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■11420 / inTopicNo.37)  東方教会の念仏?
  
□投稿者/ knowing itself -(2021/03/15(Mon) 20:06:05)
    念仏のように定型的に繰り返す祈りとして、東方教会の伝統的な祈り、the jesus prayerを紹介します。

    lord jesus christ son of god

    have mercy on me a sinner

    この定型文を繰り返すだけです。

    lordのlの舌の位置が息を吸うのに都合がよく、haveのhaはハーですから、息を吐くのに都合がよい。ゆったりしたテンポで呼吸しながら内語すれば、深いところで聖霊に満たされながら祈りに入ることも可能です。念仏に劣らず、素晴らしいといって過言ではありません。
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■11421 / inTopicNo.38)  Re[30]: 東方教会の念仏?
□投稿者/ 勿忘草 -(2021/03/15(Mon) 20:52:42)
    knowing itselfさんこんばんは。

    今年から田の堀払いの会計になったので部落の用事が忙しく書き込みが遅れてすみませんでした。

    それにしても、東方教会のこのような祈りがあったなんて、本当に博学ですね。
    今度、試してみたいと思います。

    題目というか念仏というか、それを繰り返し唱えることは、確かに効果があるように感じます。

    ただ、最近、知ったのですが、創価学会が日蓮正宗から破門されたということです。当時の池田会長も日蓮正宗から信徒除名処分にされるといっても、
    平成3年11月28日なので、もう約30年が経つのですが・・・。

    まあ、我が家は曹洞宗で他の宗派の事なので、関係はないのですが、それでも、
    このことを日蓮上人が聞いたらどんなにガッカリするかなと思います。

    法華経の核となる教えは、一乗妙法、久遠本佛、菩薩行道だと言われています。

    @一乗妙法とは、「全ての生命体は法華経という教えによって成仏できる」こと
    A久遠本仏とは、「釈尊の本体は、はるか昔に悟りを開き、はるか昔より人々を救済している久遠実成の本佛である」ということ
    B菩薩行道とは、利他業による「法華経を教え広めることが菩薩の最高の修行である」という教えです。

    仏教は他の宗教とは大きく異なり、元々神への信仰という概念がありませんでした。
    人間釈尊と釈尊の教え、釈尊の教団への帰依を重要とし、
    人間を支配するような神、この世界の創造主としての神への信仰はなかったのです。
    大乗仏教では、信じる対象を求め、キリスト教を真似て釈尊を神的存在へと昇格させ、信心するようになったとかならなかったとか。

    このような大切な法華経を信仰していながら創価学会と日蓮正宗とが内部対立をしているなんて考えられません。

    政治力を持ち、余り組織が大きくなり過ぎた弊害なのかなとも思います。



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■11422 / inTopicNo.39)  日蓮正宗の内部対立
□投稿者/ 勿忘草 -(2021/03/15(Mon) 21:09:47)
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■11425 / inTopicNo.40)  Re[32]: 日蓮正宗の内部対立
□投稿者/ 勿忘草 -(2021/03/16(Tue) 20:12:03)
    いま日本では、宗教が消滅へと向かっているということ。
    特に、仏教系が酷いのだとか。
    なんと4割5分も減っている。半減に近いのだとか。
    つまり、平成の約30年のあいだに仏教系の信者は半減したことになります。

    「キリスト教系は5万人増、仏教系は4000万人減」この30年間に起きた宗教離れの意味

    https://president.jp/articles/-/38441?page=1

    何ともやるせない気持ちになります。
    唯一の救いは、キリスト教系の5万人増というところでしょうか。
    それでも、それは、ほんの微増と言えるものです。

    宗教もバブルとともに去りぬといったところが何とも言えませんね。

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■11433 / inTopicNo.41)  Re[33]: 日蓮正宗の内部対立
□投稿者/ knowing itself -(2021/03/17(Wed) 19:16:17)
    勿忘草さん こんばんは

    > いま日本では、宗教が消滅へと向かっているということ。
    > 特に、仏教系が酷いのだとか。
    > なんと4割5分も減っている。半減に近いのだとか。
    > つまり、平成の約30年のあいだに仏教系の信者は半減したことになります。

    日本は先進国では唯一の大乗仏教がマジョリティーである国ですが、大乗仏教がこれまで守られてきたのは、徳川時代からの檀家制度があったからでしょう。檀家制度はキリスト教の影響を日本社会から根絶するために、どこかの寺に帰属させて国が統制する。国民それぞれが自主的に仏教のこの宗派を選ぶというポジティブな動機によるものではないですね。

    キリスト教と実はかなり近い大乗仏教各派はOKだけど、キリスト教だけは絶対に認めないという論理を強制すれば、宗教的な感性もおかしくなるのは当然だと思います。

    法華経と聖書は、私からみても、類似する要素があります。
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■11434 / inTopicNo.42)  Re[34]: 日蓮正宗の内部対立
□投稿者/ 勿忘草 -(2021/03/17(Wed) 19:32:51)
    knowing itselfさんこんばんは
    本当に危惧すべき地容共なのではないかなと思っています。
    そういえば、気のせいでしょうが、平成3年以降、災害がやたらこの国に多くなったようにも感じます。

    > 日本は先進国では唯一の大乗仏教がマジョリティーである国ですが、大乗仏教がこれまで守られてきたのは、徳川時代からの檀家制度があったからでしょう。檀家制度はキリスト教の影響を日本社会から根絶するために、どこかの寺に帰属させて国が統制する。国民それぞれが自主的に仏教のこの宗派を選ぶというポジティブな動機によるものではないですね。

    確かに、そうだと思います。
    当時は、キリスト教が南蛮貿易とセットになって日本人を人身売買して植民地政策に向かおうとしていたのですから、時の政府、幕府が禁止するのもやむを得ないことだったと思います。

    > キリスト教と実はかなり近い大乗仏教各派はOKだけど、キリスト教だけは絶対に認めないという論理を強制すれば、宗教的な感性もおかしくなるのは当然だと思います。
    >
    > 法華経と聖書は、私からみても、類似する要素があります。

    確かに類似点はあると思います。
    ただ、個人的には、法華経は、仏教なので、因果応報のロジックが強いように感じていて、法華経の菩薩行道の利他行もひとりひとりが行っていけば、それが、いつか大きなうねりとなって人々を幸福へと導く、あるいは、一乗妙法で生前の現世のうちに悟りが得られ成仏できるという“風が吹けば桶屋が儲かる”ような「相関」と「因果」の関係によることを強調しているように感じます。

    それに対して、聖書は、三位一体の神の言葉なので、明確なロジックではなく、神の恩寵が強調されているように思います。
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■11435 / inTopicNo.43)  Re[35]: 日蓮正宗の内部対立
□投稿者/ 勿忘草 -(2021/03/17(Wed) 20:26:47)
    付け加えると、仏教の目標は悟って解脱して仏と成ることです。

    仏と成れば、苦しみの世界(=六道)を輪廻することがなくなり、もはや一切の苦しみから完全にそして永遠に自由となります。

    煩悩に塗れた私たちが自力で悟ることは困難だけれども、阿弥陀仏のお力(他力)を頂いて、阿弥陀仏の極楽浄土に往生して「修行」するのに『極』めて『楽』な極楽浄土で「修行」して悟りを目指せば私たちでも悟ることができると説くのが浄土教です。

    つまり、自分の力では無理でも、阿弥陀仏の力を借りて、阿弥陀仏が私たちのために用意いただいた極楽で修行するなら、凡夫の私たちでも悟れるというわけです。

    それに対して、法華経は、現世で皆一人ひとりが仏になれることを説いていて、法華経を信じて、多くの人にお釈迦様の知恵を広めたり、人の苦しみを自分の苦しみとして受け止め、困る人を助ける等、世の中の役に立つ行いをすることで成仏出来る。

    具体的には「六波羅蜜」という布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧の6つの修行をする。

    なにか、成仏と言えば、葬式や死後の世界を連想しがちですが、お釈迦様が繰り返し説くのは、現世でどう悩みや苦しみから開放され、いきいき生きるかに尽きます。

    それが死後ではなく法華経では、現世で成し遂げられるのだと、どこまでも修行を重んじるのが仏教なのだと思います。

    法華経信仰は「現世安穏・後生善処」即ち、現世では穏やかに、後世(来世)では善い所に生まれるのだから、信仰によって、この無常な世の中でも法華経の教えを素直に修行することによって、安らぎ(健康・経済安定・和合)の「現世利益」が得られるとしています。

    「南無妙法蓮華経」
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■11437 / inTopicNo.44)  Re[36]: 日蓮正宗の内部対立
□投稿者/ 勿忘草 -(2021/03/18(Thu) 19:12:47)
    日蓮聖人の代表的著作である『立正安国論』は1260年に鎌倉幕府に提出されました。当時は専修念仏が一世風靡し、現世より死後の幸福に期待する〈極楽浄土への往生〉、という信仰が主流でした。

    専修念仏は、あらゆる他の信仰や修行を捨てさり、ただ念仏を唱えて極楽浄土に往生することだけを唯一の救済とみなすものです。

    法然上人により鎌倉時代に爆発的に流行しました。

    ところがその流行が行きすぎた結果、念仏以外の仏教が極端に軽視されるようになってしまいありとあらゆる教えや神仏をないがしろにする風潮が蔓延してしまったということです。

    そして、それが社会の荒廃や混乱の元凶なのだと日蓮は主張します。

    その中にあって日蓮聖人は『法華経』を中心として、「我々が生きるこの現世を、仏の浄土とする」という新機軸を打ち出したと言えます。

    来世の極楽浄土を念仏するよりも現世を法華経の精神で現世利益していく。

    日蓮は、念仏を改めなければ、更に災難は続く仏教経典に予言されている様々な災難のうち、ほとんどは既に起きているものの、他国からの侵略と国内紛争が起きるのだと警告します。

    なお、この警告は後に文永十一年〈1274〉年に起きたモンゴル軍の襲来「元寇」と、文永九年〈1272〉に起きた北条氏一門の内紛「二月騒動」によって的中することになります。

    とは言え、阿弥陀様の救済も間違いないので、来世に導く専修念仏と現世の法華経との融合により、現代の災難を乗り越えられればと思います。

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■11438 / inTopicNo.45)  Re[37]: 日蓮正宗の内部対立
□投稿者/ 勿忘草 -(2021/03/18(Thu) 19:14:47)
    来世の「南無阿弥陀仏」

    現世の「南無妙法蓮華経」

    どちらも大切だと思います。

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■11439 / inTopicNo.46)  Re[35]: 日蓮正宗の内部対立
□投稿者/ knowing itself -(2021/03/18(Thu) 19:22:24)
    勿忘草さん こんばんは。

    > 確かに類似点はあると思います。
    > ただ、個人的には、法華経は、仏教なので、因果応報のロジックが強いように感じていて、法華経の菩薩行道の利他行もひとりひとりが行っていけば、それが、いつか大きなうねりとなって人々を幸福へと導く、あるいは、一乗妙法で生前の現世のうちに悟りが得られ成仏できるという“風が吹けば桶屋が儲かる”ような「相関」と「因果」の関係によることを強調しているように感じます。
    >
    > それに対して、聖書は、三位一体の神の言葉なので、明確なロジックではなく、神の恩寵が強調されているように思います。

    キリスト教でも、法則、因果、ロジック、理法といったものは重要です。因果やロジックを無意味にするのではない。というか、人間が科学などで理性を使いこなせば、真と美にみちた法則群を抽出・発見できるような、それほど理にかなった素晴らしい自然を創造したのが神という基本設定。恩寵はその素晴らしい自然のさらに上にある、超自然ということでしょう。

    法則に従う宇宙・自然は圧倒的に素晴らしい、しかし宇宙や自然が存在しなくても自律的に存在するのが神で、その神の次元に運び上げられることが恩寵や救いということでしょう。

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■11440 / inTopicNo.47)  愛は超自然
□投稿者/ knowing itself -(2021/03/18(Thu) 19:35:35)
    三位一体の神の愛は本来、超自然でしょう。宇宙開闢以前から、完ぺきな愛の交わりとして存在していたのが三位一体の神。仮に宇宙が消滅しても、微塵も損なわれることなく存在するのが愛の交わりとしての三位一体の神。

    愛は世界を救うどころか、愛から生まれたのが全宇宙。愛⊃宇宙。愛に比べれは宇宙は無に等しい。
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■11442 / inTopicNo.48)  Re[39]: 愛は超自然
□投稿者/ 勿忘草 -(2021/03/18(Thu) 19:46:36)
    knowing itselfさん、またまた、素晴らしい書き込みで驚きです。

    > 三位一体の神の愛は本来、超自然でしょう。宇宙開闢以前から、完ぺきな愛の交わりとして存在していたのが三位一体の神。仮に宇宙が消滅しても、微塵も損なわれることなく存在するのが愛の交わりとしての三位一体の神。
    >
    > 愛は世界を救うどころか、愛から生まれたのが全宇宙。愛⊃宇宙。愛に比べれは宇宙は無に等しい。

    なるほど、そうですね。
    「三位一体の神の愛は本来、超自然」で「愛に比べれは宇宙は無に等しい。」
    という視点が、凄いです。

    なかなか、このようには、思い至りません。

    ところで、神仏への信仰が衰退してきたから自然災害が多発しているのかも
    という考えは、如何でしょうか。




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