□投稿者/ ザビビのふくろう -(2023/08/25(Fri) 12:09:33)
| エフニさん、パニチェさん、こんにちは。 横入り失礼します。
パニチェさんの質問の意図とたぶんかぶっていると思いますが、 私には独我論と心身二元論が両立するというエフニさんのロジックが、No32659の説明では、残念ながらよくわからないんです。 独我論に関心をもつものして、どうもこれは居心地の悪い状態なわけです。 それで、私なりの質問の仕方でさせてもらいたいと思います。
>脳科学にストレートに還元できないのは、独我論は心身二元論をとるからです。
とエフニさんはおっしゃっていますが、 ふつうは、独我論は唯心論あるいは観念論と解されて、一元論とみなされるのではないでしょうか? エフニさんが依拠していると言われるデカルトの論法では、不可疑であるがゆえにコギト=「精神としての自己」の〈存在〉を真実在とするのは一応納得いくのです。 でも、「身体としての自己」の“存在”は明らかに“物理的存在”ですから、これも真実在とすれば、論理必然的に他者を含む物理的事物、物理的世界をも真実在と認めることになってしまいます。 ですから、心身二元論をとると、精神としての自己の〈存在〉のみならず、それ以外の物理的事物の“存在”をも認めることになって、独我論にはなりえないんじゃないかと、 私にはそう思われるのです。
そんなわけで、エフニさんの言う「独我論は心身二元論をとる」という考えのロジックが私にはいまひとつわからないのです。 できれば、そのロジックの説明か、あるいは私に誤解があるようなら、その指摘をいただければと思います。
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