| えーと、p147からですね。 黒崎先生は、ここからしばらく、第一版の流れにそって解説するとのこと。 中心となるのは「構想力」
第一版の演繹論は、三段階の「綜合」によって論が進められる。
※綜合のカント的意味は、 さまざまな諸表象をたがいに加えあわせて、それらの多様性を一つの認識として包括する働きのこと。(A77=B103参照) あるいは、 多様がある種の方法で貫通され、受容され、そして結合され、一つの認識がつくられる、その働きのこと。(A77=B102参照)
この【綜合】の機能を担うのはなにか、 言い換えれば、多様を一つの認識にしあげる機能を何が担っているのか
第一版(つまり第二版では削除された部分、、、) のカント曰く、 『総じて、綜合というのは、盲目ではあるが、心の欠くべからざる機能である 構想力の働きによるのである。 構想力なしではそもそもいかなる認識をも所有することはできないが、 しかし我々はこのことに気づくことはめったにない。』 (A78=B103)
ん?Bも書いてますやん、どうなってるの?
今、B(第二版)の訳文みたけど、上記の内容書いてありますね。 んー、でも、ちょっとややこしそうだな。 ここまでは一緒なんだけど、その構想力の位置づけの違いになってくるのかな。
今日はここまでにします。 次はp149頭から。
おやすみなさい ☆彡
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