| 田秋さん、こんにちは〜♪
>哲学と言う学問は、論じることが商売ですから、単語の意味は厳格に決まっていると思ってました。ところがニーチェの《東洋的》や、カントでも言葉の解釈の余地があるみたいですね。数学ほどには厳密に規定しないのかなあ。
2つのことが問題になると感じます。
1. カントやニーチェのような哲学者には一般的な哲学用語でも別の意味を持つことがある。 私は全く分かりませんので、パニチェさんに伺ってみたらいいと思います。
2. 歴史的に単語の意味が変化することがある。例としてはオリエントの意味が中近東からだんだんもっと東まで含むようになった。
ハムレットが親友のホレーショにいう言葉があります。
There are more things in heaven and earth, Horatio, Than are dreamt of in your philosophy.
意訳すれば天と地の間には、我々の知る学問には想像もつかないことがたくさんあるんだよ。 Philosophyを訳してはアウトです。もともとは学問一般を意味します。 *yourは[君の]と限定するよりは、[我々の]と一般化するほうが自然だそうです。
時代的に意味の異なる言葉、表現はたくさんあると思います。個々に時代背景を考えながら対応していく以外に方法はないかもしれませんね。
ちなみに音符はどんな作曲家でも解釈は同じですよね? そのための記号ですものね。
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