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■11945 / inTopicNo.25)  派生概念についての注/準カテゴリー
  
□投稿者/ pipit -(2021/04/17(Sat) 12:02:04)
    とはいいつつも、カント先生、
    おもしろそうなんだよ、と、少し例をあげます、の箇所


    It may be easily executed by any one who will refer to the ontological manuals, and subordinate

    to the category of causality, for example,
    the predicables of force, action, passion;

    to that of community, those of presence and resistance;

    to the categories of modality, those of origination, extinction, change;

    and so with the rest.

    >因果性のカテゴリーに、力、能動、受動、
    相互性のカテゴリーに、現存や抵抗、
    様態のカテゴリーに、発生、消滅、変化、
    などの『準カテゴリー(プレディカビリエン)』を追加することもできるだろう、とのこと。<

    の箇所ですね。


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■11946 / inTopicNo.26)  派生概念についての注/準カテゴリー
□投稿者/ pipit -(2021/04/17(Sat) 12:19:24)
    純粋概念の辞書を作るのは容易いよ、もう大きな分別はあるんだから、みたいな箇所
    でものちの方たちに「ほんまかいな〜」といろいろ批判されてる区切り方でもありそうですねf^_^;
    このカント流☆カテゴリー分別、について、読み進めていこうと思っています。

    Meanwhile, it ought to be sufficiently clear, from the little we have already said on this subject, that the formation of a complete vocabulary of pure conceptions, accompanied by all the requisite explanations, is not only a possible, but an easy undertaking.

    The compartments already exist;
    it is only necessary to fill them up;



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■11947 / inTopicNo.27)  Re[9]: 四月馬鹿さんへ
□投稿者/ 四月馬鹿 -(2021/04/17(Sat) 14:49:21)
    こんにちは。pipitさん。

    pipitさんは『純粋理性批判』は中山元訳を読んでいるのですね〜


    *********

    物理の研究から出発し当時合理論者だったカントがヒューム経験論によりえた合理論の限界と経験論への疑問を凝縮させた「アプリオリな総合判断はいかにして可能か?」という問いこそが、『純粋理性批判』の中心テーマ。この問いを考えていく前にアプリオリ(対義語:アポステリオリ)、総合判断(対義語:分析判断)という言葉を理解する。

    まずは分析判断と総合判断。
    帰ってきたロシュフコーさんの説明によれば、「AはBである」という文は分析判断か総合判断に分別される。分析判断とは、主語である概念Aを分析すると、述語である概念Bが含まれていることが分かる判断。例えば「二等辺三角形は三角形である」という文は分析判断である。いっぽう総合判断とは、主語である概念Aを分析すると、述語である概念Bが含まれていないことが分かる判断。例えば「昨日は雨だった」という文は総合判断。昨日という概念と雨が降るという概念が合体して新たな意味が生まれたといえる。

    続いてアプリオリとアポステリオリ。
    私たちは何かについて知ろうとするとき、経験したり実験したりして知る場合と、原理を導くことで知る場合がある。前者を「後なるもの」を意味する<アポステリオリ>、後者を「先なるもの」という意味で<アプリオリ>と言う。後者であるアプリオリな知識は経験によってえられる知識ではない。例えば「三平方の定理」は数学的な推論や証明を通してえられたもので、いつでもどんな直角三角形でも成立しなければならない普遍性や必然性をもつ。

    ところで帰ってきたロシュフコーさんによれば、アプリオリかアポステリオリかの区別は意外と難しいとのこと。
    例えば、「太陽は東から昇る」という知識は明日も成り立ちそうであり、アプリオリな知識にみえる。だがそれが東から昇る太陽を100万回観察したから明日も明後日もそれ以降も東から昇るという意味ならば、それはアポステリオリといえる。「太陽は東から昇る」という知識がアプリオリであるためには、観察した経験に頼らず、原理を導く必要がある。ニュートンの運動方程式は、最初は「リンゴが落ちる」という経験を通してえられた発想だが、それをこの運動方程式のもとで、全ての物体に普遍的、必然的に成り立つという判断をしたので、アプリオリな判断といえる。



    ようやく11分超えた。もうすぐ半分だ〜

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■11948 / inTopicNo.28)  英文
□投稿者/ マジカルモンキー -(2021/04/17(Sat) 16:17:59)
    Pipitさんが提示する英文が一気に読めんくなってきたな(笑)
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■11971 / inTopicNo.29)  翻訳本
□投稿者/ pipit -(2021/04/17(Sat) 18:55:00)
    No.11947
    四月馬鹿さん、こんばんは〜

    『純粋理性批判』って、いろんな方の翻訳本が出てますよね。
    四月馬鹿さんは、今どなたかの翻訳本をお持ちですか?

    翻訳も個性が出てそうで、おもしろそうで、
    いろんな方の翻訳を読んでみたいなあとは思うのですが、
    まだ、中山先生本(全7冊)を通読すらできてないので、、、
    書いたいなぁと思っては我慢することが多いです(~_~;)
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■11973 / inTopicNo.30)  翻訳本
□投稿者/ pipit -(2021/04/17(Sat) 19:05:39)
    No.11948
    マジモンさん、こんばんは〜

    そういわれれば、仏教経典の英訳の方がらくに読めるな〜と思いました。

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■11975 / inTopicNo.31)  Re[8]: 四月馬鹿さんへ
□投稿者/ エフニ -(2021/04/17(Sat) 19:06:50)
    四月馬鹿さん、初めまして。

    私はニークラにガラケイで参加しているので、リンク先へ行けないのです。

    ですから、このようにコンパクトにまとめて頂いて、とても助かっています。

    これからも宜しくお願いいたします。m(__)m
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■11977 / inTopicNo.32)  日記
□投稿者/ pipit -(2021/04/17(Sat) 19:14:47)
    個人的に、ちょっと、ホッと一息(^○^)
    仏教経典ダンマパダの3〜6のsujatoさまによる英訳(1.2は、禁止ワードあったみたいです)

    https://suttacentral.net/dhp1-20/en/sujato

    “They abused me, they hit me!
    They beat me, they robbed me!”

    For those who bear such a grudge,
    hatred never ends.

    “They abused me, they hit me!
    They beat me, they robbed me!”

    For those who bear no such grudge,
    hatred has an end.

    For never is hatred
    settled by hate,

    it’s only settled by love:
    this is an ancient law.


    Others don’t understand
    that here we need to be restrained.

    But those who do understand this,
    being clever, settle their quarrels.

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■11978 / inTopicNo.33)  エフニさんへ
□投稿者/ pipit -(2021/04/17(Sat) 19:17:25)
    No.11975
    エフニさん、こんばんは!(^o^)/

    膝の痛み、すこしでもはやくなおりますように。おつかれさまですm(_ _)m
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■11984 / inTopicNo.34)  ピピットちゃんへ。
□投稿者/ エフニ -(2021/04/17(Sat) 21:11:56)
    No11978に返信(pipitさんの記事)
    > No.11975
    > エフニさん、こんばんは!(^o^)/
    >
    > 膝の痛み、すこしでもはやくなおりますように。おつかれさまですm(_ _)m


    ピピットちゃん、こんばんは廂

    お見舞いどうもありがとうございます。m(__)m

    膝の痛みで苦しんでいる、白鵬や照の富士の気持ちが、ほんのちょっぴり分かったような気がします。

    今夜は昨夜よりも少し調子がいいです。

    改めて、ピピットちゃん、どうもありがとうございました。お疲れ様です。m(__)m
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■11999 / inTopicNo.35)  カテゴリーについての注
□投稿者/ pipit -(2021/04/18(Sun) 14:51:23)
    ☆彡 */(^o^)/* ☆彡 (^人^) 


    中山元先生訳本、第二巻、p80〜
    B110あたり〜

    カテゴリー表についての注
    四つの部門は、二分割される。
    【数学的☆ mathematicalカテゴリー】と、
    【力学的☆ dynamicalカテゴリー】に。

    量と性質のカテゴリーは数学的カテゴリーである。
    これは、直観の対象に関わる。

    関係と様態のカテゴリーは力学的カテゴリーである。
    これは、その対象の存在について、他の対象との、あるいは、知性との関係に関わる。

    I. This table, which contains four classes of conceptions of the understanding, may, in the first instance, be divided into two classes, the first of which relates to objects of intuition―pure as well as empirical; the second, to the existence of these objects, either in relation to one another, or to the understanding. The former of these classes of categories I would entitle the mathematical, and the latter the dynamical categories. The former, as we see, has no correlates; these are only to be found in the second class. This difference must have a ground in the nature of the human understanding.



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■12000 / inTopicNo.36)  Re[19]: カテゴリーについての注
□投稿者/ pipit -(2021/04/18(Sun) 14:59:55)
    直観の対象、のみをターゲットとして、数学的カテゴリーで分別する。
    この時、比較対象は思考のテーブルに参考資料としては呼び出されてないけど、

    その直観対象を、力学的にダイナミックに動的につかまえようとするには、
    少なくともカントは、二つの対象がいると思ったんかな。

    パラパラ漫画で言えば、少なくとも2枚必要とするということ。


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