| >◇デイヴィッド・J・チャーマーズ『リアリティ+ バーチャル世界をめぐる哲学の挑戦』上・下、高橋則明 訳
>正直に言おう。自分がバーチャル世界にいるのかどうか私にはわからないし、あなたにもわからない。決してわからないだろう。原理的に言って自分がバーチャル世界に"いる"ということは確認できる可能性がある。たとえばシミュレーション実行者が自分の存在を参加者に知らせて、どのようにシミュレーションが実行されるのかを教えることもできる。だが、バーチャル世界に"いない"ことは、決して確かめられないのだ。< 〔同書,p.45〕
だがしかし、チャーマーズは、たとえ私たちがシミュレーションの中にいたとしても、その世界は「リアル」なのだと主張する。さて「リアル」とは何なのか?
(;´・ω・)沼
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