TOP HELP 新着記事 ツリー表示 トピック表示 ファイル一覧 検索 過去ログ

[ 最新記事及び返信フォームをトピックトップへ ]

■35291 / inTopicNo.73)  YouTubeショート日記
  
□投稿者/ pipit -(2023/12/06(Wed) 11:51:08)
引用返信/返信 削除キー/
■35310 / inTopicNo.74)  純粋理性批判B168-169
□投稿者/ pipit -(2023/12/07(Thu) 00:08:43)
    2023/12/07(Thu) 00:58:00 編集(投稿者)

    みなさまこんばんは
    寝てしまいました...(T ^ T)クッ

    とりあえず続きのJ. M. D. Meiklejohnさんの英訳を...

    Short view of the above Deduction.

    The foregoing deduction is an exposition of the pure conceptions of the understanding (and with them of all theoretical a priori cognition),

    as principles of the possibility of experience,

    but of experience as the determination of all phenomena in space and time in general ー of experience,

    finally,

    from the principle of the original synthetical unity of apperception,

    as the form of the understanding in relation to time and space as original forms of sensibility.

    I consider the division by paragraphs to be necessary only up to this point,

    because we had to treat of the elementary conceptions.

    As we now proceed to the exposition of the employment of these,

    I shall not designate the chapters in this manner any further.


引用返信/返信 削除キー/
■35311 / inTopicNo.75)  Re[24]: 純粋理性批判B168-169
□投稿者/ pipit -(2023/12/07(Thu) 00:51:02)
    2023/12/07(Thu) 00:59:54 編集(投稿者)
    2023/12/07(Thu) 00:52:21 編集(投稿者)

    間違えてるかもしれませんが、英訳をpipitが日訳しました。
    ----------------------------

    この根拠づけの短いまとめ。

    前述の根拠づけは、経験が可能となる原理としての、純粋悟性概念の説明であり、
    (それとともに、全てのアプリオリな理論的認識の説明であり)、

    経験の...空間と時間における全ての現象一般の規定としての、経験を可能ならしめる原理としての純粋悟性概念の説明であり、

    統覚の根源的な総合的統一の原理から、感性の根源的な形式としての時間と空間との関係においての知性の形式として、導かれたものである。


    ※私は、項(セクション)による分割はこの時点までしか必要ないと考えている。
    というのも、ここまでは基本的な概念を扱わなければならなかったが、
    これからは、これら概念の使用方法の説明に進むからである。
    今後、このような形で章を指定することはしない。
    -----------------------------------

    一日おつかれさまです。おやすみなさい(^ ^)☆彡

引用返信/返信 削除キー/
■35323 / inTopicNo.76)  感想日記・『時間』について
□投稿者/ pipit -(2023/12/07(Thu) 19:15:09)
    2023/12/07(Thu) 19:22:38 編集(投稿者)

    みなさまこんばんは(*^◯^*)

    No35311
    (カントの文章の英訳の日訳)
    > この根拠づけの短いまとめ。
    > 前述の根拠づけは、経験が可能となる原理としての、純粋悟性概念の説明であり、
    > (それとともに、全てのアプリオリな理論的認識の説明であり)、
    > 経験の...空間と時間における全ての現象一般の規定としての、経験を可能ならしめる原理としての純粋悟性概念の説明であり、
    > 統覚の根源的な総合的統一の原理から、感性の根源的な形式としての時間と空間との関係においての知性の形式として、導かれたものである。<

    この箇所の内容を、pipitなりに考えてみました。

    見る対象、聞く対象、香る対象、、、
    私は、順次、何かを感じています。

    カントの認識論では、この順番に生じることが、時間という形式なのではないか、とpipitは思いました。

    ここで理解しやすくするために、感覚が時間という形式に現れることを、
    『主観に現れる像の生滅に順番がある』と言わせてください。

    この順番は、まだ私的な順番です。
    右を向いたり、左を向いたり、私的な行為で順番は変わります。
    録画されたものを見たり、恣意的な順番にもできます。

    カテゴリーは、この私的な像を、客観に妥当するように像の生滅の順番も含めて編集すると、カントは言っているのかと思っています。
    そのことを表現しているのが、
    カントの文章、B136の【第二の原則】だと思いました。
    中山元先生の日訳を引用します。

    =============
    『純粋理性批判2』カント、中山元先生訳、p123から126から抜粋引用
    B136-
    [ ]は中山先生による補注。

    『超越論的な感性論が明らかにしたところでは、〈感性〉による直観が可能であるための最高の原則は、直観に含まれるすべての多様なものが、空間と時間という形式的な条件にしたがうということだった[これが第一の原則である]。
    そして〈知性〉に関するすべての直観が可能であるための最高の原則は、直観に含まれるすべての多様なものが、自己統合の意識の根源的で総合的な統一の条件にしたがうということである[これが第二の原則である](注)。
     直観に含まれるすべての多様なものの像は、それがわたしたちに与えられるという意味では、この第一の原則にしたがうのであり、それが一つの意識において結合されることができるという意味では、この第二の原則にしたがわねばならない。
    この結合なしでは何ものも考えることも、認識することもできない。というのも[この結合なしでは]与えられた像は、〈わたしは考える〉という自己統合の意識の働きにまったく与かることがないし、その働きによって一つの自己意識のうちで総括されることがないからである。
    (中略)
     このように意識の総合的な統一は、すべての認識が成立するための客観的な条件である。
    わたしが一つの客体を認識するためには、この条件が必要である。
    それだけでなく、直観がわたしにとっての客体となるためにはこの条件にしたがわなければならない。
    この総合が与えられないその他の方法では、多様なものは一つの意識のうちに結合されないはずだからである。』
    引用終了。
    ===============

    先に私は
    > 『主観に現れる像の生滅に順番がある』と言わせてください。<
    としましたが、

    主観的像から、客観的とみなされる現象の生滅の順番を規定するのが、カテゴリーなのではないかと思いました。

    例えば、阪神大震災と東日本大地震という現象には、人間の知識として、出来事の現れ方に順番がつけられますね。

    この「順番がつけられる」という事態が、経験の形式としての「時間」と考えてもいいのではないか?と、pipitは今の時点では思いました。

    ちなみにカントは、物自体の世界に時間があるかないかなどは不可知、としてるかと思っています。
    でも、表象や経験の形式として時間(順番?)というものがある、としてるのかとpipitは考えています。


引用返信/返信 削除キー/
■35329 / inTopicNo.77)  Re[26]: 感想日記・『時間』について
□投稿者/ マジカルモンキー -(2023/12/07(Thu) 22:03:21)
    はい、こんばんわ、Pipitさん。

    物自体の世界に時間はないって事ですか?
引用返信/返信 削除キー/
■35332 / inTopicNo.78)  Re[27]: 感想日記・『時間』について
□投稿者/ pipit -(2023/12/07(Thu) 23:39:07)
    No35329に返信(マジカルモンキーさんの記事)
    > はい、こんばんわ、Pipitさん。
    >
    > 物自体の世界に時間はないって事ですか?

    マジモンさん、こんばんわ。

    カントは、純粋理性批判B51では、
    『だから時間はわたしたち(人間)の直観の主観的な条件にすぎず(これはつねに感覚的なものである。すなわちわたしたちが対象によって触発されるかぎりは、つねに感覚的なものである)、それ自体としては、主体の外部においては無にひとしいものなのである。』
    と述べてますね。





引用返信/返信 削除キー/
■35335 / inTopicNo.79)  持病のドス???(;゚Д゚)
□投稿者/ うましか -(2023/12/08(Fri) 01:00:58)
引用返信/返信 削除キー/
■35337 / inTopicNo.80)  Re[28]: 感想日記・『時間』について
□投稿者/ マジカルモンキー -(2023/12/08(Fri) 08:17:53)
    No35332に返信(pipitさんの記事)
    > ■No35329に返信(マジカルモンキーさんの記事)
    >>はい、こんばんわ、Pipitさん。
    >>
    >>物自体の世界に時間はないって事ですか?
    >
    > マジモンさん、こんばんわ。
    >
    > カントは、純粋理性批判B51では、
    > 『だから時間はわたしたち(人間)の直観の主観的な条件にすぎず(これはつねに感覚的なものである。すなわちわたしたちが対象によって触発されるかぎりは、つねに感覚的なものである)、それ自体としては、主体の外部においては無にひとしいものなのである。』
    > と述べてますね。

    おはよござます、Pipitさん

    @ 物自体に時間がないというと

    ヘーゲルの絶対精神、ニーチェの消失点、ヒュームの知覚の束を
    思い浮かべます。

    A 鏡の中には時間はないと思う

    鏡をみると、そこには世界はあるが、鏡の中には時間がないと思う。

    B 時間はまるで池のよう。

    マジモンがよく『 時間はまるで池のようだ 』と言っているのは、
    モノとモノが干渉しあっているからだと思うからです。

    例えば、精巧な腕時計を裏返し、カバーを外すと
    そこには沢山の歯車が噛み合って、グルグルと動いている。

    しかし、その噛み合った歯車たちを分解すると
    一つ一つの歯車(単位)になり、
    その歯車は形状や大きさによって、時間の差が生まれる事になる。
    よって時間というものは確実にあるという事になる。

    だから、物自体の世界は時間があると思うけど…。
    どうでしょうか?

600×370

1701991463.png
/11KB
引用返信/返信 削除キー/
■35344 / inTopicNo.81)  Re[24]: 持病のドス???(;゚Д゚)
□投稿者/ pipit -(2023/12/08(Fri) 17:48:57)
引用返信/返信 削除キー/
■35345 / inTopicNo.82)  マジモンさんへ
□投稿者/ pipit -(2023/12/08(Fri) 18:30:54)
    No35337
    > @ 物自体に時間がないというと
    >
    > ヘーゲルの絶対精神、ニーチェの消失点、ヒュームの知覚の束を
    > 思い浮かべます。
    >
    > A 鏡の中には時間はないと思う
    >
    > 鏡をみると、そこには世界はあるが、鏡の中には時間がないと思う。
    >
    > B 時間はまるで池のよう。
    >
    > マジモンがよく『 時間はまるで池のようだ 』と言っているのは、
    > モノとモノが干渉しあっているからだと思うからです。
    >
    > 例えば、精巧な腕時計を裏返し、カバーを外すと
    > そこには沢山の歯車が噛み合って、グルグルと動いている。
    >
    > しかし、その噛み合った歯車たちを分解すると
    > 一つ一つの歯車(単位)になり、
    > その歯車は形状や大きさによって、時間の差が生まれる事になる。
    > よって時間というものは確実にあるという事になる。
    >
    > だから、物自体の世界は時間があると思うけど…。
    > どうでしょうか?<

    マジモンさん、こんばんはー

    @なんだけど、カント的には、『不可知』ゆえに関係ないものとして『無にひとしい』と言ってる可能性もあるかな?と思いました。

    例えば、寒い日に『このコートは賢い人には感じられるコートだ。』と渡されても、もし感じることができなかったら、そのコートはその人にとっては暖かさをとるためには無にひとしいでしょう?

    でもカントが言いたかったのは、現象界なら時間はある、ということかなと思いました。

    Aは、鏡は即時に反映するだけだからかな?

    Bは、干渉し合う時空間ってかんじで、おもしろく感じました。
    歯車の回転かぁ...
    ちっこいのはクルクルはやくまわりますもんね。
    昔、象の時間、ネズミの時間、みたいな本があったなぁ(読んでないけど)

    いろいろな歯車

    https://youtu.be/VTo72dJsOvc?si=zf_6BEvYJ8CuIHdp

    カント的には、歯車の働きは現象界での出来事ということになるのかなと思いました。

    書き込みありがとうです(^ ^)

引用返信/返信 削除キー/
■35366 / inTopicNo.83)  pipitさんへ(・ω・)ノ
□投稿者/ うましか -(2023/12/09(Sat) 00:07:32)
引用返信/返信 削除キー/
■35380 / inTopicNo.84)  うましかさんへ
□投稿者/ pipit -(2023/12/09(Sat) 20:32:15)
    こんばんはー(^ ^)

    No35366に返信(うましかさんの記事)
    > 買ってしまった…
    >
    > ◇ ヘルベルト・シュネーデルバッハ『現代の古典カント』
    >
    > ・http://www.michitani.com/books/ISBN978-4-89642-713-4.html
    >
    > ついでに、
    >
    > ◇ 野本和幸『カントと分析哲学』
    >
    > ・https://www.keisoshobo.co.jp/book/b636199.html

    いいなーo(^o^)o

    私はこの前買った『子どものためのカント』をまだ読めてないので、、、

    でも、数学の知識全然ないけど、数学基礎論に興味だけはあるので、野本先生の本を買ってみようかなぁ

    理解できない可能性大ですけど(^_^;)



引用返信/返信 削除キー/

<前の12件 | 次の12件>

トピック内ページ移動 / << 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 >>

[このトピックに返信]
Mode/  Pass/

TOP HELP 新着記事 ツリー表示 トピック表示 ファイル一覧 検索 過去ログ

- Child Tree -