稿者/ 田秋 -(2023/08/28(Mon) 05:59:33)
    おはようございます、うましかさん

    書き込みありがとうございます。何か無理強いしたみたいで申し訳ありません。「パノフスキーの『イデア』をよく参照しており」とのこと、敬服いたします。青山先生も講義の中で何度もパノフスキーの記述を紹介されていました。

    青山先生の授業を通して、「自分が良いと思うものが良い」と感ずるだけでは全く不十分であり、作品の背景を知ることが必要で、それには権威に耳を傾け、優れた研究に目を通し理解を深めることが重要であると繰り返し述べられていました。

    こう書くとアカデミズムが嫌いな人には軽蔑されそうですが、ボクが高校に入って最初のレッスンで、1回ボクの演奏を聞いた後先生が
    「君は天才じゃない。天才なら自由に演奏すればいいかもしれないが、そうじゃない人はきちんとアカデミックに勉強して行こう」
    そう言われたことが思い出されます。

    写真はホッサールトのダナエ(ウィキペディアより)
828×1000 => 497×600

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■32724 / inTopicNo.71)  私は書くべきものを持ち合わせていません
□投稿者/ うましか -(2023/08/27(Sun) 21:18:38)
    田秋さん、こんばんはー(・∀・)

    >願わくば、稲賀繁美先生の論考を紹介された張本人であらせられるうましかさんのお考えも賜ることができますれば幸いに存じましゅる〜〜〜

    私にはここで開陳できるような「お考え」は特にありません〜

    稲賀論文は、彫刻家の彫刻行為とその結果(作品)の生成の関係性について、田秋さんの「イデー」とザビビのふくろうさんの「エイドス」をキーワードに調べた結果、それらを扱っているらしい論文としてヒットしたものに過ぎません。

    私が稲賀論文に気をとめたのは、たまたま所持していたパノフスキーの『イデア』をよく参照しており、さらに彫刻家の彫刻とその作品の生成の関係性について、実例としてミケランジェロをあげ、彫刻行為と作成の生成の関係性にかかわる彼自身の詩句を、当時の哲学や宗教を含む思想史的背景のもとに分析していたからです。

    その意味では、さらに後世の漱石による「運慶」云々は導入ネタとしては面白くても、それ以上の興味はもてませんでした。比較文学・思想・文化を専門とする稲賀ならで切り口なのかもしれませんが。

    とはいえ、お二方から得たイデアかエイドスかという出発の問いかけから、稲賀の以下の問いかけを発見したときはうれしかったですね。

    >問題は,「取り去る」側の彫刻家の脳裏あるいは精神のうちに,あらかじめ掘り出すべき形態のアイディアが宿っているのか,それとも反対に,掘り出すべき形態は,むしろ素材のうちに,その形態を潜在させて内在するのか,との問いだろう。<
    〔稲賀,p.22( https://inagashigemi.jpn.org/uploads/aida/aida175.pdf )〕

    私には上の問いに十分に答え得るだけの能力はまったくもちあわせていませんし、そもそも芸術一般についてとくに実践経験や趣味があるわけでもない人間なので、ごくごく平凡な感想を述べてみると、

    平凡な現代人の私の目からすれば、彫刻家が彫刻によって石ころ(自然物)から作品を創作する以上、そのアイディアはその彫刻家の脳裏または精神にあり、それが超絶的かつ神技的な技量によって掘り起こされるのに違いないと考える一方で、当の彫刻家自身が、そのアイディアの具現を自身の能力、技量によって(のみ)産み出されたものとして看做すことを善しとするかどうかは別なのではないかとも考えます。

    とまあ、ここまで書いてみてまだ考えられそうだなあ、パノフスキーもっと読み込まなきゃという気持ちがムクムクしてきてしまったので、この辺で思考停止します。(;´Д`A ```

    それではまた〜(/・ω・)/












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■32722 / inTopicNo.72)  弦楽演奏会
□投稿者/ 田秋 -(2023/08/27(Sun) 17:53:10)
    おはようございます、floraさん

    今日はみえ文化芸術祭の弦楽演奏会のお手伝いに行ってきました。弦楽合奏が主体でしたが、四人バイオリンソロを演奏しました。そのうち高校3年生で名古屋の音楽高校へ通っている女性がシベリウスのコンチェルトを演奏しましたがずば抜けて上手く、後で主催者の人に聞いたら来年芸大受験するんだそうです。合格するレベルだと思いました。三重の音楽レベルも最近つとに上がってきて嬉しい限りです。

    合奏の指揮をした方がこの人の先生(だった)人で、リハーサルで仰ることが至極まともでした。やはり先生って大事なんだと思います。
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