| 2023/08/31(Thu) 23:05:38 編集(投稿者)
こんばんは、ザビビのふくろうさん、時さん。横レス失礼します。 刺激を求めて私の思うところを書き散らしてみます。
結論から言うと「独我論」は「人間原理」と同じく強弱があると思います。
「強い独我論」というのは実在するのは「我」のみであり、他者も含めた物質や現象など他は全て「我」の意識内容に過ぎないとする立場。 「強い独我論」は一元論という意味で観念論(主観一元論)や唯心論(唯識説)と同じ。
「弱い独我論」というは「自他の境界認識があってこそ我が成立する」という確信から他の存在も認めるが、あくまでも我が基底であることから他の存在を同じ次元、あるいは同一フィールドとは見なさない立場。 「弱い独我論」においても実在するのは我のみということは変わらないだろう。
あと我を〈私〉とみなす独在論や〈私〉を真我とみなす真我論(アドヴァイタ)などなど、さまざまな類型があるように思う。
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