■26868 / inTopicNo.6) |
Re[5]: 眠れぬ夜のために。
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□投稿者/ エフニ -(2022/10/06(Thu) 02:05:03)
| 「<私>から心身二元論が必然的に導き出せること。」
☆「ミリンダ王の問い」に似ていますが、フランスのカトリック系の実存主義哲学者、ガブリエル・マルセルの主張に、大いに啓発されました。
もちろんマルセルは、心身二元論、独我論とは違った結論に至っています。
マルセルの主張は、所有対象と所有主体の関係についてのものでした。
所有対象は所有主体の外部にあります。
「私の身体」「私の生命」は、日常使われる言葉で、意味するところ、身体や生命は「私」の所有対象であるということです。
これも日常、異論なく意味されています。
身体や生命が、<私>の外部にあるとしたら、<私>はいったい何処に存在しているのか。
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