| 論理学には疎い私ですが現時点で私の思うところをカキコしてみます。
***以下「大修館書店「ウィトゲンシュタイン全集8 論理哲学論考」よりの引用**
1.13 論理空間における諸事実が世界である。 2.01 事態とは諸対象(事物、もの)の結合である。 2.0272 諸対象の配置が事態を形づくる。 2.17 現実をそれなりの様式で──正しくであれ誤ってであれ──写像しうるために、 像が現実と共有せねばならないものは、像の写像形式である。 2.19 論理像は世界を写像しうる。 3.24 複合物に関わる命題は、その構成要素に関わる命題と内的な関係にある。 複合物は記述によってのみ与えられうる、そしてその記述は正しいか正しくないかのいずれかとなる。 複合物について論じている命題は、当の複合物が存在しない場合、無意義とがならず、ただ偽となるのである。 4.2 命題の意義とは、命題の、諸事態の存立非存立の諸可能性との一致不一致である。 4.463 真理条件は、命題が事実に対して許している活動の余地を決定する。 5. 命題は要素命題の真理関数である。 5.521 私は全てという概念を、真理関数から切り離す。
*************** 引用終わり ***************
ある命題あるいは文や言葉が世界と写像関係になるかどうかで、その命題や文や言葉が真か偽か、あるいは意義か無意義かが決定する。
よって写像理論には述語論理学は不要ということなのかな。
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