| いまのわたしはメルポンの（あるいは現象学の）ね。
でね、フッサールの志向性についてちょっと。
「現象学事典」からその一部を書き写して見ます。
《…フッサールによれば「志向性という言葉は、意識とは何かについての意識であり、コギトとしてそれ自身のうちにコギタートゥム〔＝意識内容としての志向的対象〕を保持しているという、意識のこの一般的な根本特性を意味して」おり、そして「この志向性という名称には、ヒュレーの諸問題までも含む、現象学のあらゆる問題が組み込まれている」のである。事実、彼の現象学的考察はcogito-cogitatumの、すなわちノエシスーノエマの相関関係を分析して記述する作業を通して、〈対象を志向し認識する意識主観の諸機能は何か〉という問いと、〈志向される対象は意識主観に対して、どのような仕方で存在者として与えられうるか〉という問いをめぐって、順次展開され深められるのである。つまりこの志向性の問題はフッサールを必然的に、認識論と存在論と自我論を連結統合する広範の研究領野へ導き、さらに時間論の考察も促す根本動因であるから、彼の著書、講義録のどれもが実にさまざまな観点から志向性の構造と諸機能を詳細に論述している。…》
「意識はつねになにものかについての意識である。」っていうのフッサールの有名な言葉みたい。
ま、詳しいことは別にして、
わたし、「志向」っていうの、簡単に〈何かが何かに向かう〉ってしてる。
〈aがｂに志向する〉ってして見るね。
でね、■14152、マジモンさん、
＞内向的に自分自身の中身を探索すると＜
わたしこれよくわかんない。
〈ｂ〉はおそらく「自分自身の中身」なんだろうけど、〈a〉がわかんない。
あ、これは普通答えられないから、いいよ。
＞・暗い空間に立方体が浮かんでいて、その裏側にゴキブリ人間がいる空間と、
・長いトンネルの向こうに眩いぐらいの光が漏れている空間がある。正直いって、そっから先に行きたいとは思わないですよ。＜
で、結局、マジモンさんは「暗い空間」「長いトンネル」のなかに”居続けたい”（快の感情・意志・欲望みたいな）っていうことでいいのかしら？
あ、これもスルーでいいよ。ただわたしが言いたかっただけだから。
|
